昨晩NHKの、「ドキュメント にっぽんの現場」という番組で農村医療のドキュメントを放送していた。
実は今回その番組の舞台になっていた長野県佐久市、先日も書いた90にもなる小生の爺さんが居る所。 ほぼ毎月のように訪れている。
ご存知の方も多いかと思うが、長野県佐久市は地域医療の先進地として日本でもっとも知られている場所。
その中心でもある佐久病院へも幾度となく訪れた事があるが、その内容は口や文章などでは表す事の出来ぬ、都市部近郊・近隣では微塵も見受ける事が出来ない“まごころ”が詰まったものであった。
それでもその地域へ勉強に訪れる若い学生達の大多数は、実習先を都市部の大病院へと決めるらしい。
良いとか悪いとかという言葉では決める事は出来ぬが、最新の技術や知識が果たして何よりも優先するのであろうか? 頭のいい奴がその知識を使って悪い事も出来き、ズバ抜けた技術の結果人を傷つけるモノを生み出してしまう事もある。
過去人類は同じ過ちを何度も繰り返してきている。 人を相手にする医療で最も優先しなければいけないものとは何ぞや。 それこそが何よりもまず先に考え、学ばなければならぬ事、学生時代に身に付けなければならない事ではないのであろうか?
『最新の技術を身につけたい』、『身につけられないのではないのか』は不安ではなく、欲だ。 小生の同業でも、一日何十人、何百人来たとか、こうすれば来るとかなどとほざいている輩。 腐っている以外の何物でもない。
学ぶ側も患者側も治療する側も、今の自分に最も必要なものは何なのか? 今一度考えてみてほしい。
(因みに上記番組はNHK総合にて9月25日(木)深夜【26日午前】3時15分~3時45分より再放送)