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生活を改善、体質を改善

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整形外科もそうであるが、我々のところにやって来る患者の中で、折れた切れたでやって来る患者の割合は決して高くは無い。

折れた切れたであれば切った張ったと言う通り、手術で縫うか押して叩いてになるが、大半はそんな処置で良い筈が無い症状。

例えば脳血管障害で手術をし、その後リハビリに励む。 リハビリが重要なのは皆が承知の通り。 手術が大切で無いという意味では無い。今の現症状の対処だけを行い、予後の取り組みを軽視する。 切った張ったの対処治療を求めるべきか、切れて折れていなのならそれ以外の治療を優先するべきではないのか考えもせず。

患者は痛みをすぐとる対処を求め、結果長患いをする。 我々施術側も、対処中心の方が商売がやり易い。 だから、痛みをスグとる!とか、ココで痛みが!!みたいな広告を多く見かけるのである。 どこのリハビリ病院で、“数多くの方が当院で!!”みたいな話を聞いた事があるであろうか。

身体の質を今までと変えたいのであれば、“カラダの質” を変える努力をするべき。 いわゆる“体質を改善” するのだ。 その為には今までの行動・思考・生活のパターンを変える努力を最優先にしなければならない。生活の質を変え、結果生活の質の向上、“QOLの向上”となる訳だ。 その大切な事実を、患者は受け入れず、治す側も受け止めない。

失望的な状態で、利害関係が一致するなど、いやはや小生的には嘆かざるを得ない世の中である。

折れても切れてもいない患者には、特に声を大にして言いたい。 『自分の身体は打った止めたの治療を優先するべきなのか、リハビリテーション的なケアが継続的に必要なのか』 を。

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