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メディカルフィットネスを考える

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昨今、“メディカルフィットネス” なる言葉を時折耳にする。

もうかれこれ15年ほど前の話になるが、小生が直接メディカルフィットネスと言う言葉にかかわったのは前職某スポーツメーカー在籍中での事。

都内でとある個人開業医の先生が、クリニックとは別棟に会員制の運動施設を建設された。
それはそれは立派な施設ではあったが、正直利用者の健康管理を第一に建てたような施設には思えなかった。 もう時効であろうから言わせてもらうと、 商売・客寄せ・セカンドビジネス感 を強く感じてしまった。 エステや美容、リラクゼーションなど、いったい何をしたかったのか全く見えてこなかった。

我が院の2階にも5、6年ほど前から運動施設を併設した。 だが当初は利用率が全く伸びなかった。

運動が必要なのは皆判っている。 だが始められない、続かないのである。

理由を患者に聞いてみると、 『(料金が)高いから』 とか、 『時間が無いから』 とか 『遠いから』 と言う。

ウチの患者なのだからウチに来ているのだ。 じゃあ治療の後半、10分でも上にあがって運動するかと言うとそれは無い。 入会金も年会費とらないし、月会費制でもないし、都度たったの500円で高い訳無いし。 そもそも来れているんだから遠い理由なんぞ成り立たないし。

料金でも時間でも距離でも、ましてや施設・設備などでは全くない。

そもそも “メディカルフィットネス” と言う言葉を提供する方が根本的に間違っているのである。 

ちょっと頭の良い利用する側の人間の方が、少し考えれば判るはずだ。

ノウハウなんて立派なものなど小生も持ち合わせてはいないが、もしただ一つあるとしたら、それは “ハート” であろう。

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2008年02月29日 09:05に投稿されたエントリーのページです。

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