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ご近所で躊躇・葛藤

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小生の自宅正面にある、立派なお家にお住まいの年配の女性。 いつも元気で、会うと必ず声をかけてくださるのだが、最近めっきりお顔を見かける機会が少なくなった。

先日久々にお会いして立ち話をしたところ、やはり最近身体の調子が良くないとの事。 どうやら腰痛らしい。
話を聞くと、どうやらすべり症と言われて、年だからやる事もなく、薬も特になく、病院にいても仕方がないから自宅で動きなさいと言われただけだという。


あえて自らの仕事をご近所に言いまくってはいないので、当然彼女は小生の仕事もご存じでは無い。 しかしウチには彼女のような患者さんが多くやってくる。 紹介が7割、後はネットやタウン誌等を見てなのだが、やはりそれも縁だろう。

先日も触れたがQOLの向上には、やはり生活改善意識をしっかり持つ事が何よりも先決である。 しかし、すべての患者が『よし、自分を変えてやろう!』と心底思ってやっては来ない。 自分からは何もしたくないが、治してくれと、完璧完全100%受け身なのである。 全力で説明・説得・理解を図るが、小生の力不足か全員の方にご理解いただき、一定期間治療に取り組むまでに至らないケースも少なからずあるのも事実。

ご近所、知人・友人、親しい中であればある程躊躇もしてしまう。 尊敬する大先輩であればある程、厳しく患者に助言する事もある。 妙な関係があると厳しくも言えなくなるので、明敏な先生ほど地の利があるからと言って地元や近所では決して開院しない。


治す道を進むか、商売の道を進むかの違いだ。


治す事、わが生業と心に誓っていても、未だ葛藤する日々である...

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2010年03月03日 08:58に投稿されたエントリーのページです。

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