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自慢より憂い

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この一年半で世の中の変化、やって来る患者が求めるモノの変化を多く感じる。

時代の流れは速い。 流行りモノに乗ると言う意味では無く、どう時代について行くか。

20、30年前は、カラダの歪みが全身のバランスがと言って、バキバキボキボキ治療するだけで商売が成り立った。

この10年はダイエットだ、美容だ、リラクゼーションだとうたっていかないと、商売が成り立たないと理解しているところが多くなった。

最近は更に急激に状況が変化している。 おそらくそれはTV等で “行列のできる、うんちゃらかんちゃら...” や、ネット等での情報が独り歩きしているせいもあるのではと考える。

以前も何度か書いた事があるが、我々同業種の広告に 『○○在住Aさん56歳、××で来院...』 みたいに書いてある奴、アリャいかんよ。 

昔から諸先輩達は、

「あんな広告打つのは、腕の無いオバサン先生が情に訴えて書く広告ダ! 全員治して当たり前なのにイチイチ書くな!!」 

と言っていたっけナ。

まぁ、そう言うのに惹かれる気も判らんではないが、読み手も書き手も質が低すぎる。

小生は性格的に、治った事より、治らなかった事をどうしても書きたくなる。

先日も何週間も足首が痛く、腫れていると言って、紹介でとある患者がやってきた。

明らかにウチの境界領域を超えた症状。

だがこの近所では無いが、ある総合病院で内科でも-、整形でも-と言われ、シップで誤魔化されていると言ってやって来た。

代謝性疾患の可能性を疑い、早急にセカンドオピニオンを勧めた。 残念ながら重篤で嫌な予想が的中してしまったのだが、自分の無力さに悩む。 

占い師なら当たった事を自慢し、満足するが、我々は占い師では無い。

症状を言い当てたところで、解決では無い。 そこから先の事を、 “患者の目線” で考える。

知識や技術を振りかざしての治療なんぞは、根本的な解決は生まない。

常に憂いを抱き、後悔のない前進を志す。

それしかないのだから。 

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