
リハビリテーションと言う言葉をよく使うが、どうも昔からシックリ来ない。
辞書を引いてみると、 “障害者や事故・疾病で後遺症が残った者などを対象とし、身体的・心理的・職業的・社会的に最大限にその能力を回復させるために行う訓練・療法や援助、社会復帰。” とある。
ナンか凄く悪そう...
しかも気持ち的にも病んでいそうなイメージ。
まぁ、ハッピーは気分でリハビリに挑む患者はいないだろうが、せめて前向きな気持ちを持ってもらわねば良い結果もなかなか付いては来ない。
ではどうすれば希望を持って、前向きにリハビリテーションに挑めるのだろうか?
たとえば脳血管障害のやって来る患者さん。 その多くが 『私は思うように腕に力が入らない』 と言う。
いや実際は力が入りすぎているのである。 だから肘・手首・指が曲がり、膝は大腿に力が入り膝がピンと伸びきってしまうのだ。 たとえばウチではその状態をバイオフィードバック装置などを使って、筋萎縮している状態を教えるのである。 そして脳・目・筋を連動させ、その場で萎縮を解除できる事を自覚させてあげるのである。
バイオフィードバック装置が良いとか効果が有る無いという問題ではなく、患者に新たな希望を与える為の努力を、常に我々がしているかどうかなのである。
最初にも触れた “身体的・心理的・職業的・社会的” な部分を統合して治療を考える。 机上の理論で得られる幸せなんて無いのだから。
