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私はこれで良くなりましたよ。

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当たり前で誰でもそうであろうが、なかなか自分の職業を他人に言う機会は、そう多くないだろう。

am7~pm11、休みは週1有るか無いかの生活で、常識的最小限の近所付き合いはしているが、ご近所さんは小生の仕事をもちろん知らない。

それでも向かいのお婆ちゃんが、週に何度もタクシーで整形に行っているのを見たり、自己流でジョギングをしている親子を見たりすると、ムムムっ!?と思ってみたりするが、なかなか声はかけづらい。

スポーツクラブや温泉センターなどに行ってみたりすると、そこここらで、「あっちが痛い」 「こっちが痛い」、「ここで治った」 「これでよくなった」という話がどうしてもよく耳に入ってしまう。

チラッと見てみると、全然良くはない状態にもかかわらず。

先日も当院の玄関先で、腰痛で杖をついてやって来る患者さんが年配の男性と立ち話をしていた。
迎えに来たご身内かと尋ねると、あかの他人だという。
「ワタシはこのベルトでだいぶ良くなった」と親切に声を掛けてくれたようだが、その男性も思いっきり杖をついて、うちの患者さんよりはるかに歩行障害(おそらく歩行失調)が強い。

治す身として、すごく悲しく歯がゆい事の一つに、どんなにこちらが治してあげよう、力になってあげたいと思ってみても、本人が悪くない、よくなったと思い込んでいる事があるのだ。
本人がこれではダメだ、困ったと思っていないので、協力のしようが無い。

治療なんて、そんな小さな事の積み重ねなのだと日々思う。 難しい...

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2009年11月13日 08:17に投稿されたエントリーのページです。

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