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保険がきく、きかない

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同じタイトルで過去何度も書いたが、非常に重要な話。

スタッフや後輩たちに、“常に自分の頭に浮かんだ答えと全く違う事を思い浮かべろ” と言う。

今の状況、状態、現状、症状を良い方に変えたいのであればと。 今が間違っているのではというところから始めろと。

学生の頃、自分も含め友人知人たちが痛い・悪いと医者にかかっているにもかかわらずなかなか良くならない事に疑問をもった。

まず何のせいにするか? まず痛い肩や膝、骨・肉のせいにする。もしくは練習・競技、動きのせいにする。  これは全く小学生レベル。

全く違う事を考える。 いっそのこと人のせいにしてみる。 先輩やコーチ、監督、親や医者のせいにでも。 もちろんそれ以上に自分自身の内面のせいにもする。

当時、自分なりに一つの答えにたどり着いた。

“本当に自分は、心底治したいと思っているのか” と。

現在は職業柄、治す側の目線にならざるを得ない。 患者は本当に治すと言う事を第一に考えているのだろうかと。 治療する側も治す事を第一に考えているのだろうかと。

自分自身も一時期、数件の病院や接骨院にかかっていた事があるが、なかなか良くはならなかった。
そこからケアや治療に興味を持った時、医者や鍼灸・柔整になりたのではなく、治す人になるのにはどうしたら良いのかと考えた。


最近特に保険がきく治療形態の施設が街に乱立し始めた。 
例えば保険代は¥500-、あとプラス¥1000-で15分揉みますと。 『¥1500-ぐらいで30分揉んでくれるから安くていいわ』と患者は素人だから考える。 そもそも安い・近いで選んでいるのも大間違いだが、果たして治療する側はどうであるか? 保険がきく事を、果たして治療するという意義で捉えているのか?客寄せでなどとは捉えてはいないであろうか?
それでなくても医療費負担が問題になっている昨今、そんな治療、医療、健康保険の意義・意識を下げるような事は、特に医師の方々が黙ってはいない。

商売をしたいと思っている先生と治したいと思っている先生、どちらに自分が行くべきなのかよく考えて欲しい。 勿論、気持ちよくなって満足なら止めはしないが...

兎にも角にも、藁をもすがる思いで来る患者を騙したり、自分で自分達の業界の首を絞めるような事が起きない事を望む。

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2009年02月12日 08:52に投稿されたエントリーのページです。

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