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痙縮・拘縮 、関節可動

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人間誰しも、加齢による関節可動域の変化を避ける事は出来ない。

しかし、傷害・疾病による可動変化は年齢相応な状態に戻さなければならない。そもそもそれが我々の仕事なのである。

例えば在宅生活を送っている脳血管疾患による片麻痺者、あるいは両麻痺者数百名に関節可動検査を行ったところ、対象関節の7割、運動方向の5割、対象者一人当たり平均10.9関節、28.6運動方向に可動制限があり、しかもそれは全ての患者に認められたという。

そのような事実を踏まえたうえで、根拠に基づいた治療が出来ているであろうか? 

関節可動制限は皮膚や皮下組織、骨格筋、腱、靱帯、関節包などといった関節周囲に存在する軟部組織が原因の場合と、関節軟骨や骨と言った関節構成体そのものの原因がある。 それ以外にも神経等があるが、上記原因ですら正しく考察されていないケースが多い。

果たして徒手療法、理学療法において、たとえば各筋部位による動的張力・受動的張力の違いまで考え処置をしているのであろうか? 張力考察など、実に初歩の初歩なのであるが。

理論を何も考えず受講・丸暗記をし、考えもせず患者に治療も行う。 いやはや実に恐ろしいものだ。

ストレッチ、トレーニングにしても同じ事。 ある意味、トレーニングの方が難しかったりする。 

動くと痛い、動けるようにしたいのであれば、やはり真の治療家で無いと難しいであろう。

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