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2009年09月 アーカイブ

2009年09月01日

スポーツトレーナー・指導者の資質

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人は自分で自分の動きが認識できないと、どうなるであろうか?  

たとえば真っ暗な部屋にいきなり閉じ込められ、さあ歩け!と言われて大手大股で歩く奴がいるだろうか? 普通は小股手探りになるであろう。

テニスでも野球でもいい。 上手くなりたくてコーチ・指導者を手本に練習する。 コーチの手を見、自分の手を見。 コーチの足の動きと自分の足の動きを見比べて。 目で見て認識し、すり合せるのである。

では水泳の場合はどうだ?

自己流で泳げる奴。 本人は綺麗に大きく腕を回して泳いでいるつもりだが、大抵の場合肘は伸びきらず5割ぐらいしか掻けていない場合が多い。 
顔の前ですら水中でゴーグルで、ましてや頭の後ろなどまったく認識など出来ない。 耳も目を情報が激減した状態では、ソリャ動きは縮こまって当然なのである。


先日もこんな記事を見つけた。

「道に迷うと回る」は本当=森や砂漠、目隠し実験で確認-独研究所
(http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009082900164)

 道に迷うと、同じ所をぐるぐる回ると昔から言い伝えられるが、ドイツのマックスプランク研究所の研究チームがこのことを実験で確認し、29日までに米科学誌カレント・バイオロジー電子版に発表した。目隠しをされた状態でも、最大20メートル程度は真っすぐ歩けるが、距離が長くなるにつれて曲がり、円を描いてしまう可能性が高かった。
 これは、左右の脚の長さの微妙な違いが原因ではなく、太陽や月、山などの手掛かりがないと、方向や身体バランスの感覚のずれを修正できず、ずれが次第に大きくなってしまうためと考えられるという。
 実験は、6人にドイツの暗い、平たんな森の中を数時間歩いてもらうほか、3人にサハラ砂漠を歩いてもらい、全地球測位システム(GPS)でコースを記録。さらに、15人に目隠しした状態で平らな場所を50分間歩いてもらった。
 その結果、太陽が見えない曇った日に森を歩いた4人が円を描き、月が見えない夜に砂漠を歩いた1人は途中でUターンして逆戻りした。目隠しをした15人のうち、一定の方向に歩くことができたのは3人だけで、12人が何回もぐるぐると回った。円の直径は最も小さい場合、わずか20メートル程度だった。
(時事ドットコムより)


人間の習性なのか何なのか、まっすぐ進むのは容易ではないのだ。 これはスポーツに限らず脳血管障害等の勉強をすれば当たり前に学ぶ事。  その事実を正しく理解して上で、出来ない人に対して指導・治療が初めて出来る。 名選手が名コーチでもなく、習うより慣れろでもなく、人の五感・心理を正しく理解して指導に当たらなければダメなのだ。

果たしてそのような指導者・治療家がどれだけいるのかは疑問である...

2009年09月02日

選挙への関心度

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先日の選挙、今迄には無い結果に期待と不安を抱いている人も少なくないだろう。

小生は横浜市在住なので、市長選挙も重なり市民の関心度は高かったようだ。

当施設の真正面に川崎市役所の出張所のような(正確には連絡所)施設があり、選挙の折には毎回投票所として使われる。 十数年もその様子を真正面で見ていると、その都度その選挙への関心度がおおよそ判るのが面白い。

今回はと言うと、天気が悪くなってくると予報があったせいもあるのか、10時を過ぎた辺りから施設を取り囲むように人の列が出来た。 こんな事は小生が確認しているうちでは初めての出来事であり、それだけ今回の選挙に対する関心が高かった事を表している。

何につけ、政治は政治家が変えるのではなく、我々が変えるのだ。その我々一人一人が意識を変え、人を変え、世の中を良くしていく気持ちを強く抱かなければ何も変わらない。

税金や高速道路代が安いとかそんな表面的な事ではなく、本質的に住みよい世の中を作っていく意識が何よりも必要なのだと日々強く思う。

2009年09月03日

富士登山にトップテン

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先頃、某海外大手スポーツグラスメーカーから調光レンズタイプのサングラスが販売された。

実はその会社にとても仲のいい友人が長年務めている。 紫外線の量によってレンズカラーの濃度が変わり、天候変化毎にレンズを変えなくて便利だぐらいしか知識が無かったのだが、その彼に調光レンズについて詳しく聞いたところ、今まで全く知らなかった特徴・性質があった事に驚いてしまった。 まぁ世の中良い事ばかりでは無いと言うオチなのだが、詳しくは後日アップしてみたいと思う。

今回は当院でも紹介しているエネルギードリンク“トップテン”について触れる。

この商品、小生が前職時代、もうかれこれ20年近く前の話になるが、輸入元である佐藤製薬さんと一緒にセールスプロモーションをやっていたのだ。 100%ドーピングフリーなきわめてナチュラルなこの商品、ロードレース(自転車競技)を中心にヨーロッパでは昔から絶大な支持のある商品である。

Jリーグも立ちあがって間もない当時、某チームにサンプル提供したところあまりいい意見を聞く事が出来なかった。 小生も当時まだ若く、その理由がうまく理解できなかった。  
現在に至るまで、何百・何千と言うトップテン愛飲者の意見を聞いてきたが、マイナスにとらえる人に特定のパターンがある事に気が付いた。

そもそもスポーツドリンクと、清涼飲料の違いは何であるか? 機能性特徴のより強い商品がスポーツドリンク、スポーツフードである。 上手くて爽やか、のど越しスッキリを重要視では清涼飲料なのだ。
薬では無いのだから不味くても飲め!とまでは言わんが、何をどれだけ重要視するのかと言う意識のあるユーザーでなければ、マーケットグラフの極めて外側なスポーツ選手であると言う事なのだ。

機能性より、旨い不味いの意見が真っ先に口をついて出てきてしまうようなユーザーであっても、某製菓メーカーがだしている“V-ム”なんていう、決して美味しくは無いアミノ酸飲料を頑張って飲み続け、今では美味しそうに飲んでいたりする。   う~ん、薄っぺらい...

先月、患者と総勢17名で行った富士登山。 もちろんそれにもトップテンを持って行った。 小まめに取らねばならぬ休息ではあるのだが、当然時間は限られる。 その10~15分で回復させる為には何を摂取したら良いのか? トップテンはソコが優れている。

グルコース・マルトース・デキストリンという、性質の異なる3つの糖質のバランスが絶妙なのだ。 1~2分から吸収の始まる即効性のあるグルコース、8~15分と遅れて吸収させる他成分。 それらの特徴を濃度や摂取の量・タイミングをユーザーがシーンに合わせて工夫する事により、更に最大効果を発揮する事が出来る商品なのだ。

極一点の特徴を誇大表現したメーカーの内容を鵜呑みしかできないユーザー。 頭のいいユーザーこそ、是非トップテンを使ってみて欲しい。

2009年09月04日

Photochromic(調光)レンズ

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昨日の日記冒頭でふれた“Photochromic(調光)レンズ”について書いてみる。

「紫外線量」「温度」によってレンズ表面のカラーが自動で変化するレンズのことを「調光レンズ」と呼び、紫外線を浴びることで濃度が濃くなり、紫外線を遮断することで濃度が薄くなる仕組みになっている。 変化所要時間はおおよそ1~2分程度とのこと。

通常、調光レンズは紫外線の量が多く、気温の低い屋外において、濃度がより濃くなる。冬のスキー場や標高の高い山に登ったときなどがこれに一番該当する。

また、ドライブ用にということで検討されるのであれば、最近の車のガラスは紫外線カットされているものが多く、運転中の眩しさよけとしては物足りなさを感じるかもしれない。

更に夏の浜辺では紫外線の照射は多くても気温が高くなり、ものすごく濃いという状態にはなりにくいのである。 そう、高温下では色が変わりにくいのだ。


さてここで更に詳しく調光レンズの製品特性を挙げてみよう。

まず変化するチカラの寿命。 浴びた紫外線の量によって効力の持続年数が変わるので、使わないときにはきちんと管理することも必要。 紫外線が当たらないようにケースに入れての保管を推奨。 使用頻度によるものなので、経年劣化的なものと考えれば仕方が無い。

更に猛暑など気温がとても高い場合、レンズが熱を持つことで漂白作用が働いてカラーが変化しないことがある。
逆に気温が低すぎるのに紫外線が多い時にもレンズカラーが濃くなる事もある。冬場のスキーやスノボではその特性をよく理解しての仕様が必須。

UVカットされたガラス張りの室内や車の中、トンネルの中などでもカラーは変化しないそうだ。

以上の注意点をふまえて使用すれば、調光レンズのスバラシイ機能を有効的に活用し効能を満喫できるでのである。 特にこれからの季節、春や秋、スポーツに最適な気候では競技時間の長いエンデュランススポーツでその特性を最大限に発揮するであろう。

あとはメーカーのうたい文句や上っ面な知識・情報だけの頭デッカチではなく、自分の使用シーンを自分自身が正しく理解するだけである。

ちなみに小生も前職時代に数メーカーのスポーツグラス取り扱い経験もあるので、是非相談してみて欲しい。

2009年09月05日

最新手術・技術・トレーニング

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最新の技術やトレーニングが好きでは無い。

正確には、そう言う物にすぐ飛びつく奴が嫌いだ。

別に興味が全く無い訳では無いのだが、さもソレが救世主ダばかりのように飛びつく輩が好きでは無いのだ。

最新の理論なんて言っても、その多くがもともと存在していたものであり、それに気付かずにいたものをたまたま気が付いたと言うだけの話。

理論への興味より、なぜそれが今まで気が付かなかったんだろうと言う事への気持ちの方が大きい。

最新はその臨床の少なさに、多少なりとも必ずリスクを含んでいる。

内視鏡も当初はそう。 放射線治療のリニアックなんかもそう。 新薬なんかもっとそう。

いまだに患者から質問や相談が多い視力矯正手術(レーシック等)はかなり。
近くは見えるけど遠くが見えにくいから手術。 遠くにピントを合わせる。 すると今まで難なく見えていた近くの物が、より近くを見ようと努力をするようになる。 生活習慣・職種によっては当然目が疲れるようになる。 当たり前だ。
 
メガネやコンタクトを出来ない理由、例えば顕微鏡をのぞく仕事や、目の問題でコンタクトが出来ないとかがあるならわかる。 眼鏡がめんどくさいからとか、見てくれの為に手術をすること自体疑問だ。


最新手術、技術が良いとか悪いとか、そういう次元での考えそのものが低次元であり、自分は何の為に最新技術に飛びつこうとしているのかを、今一度考える事が重要なのだ。 
だが最新の技術をうたう人間は、その臨床を積みたい・やりたいから、悪い事は言わないし書かない。 そりゃ良い事しか言わない。

名医名医って、ホントの名医は自分で自分の事名医って言わないし、言われるの嫌がるもんだ。 ホンモノであればある程。  それと同じ。

何度も書くが、最新の技術そのものが悪い訳では無い。 それを受ける・施す側の内面の問題。
シンプルな事だが、改めて書いてみる。

2009年09月06日

兄弟姉妹型研究?!

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ぺらぺらっと今日のニュースを見ていたら、今日9月6日は“妹の日”と言う事らしい。

現代に活躍する女性の多くが妹であることを発見した「兄弟型姉妹型」研究の第一人者で漫画家の故畑田国男氏が提唱し、氏が代表を務めていた「妹の日」実行委員会が1991(平成3)年に制定。

妹の可憐さを象徴する乙女座(8月23日~9月23日)の中間の日の前日にその日を設定した。昨今の「萌え」ブームにあやかってできた記念日かと思いきや、意外と前からあるんですわ。

毎年、その年に活躍した「妹」だけを対象とした「日本妹大賞」を授与しており、これまでに有森裕子、岩崎恭子、きんさんぎんさんの妹である蟹江ぎん?さんなどが受賞しているとの事だ。

アキバの「萌え~」な妹キャラだけが世間で優遇されているようだが、安心してくれたまえ世の紳士淑女の諸君、ちゃ~んと姉の日(12月6日)や いい兄さんの日(11月23日)もあるのだから!

(あっ、弟の日がね~や (笑) )

2009年09月08日

腰痛とか整体とか

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休診日の昨日、知人に腰痛について色々質問された。

自動車関係の店で働くのその知人、自分のお客さんに腰痛で悩む人が多いらしい。

病院に行っても治らないと嘆く人が多いのは何故かと訪ねてきた。

うんぬんかんぬん理由はあるが、原因も対処法も様々まちまち。

まぁそれだけ個々色々なケースがある訳です。 それを引っぱったり電気をかけたり、やみくもに若造に揉ませたり、全員に毎回同じ治療している事に患者も治す側も疑問を持たないから、治らないと嘆く人が多いと説明したら妙に納得していた。
ウチは物理療法の干渉波(電気の治療ネ)ですら、ほぼ毎回プログラム等パターンを変えていくのに。

治す気が無いのなら仕方が無いが、治したい気持ちの分だけ、納得して落とし込むポイントを強く持てば必ず治ると思います。 是非納得するまでご相談下さい。

2009年09月09日

スポーツって健康のためだよね?!

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’090909で9月9日でキューキューの語呂合せから今日は“救急の日”
救急医療の大切さを理解してもらうために設けられた日。1982年(昭和57年)に厚生省が制定したもので、救急処置の講習会などが開かれるそうです。
NHKで放映している“プロフェッショナル”と言う番組、昨晩はドクターヘリという回だったのだが、一般人の想像をはるかに超える壮絶な現場だった。 一時期、医師になろうと、自分の人生の全てを組み立て直そうとした事があったが、興味や憧れ、情熱だけでは無い、それらを遥かに超える何かの存在が無ければ無理だと判断した。 まぁ、そもそもアタマがそれについて行かなかっただろうが。

昨日シフトに入っていたバイトちゃんの女の子、大学の副専攻でスポーツ情報関係を学んでいるらしく、この夏も忙しく日本のあちらこちらを飛び回っている。
今回も沢山のスポーツの現場を見聞きし、話を聞いていても明らかに夏前と現在とでは考えが変わりつつあるよ。 特に“上手くなる為”から、“勝つ為”にスポーツの目的が変わって気しまう事に疑問も持ち始めたようだ。

当たり前だが、当たり前ではないと考えられるかどうかで、これからの自分の人生においてのスポーツの存在が大きく変わって来るのだ。

若いうちはいろんな事を見て、聞いて、考えるべき。 良い事も悪い事もたくさん経験し、闘った分だけ前に進める。 
背伸びをし過ぎず、だからと言って怠け過ぎず、自分の身の丈で闘っていく。 最新が最前線のすべてでは無く、もっともっと大切な事がある事に改めて気がつかされた昨日であった。

2009年09月10日

激ウマらーめん店情報!!

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ブログにも度々登場する大の仲良し激ウマラーメン店 “jun-pey ra-men”

待望の2号店が、相模原市淵野辺駅前に9/12遂にオープン!!

店長・スタッフ全員男気溢れる気合い一発!最高の一杯を提供してくれマス!!

是非是非行ってみちゃって下さい! 

〒229-0033 神奈川県相模原市鹿沼台1-2-14
042-707-0455
am11:00~pm10:00

2009年09月11日

膝が痛い、正座が出来ない

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この一年、膝が痛い、正座が出来ないと言ってやって来る患者が増えた。
やはり現代病なのでしょうか?

開院した当時はマッサージや整体、カイロプラクティック的な手技療法が主体でしたが、より積極的に動く・動かせるようにと考えていき、現在ではOT・PT的な治療プラス、積極的な運動療法を組み合わせた施術プログラムを提案しています。

その結果、屋号も変え、180度施設方針を変えたこの一年半、私の記憶では正坐・階段の上り下りが改善しなかった患者さんは皆無であると認識しています。

ただやはりリハビリテーションには、受け身ではなくある程度の患者さんの努力も必要です。 その努力の量によって治る期間や程度は大きく左右されるのも事実です。

お時間が無いようでしたらショートプログラムを、金額的な問題ならウチでは¥600-からも提案できます。

出来る事は必ずありますから、是非ご相談を。

2009年09月12日

ツライ肩こりほど治りますヨ!

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肩が凝って凝ってどうしょうも無くなって、どこにいきますか?

普通はマッサージですよね。 私も行きます。

こんな商売してたって、そりゃ肩ぐらい凝ります。 

ただ、問題はどれだけ凝っていて、どれだけ辛いかということ。

私の場合、正直つらくはありません。 揉んでほしいと思って揉んでもらいに行きます。
だから揉んでくれるところに行きます。

ものすご~くつらい肩こり。 たとえば頭痛がするとか吐き気がするとか。

ですがどれだけつらいかなんて、他人と比べようがありません。 だから本人が自分で決めなければなりません。

揉んでくれるとこに行くのか、治してくれるところに行くのか?!

どんなにトレーニングをしても筋肉痛にならないとか、筋肉が疲れないなんて事はありません。

疲れたらケア、辛かったら治療。 辛いと思う人は治してくれる所を探して下さい。 揉んでくれる所を探しているうちは、決して治らないのですから。

ウチは自信を持ってしっかり両方ご提案できます。 お気軽にご相談を!!

2009年09月13日

内側・外側、前十字・後十字靱帯損傷

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今年前半を振り返ってみると、膝の靭帯を損傷・断裂してやって来る患者が例年より多いようだ。

断裂はもちろん術後の患者だが、直後より半年・一年経った現在の方が悪いと言ってやって来る。

筋力強化のリハビリはそれなりにやっているのだが、それ以外のメニューが全くなされていない。そもそも提示すらされていないようだ。 レッグエクステンションのような単純トレーニングを、期間設定無しに指導するようなところに行ってないけないのだ。

歩く分には平気だが、走ると痛い。 更に支えられるように強化するのでは無く、更に動けるように筋力・関節包内等へとアプローチを変えるのである。 それと同時に他部位との連携を考えたコーディネーショントレーニングもリハビリメニューに組み入れる。

簡単な事ではあるのだが、実際は患者がクリニックでそこまでやってもらえる事は、皆無なのが現状である。

何となく治すのでは無く、早期から先を見据えたケアを提案するのが我々の仕事。 明日より今日の方が間に合うのですから、あきらめずにご相談下さい。

2009年09月15日

ぎっくり腰で整形外科や整体院に求めるもの

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予想通り例年通り、毎日のようにぎっくり腰の患者さんがやって来ます。

当たり前なのだが皆、治して欲しくてやって来るのだが、その“治して欲しい”の“治して”の部分が皆違うのである。

それは今すぐ治ったら良いには決まっているが、ただやみくもに今すぐ今だけ治してくれと言って来る患者もいれば、何度も繰り返しているのでしっかり治したいと言う患者さんもいる。

痛みについても強さや場所だけではなく、どういう時に一番不具合・不都合を感じているのか。 
長時間座っているのを治して欲しい人もいれば、立ち上がり時等、動作の初めでグキッと痛いの何とかして欲しい人もいる。

患者各々痛い・治すが皆違い、自分で自分自身の痛い・治すに気が付かず考えずやってく患者がほとんどなのである。

まず患者は何を求めてやって来るのかを正しく理解し、痛みを止める治療優先なのか、動ける事を優先とした治療を行うのか。 
理論や検査ですべてが治るのであれば、ぎっくり腰は世の中から激減する事だろう。

知識・技術・理論では無い、他にもっと大切なものがある事に、患者も治す側も気が付かなければならない。

我々の目標は、全ての患者さんが毎回笑顔で帰っていかれる事なのだから。

2009年09月16日

打撲・捻挫に肉離れでガンバレ!

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今日は朝から捻挫の日。

なんだかスパーのキャッチコピーみたいですが、重なる時は重なるもんですよ。

昨日はぎっくり腰の日だったりしますし。

捻挫や肉離れの患者さんが決まって言う言葉が、『明日、〇〇なんですが大丈夫でしょうか?!』

多分ダメでしょう...

ですが、行きたいからやりたいからウチへ来ているのでしょうし、そう出来るようにするのが我々の仕事。

たとえそれがサッカーであれ野球であれ旅行であれ、過去に一度もダメだといった事が無い。

後は本人の判断。 「コッチも頑張って治しているんだから、アンタもがんばれ。 それが出来ないのであれば、この契約は成立しない!」 とキッパリ言う。

もちろん歩いてスタスタ帰れるようにする。

明日のゴルフは大丈夫ですのでご安心あれ。

2009年09月17日

乾癬性関節炎とリウマチ性関節炎

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昨日捻挫の話を書いたばかりであるが、話していると患者はやって来るもの。
足関節の腫れが早速2名。

単なる捻挫なら毎日何名もいるのだが、今回は少々異なる。

何故、過去数件の病院で見過ごされてきたのか判らないが、明らかに“乾癬性関節炎”であった。 

例え患者が捻ったと話していても、患者以上の知識・目線で治療するのが仕事。 カルテや問診で知りえる情報が全てではない。 だからといってレントゲンやMRIの画像診断が全てというのは論外。 耳や目からの情報だけでは無く、頭を使って診察をするのだが、知らない事は判らないと、考える事を放棄する治療家が最近は多い事に嘆く。

痛風やリウマチのような一般的に知られているもの以外にも、多くの関節炎がある。
捻挫で腫れてるで片付ける前に、多くの可能性を持って診察に当たらねばならない。

マッサージや電気で毎日通院なんてナンセンスと言う事に、多くの直す側・治される側が気が付く事を望む。

2009年09月18日

治す為に必要な人格

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以前、ウチにも患者としてケアで来院しているある男性医師との会話の中で、患者についてとても共感できる話があった。

“自分の身体と正しく向き合えない患者は治らない”

小生もスポーツ選手以外の一般患者を対象にこの地に開院して僅か13、14年ではあるが、治らないいであろう患者は初めの電話でほぼ完璧に判る。

詳しく書いてしまうと毒付く事になるので自粛するが、ただひとつはっきり言える事は“明らかに他の大多数の人と違う”と言う事だ。 
多くの場合、本人もその事に気が付いているようなのだが治せないのだ。

精神科・心療内科では無いので、その思考・言動を治す事までは、流石に受け止める事はウチでは出来ない。 それでも残力を尽くして応対をするが、小生の努力不足かその多くが良い結果を残す事が出来ずに終わる。  ただただ残念である。

同様な事例に取り組んでいる、ヨーロッパの慢性疼痛疾患専門クリニックに勤めるある医師の講義を聞いた事がある。 患者・医師双方が、治す為の努力を放棄した場合、治癒の可能性はそこで終わる。

治す側が決して投げ出してはいけない。 どんな痛みでも最後まで責任をもって受け止めていきたいと思う。

2009年09月19日

シルバーウィークもちょっとお得

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もうすでにこんなにしょっちゅう連休があると、何が嬉しいんだか、めでたいんだか訳判りませんが、今日からシルバーウィークです!

サスガに祭日は暇なので、月・火は休みますが、23日(水)秋分の日はバリバリ営業シテイマス!!

て事で、シルバーウィーク中の明日19日(土)・20日(日)・23日(水)の3日間に、疼痛外来でも物理療法科でも、リフレでもビタミンオイルでも、ラボ利用以外でもスタンプ押させて頂きマス!  あ~んど、更にびっくり来院者全員お得企画もアリアリです。(笑)

来院時をお楽しみに~~

2009年09月20日

交通事故後遺症と保険治療

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昨日久方ぶりにやって来た患者さんがいた。 話を聞くとちょうど来なくなった半年前に交通事故に遭い、整形外科に通院していたらしい。 示談になり、まだ辛いと言ってやって来た。

実は当院、過去殆ど全ての損害保険会社を相手に保険治療をした事がある。 現在通院中の方もいる。

ここでひとつ、保険治療について考えてみよう。 そもそもここで言う保険治療とは、我々が一般で言う“保険”とは異なるもの。 風邪をひいて内科に行く。 これは国民健康保険であったり、社会保険であったりする。 交通事故は損害保険会社が支払う場合が多く、それは一民間企業である損害保険会社が社内的に決めたルールであり、払う払わないはその会社が、担当者が判断するに過ぎない。

本来辛く、苦しんでいる人を助けるのが保険であるのだが、出来る事なら支払いは最小限にしたいのが企業の摂理である。 そもそも出来るだけ金を取ろうともくろむ輩も数多くいるのが現実であるし。

損害保険会社担当者から電話がある場合、何の為に電話をしてきたのかと尋ねる。

“病院では無いですね、ハイさようならなのか、治してあげる事は出来ますか?なのか” と。

以前、医師である既存患者が事故に遭った時など、上記の話などする事も無くスルーで、宜しくお願いしますで話は済んだ。

やみ雲にダラダラ治療したって此方の評判を下げるだけだし、そもそも生命の危機を伴う大事故出ない限り、交通事故後遺症のその殆どが適切な治療・予後を過さなかったせいにある。 良くもならないのに毎日病院で牽引したり、動きも働きもせず筋力低下を自ら引き起こす。 その証拠に、交通事故後遺症だとやって来るその殆どが加害者では無く、被害者なのだ。

外科的処置が必要なほどでは無い場合、10回前後、3ヵ月程度あれば十分である。 

治す側も患者側も、金の為に治療を行わない世の中が来る事を願う。

2009年09月23日

治療・理容・美容・医療適正対価

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昨日一昨日と連休を頂きました。

もうそろそろ年なんで月6は休みが欲しいですが、無理ですネェ~。
よくて5、やっぱり4が普通です。
週一の休みも、その殆どが仕事の用事で終わってしまいます。 一日丸々プライベートに使えるのは1ヶ月に1回、2ヶ月に1回ですね。

さてソコで問題になるのがプライベートでの優先順位。 趣味が仕事を上回るなんて問題外ですが、限られた時間で個人的な事を何から手をつけるかを休日前夜から考えます。

その時々で優先上位は変わりますが、逆に常に後回しになる事。 それが小生的には“散髪”なんです。

別に嫌いな訳ではないのですが、如何せん時間がとられる。 カットに2時間なんて、もうどうにもこうにも。

4、5年前からあるショッピングセンター内にある“10分¥1000-カット”なんてトコに行ってます。 恐る恐る初めて行ったら、満更ではなく中々。 2回目訪問時にカットのお兄さんが、『ウチのチェーンでも駅前は理容師、ショッピングセンターは女性も来るから美容師。だから床屋みたいに切ってくれと言われても逆に出来ないんです』と言っていた。

最近ではそのショッピングセンターに行く時間も取れず、ほぼ半年ノンカット状態。 伸ばしているんじゃなく、伸びちゃったんデス。(笑)

前置きは長くなりましたが、この連休でどうしても邪魔で切りたくて、やっとの事で出先で切ってきました。 久々フツーの美容院です。

当たり前ですが、10分カットはシャンプー・ブローはもちろんありません。 不満は無かったのですが、改めて普通の美容院でカット前後のシャンプーを久々受けると、自分の洗髪とは全く違うプロの技。それは極上であると言う事に気が付かされます。 もちろんカットも、こんなに丁寧に切るものだったのだと気が付きます。

安近短も捉え方です。 安いから行くのではなく、短いから行っていたのですが、いつの間にか¥1000-以上は高いと、自分自身の中で理由が摩り替わってきてしまっていました。

月に1回1~2時間、¥4000-ぐらいはゆとりを作れるぐらい頑張って日々働かねばと、またそう思わせる技術こそ本物であり、それこそが正当な対価だと考えさせられた久々美容院でありました。


2009年09月24日

ぎっくり腰を一回で治す!!

予想通り予言どおり、例年通りやはり毎日来ますねぎっくり腰。

何故毎年決まってこの時期多いのかは、過去ブログに何度も書いていますので疑問に思っている方は是非読んでみて下さい。

一言でぎっくり腰と言っても幾つかのパターンがありますが、一般的なぎっくり腰は大抵一回の治療で大幅に改善されます。 

それが仕事なので凄くも何とも無いのですが、問題は一回で治る人と治らない人との差。

数回前のブログにも書きましたが、やはり “治したい” と言う気持ちの差、優先順位の差。

皆それぞれ事情はあるのですが、その差が治癒の差、何度も繰り返すか繰り返さないかの差なのです。

初診はその理由・問題点について沢山の時間を割き、問診・カウンセリングを行います。

すぐ治る人は「あ~なるほど」と言う顔をされ、口を尖らせ、終始斜に構えて「だってだって」と考えながら話を聞いているのが、手に取るように判る人はやはり治らず、すぐ来なくなります。 非常に残念であり、力不足を反省します。

問題は骨・肉・身体にあるぎっくり腰の人に会った事がありません。 それがたとえレントゲンやMRI所見で問題があったとしても。 そう言う病院や接骨院で治らない人が来るのがウチの施設なのです。

最近ヨーロッパでは、何所へ行ってもなかなか良くならない慢性疼痛疾患の患者を、専門に受け止める施設が出来始めているようです。 しかしそれらをどこまで受けとめるかの線引きは難しいのですが、どんな症状であれ全ての慢性疼痛患者に言える事は、間違えた知識が治癒を妨げていると言う事だそうです。

間違えた知識は正しい知識で治す。 それが技術や知識で治らない人に一番大切な事治療なのだと考えます。


2009年09月25日

継続的な支援10円カレーチャリティー

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今日9月25日は日比谷「松本楼」の37回を数える恒例の“10円カレーチャリティー”の日。

先日、某テレビ局が行っている“○○時間テレビ”と言うチャリティー番組で、当初から出演者に高額なギャラが実は発生したと言うニュースが世間を騒がせた。 
海外のチャリティーテレビ番組では、出演者もノーギャラで完璧チャリティーが常識らしいではないか。 我々も当たり前のように日本でも出演者もチャリティーだと思いこんで、今まで番組を見ていた。 

良いか悪いか賛否はあるであろうが、30名のスタッフが1週間がかりでカレーを仕込む10円カレーチャリティーを1973年から毎年継続して実施し、お客様からの募金と日比谷松本楼からの寄付金を合わせてユニセフに寄付しているのである。

これは簡単そうで難しく、なかなか出来る事では無い。

『お客様と日比谷松本楼のあたたかい気持ちがひとつになっての寄付、継続的な支援は、ユニセフにとって大きな支えになります。』 とユニセフのホームページにコメントがある。 まさしくその通りだ。

全員の気持ちが一つになって初めて、“ボランティア” と言うのが成り立つのではないだろうか? 

そんな大切な気持ちを、これからも自分達の出来る範囲で日々伝えていき、実践していきたいと思う。

2009年09月26日

選手がチームを去る覚悟

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どのスポーツもこのシーズンともなると来年の話題が出てくる。

選手個人はその成績、チームはその経営状態によって来季の去就が決せられる。

一般社会であれ、岐路の無い人生なんて存在しない。 

より良い人生を得る為、ギリギリまでその分岐点での決断と戦う事だろう。

選手としてスポーツ人として、いや人間として決断より大切なのは、 “決断後の自分の覚悟” である。

これまで戦った自分を評価し、これから始まる新たな人生の戦いに全力を傾ける。 間違っても過去の人生や物事・人達につばを吐くような事は決してしてはならないのだ。 成り行きや自分勝手な振る舞いで、戦いもせずして捨て台詞だけ一人前に吐ける人間は今後も誰も評価しない。

だがそのような選手を過去何十人も見てきた。

先日も草野球を趣味とするある男性患者が、その自分が束ねるチームについて話をしてきた。 要はチーム内の人間関係でもめていると。 原因はたった一人、上記のような奴がいるそうだ。 後から勝手に入ってきて、ダメチームだから辞めると。 辞めると言ったくせに試合に出せと、滅茶苦茶らしい。
だがその彼はどんなに罵声・捨て台詞を浴びせられても相手にせず、悪者にされていても勝手に言わせているそうだ。 言い返せば他のチーム員まで不愉快な気持ちになるからだと。

人数が足りなければ俺が行くからいつでも声をかけてくれと言ってしまった。(大丈夫かなぁ...)

プロ、アマ、スポーツであれ何であれ、前向きに頑張ってこそ人生に意味がある。

痛み治癒、競技成績向上を真剣に考える人に、これからも全力を尽くしていきたい。

2009年09月27日

腰痛ぎっくり腰以上に足膝捻挫

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忙しいっス! て言うより戻ったって感じ。

人数より、内容。 人数が減って暇、増えて忙しいという実感より、やって来る患者さんの症状的な問題が手間に直結します。

ウチは元々、整形外科や接骨院で治らないと言ってやって来る患者が殆ど。

それが最近、チト少ないなぁ~っと思っていたら一気に来ました。 

ヘルニアとかなんチャラとか適当な病名つけられ、引っ張って電気で何となく良くなっちゃう腰痛はもちろん来ない。 最近は同業も厳しいのか、サービス保険マッサージをするところが多く、以前より軽度の腰痛患者が来なくなったのは、良い事なのか悪い事なのか?! まぁ、小生的には治す側のプライドの方が気になりますが。(笑)

ごまかしが効かなくなってやって来る腰痛患者はいますが、サービスマッサージでごまかせない関節痛患者の数が特に現実的に増えました。

捻っても打撲もしていないのに、捻挫だぐらい言われてバンバン腫れてやって来る患者も、今月何名いた事か。

患者も治す側も決めつけない!!

これさえできればお互い取りこぼしゼロなのです。

今月ここまで完璧。 さ~て今月もあと残りあと僅か。 製造業ではありませんが、“ゼロ運動実施中” でガンバリます!

2009年09月29日

山登りで有酸素運動

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登山は良い有酸素運動であるといいます。

先月は患者さん17名と富士山に登ってきました。 来月は訳あって伊勢原方面にゆっくり2日かけて行ってきます。 昨日はその下見へ。

子供の頃遠足で行った以来、行った事の無い山をウン十年ぶりに登りましたが、いやはやかなりバカにしておりました。

ゆうに3~4時間はかかるではありませんか!? 階段はあるわ、急斜面はあるわ、手を使わねば登れぬ岩はあるわ。  当り前ですよね、登山ですから。(笑)

丸々一日5、6時間歩き通す事なんて普段はなかなかありませんから、ホント良い運動です。
まぁ、もっぱらその後のめしやビールが旨い事と言ったら何やらで、基本帳消しなんですが。

開院以来患者さん連れての恒例ウォーキングイベントが、今年は登山までアップグレードしてしまいましたが、お金のやり取りだけでは無い、みんながハッピーになれるような企画・お付き合いをこれからも提案していきたいと思います。 宜しくお願いします。

2009年09月30日

ケアをしなさ過ぎるスポーツ選手

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トップシーズンともなると、昔も今も変わらずケアをしなさ過ぎるスポーツ選手があまりにも多い事に嘆く。

週に一回のマッサージをケアだと思ってみたり、ウェイトトレーニングやストレッチをケアだと思っているスポーツ選手・スポーツ愛好家が殆ど。

医療的・心理的援助を含むサービスが “Care(ケア)” なのだが、上記意識の中に前記二点はほとんど含まれてはいない。 

ではスポーツケアとは何であろうか?!

それはスポーツ選手であれ一般の人であれ、これからの人生の方向性を考え、心身ともに健康である為の提案をし、それらを受け止める事こそが “Care(ケア)” なのである。

やってもらい事をやってもらう、やれる事だけをやるだけでは “Care(ケア)” になっていないのだ。

最低限の資格・知識は必要であるが、資格・知識で治るのであれば皆医者病院で問題は解決している。 問題が解決せずに悩んでいるの者であればあるほど、 “Care(ケア)” というものに、本当に必要な事は何であるのかを今一度考えるべきなのである。

まぁ、そもそもマッサージすらしない輩も多いのが現状であるから、小生のような考えが日本で普及するのはまだまだ先であろう...

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