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麻生区整形・整体徒然日記 アーカイブ

2013年01月08日

元気でスポーツ、元気な子。

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帽子に手袋で凧上げの子供なんてめっきり見なくなった。 もっともそんな事が出来る公園も少ないし、少なくさせたのはみんな大人のせいなのだが。

昨年はこの15、16年の間で一番子供の患者が多かった。 当然9割がたスポーツをする子供達なのだが。 

独立開院当時は正直子供の治療は苦手であった。 当初はそれなりに頑張ってみたのだが、子供と親とセットで治療を考えねばならぬ事に、どうも上手くコツを掴めなかった。 そして、子供からお年寄りまで、頭痛・肩コリ・腰痛、各種スポーツ障害何でもかんでも的な、名医・アットホームを装うのを止め、自分の身の丈で治療をするようにした。 面白いモノで、そうしたら自然と患者が増えてきた。 勝手に他人の真似をし、空っぽなイメージを表に出した自分を反省した。

さて、話しは子供の治療に戻るのだが、当時も自分なりに障害の原因を可能な限り熱心に親に伝えていた。 親がそれを望んでやって来るのだが、どんなに説明してもそもそも理解出来ていないように感じた。 それは身体や治療の理論の問題では無く、子供がスポーツに取り組むと言根本的な問題点を、欧米の様に理解とイメージが出来ぬのであった。 スポーツの現場では小生と同性代の一部の指導者が、運動だけ数歩先に行ってしまっていたのだった。

最近になり様々な情報も増え、親の世代も変わり、小生は特に何ら最先端な話しをしている気は無いのだが、どの親もそれらの説明を子供以上に目を輝かせて聞きいるのである。 同然子供本人にも大人と全く変わらずに説明をする。 分からなければ何度でも聞いてねと言って説明をする。 子供の学習は大人以上に早い。 痛みとパフォーマンスがほぼ同時に改善・向上していくのが手に取るように分かる。 どうやらそれは第三者が見ても分かるようであり、お陰さまでその子達のチームから口コミで患者が増えてくれているのだ。 大大大感謝である。


子供なんだから、出来ればこんなトコ来ない方が良いに決まっている。 ダラダラ毎日来させて良い事など一つも無い。 だが、練習も勉強もその学年、年齢なりに計画的にさせねばならぬ事があるように、身体についても当然計画的に必要な事がある。 それらを提案するのが我々の仕事なのだ。

これからもどんどん相談してみて欲しい。 全力で答えていこう。

2013年01月06日

オッサンだって...

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まだまだ大好評中のお年玉麻生理学くじ。 治療が大好評じゃなくってどうすんだっ!って感じで。


実はちょっとした理由で手配したくじの景品があまりにも凄過ぎて、別企画に回しちゃいます!!

詳しくはmixiコミュ、もしくはスタッフまでお尋ねください。 ホントにスゲーんだわ!ココに書けんくらい。(笑)

2013年01月05日

メンバー限定サイトで発表中!

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半ジョーク企画な麻生理学くじ。 コレほどまでに皆が笑って喜んでくれるとは...

新年来院順に患者さんにお願いして、当せん番号を決めてもらって。 

6等から順に決定で、昨日はいよいよ1等当せん番号の決定も。 2本あるうちの1本をある男性患者さんにルーレットで決定してもっらたのだが、ナンとそこで奇跡が。

今回くじは4千本強あるのだが、そのうちの1本を、その男性患者は自分で自ら引き当ててしまったのである! 6回施術回数券、¥21,000-相当。  う~ん、強運である。

最後までタダでは終わらないのはウチっぽい。

景品はまだまだ沢山。 当せん番号は院内待合室、もしくはメンバーサイト内BBS(掲示板)で発表中。 実はまだまだとっておきの隠しネタもアリで、後日発表予定。 コレマタ皆さんお楽しみに。

2013年01月04日

新年整体接骨満員御礼

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今年は昨日新年3日から営業したが、全ての予約枠いっぱいで、開けた甲斐がありました。 ヤッチャッタ患者には、残念お大事になので喜ばしくはないのだが、開店休業状態よりは新年スタートとして一安心。

4日の今日は仕事始めのところも多いと思うが、それでもお陰さまで本日も予約枠空き無し状態。 でもって今週末土日も満員で。 一年を振り返って、今年は正月がピークだったよねぇ~ なんて事が無い事を祈るだけだが。

さて、今年は特に保険診療に関しては大幅な改訂が入るので、今までと同じような状況にはいっさい行かなくなるであろう。 打撲や捻挫、そもそも急性症状でないにもかかわらず、無理矢理急性扱いにして保険申請してみたり、指圧師で無いのに揉みメイン治療で客寄せ慰安治療。 常識もプライドも何処へやらな治療家に、真剣に治療と向き合っている人間が負ける訳が無い。

そういえば昨年末、友人づてに別の友人が現在都内で接骨院を営んでいると聞いた。 さっそく電話をしてみると、受話器の向こうからは昔と変わらぬ情に熱い彼の声が聞こえてきた。

都内でも有数の激戦区で開院したのだが、広告にも看板にも “痛み専門” と掲げて頑張っているそうだ。

今月末にプチ同窓会があるのだが、20数年振りにその彼とも会えるだろう。 小生も多くの刺激を受けて来たいと思っている。 今から楽しみだ。

2013年01月03日

あけましておめでとうございます。

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新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

今年は心も身体も攻めに転じ、皆さまが一日一日明るく楽しいを過ごせますよう、スタッフ一同一丸となってより一層取り組む所存でございます。

皆様の健康に対する更なる高い感心とご理解をお願いいたしまして、新年のご挨拶とさせて頂きます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2012年12月30日

今年も一年ありがとうございました。

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本日30日をもちまして、本年の一般外来は終了とさせて頂きます。 今年も一年ありがとうございました。

今日は一日、通常通り診療致します。 既に予約はいっぱいですが、何かありましたらいつでもご連絡下さい。

新年も3日から診療致します。 こちらも既に予約枠に空きは有りませんが、少しでも何でも、金とらなくても診ますからご連絡を!

本当に今年も良い一年でした。 人生を左右するような良い出会いが最後の最後まで沢山ありました。 来年は更に皆に感謝で頑張って返したいと思っています。

2013年もどうぞよろしくおねがいいたします。

2012年12月29日

接骨院です、こんにちは。

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当然ウチでも保険診療を行う。 最上級の治療、診療を提供する。 

それはどういう意味か!?


話しは飛ぶが、昨晩ひとり、面接をした。 海外の大学も出、CSCSもATCも持っている、スキルも高く頭も良くて、しかもとてもステキで美人ナ女性。 小生など諸々足元にも及ばない...   今年後半はそんな方々と数人面接をする機会があった。 パートタイムではあるが、皆、月に数回来てくれる。 当然採用。 

しかし、採用基準は資格・スキルでは決して無い。 様々な経験から学んだ、明確な信念と志だ。 昨日の女性も笑顔とその声にすべてが現れていた。

ケアとは、治療とは何なのか?! 治す、良くなるに為に全力を尽くす。 グレーな事など一切せず。

来年、大々的に保険診療が改訂される。 それは凝り、ハリ、疲れを揉んでみたり、不適切に保険適用させてみたりしたツケなのだ。 安く揉みます、揉んでくれると思う時点で、治癒とは決して永遠に交じりあわぬ。 

我々ウチのスタッフはもちろん、ウチを目指してやって来る人間は、そんな気持ちは微塵も持ち合わせて無いのである。

何が本物か、胸に手を当てて考える。 嘘や偽り、不道徳などがあっては人を治すなど夢のまた夢。
特に保険診療は非常に難しい。 その反面、患者側から見極めるのは容易である。

来年も真の治療家を目指して、スタッフ一同邁進して行く所存である。

2012年12月28日

冗談みたいにぎっくり腰。

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昔教わった事が、必ずしも今役に立つとは限らない事は数多い。

この時期、順番にあげたとしたら、まず12月前半。 肩が凝ると言ってやってくる女性。 編み物。 コレは100%今は無い。   10日過ぎてやって来る肩・腕の痛み。 年賀状。 まぁコレもかなり減った。   20日過ぎ。 腰痛。  大掃除だ。 だがこの数年、年々聞く回数は減って来たのだが、何故か今年は違う。 多い。

ぎっくり腰でやって来る。 前半戦は女性で、後半戦は男性で。

今年は年内は30日まで。 年明け新年は3日から営業する。

あけまして、どうしましたか?  今年も一年お大事に!? って挨拶にならぬようにしたいものだ。

2012年12月27日

冬のオフだから野球肘。

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普通はこの時期冬はオフシーズン。 毎日バッチリ、ケア・トレーニングしているプロでもしっかり休養。 しかし、日々トレーニングもケアもマッタクしないド素人ほど真冬、季節無視して年中試合。 オフシーズンなんかクソ喰らえ! ってな感じ。

休め、ヤルながオフじゃ~無い。 計画的に一年の整理と来年への準備をする期間。 準備が最も重要と教わるのはビジネスの最低限。 新人君でも知っている。  イイ歳の大人が毎日やりたい君じゃ、健全な青少年の育成などとは程遠い。

食べたいなら働く、上達なら鍛錬、やるなら我慢。 我慢が出来ぬ人間。 コレはな~んも手に出来ぬ典型例。

ウチのバイトに良く言う。 「勉強したいなら、学校辞めれば~」 と。 皆、顔をひきつらせながら笑っているが、学ぶとはそういう事だと。 辞めたバイトと数年ぶりに再開すると、その言葉の意味がやっと分かったと言う。 治療やスポーツとは全く関係無い方面、警察官になった元バイト君が、この十年近くの自分の人生を熱く語って来た事も有った。

投げたいなら投げない。 速い球を投げたいなら力を抜く。 意識は同じ。 自分自身の思考・発想を根本から。

外側だけの努力では無く、内面の努力を怠る事無かれ。 気が付いたら内面が全く成長して無い、悲しい人間、内面老人になっている。 

肘も膝も、肩も腰も必ず変わる。 革新者になろう。

2012年12月26日

連続記録はダメよ、ぎっくり腰!

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そもそも冬は暇なのが定番。 寒いから痛くて沢山と思うだろうが、冬で寒くて出不精で動かんから怪我しない。 それじゃ無くても年寄りは雨降りゃ出ない暑きゃ出ない、寒くても出ないでやって来ない。 お陰さまか何なのか、ウチには行動的思考的に老人患者はひとりも居ないので、年齢関係無く、気候天候に左右されずにやって来る。 コリャ有りがたい。

それほど大きな怪我も無いのがこの時期なのだが、昨日の交通事故の話しもそうなのだが、今年はぎっくり腰もこの数週間多い。 毎日何日連続記録でやって来るのだろう。

昨日も半年ぶりの男性患者に、急にやっちゃった当日の対処について質問された。

明らかに一歩も立てぬ動けぬならば、対処の選択肢は所見優先で絞り込まれる。 しかし、ちょっとした動作で走る痛みは所見で判断していいのかどうか、その答えはノーである。

例えば内科医の先生は明敏な先生ほどその意味を良く分かってらっしゃる。 残念な事に整形外科の先生でそれらをしっかり理解して患者に提案している先生には、あまりお目にかかった事が無い。 当然我々もそうだ。

日数的に急性に入る期間で、アイシングでは無く温熱を選択する事はそういう事である。 運動療法、リハビリを組み立てる時、運動連鎖だけで考えるのであれば、本を選手や患者に渡して読んでもらった方が100倍正しく伝わる。 何の為に我々が居るのか、その理由を全力で有形化する。 

たかだか軽いぎっくり腰と思う事無かれ。 全力で考え、治療する事に変わりは無い。 気持ち良い新年を迎えられるように、まだまだ日々全力である。

2012年12月25日

交通事故各種損害保険取り扱い

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年末、年の瀬、師走で忙しないせいか、道ゆく車の運転がいつもにも増して荒い。 生憎、オンボロ車の小生は、荒くしたくてもそもそも出来ぬで安全運転。 まぁ、丁度良い。

今月は交通事故でやって来る患者が多い。 コリャいかん。

しかし、何故か未だに事故で治療は、牽引・電気に温熱療法。 温熱以外はエビデンスが乏しいのは海外どの国でも実証済み。 日本はホントに50年前のまま。 酷い。

ところでイヤラシイ話しだが、病院・医院、我々の様なところが損害保険会社と自賠責支払いで交通事故患者を治療した場合、通常の健康保険とは比べ物にならないぐらい診療費に違いがある。 当然事故の方が高い。

コレも簡単な話しだが、外看板、広告に “交通事故お任せクダサイ!!” と大々的なところへは行かぬに限る。 めっちゃ商売っ気。

とにかく治療は素早く、迅速に、短期間で。 治療する側も通う側もダラダラは良く無い。

今年もあと少し。 皆さま、安全と健康は何よりも勝ると言う事をお忘れなく。

2012年12月23日

スゴ腕ドクター、関節炎、靱帯炎。

妙に変なキーワードで検索ヒットがやって来る。 なんか、今どきなテレビ番組にでもつられて検索ちゃんなのだろう。

こんなご時世、たしかに分かり易いはキーワード。 肩書きや最新の機械、設備にガッツリつられてヒョイヒョと。 先日もウチの患者が、調べに調べて症例豊富で経験豊富、確実安心をうたっている都心の眼科でレーシックの相談を。 タマに飯を食いに行くほど仲の良いその患者、てっきり手術決定だと思って聞いたら、 「イヤ、当分やめましたよ、先生。」 と。

それは何故だと問いただしてみると、もろもろ納得出来なかった、若干不審であったと。 ひとつひとつは小さな事らしいが、シッカリ自分の目と耳で、そして頭で考えて決断して来たようだ。 たいしたモンだ。 さすが、やはり小生が認めた彼だ。

手術が技術が、安全だリスクだ、ナンダカンダでは無い。 常々言うが、自分の頭で考える事が重要なのだ。 まぁ、考えていると自分で思っている人間ほど、考えていないものなのだが。

先日も小学生の患者の親に、次いつ連れてきたら良いですか?と聞かれたが、本人に聞いて下さい!と言ってみた。 膝痛・成長期痛で、何処でも誤魔化され続けた可哀そうだったその彼。 昨日の、来ない6日間を治すのが我々の仕事と書いた通りセオリー通り、練習など休ませずとも既に完治。 至極当然。 本人に、来た方が良いと自分で思ったらまた連絡して来なさい!と、とっくにシッカリ伝え済み。 この半月で背もまた1センチ伸びたようだ。

子供の方がよっぽど良く分かっている。 欲で脳が不活化されてしまっている。 大人は誰でも多かれ少なかれ、そんな部分を持ってしまっているのであろう。 

そんな澄んだ心と目を持つ子供に、夢を失わせない為にも、我々は頑張らねばならない。 子供の為に楽しいクリスマスを。

2012年12月22日

整体整骨治療VSスポーツ

日々、治療と格闘している諸君、もちろん自分の身体と戦っている患者の諸君、今年も一年が終わろうとしているが、しっかり一年間戦えただろうか?

戦うという事において、一番大切なのは何であろう。

鉾や盾、攻撃や防御、武器では無い。 その前に一番重要な事は正しくそのフィールドを見極める事。 その場に合った作戦をたて、準備をし、計画的に行動をする。 よく切れる刀を持って、大砲を装備した大勢の的に独りで向かっていくのはバカであろう。

最近よくスポーツ系治療家から質問を投げかけられる。 逆にシンプルな質問を投げかけ返すのだが、今その場だけ動けるように楽にさせる治療をイメージしているのか、それとも明日、週末、一ヶ月一年間を動けるように見越しているのかと。

コレは思考のプロセスの問題。 今この治療、このプログラム、このトレーニングをしていれば数週間後には効果が出て動けるようになると思っているのか、それとも一週間後に楽にさせる為には今何をしたら良いのかと考えるかどうか。 似て非なる事だ。

その日その場だけ揉んでストレッチさせるは、その日一日だけをみた治療。 我々、真の治療家、治す人間は一週間の一日を診るのでは無く、他の六日間を治すのだ。 例え今日どんなに良い治療をしたとしても、次来るまでの間で適当な事をさせては全てが台無し。 一週間であれば残りの六日間に重きを置いて治療を構築せねばならないのである。

その場だけを治したいのか、それともシッカリ治したいのか。 自分が誠意を尽くして戦いたいフィールドを間違えてはならぬのだ。

其れは患者とて同じ事。 自分がスポーツ選手でも無いのに、アスリート多数来院を唄っている所へ足を運んだり、治したいのに痩身美容ダイエットコース満載な院へ行ったみたり。 患者自身も自分のフィールドがグチャグチャでは論外。 諸々見極めて欲しい。

2012年12月21日

子供でも分かる腰痛理論

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腰痛の患者には腰痛の話しはするが、全ての患者に腰痛の話しをする時間はなかなか無い。 ひとつの臨床講座でも持たせてもらえば話は別だが。

だが、よく考えてみれば姿勢や体幹、生活習慣までに及ぶ説明なのだから、出来る限り全ての患者にMedical knowledgeネタにしなければならぬのかもしれない。

そんな風に思い、昨日はいつもより積極的に患者に腰や体幹の話しをしてみた。

中でも一番おもしろかったのは小学生の患者。 ベットや布団、人間とサルの話しを使って姿勢の話し、スポーツの説明をしたら笑顔で「よく分かった」と。

人間は二本足で立ったから腰痛は宿命とか、硬い布団が腰に良いとか、身体が固いから悪いから
何でもかんでもストレッチとか。 こんな180°真逆な話しが未だ世間でまかり通り、しかも我々の様な人様の健康を預かる職業の人間までも風説流布とは。

コツコツしなければならない事は沢山ある。 地道に行くか。

2012年12月20日

トレーニングとリハビリの根本

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今年も残すところあと僅かとなってきたが、一年を振り返ってみると、スポーツ・トレーナー専門集団的なジム、施設で治るどころか痛めてやって来る患者が目に付いた。 某有名マッスル系チェーンのジムからは嬉しいほどやって来る。 コレは失言。

多分、トップがトレーナー業に大きな憧れがあるのだろう。 何でも出来るスーパーマンのような、子供がウルトラマンに憧れるのと同じ事の様だ。

スポーツにおける身体的問題点を何でも解決出来るのが、するのがスポーツトレーナーと考えている人間が非常に多い。 いや、殆ど全てのトレーナーと名乗る人間はそう思っているようである。

場末の肩揉み屋の小生が言っても大した説得力は無いのだが、今回は他力本願的に辞書の一部を引用して話してみたい。

まず、トレーニング。 国語辞典的には 「訓練。練習。鍛練。 」 とある。 それに対してリハビリテーションと言う言葉は、 「障害者や事故・疾病で後遺症が残った者などを対象とし、身体的・心理的・職業的・社会的に最大限にその能力を回復させるために行う訓練・療法や援助。社会復帰」 なのだが、双方に “訓練” と言う言葉が、その内容を混同してしまう一因でもある。

リハビリは事故、怪我に対しての療法・訓練なのだが、ここにある “後遺症“ というところが重要。 そもそも後遺症とは 「疾病の初期の急性症状が消失したあとに長く残る非進行性の機能障害」 であり、急性症状以降に対しての概念なのである。 怪我や故障で悩み、やって来るスポーツ選手、愛好家はどの概念にカテゴライズされるのかなのだが、ここで憧れを持ちだしてしまうようでは専門職としての職域がグチャグチャとなってしまうのだ。

ここまでを整理すると、急性はどこにも当てはまらない事になる。 トレーニング施設と整骨院を併設するところも良く見かけるが、柔整は急性症状のみが許される専門資格。 基本固定安静、電気に温熱・アイシング。 それで治ったら選手や患者は、当然困りもしないし、やっても来ない。 治らないから困っている。

トレーニングをもう少し詳しく、百科事典的に引用させてもらえば 「環境や運動の刺激に対する人体の適応性を利用し、身体運動を行うことによって意志力を含めた人間の体力を高めること」 となるのだが、そもそもその身体運動が出来ぬから困っている。 トレーニングとは全く違った視線でのアプローチ、前述のリハビリに有った 「身体的・心理的・職業的・社会的」 に、どれか一つでは無い、常に全てを考慮した方法を施さねばならないのである。

それらを遂行する為にはワザでも技術でもトレーニング方法でも無く、当然機械や設備では全く無い、別次元のスキルが必要となって来るのである。

それが何であるのか、正直小生も明言は出来ぬが、少なくともやって来る患者に驚いてもらえるような治療家としての提案は出来る。 皆に驚いてはもらっている。 あとはそれが一人でも多くの人に理解してもらえるような形に出来るか否か。 それこそが小生の人生の最大のテーマである。

2012年12月19日

子供にもインフォームド・コンセント。

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たとえそれが中学生であっても小学生であっても、症状・治療を理解できるよう説明をする。 相手が子供だからと言って端折ったりせず、子供扱いしたりせず、ある意味大人以上に大人扱いをして、大人以上に丁寧に説明をする。 そして、子供自身から質問が出来る力を身につくように努力する。

痛い悪いを治す以上に、スポーツの能力向上の場合は、より高い身体情報リテラシーを被験者・選手本人に身につかせる努力が必要なのだ。

よく学習塾や教育を熱心にうたう私学の理念に “考える力を養う” と言う言葉を目にするが、肝心な大人本人が何でもかんでもネットや本を先ず開き、自分と向き合い、患者と向き合う事など何処へやらの世の中となってしまっている。

その点、子供は大人の様な欲は数十分の一。 年齢が下がれば下がるほどゼロに近い。 正しく健やかに育ち、成長させる為にも大人が導かねばならぬのだ。

重きを置かねばならぬ上記の様な事柄が大きく抜けおち、美容・痩身・ダイエットを掲げ、スポーツ専門、ちびっ子選手応援しますとは、嘆かわしい以外の何物でも無い。

5年後10年後の子供の未来を考え、今本当に何が必要なのか!? それを親と一緒に、いや、親以上に考えていかねば、我々自身の未来も無いのだ。 一歩一歩足元を見て着実に進もう。

2012年12月18日

入院しちゃった、扁桃炎。

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まぁ、いつもドンマイなウチの独身独り暮らし女子。 いつの間にかウチでは一番古株的バイトちゃんだが、忘年会も無連絡で、ホンのちょ~~~っとだけ心配していたが、まさかの入院中。 高熱でうつらで病名の聞いたが聞けていなかったという。 相変らず。

昨日急いで見舞いに行ったが、ダラッとした風貌はいつも通り。 取りあえず元気そうでなにより。

担当医に聞いたところ、急性扁桃炎。 初めに近所の病院へ行ったそうだがインフルエンザかな?的に検査され、翌日39度を超える高熱で国立病院を勧められで。

当然小生は専門医でも医師でも無い。 しかし人の身体に触れる以上、それが受け止められる症状かそうで無いかぐらい判断出来ねば成り立たぬ職業。 治せる治せないと言う次元では無く、最低限の身体診察が出来てこその職業だ。

風邪っぽい患者など、毎日何人も相手にする。 一般的に安易に風邪と言う言葉は使うが、山ほどあるその言葉の意味を素人と同じに済ませてはならない。 熱、喉、呼吸、身体所見はとって考えて当たり前。 患者に対してもアドバイス、忠告も当然変わる。

しかし立場上、そう安易に「何かあったらすぐ来て下さいね」とは言えぬのが法律的問題点で残念であるが、スタッフ・知人友人、身内にはシッカリ診る。  4か月にもわたる連続実習でシフトにもまるで入っていなかったので、診るにも診れなかったのだが、忙しい大切な時期だからこそ、いつもとは違う優先順位で生活せねばならない。 健康と安全を最優先して。

健康と安全は何よりも尊く、何よりも優先するべき事。 

欲しいもの、やりたい事、様々な欲に絶対に負けてはならぬ事。 楽しさ、楽さとは次元の違う事。

健康と安全は努力せねば手に入らぬと言う事を、今一度理解してもらいたい。

2012年12月16日

選挙行きましたが、モラル以前。

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投票に行くと毎回思う事がある。

地方で田舎なら仕方が無いが、小生の自宅は横浜市で住宅地。 へき地でも何でもアリャしない。 近所の学校が投票所になっているのだが、駐車禁止と書いてある道路に堂々と路上駐車でズラリ行列。 百歩譲って雨風嵐、足腰悪くて不自由ならまだしも、笑顔で走って道路を横断してくる奴ばかり。

自分で言うのもナンだが、小生が住んでいる地区は防犯意識も高く、近所付き合いも良好で、非常に住みやすい住宅地。 だがただ一つ、以前から気に入らないのが送り迎えの車が多い事と、赤信号でも平気で横断歩道を渡る人間が多い事。

数日前にも書いたが、小生は駅まで送り迎え人間が大嫌いだ。 数十キロ離れているか、大雨降っているからなら分かるが、自分の足で駅まで歩け! 時間をとやかく言うなら早く起きろ!! と思う。 それでスポーツ、健康、子供に清く正しく真っ当になんて、まるで論外。 楽できる事は片っ端から楽したくなる人生。 良い子、治る子、選手になる子順に、夜でも雨でもひとりで来るのが個人的意見では無く、事実。 

偉そうに投票する以前のモラル。 人として最低限も、当たり前のように無視する人間。 一票の重さの論点がズレているのだろうな。 悲しい以前に、恥ずかしいな、日本人...

2012年12月15日

自分の人生、何人称?!

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さて、嬉しい事に毎月必ず雇って欲しいと応募が来る。 興味を持ってもらえる事はありがたい。

なるべく全員と会って話しをしたいと思う。 しかしこんなご時世、猫の手も借りたいぐらい忙しい訳では正直無い。 ひとりで多く雇うスタンスでは無い。 やはり実際に小生が会うのは十人に一人。 書類で殆ど、一次面接で十分の一に。

病院で治らない患者がやって来るのがほぼ全て。 医師以上の資格が存在しないのだから、資格で治る訳では無い。 だから資格も経歴も小生的にはまるで重要視しない。  重視するは、やる気と人間性。 正しいものを見極める目と心。

今現在るスタッフ達も、現在現役で整形やクリニックで働く者もいる。 彼らもまた、何かをウチに小生に求めてやってくる。

応募者全員に言う事。 それは、何をウチに求めてやってきたのだと言う事。 こんな場末の肩揉み屋に何故興味を持ったのか。

小生が求める答えは当然書かんが、ひとつだけ此処に書ける事があるとすれば、それはその答えが一人称か、三人称かと言う事。 この意味は非常に大きい。 だがこの意味すら分からぬ者が実際は多い。

働くと言う事を社会貢献と考え働くのか、自分の欲の達成の為に働くのか。 金儲けの為に働く人間に、小生は医療には携わってもらいたくないだけだ。

そんな事が心底分かち合える人間であれば、無理をしてでも雇い、共に働きたいと小生は思う。

2012年12月14日

考える力とフィンランド

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小生の、数少ないビデオに録っても見たい番組のひとつである、NHKの“地球イチバン”。 昨夜は独特な教育で有名なフィンランドが特集されていた。

実は前職でフィンランドと仕事上の付き合いがあり、行った事は無いが、円滑な仕事上の付き合いから、その国民性にも非常に好感を持っていた。

番組では、OECD(経済協力開発機構)が行う学習到達度調査“PISA”の話題を最初にとりあげ、これまでの総合成績でトップの国、北欧・フィンランドが、「創造性を育む」教育改革を成功させ、GDPが20年で1.6倍まで上昇した事について進行していった。

我々日本の成績はと言うと、開始初年こそ3分野合計点でトップとなったが、その後は5位、10位とどんどん順位を下げ、ゆとり教育の見直しをおこなった成果も有り、2009年には6位と少し盛り返した。

PISAについてもう少々転記して説明するが、正式名称を“Programme for International Student Assesssment (プログラム・フォー・インターナショナル・スチューデント・アセスメント)”と言い、義務教育を終えた15歳が対象で、知識の量を問うのではなく、将来、社会で直面する様々な課題に対応する力が身についているか測るテストだそうだ。  2000年から3年毎に実施され、2009年には65の国と地域、47万人が受けた。 テストには、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野あり、分野ごとに国の順位が発表される。テストの結果は、各国の教育政策に大きな影響を与えるほど、無視できないテストとなりつつある。

さ~て、以前小生のブログにも何度も登場してきた、リテラシーと言う言葉もある通り、暗記では無い、考えて読み書きする能力が問われているのだ。

では、その生成優秀なフィンランドの子供たちが、ガチガチに詰め込まれている教育かと言うとまるで違い、日本以上に遥かにゆとり教育なのである。

「なぜ?!」という問いを重視し、子供たちに考える事の大切さに何よりも重きを置いて教育を進めていくのだそうだ。


この数日、同じ様な内容をくどくどブログで書いてしまっているが、考える事の大切さを多くの日本人が失いかけているのである。 改めて考えさせられる良い番組であった。  興味のある方はNHKオンデマンドで是非観て欲しい。

2012年12月13日

コーチとトレーナー、どちらをお探し??

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コーチとトレーナーの領分については、実際現場で働く人間達の間でもよく論議される。 お互いの範囲をきちんと理解し、お互いを犯さぬようにせねばと。

しかし、その境目こそをそもそもシームレスにせねばと言う考えも声高に言われてもいる。 それにはお互いが分野を超えて勉強せねばならない。 あぁ、勉強と言っても本や講義や資格取得セミナーでは無いぞ! いつも言ってはいるが。 

お互いの立場になり、選手の立場になり考えると言う事。 暗記と考えるは、まるで違う。 暗記満足なアタマ悪い人間は、名指導者にはなれんと言う事だ。

そもそもトレーナーと言う職種が日本では分かりずらい。 欧米を例にすればいくらでも説明出来るが、国も違い、国民性も違い、生活も違うのだから、人を導く手法も当然違いが出てくる。 理論だけで成功を手に出来るのであれば、オリンピック選手は皆金メダルである。

そこで考えると言う事が重要になる。 他人の文献読み漁り、集め探しまわっている時間よりも大切な事をどれだけ見つけられるか。 研究と臨床の先生が医師でも違う様に、研究者を探しているのか、自分を見てくれる指導者を探しているのか? 

指導者になりたいのか研究者になりたいのか? 以前、それすらも自ら見出せぬ者の研究材料的になってしまった選手に何十人も出逢った事があるが、非常に嘆かわしい現実であった。

自分を見つめ、自分自身を考える。 選手であれ指導者・治療家であれ、今以上に考える事により一層重きを置く世の中になる事を望む。

2012年12月12日

最新自動車とレーシック。

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しょっちゅう近視矯正手術について相談を持ちかけられる。 当然小生は医師でも眼科医でも無いのだが、意見ぐらいは話す事が出来る。 それだけ一般的なものになってきたのだろう。

レーシックの様な近視矯正手術が良いか悪いか、リスクがあるか無いか、安全かそうではないか、圧だ網膜剥離だなんて言う話しをしても不毛である。 それらについてここで論じる事は割愛するが、興味があれば過去にも数度、この件に触れた事もあるので読み返してもらいたい。

そもそも、この手の相談を持ちかけると言う事は手術を検討している、したいと言う気持ち50%と言う事だ。 したい気持ちを後押ししてもらいたいと言うのが本音であるから、小生の様なトーシロが熱く語ったところで結局はするのだが。


話しは少々飛ぶが暫く前に、自家用車を最新型の外車に乗り換えた患者がいた。 同世代の仲の良いその患者、前の車も同メーカーの車。  新車が納車され、どうですか!いいですか!!速いですか!? と尋ねたら、首をひねりながら意外な事を言った。 「前の車より遅いんだよね...」 と。

イヤイヤイヤ、最新型だし、カタログ上では馬力もトルクも前車前型より遥かに上だ! にもかかわらず遅いと言う言葉の意味がワカラン?!?!

「いや、真直ぐな道路は当然速いし、走り易いですよ。 燃費も良いし。 ただね、家の周りがね...」

最新型のその車、昨今の省エネに合わせて様々な工夫を凝らした最新型。 エンジンは前モデルよりダウンサイジングしたが、ターボ&スーパーチャージャーでパワーアップ。 普段はエコでも、必要な時に必要なパワーが手に入る仕組み。 一見何ら問題が無いように思われるが、その彼が言う処の家の周り、そう、坂道の問題なのだ。 

例えば上り坂の信号で止まったとしよう。 以前の車ならば、信号が青になり何事も無く前へ発進していたのだが、今回の車は発進が遅いし、一瞬下がる気がすると。 実際は下がりませんよと笑いながら言っていたが、下がる様な気がするというのである。 過給機のタイムラグ。 ちょっと考えれば分かる事だが、そのフィーリングは決してカタログや数値には出ぬ事。 フォーリング、主観、人としての感覚なのである。

そう言えばプリウスが爆発的にヒットした年にも同じ様な事、ブレーキが効かないといったような事がニュースで大きく取り沙汰された事もあったな。

一見、色々調べたり、他人の意見を聞いたりして正しく物事を精査している気になってはいるが、実際は何にも自分自身と向き合い、自分自身で考えていないという状態が、典型的な現代人の特徴となりつつも有るのである。

最新のスポーツの世界でも、客観よりも主観を重視した指導が大切であると言われている。 手術は一度したら戻る事は出来ぬ。 今一度自分と向き合ってみるべきである。

2012年12月11日

膝、腰痛くて同業どうも。

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いやホントに同業者、理学療法士、作業療法士、鍼灸指圧あん摩マッサージ師に柔道整復師、整体にカイロにアロマセラピーにリフレクソロジーの患者がナゼ多いのか?! 医師や看護師の方々なんて、ホント緊張するんでヤメテーーーって感じ。

最近も多くて治療家冥利に尽きるのだが、変な汗出るわ。

ひとつだけ、他の一般患者と違った厄介な事があるとすれば、それは色々弄くりまわして倒してやって来る事。 大半が超裏目に出ていると言う事。

先ずその裏目の理由を説明する。 専門家により専門的に説明する。 無理。 楽しいケド。

コチラも勉強になる。 倍疲れる。 しかしどうやらマッタクそんな風には見えんらしい。 

だが患者に言う事は、学生真っ只中のスタッフに言う事と何ら変わりない。 本は読むなと。

裏目に出るような事を何故やったのか? その情報はどこから来たものなのか?! 自分で考えたと思っているモノは、実は他人からの単なるウケウリだと言う事を。

分からないから考える。 思い出すのと考えるのとは、まるで違うと言う事を。

笑っちゃうほど色んな機械が沢山ある病院・治療院。 そんなところなんか、他よりまくっている典型例。 差別化にも何にもなっちゃいない事すら夢にも思わぬ。 

自分を磨こう。 さすれば身体も錆つかんのだ!

2012年12月09日

小より中高生...

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が、ダメ。 夜でも5年生がひとりでやって来るのに、ナンデ年齢が上がれば上がるほどパパママの送り迎え何だろう。 

親と話していても面白い。 小学生の親は本人が行きたがっているというが、中高生になると親が連れて来たがっている。 もちろん全員では無いが、それらが強く感じられる親ほど治療は続かず、口コミ評判に流され、何件も渡り歩く。 まぁ、それが嫌だから前職の縁故使わず、“スポーツ選手多数来院!!”など死んでも使わんのだが。

昨日も、現在のスポーツ指導現場における客観と主観的指導について話しをした。 従来の指導者の経験的指導から、よりシステマティックに選手の主観に訴える指導の構築が急務であると言う事を。

何故かそれが小学生の親は理解できるが、高校生の親の多くが上手く理解出来ないようだ。  おそらくそれは、親の年齢によるものだと思われる。  中高生の親であっても30代半ばであると非常に良く理解出来ているのだ。 小生と同じ世代、40代後半以降ともなると...  難しい。

小生は博士でも研究者でも無いので、その根本的な理由は分からんし掘り下げる気も無い。 ただ、正しいと思う事を全力で伝えていくだけである。

ランニングでもサッカーでもラグビーでも全て同じだが、選手がコーチ、実際やっていた意見が全て的な意識は過去の遺物となり、より専門的に分化された人間の意見を統合する意識と能力が無ければ、治癒も向上も遥か彼方に遠ざかり置き去りになる時代なのだ。


趣味も遊びも何でもかんでも、やりたい事を片っ端からやっている人間を、40代以降の人間に多く見かけるのである。 

子供な大人。 難しい問題だ...

2012年12月08日

痛みと治療の説明

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ちゃんと受けているか? もしくはしているか?!

医療従事者は皆自分はやっていると言うが、患者の多くは満足いく説明をしてもらってはいないと言う。  この温度差は何だ!?

先月は新規でやって来る患者の多くが訴えてきた。 とにかくもっと来いとしか言われないと。

出来ればこんなトコ、来ないで済むなら来ない方がいいと、小生は患者に話す。 だからウチはいつまで経っても潰れそうなのだが。

ひと昔前は患者の申し送りなどしている同業は殆どいなかったのだが、どうやら最近ではそれらに取り組む同業も増えたようだ。

しかしそれでも患者との温度差は埋まらない。  何故だ?!

そもそも何の為に申し送りをするのかを考えてみて欲しい。 情報の共有と言うのが基本であるのだから、お互いの考えを述べあうだけで終わっては、次回の治療の技術的な部分では無く、患者の心に伝わる部分がまるで見出せないのだ。

もし、大人数なところであるのならばセクションごと別々では無く、同時に背中合わせで行うと言うのも一つの手でもある。 その場合、リーダー同士が事前に今日の問題点を共通化して臨む事が必須だが。

生産性のある会話、ミーティングを行う。 そして患者と共に一歩一歩進む。 あとはそれらを如何に上手に患者に伝えるか。

自己満足だと言う事にも気が付かぬ、技術向上講習、資格取得勉強で満足。 温度差はますます広がるばかりだ。 誰の為の治療なのか、仕事なのか。 初心を忘れ去ってはならぬのである。

2012年12月07日

マラソンゴールと治療ゴール

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年の瀬もせまり、年内には何とか!と言う患者さんもそろそろゴール。 期間は人それぞれであるが、皆よく頑張った。 一番頑張って無いのは小生ダガ...

一生来る訳では無いし、だからと言って一生会えぬ訳でもないのだから淋しいと思っても仕方が無い。  まぁ先方は微塵もそんな風にはそもそも思ってもいないモノだし。

さて、肝心の治療期間の話し。 今すぐ何とかして欲しいのなら注射でも何でも、打つなり切るなり焼くなりした方が良い。 手術なんかはスゴイ。 

我々のところへやって来る、いわゆる筋骨格系疾患による運動器慢性疼痛はどんなケースであれ、運動療法が最善の策なのだ。 痛みが強い場合は、先述の様な薬物療法は必要不可欠となる。 しかし、先の運動療法を視野に入れずに行ったならば、そのゴールは遥か彼方となってしまう。

1ヶ月で治る症状なら3ヶ月。 2、3ヶ月で治るのであれば半年。 半年、一年かかるケースであればゆうに4、5年はかかってしまう。 オーバーに言っているのでは無い。 臨床で多くの患者の治療にあたっている人間なら至極当然のケースである。

治療、医療に魔法も神業も無い。 地道な事の積み重ね。 努力。 ウサギとカメを思い出してもらいたい。 アナタはウサギか、それともカメかである。

2012年12月06日

ダカラ勉強はヤメなさいって!!

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お勉強は出来る、いわゆる“頭の良い人間”だが、そんな相手に「コイツダメな奴だなぁ~」と思った事はないだろうか!?


ウチではスタッフに「本は読むな!」と言う。 昔から。

本を読む前に、自分の頭でまず考えろ! と。 何でもかんでもすぐ自分以外のモノに頼るな!と厳しく言い付ける。 それでもそれが出来る者、真意が分かる者は数十人に一人。

現在7名のバイトがウチには居る。 全員とてもよい子。 いや、正確に言えば当初の方がとてもよい子。 歳を重ねるごとにその経験が賦活とは真逆の失活へと歩んでしまった者が。

最近、その現在・過去のバイトちゃん達を見て気が付いた事がある。 


現在のバイトは勉強半ばの学生と、卒業間近の学生、それと現在既に他で就業中の者。 全員良くも悪くも医療で専門職。 しかし過去は他分野、他学部の者もいた。 と言っても医療・健康と全くかけ離れた訳では無いが。

最近もちょっとした用事があり、過去現在十数名に連絡をとったのだが、すぐレスを返し、「イイですよー!コチラこそ宜しくお願いしまーーす!!」と言ってきたのは全員、医療系では無く一般企業に就職をした者。 それと勉強で忙しい在学真っ只中のバイト。  ナゼ?!?!  忙しいのは皆同じなのにもかかわらず...


小生もよく患者やスタッフに欧米における様々な治療ガイドラインの話しをする。 それらがあまりにも日本のそれとかけ離れているからだ。

そもそもガイドラインとは社会・組織における個人または全体の行動にたいして、守るのが好ましいとされる規範・ルール・マナーや目指すべき目標などを明文化したものであり、時としてその行動に具体的な方向性を与え、時には何らかの「縛り」を与えるものであると、物の本にある。

最近、スポーツや医療、運動理学を学ぶ者の多くが机上の理論、薄っぺらいガイドラインの丸暗記で全てを知った様に、知識を付けたように勘違いをしてしまい、自分自身の内面的ガイドラインがグッチャグチャだ。 当然「縛り」など、自分自身に課しているモノなど何も無い。 思った事をやりたい放題だ。

小生も僅かであるが若い頃、会社員時代に多くの事を学ばせてもらった。 それらの多くが現在、小生を小生たらしめている。 最も視野が広くなければならない医療・治療の仕事。 掘り下げる事が逆に大切なものを見失ってしまっている。 

まだ目がキラキラしている若い子の、その目を小生達は決して曇らせてはならないのである。

ダカラ勉強はヤメなさいって!!

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お勉強は出来る、いわゆる“頭の良い人間”だが、そんな相手に「コイツダメな奴だなぁ~」と思った事はないだろうか!?


ウチではスタッフに「本は読むな!」と言う。 昔から。

本を読む前に、自分の頭でまず考えろ! と。 何でもかんでもすぐ自分以外のモノに頼るな!と厳しく言い付ける。 それでもそれが出来る者、真意が分かる者は数十人に一人。

現在7名のバイトがウチには居る。 全員とてもよい子。 いや、正確に言えば当初の方がとてもよい子。 歳を重ねるごとにその経験が賦活とは真逆の失活へと歩んでしまった者が。

最近、その現在・過去のバイトちゃん達を見て気が付いた事がある。 


現在のバイトは勉強半ばの学生と、卒業間近の学生、それと現在既に他で就業中の者。 全員良くも悪くも医療で専門職。 しかし過去は他分野、他学部の者もいた。 と言っても医療・健康と全くかけ離れた訳では無いが。

最近もちょっとした用事があり、過去現在十数名に連絡をとったのだが、すぐレスを返し、「イイですよー!コチラこそ宜しくお願いしまーーす!!」と言ってきたのは全員、医療系では無く一般企業に就職をした者。 それと勉強で忙しい在学真っ只中のバイト。  ナゼ?!?!  忙しいのは皆同じなのにもかかわらず...


小生もよく患者やスタッフに欧米における様々な治療ガイドラインの話しをする。 それらがあまりにも日本のそれとかけ離れているからだ。

そもそもガイドラインとは社会・組織における個人または全体の行動にたいして、守るのが好ましいとされる規範・ルール・マナーや目指すべき目標などを明文化したものであり、時としてその行動に具体的な方向性を与え、時には何らかの「縛り」を与えるものであると、物の本にある。

最近、スポーツや医療、運動理学を学ぶ者の多くが机上の理論、薄っぺらいガイドラインの丸暗記で全てを知った様に、知識を付けたように勘違いをしてしまい、自分自身の内面的ガイドラインがグッチャグチャだ。 当然「縛り」など、自分自身に課しているモノなど何も無い。 思った事をやりたい放題だ。

小生も僅かであるが若い頃、会社員時代に多くの事を学ばせてもらった。 それらの多くが現在、小生を小生たらしめている。 最も視野が広くなければならない医療・治療の仕事。 掘り下げる事が逆に大切なものを見失ってしまっている。 

まだ目がキラキラしている若い子の、その目を小生達は決して曇らせてはならないのである。

2012年12月05日

ナンチャッテランナー、スキーヤー、スポーツ選手。

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山ではいよいよ雪も降り始め、ウィンタースポーツもいよいよ本番へ。

しっかし、シーズン中毎週末山へ行くような熱心熱中なスキーヤー、スノーボーダーで、きちんとオフトレしている人間に会った事が無い。

タマ~にスポーツクラブ行ってる者も見かけるが、みんな女子。 しかも自己流。 まぁ、この自己流に関しては、きちんとウィンタースポーツの特異性を理解している指導者がいない事にも問題があるのだが。

それはウィンターSPの限らず、今どきの流行りマラソンもそう。 皆ナンチャッテランナー。 やりたいからやってるダケ。 パチンコしたくて朝早く開店に並んでいる人と同じ。 コリャ、スポーツが根本的に根づくワケが無い。 よく、内面を磨くなどと言うが、マッタクもってがわだけ。 欲。

欲の集まり団体が、クラブチームや地域スポーツと。 欧米のクラブチームの在り方などには、悲しいかな爪の垢ほども及ば無い。

ウチにはアスリートサポートプログラムと言う、スポーツを真剣に考える選手をサポートする制度がある。 過去数名面接面談をしたが、その殆どが意識そのものが低く、協力には至らなかった。 しかし、この春から一人だけサポートを始めた。 女子スノーボーダーだ。 

とにかく賢い。 大手企業でフルタイムでバリバリ働き、小生より遥かに社会人のスキルが高い。 そして気負わず、欲深く無く。 今シーズンが共に戦う、初のシーズンとなる。

ナンチャッテなのか、そうで無いのか。 その答えは此れから出る。 その全ては内面から始まるのだ。 やりたい事はやるのでは無く、我慢する事から始まる。 ただ一つ、前進にはそれだけなのだ。

2012年12月04日

医師以上の資格は無い。

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病院を何件も渡り歩く。  何故?!

まぁ、それは治らないからだろうが、治らない理由をもう一度根本的に考えてみる事が出来る人間かどうか。 当然出来ぬ人間ほど数多く渡り歩く。 驚くほど多くの件数を。 しかし当事者ほど反論の努力は凄い。 そのパワーを少しでも自分を見つめ直す方向に回せたら新たな答えが見出せるのだが。

その様な患者の多くは、自分の症状の未知な新たな病名を見いだしてくれる事を望み、そして病名命名を最大の医師の技量と思い込む。

医師は皆、とても知識があるもの。 人間的な問題を除けば、最新最先端の医療が必要な重篤なケース以外は例外的な診察は無い。 「あの医者はダメだ」と言う言葉を良く聞くが、原因の半分は患者にもある事が多い。 小生はその様な話しを聞く時、いつもそう感じる。

一般人では持ちあわしていな豊富な知識を医師の方は皆持っている。 それでも望むような状況を手に入れる事が出来ぬのであれば、もう知識や資格と言うレベルの問題では無い。 自分に合う先生を見つける条件が根本的に間違えているのだ。 此処こそが病気以上に治らない最も悪性なところである。 

まぁ人間と言う者は歳をとればとるほど偏屈になり、自分の意見を曲げれ無くなるもの。 中高年の敵的な発言を繰り返している小生だが、小生も立派な中年である。 18才19才から見れば30代であってもオッサンと言われる。 ティーンの次は全員オッサンなのだ。 30代40代がオッサンでアラ初老であり、50代以降はプレミアムな世代だ。

額面以上の価値があるかどうか。 プレミアムか単なる年寄りか。 ウチには安いから来た、近いから来たと言う患者はいない。 皆プレミアムな先輩たちだ。 経済的な余裕では無い、心のプレミアムを持とうではないか! 患者が来なくて困っている同業者の諸、君達もプレミアムになりたまえ!!

2012年12月02日

元気ドコロ間違い、中高年。

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一昨日のブログ、書いて一時間も経たないうちにまた同じ内容。 今度は中年男性。 てねイイに説明しているスタッフ電話、会話途中でハイドウモアリガトでガチャ。 社会人以前に、人間としての質が低い。

たとえ上手に説明、説得納得させられたとしても、基本そういう人。 過去何人か頑張ってとった事もあるが、やはり問題児。 シッカリ治す気無いわ、時間遅れるわ、バックレるわ。 他の患者にも迷惑かかるし、此方もボランティアでは無い。 真剣に治したいと言う人には本気全力で此方も取り組むが、非常に無駄。

かと思えば、治療経過を克明に、しかも此方の事も気遣う文面でメールをくださる方も。 人と言うのはホント、様々だ。

年齢はあまり関係無いと思うのだが、昨今急激に増えた情報量を、どれだけ上手に、自分にとって必要な、適切適宜に精査して利用する能力が、悲しいかなやはり年齢が上がれば上がるほど難しいものだと小生は感じている。 だが逆に70代以降になると、そもそもその様な情報に流される人は非常に少ない。 人生経験も豊富で得も身につき、自分の身の丈で生活されているからなのだろう。

人生の先輩からは学ぶ事は沢山あるのだと実感。 クダラナイ電話で腐るだけ無駄なようだ。

2012年12月01日

年末ジャンボ俺くじ~!?

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宝くじ、買います? 普段?! サマーや年末ジャンボだけ買う人もいますよね。 小生もたま~にその口。

TVで発売行列の画を見ると、両手で持ちきれないほど買っている人も。 アレって一体何枚やねん!? 一枚¥300だから10枚で¥3,000、100枚で¥30,000。 三万円もあったらほか買うわ!! なんて事思っているようじゃ、多分当たらないんだろうナ。

買わなきゃ当たらない、でも買うの勇気いる、でも当たりたい...


そんなアナタの為に、流石に現金とはいかないが、スタッフの発案で年末年始お年玉企画やっちゃいます。

その名も、


“年末ジャンボ麻生理学くじ” !!


一枚二枚なんて、そんなケチな配り方しませんゼ! 来院ごとにガンガン配っちゃいますヨ!!

そこそこ豪華賞品用意してあります!(笑)。 しかも当せん番号決定は、新年来院した患者さん達にやってもらいます!! 院長自らヤったらインチキしそうだし。

って事で、詳細はメンバーサイト内院長ブログ、またはmixiコミュをご覧ください。

2012年11月30日

頭にキタケド、可哀そうな人...

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タマには頭に来る事もある。 昨日も、症状の質問の電話をかけてきた中年バアさんの電話に出たスタッフが、説明も途中で電話を切られたらしい。 「詳しくないなら結構です!」と言われて。

今現在の医者の治療に不満らしいのだが、まぁそんな人の話しも最後まで聞けないような人間に、来られても困るし、上っ面な知識を振りかざす専門家でも無い人間相手に、さぞ医師の方も困られた事だろう。

そもそも病名を何処ぞで聞いてやってくる人間は多いが、昨日も既存患者二名にその様な質問をされ、病名と所見の違いを詳しく説明し、心配されぬようにと話しをすると皆納得し安心した顔をされる。

昨日の電話は足先・足の甲であったが、例えばスポーツをする子供に多い膝痛、成長期痛、オスクッド、凝りから来る頭痛に足底筋膜炎。あげたらホントキリが無いが、殆どが思い込み、勘違いから来る誤診、勝手病名付けだ。

重篤でも無いのに治らない。 治らないのには治らない理由がある。 その殆ど全てが骨、肉、神経では無く、本人そのものの思考・言動に他ならない。

小生もボランティアでは無いので全ての人を受け止める事も気も、治す事も出来はしない。 来られても困る人も当然いる。 人の振り見て我が身。 困られるような人間にはなりたくないモノだ。

2012年11月29日

寝返りが痛いぎっくり腰、起きる時が痛いぎっくり腰。

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タイトルにもう一つ、ある情報が加わると、急性腰痛、いわゆるぎっくり腰の原因はほぼ100%限定できる。 特にそれが仙腸関節によるものかどうか。

その情報は電話でも分かるもの。 当然検査では無い。 たった一言の会話で。

そもそも検査とは確定診断に位置するモノだ。 検査で診察診断するものでは無い。 適切な情報を患者から聴取する能力。 そしてそこからの診察診断力。 筋や筋膜に由来するものと仙腸関節とでは初回から治療が180度違ってくるからだ。

治療にあたる者として、その180度違うと言う言葉の意味を本当に理解出来ているかどうか。 患者の立場でも何でもかんでもアイシングや電気治療を疑えるかどうか。 共に真剣でなければならぬ。

そしてその治療の違いは翌日に完璧な形で表れる。

全ての急性腰痛を漫然と治療してはいないか!? 患者の声をひと言たりとも聞き逃してはならないのだ。

今日もまたぎっくり腰の患者がやってくる。 日々、毎日。  そして此方も常に真剣に、全力で。

2012年11月28日

ガッツリファイター小学生

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お気軽お安め駅前接骨院じゃまるで無い。 老人寄り集まり所でも無い。 むしろお気軽に寄り集まってもらいたい。

まぁさて、そんな事をココで自虐的にグチっても仕方が無いが、老人と子供が長年激的に少ないウチとしてはそれでもこの数年はかなり健闘している。 小中学生が何倍も増えた。 ありがたいありがたい。

この地ではじめて16年、治療を学んで25年、少ない経験ではあるが、今も昔も子供の患者において変わらぬひとつの事がある。

それは、親の送り迎えでは無く、自分独りでやって来る子ほど早くシッカリ治り、再発も無く、スポーツの成績も激的に向上すると言う事だ。 小学4年生の女の子でも電車を二つ乗り継いで独りでやってきた子もいた。 独りで来れる子は皆、予約も自分で電話でしてくる。  コレは小生の独り言でも理想でも無く、事実。

開院当時、ウチの待合室は驚くほど広かった。 のんびりゆったりリラックスをイメージしてそうしたのだが、それこそ理想論。 逆に裏目に出る事の方が多かった。

現在では立ち飲み屋かよ!と思われるほど狭くした。 そしてお付き添いお待ち合わせはご遠慮願いますと初診時全員に必ず言う。 そこから先は基本言わない。 何度も注意した所で、お互い良い事は生まない。

此れからの時期、5年生はチームで最上級になり、4年生は上級に上がり、6年生は中学で更にレベルの高い練習に入る。 だからこそ冬のこの時期が大変重要であり、勝負だ。 だからこそ自主性・主体性を様々な角度から、いや全ての角度から持たせねばならないのだ。 不可能な事をやらせる必要は無い。 出来る事はやらせる。 ただそれだけ。 分かれ目なんてそんな事だと、小学生に学ばせられる日々である。

2012年11月27日

腰痛・膝肘関節痛診察試験問題常識的。

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無駄に漢字多過ぎだが。

さて、実はウチでは学生バイトは面接重視で、新卒採用者にはアンド筆記試験で、既に経験者には臨床問題を更に出す。 と言ってもいたって簡単な常識的な問題を。 今回はその経験者に出す問題の一部を紹介したいと思う。 コレを読んでる同業者はもちろんだが、患者側も是非考えてもらいたい。 こんな風に説明してくれたらイイナ程度で。


第一問
膝が痛いと言ってやって来る患者の例。 下り坂が痛いと言う患者と、上りの階段が痛いと言う患者。 共に逆は痛くないケースの原因を、膝以外の部位一つに絞り、筋力以外の理由で説明しなさい。

第二問
腰痛の患者。 長時間座っていると痛む患者と、座位からの立ち上がり時に痛む患者。 その理由の違いを日常生活的観点から説明せよ。 

第三問
テニスをしないのに整形外科でテニスエルボーと言われた患者に対して、分かり易くその説明と自宅でのリハビリ方法を指導せよ。


まぁ、他にも幾つかあるがそれらをランダムで5、6問。 既に経験者であるからどの問題も日々現場でやっている事。 一問2分。 答えはある意味企業秘密なので書かんが、質問してもされてもコレぐらいサラサラっと言えて聞けねば諸々辞めた方がよい。 全てが初級編なのだから。

2012年11月25日

変形性関節症(OA)にみるEducation

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先日、変形性関節症について少々書いてみたが、あらためて膝や股関節の変形性関節症の患者と色々話してみると、正しいガイドラインで治療を受けていたとは思えないケースが殆どであった。

膝OAの痛みは画像所見の重症度と相関しないということを理解せず、定期的に痛みの評価と治療効果判定が考慮され無い治療を漫然と続けられていた。

決して日本でそのガイドラインが無いと言うのでは無く、理解され行われていないのである。

軽症例においては教育、運動療法、生活習慣の見直し等がの非薬物治療が有効であるにもかかわらず、たいした炎症所見が無くてもステロイド注射であったり、ステロイド使いたくなければヒアルロン酸を打ち、漫然とした結果中等以上にしてしまい、手術が好きであったら人工股関節置換術的。 

特にEducation、教育と言う部分がガッツリ欠落してしまっているのである。

最も重要なものを見失ってしまってはならない。

2012年11月24日

トレーナー、就職、若い子ダマしちゃ...

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最近極端にスポーツ系の求人が増えた。 異常なほど。 

不景気八方ふさがりで、アレコレカッコイイ事に手を出しているのだろう。 他人の事言えないと突っ込まれるのだろうが。

それらの多くがトレーナー活動しています!スポーツ選手向けトレーニングシテマス!!と、ガッツリ現役相手前面に出した内容や施設を多く見かける。 必然的に相手は若者になる。 従業員も20代30代の若者。 いやはや本当に可哀そうだ。 トレーニングとケアと治療がグッチャグチャになっている施設以外、まず見かける事が無い。 

そのグチャグチャな部分、設備やコースに問題点があるのではない。 痛みや不具合を理論的に解決するのではなく、治療として提供する意識と技術のレベルがあまりにも低いのだ。

ウチの様な小規模個人施設では、そう何十人も雇うゆとりは無い。 それでもコチラが望まなくても雇って欲しいとやって来る。 その多くが親の金で海外行ってお勉強的なボンボンでは無く、実際数年間、現場・病院で働き治療にあたり、疑問を持ちやって来る者ばかりだ。 経験ゼロで見る目ゼロな、カッコ良いとこだけ探して来るような者は雇わないし、そもそも来ない。

そんなよく言えば真っ白、悪く言えば右も左も、治療・医療の現状をもわからぬ若者を、寄せ集めて商売金儲けするところが異常に増えたのだ。 

長い人生、人を自分を裏切らぬ事を生業として行くか、カッコイイ事、楽しい事、見てくれだけで人生歩むか。 自問自答し見極めるには、経験が必要だ。 若い大切な頭の柔らかいその時期に出逢う人間がその後の人生を大きく左右する。 未成熟な業種では決して無理なのだ。

若者の未来をますます案ずる...

2012年11月23日

珍しく忙しい。

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場末のスナック的企業イメージな小生の院にしては珍しく最近忙しい。  と言っても100も200も来る訳では無いのでたかが知れてる。 それでもココに来て新患が多い事は良い事だ。

年齢層も幅広く、しかも同業が驚くぐらい男性患者が多いのも特徴だ。 いや、特徴らしい。

敢えて苦手と言えば高齢者。 実際、70代も80代のも多く居るのだが、皆元気に歩きたい出かけたいと言う、痛くても悪くても気持ちが元気で若々しい、50代の様な70、80代だ。 老人高齢者などでは決して無い。 無論小生もそう思った事は一度も無い人ばかりだ。

この一、二年、小中学生も多い。 オスクッドだ成長期痛だと言ってやって来るが、完全そんなの無視。 単なる誤診。 そもそも咳喘息の様なエビデンスに乏しいテキトーな病名。 毎日来いなんて言うような障害でも何でもない。 週一回で、しかも練習・スポーツなど休ませずに。 重要なのは親がブレ無いと言うとこ一点だけ。 

今日も祭日営業だが、生憎の雨でスポーツ、イベント諸々中止で電話かかって来るのだろうな、きっと。


毎年コレからの時期がまた忙しくなる。 失速せずに頑張るとするか。

2012年11月22日

膝痛、変形、置換術。

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ある一定の年齢で膝が痛いと言う。 ソリャ画像見れば変形ぐらい、年齢なみ歳相応にある。 

変形性関節症(OA)は、関節軟骨の変性磨耗を特徴とし、骨性の増殖と滑膜や関節包などの関節構成体に生じる二次的変化を包括した疾患。整形外科領域のなかでは最も頻度の高い疾患のひとつであり、とりわけ膝関節に発症する膝OAは患者数が多い。

注意すべき点は、膝OAの痛みは画像所見の重症度と相関しないことが多く、活動性、季節、心理状態、社会環境などで大きく変化することである。

治療にあたる医師を含め多くの者がOAについて色々語るが、正直現在膝OAの病態は、関節軟骨の変化を中心に構造異常に関する発症機序の解明が進んでいるが、痛みの病態に関しては驚くほど検討されておらず不明な点が多いの事実。

痛みが慢性化した症例においては、中枢神経系の可塑的変化や心理社会的要因も少なからず関与しており、末梢組織で発生した侵害刺激は様々な修飾をうけて痛みとして認知されている。 痛みは発生機序をもとに、侵害受容性、神経障害性、心因性の3つに大きく分類される。 膝OAに伴う痛みは、一般に侵害受容性疼痛に分類される。 

コレ以上詳しい事は割愛するが、形・形態にこだわる者は置換術を勧める。 そして劇的に良くなったと聞けば、迷いも無く双方とも。 それでも当初は一般的には薬物療法。 もしくは教育、運動療法、ダイエット、生活習慣の見直しなどの非薬物治療的な我々の出番。 しかし非薬物治療だけでは効果は限定的であり、適宜薬物治療、関節注射や装具治療、時には手術的治療を組み合わせて治療にあたる。 この際、エビデンスに基づいた診療ガイドラインに基づいた治療法を選択する必要性があるのだが、それが日本では非常に曖昧なのである。

OAでやって来る患者の病歴を聞いていると、まだまだ日本では消炎作用を重視して、NSAIDsやCOX2阻害薬、時にはステロイド薬の関節注射が多く使われているようだ。  しかし慢性痛で軽度から中等度のものは、関節リウマチにみられる炎症性疼痛というよりも、動作時や荷重時の機械的刺激による痛みであり、いわゆる狭義の侵害受容性疼痛と考えられる。 

このような場合には、欧米では消炎作用の強いNSAIDsを使う必要性は少ないと考え、効果と安全性のバランスからアセトアミノフェンが選択される。 小生の経験では、まずその様な選択を受けている患者にあたった事は無く、適切な薬物療法と理学療法を併用して治療にあたっているケースを見た事が無い。 正しい治療を受ける事無く、飛び越えて置換術とはどうにもこうにもと思ってしまう。

小生は専門医では無いので、あくまで海外の学会の発表に基づいて書かれている先生の内容を一部引用させて頂いたものに、少々見解も加えさせて頂いた。 こんなアクセスも少ない場末的なブログで語ってもだが、ひとりでも多くの患者に正しい知識と広い視野で、是非自分に合った院とめぐり合ってもらいたいものである。

2012年11月21日

スポーツクラブと患者減少

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お陰さまで最近それなりに忙しい。 それでも4、5年前に比べたら2割強は減ったであろうか。 週末はパートタイムのスタッフが数名いるが、平日常勤スタッフは独立したり諸々で現在はだいぶスリム。当然保険外一日20、30人ぐらい独りでやれよ!的に言われてきた世代としては、二人でやれば超余裕。 まぁ、スタッフは多少バテてはいるが。

しかしスタッフが多いと見えてこないモノがシッカリ見えてくる。 最も重要な事が。 特に身体所見。必ずと言っていいほど過去の診療において、身体所見の取り方が甘いケースが多い。 身体所見をとる事と検査がゴッチャになっている。 多くの医師の方が最近特に力を入れているところでもある。その研修を覗くと痛感する。 小生含め、全員が今までの質について。

医療であっても、人相手である以上サービス業。 満足度が低い診察・治療は当然患者は離れて行く。 患者の少ない院を覗くと、治療の技術以前の質の低さが目立つ。 しかもそれらは患者が気が付いても等の本人が一番気が付かぬもの。 治療する側皆が、自分は丁寧にシッカリ説明をしていますと広告にも書き思い込んでいるが、そこに大きなミスがある。 患者との温度差なのだ。 埋めなければならない温度差がその時々、世の中の動向によって常に左右されるのだ。

これだけ情報が多い社会。 丁寧に説明だけでは無く、それらに素人でも理解出来る専門的な情報を適宜に付加せねばならぬ。 治療医療は当然だが、最近はスポーツクラブでかけ離れた温度差のせいで、不適切な指導になってしまい余計痛めてやって来る患者が激増してしまっている。 小生的には大した指導では無いレベルのラボでの運動プログラムなのだが、2、3ヶ月で激変するのがこれまた面白い。

一番重要な事、実は非常にシンプルで基本なのである。

2012年11月20日

シューズ修理、メンテナンス。

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患者さんからの靴を預かって、よく修正・メンテナンスをします。 サービスの域を超えて趣味になってますわ。 無論、料金なんざ頂いちゃ~おりませんゼ。

昨日も患者のでは無く自分の靴を何足かメンテナンスしました。 まぁ靴屋並みにその手の治具や溶剤、クリーム関係は山ほどある。 時間があれば靴一足作れるくらいだ。

しかし、自宅に在る靴と言ったら皆超クラシック。 コレクターでも見たらもうヨダレもんだろう。 そんな趣味も興味も今は持ち合わせてはいないので、限界超えた物はガンガン捨ててしまうが。

昔を知ってる40代のスポーツ好きなら分かるネタだろうが、アディダス辺りのミッドソールに突っ込んで自分好みのクッションにする奴や、サスガに数年前に廃棄したがアシックスのエアー、と言っても単なる切れ目的な。 エアーと言えばナイキ。 あの25気圧にもなる高圧チャンバーを柔らかめのミッドソールで包み込む。 初期はインソール背部にエアーチャンバーが付いていたり。

お得意リーボックはポンプはもちろんヘクサライト、さら~に昔のマラソンレーサー時代のERS。 樹脂パイプで反発的な。

しっかし昔は色々楽しい靴があったよなぁ~。 あぁ懐かしい。  時間があればそのうちコレクション画像でもアップしよう。  あっ!コレクションじゃないって!!

2012年11月18日

人の趣味は様々

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趣味、ありますか?

他人に言える趣味が何も無いと言う人も多いが、それで良いのではないか。

正直小生も特にコレと言って無いが、他人から言わせると色々あるじゃないか!とよく言われる。

そもそも趣味の定義を小生自身も勘違いをしてる。  あくまでも趣味とは個人的な楽しみ、余技であり、専門的では無いもの。 自分自身が内面でクスッとニヤッと楽しめる範囲のモノで充分趣味。 極める必要も、そもそものめり込む時点で定義から外れてくる。 極め、のめり込めばのめり込むほどそれらは専門になってしまい、余技では無い。

ましてや他人に知らしめる必要性など根本的に無い。 小生も仕事的にツイッターやフェイスブックといった類をとりあえずパブリックでやってはいるが、個人的にはやらんし、むしろ違和感すら感じる。 他人に自分の行動おしえて、ワタシを見て見て!!ちゃんは、ナニ欲を顕示したいのであろう。

先日、ある年配の女性の患者さんがスマホを上手に扱っていた。 凄いですねと言ったら、「全然分からないのよ、いくらやっても。 でも自分で少しずつやっているのよ、趣味だから」と言っていた。 

出来なくても、ひとりでコツコツ、趣味だから。  趣味と自分探しをゴッチャにしているより遥かに素敵だと思った。  自然に笑顔が出る範囲で、何か楽しむとしよう。

2012年11月17日

ほらコレで歩きやすくなったでしょ! 的ナ...

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最近よく見かける、ランニング専門、テニス専門の様な所。 分かり易くて非常に良い。 

小生も書いてみたいが、目指すはそこでは無く、もっともっとやらねばならぬ、改善せねばならぬ動作の基礎基本が小生の目的であり専門。 その先、ベースがしっかり出来てからより専門性の高い、特化した治療・ケアは非常に良い。 まぁ、だが実際の患者の比率、内容を見てみると現実的には厳しいモノがある。

肩・膝、手足をグルグル動かして柔らかくして可動性を上げましたと言い、ほら楽に歩ける走れるようになったでしょ!?と言う治療、 コリャかなりマズイ。 いや、実際は昨日書いたような現状からそんな治療が街に氾濫。 靴の中敷き、インソールだってそうだ。

先日も患者から、常にしょっちゅう相談を受けるが基本インソールは待った!とさせる。 今すぐどうしょうも無く痛くて辛くてならば、武器でも道具でも手術でも何でも仕方が無いと思う。 ここから先2、3年以内限定での問題解決であればかまわない。 

先日もある診療科目の認定医講習で、喫煙について述べらられていた内容なのだが、喫煙を止めれぬ患者にいくら煙草の害を語っても寝耳に水だと。 しかし、ここから先4、5年の寿命には今すぐ煙草を止めたとしてもそう影響は無い、変わらないと医学的統計で出ています。 しかし事それが10年15年となったら話しは違います。 このままでは子供・孫の成長は確実に見れ無くなるでしょうねと言うそうだ。

やる事やってダメなら最後に煮るなり焼くなり何でもしろと思うが、やる事やらずに何かに頼るのは問題が違う。 しかしそのやらねばならぬ大切な事を提供してくれるところが無いという現実を、小生は何よりも悲観する。

どちらにせよ先ずはしっかり自分自身と向き合う心。 何でもかんでも他人に頼る前に先ず。 自己流とは決して違う事をお忘れ無く。

2012年11月16日

整体学んだスポーツ系がダメな訳。

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一連の動き、運動連鎖を考える場合、筋系・関節系・神経系の三つ全てを考えねばならない。、コレ、運動療法の原則。

例えばマッサージは筋、関節は整体的で、神経はPT・OT系てな感じが概ね理解し易いであろう。 

この20年でやっと一般に認知されたカイロプラクティックと言う療法、名前だけは多くの人が耳にした事があるだろうが、しかし実際は類似同業者、医療や徒手療法に携わる者であっても正しく理解している者は未だに少ない。 

ボキッとやって歪みを治す、整体のアメリカ版的に考えていると思う者が多いのだが、本来基本脳脊髄神経を重視し、それらに対しての徒手アプローチに特化した治療学。 言わば基本は神経系ありきで、関節コンタクト専門であるのだ。

だからちょろっと整体学んで理学無し、手技も少なく中途半端で治療そのものも対して出来ない。 そんでもって運動やってたからスポーツ専門。 知ってて重視は運動神経だけで、しかも流行りウンチャラトレーニングなんか取り入れ大宣伝なんてたら、もう散々。 どこに在るの?アナタの自分?? って感じ。 しかし屋号が整体院だからと言っても小生など足元にも及ばない明敏な先生も数多くいらっしゃる。 名前が問題では無く、学習というものの問題だ。

専門学校や大学でどんだけ理論学んだって、結局は習うより慣れろで現場任せな実践で、テクニックは細切れな週末セミナーで。 飛行機や車大好きな小学生に、構造の本読んだから明日から運転させるようなモノ。 危ねーったらアリャしない。 ひとつの手技を体系だって学んだって4、5年はゆうにかかる。 カイロプラクティックがどの治療より良いとは、小生も全く思わない。 運動療法を行う上では大きく欠けているモノもあるのだから。

今何が必要か。 此れから進む自分の道が見えていてこそ正しく学ぶべきものを手に出来るのだ。 金払って、入学して、3年4年後に治療出来る自分しか見えて無い。 100%それは無いだろう。  

学習のスタートは受け身からは何も始まらないのだから。

2012年11月15日

テニス肘・ゴルフ肘、痛い肘。

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昨日も今日も、テニス肘・ゴルフ肘の患者がやって来る。 毎日必ず誰かしら。

電気や注射で治るのは筋肉疲労レベル。 カッコ良く言って炎症系。 そんな言葉は無いがナ。

基本、自然治癒傾向が強い痛みを訴える患者が多いのが整形外科や我々の様なトコ。 治ったとしてもナンで治ったのかなんて分かりやしない。 自分の治療で治ったと、思い込んでる治療側が多くて呑気。 治らない患者にとっては、そんな先生タマッタモンじゃ無い。

スィングプレーンだバックハンドだと、フォームや運動連鎖をウンチクったとしても、患者にしてみりゃ何かやってくれよ!と全員思う。 四肢関節、肘や手首に20や30通りのアプローチ手技持っているのは当たり前。 5、6個程度じゃそもそもそれ以前。 数十通りものイメージを持つ。 そしてその次、やっとのコトで出来るのが運動リハプログラム。

ウチではセラポールを肘や手首の障害に、積極的にこの数年使っている。 海外のあるテニスエルボー専門で研究している医師が数年前から推奨している。 それでもまだまだ日本のテニスエルボー治療には浸透していない。

コンナ事を書くと読んでる同業やスポーツ愛好家はすぐセラポールググってやりだすだろう。 まぁ、小生の勝手知るところで無いからかまわんが、先述の通り数多い手技とイメージとセットである。 少々時間はかかるが抜群に良くなり、高次元で再発防止。 通販でもスッか、セラポール。 (嘘

2012年11月14日

子供のスポーツ痛、成長期痛。

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先月は年配者の新患、しかも遠方からの方が多かったと思ったら、今月は小・中高生の新患が。 う~ん、読めない...

昨日やってきた新規の中学生の男の子、腰が痛いのだが、骨・肉的、治療的な観点で言えばする事やれる事は簡単で短期的。 来院時の痛みをとって終わりと考えるのならば数回。 しかし何故痛みが、不具合が発生したのかを精査するならば取り組まねばならない事は多角的になる。 揉んで電気でOKな患者、治療側は、その重要性など幾ら小生が熱く語ったところで、ナントカの耳に念仏状態。 何も分からぬ子供は可哀そうの一言。

体幹と四肢のバランス、各々の関節と筋肉との相関が、今まさしく成長期ど真ん中の4、5か月にあたっている。 我々治療側が治療としてこの4、5か月でやらねばならぬ事、スポーツ・運動的観点から取り組まなければならない事、実はもう一つ、その彼の癖的なものを家族で取り組んでもらい事が。

小生が治療として本症状に占める割合よりも、成長期を考慮する事、運動的な事、家庭内的な事が重要な部分の多くを占める。 結果来院はさほど重要でないと言ってしまう。  コレマタ商売にならん。 言ってシマッタ。


まぁ何が言いたかったかと言うと、医学的・解剖学的な知識が必要か必要じゃないかといえば必要なのだが、治療においてそれらが一番重要かどうかと言うと決して一番じゃ無いと言う事。 特に子供の治療においては確率は高い。 勉強は出来るが頭が悪くては治療は出来ん。 そう言えば小生も若い頃よく言われたな...

2012年11月13日

ペット整体、ペット治療。

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もうかれこれ11年、ミニチュアダックスと生活を共にしている。 動物が嫌いな人もいるのであまり公開してはいないのだが、毎朝毎日共に出勤をして来ている。 まぁここに書いている時点で内緒もクソも無いのだが。

ここから先は小生の主観、専門外的見解なので話し半分程度で読んで頂いても一向に構わない。


先述の通り、さすがに11歳ともなると犬もそれなりの高齢の域になる。 この春の出来事なのだが、突然いつものように椅子の上に飛び乗らなくなった。 長年の付き合いの獣医師も小生も、そろそろ来たか!? 的な、ヘルニア的な事を当然疑った。 取りあえず薬を飲んで暫く様子見となるのだが、行動を見ながら、振り返りながら少々考えた。

もともと散歩が嫌いな我が愛犬。 それにかまけて最近散歩自体を少なくさせてしまった。 そこで5分でも少しでも良いから毎朝必ず散歩をさせるようにした。 1週間を過ぎた頃からだろう、のっそのっそと階段を上るようになった。 薬のおかげか何のお陰か分からんが、反射も含めヘルニア的な痛みの反射も無かったので人間と同じでシンプルな運動療法が効を奏したのか。

そしてまた我が愛犬を観察。 登り始めたらのそのそ登るのだが、どうも初めの取っ掛かりがおかしい。上りたがらないと言うより、上るきっかけ、タイミングが上手くとれないようだ。 

そこで今度はボールやおもちゃで一緒に遊ぶようにした。 そうしたら今度は以前の様に段差・階段をぴょんぴょん登り始めたではないか!?

犬が苦手な某男子スタッフも2年も勤め、やっと最近犬に慣れたのか、犬と同じレベルで遊んでくれるおかげで(笑)、我が愛犬はこの数年見た事が無いくらいに毎日はしゃぎまわっているではないか!! 今度は真正のヘルニアが心配なくらい。


実はタマに馴染みの患者から犬の相談を受ける事もしばしば。 専門教育を受けた訳では無いので、あくまでも小生の経験的な話しと獣医師に教わって学んでレベルに毛が生えた程度と断りを入れて説明する。 だが神経反射等は基本、人間と何ら変わりは無い。 犬との生活で、喋れない相手だからこそ生活を正確に客観的考えねばならないのだと改めて勉強させられた。 もう少し元気でいてもらいたいものである。

2012年11月11日

運動連鎖が流行ってるそうだが...

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週末は普段学校・勉強で忙しい理学療法士卵ちゃん達のバイトが入れ替わり立ち替わりやってくる。皆とても勉強熱心。自分の学生時代を振り返ると考えられないぐらい。 まっ、小生の個人的問題かもしれんが。  昨日もウチの院きってのかわいい女子バイトちゃんシフトで、逆にコチラが諸々勉強させられた。

そのひとつに今PT達の間で運動連鎖が流行っていると言う。 確かに小生も運動連鎖に重きを置き治療しているが、本読んで講義聞いて、知識暗記出来たら出来ると思ったら大間違い。  筋トレ的な指導は出来るかもしれないが、ホンモノの指導や、ましてや治療などとはまるで行かない。 いや、その問題点に気が付かないのであれば100%不可能であると断言する。

訓練と治療の絶対的な領域の違いを自分が理解するだけでなく、選手や患者、受ける側にもしっかり理解させねば一歩たりとも前進など出来ぬのである。 それは運動連鎖に限らず、揉んだり鍼打てたり、関節バキッと矯正できたとしても、全ての術者が優秀な訳では無く、Stiffnessに欠けた軸のブレた治療以外の何物でもないのだ。

そんな最も重要な事を、ウチのバイトちゃん達に少しでも教えてあげれたらと思う。 ただの丸暗記勉強バカの頭デッカチ治療家にならない為に。

2012年11月10日

若者よ、食事がキタナイ!

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食べ物は好き嫌い無く、残さず食べよう! そんな当り前の事が当り前で無い時代になってしまったのか!?

先日久々都心で昼食をとったのだが、隣に来る若者達全員が全員、まぁ見事に食事が汚い。 20代中盤から30代と思われる男子、野菜は残すわ、好きなものだけ食うわ、コメは食い散らかすわ、皿は汚いわ。 僅か30分ちょっとの時間で何人も見かけた。

出された食べ物を、残さず沢山食べるのが若い男子の魅力の一つだったのは昔の話だったのだろうか。 

小生の知人にも良く物を残す者がいる。 先日そいつに「オマエ、良く物を残すよなぁ」と言ったところ、「えぇー!滅多に残した事なんて無いよ!」と言い返して来た。 にもかかわらず、その数十分後に店を出ようとしたところ、そいつの皿とグラスには食べ残し飲み残しが。 「オメー、言った先から残してるじゃんかよ!」と指摘したら、書くのもメンドクサイ言い訳をシッカリ返して来た。 自覚が無いとはまさしくこう言う事か。

食事が汚いのは男子も女子も関係無く、見ていて見苦しい。 そんな若者、子供を見て親はどう考えているのか。 コレマタ問うのもメンドクサイ。 負のスタンダードだな。 アホな時代になったモンだ...

2012年11月09日

風邪で頭痛で診療で。

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ちょっとした風邪でも患者がやって来る。 むしろ治してくれと言って。

ガンガン熱でて、頭クラクラで咳ゲホゲホは病院行って寝てろと言うが、それでもどうしたら良いかと電話してくる。 薬がいいわ、薬が。

あまりにも体調不良なら、色んな意味で来られても困るが、そもそも風邪をひいてしまった体調の不良がある。 特に治りかけなら出来る事はいくらでもある。 先週も胃けいれんの患者が。
急性で激しい上腹痛は一刻を争う場合もあるので医師の検査が必要であるが、疲労性、精神的緊張、自律神経系ならばスーッとしてきてゲップでも出てオシマイ。

安請け合いは禁物だが、コレは内科疾患か重篤か否か、それらが分かるから筋骨格系かどうは判断でき、受け止め、治療する。

何かしてあげれる事は無いか?!

我々仕事はその一言に尽きる。

2012年11月08日

患者以外も...

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痛くてやって来るのは患者だけでは無い。 バイトちゃん達、新も旧も含めスタッフちゃん達がやって来る。 こんなキッカケもナンだが、久々会えて嬉しい事も。

ブツケテ、転んで、捻って、ヤッチャッテ。 ある意味患者より厄介なのを持ってきてくれる。 この部分はそんなに嬉しくない。

やっちゃった事に対しては厳しく言わないが、忙しいから来れないと言う事については厳しく言う。 治す事を第一に勉強している、仕事としている身にもかかわらず、治す事を自ら第一に考えれぬようでは失格人生だと厳しく言う。

普段はあまり患者に、家でこういう事はヤメロ!こんな事をシロ!!とは言わない。 言ったところで大抵の場合無駄に終わる。 むしろ逆効果。 今のままの生活で、余計な誤差無く、治療の推移をみたい。 だがコレがスタッフともなると話しは違う。 無理矢理でもやらす。 ストレッチだろうが筋トレだろうが。 良くも悪くも自分で実感・体感させる。 そして考えさせる。 本は絶対読ませず。

そう言えば以前、全然知らない者から突然メールが来た事がある。 小生が昔からスタッフに本は読むな!と言っていた事を他人づたいに聞いたらしいのだが、その言葉の意味が独立し数年経って初めて分かったと。

此れからの人生、自分自身の本当の力を身につけて、磨いて戦って欲しい。 自分力を付けて欲しい。 怪我は良いきっかっけであるのだから。

2012年11月07日

秋の味覚と甘い物

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甘い物、好きな人はもっとも止められぬ物のひとつ。 小生は辛い物好きだが、甘い物もまんざら嫌いな方では無い。むしろ好きだろう。

止めれぬ人に止めろと言うのは無駄であるのが世の常。 止めれぬのであれば止めねば良い。

ここで米国人と日本人の基本的な食習慣について。

米国人は主食は肉でたんぱく質。 それに対して日本人は米で炭水化物。 

炭水化物はすぐ血糖値が上がり満腹だが、それに対してたんぱく質中心食は上がり難い。 だから外国人はガツガツコース料理で山ほど食べる。 懐石でも無い限り、日本人はそうガツガツは食べれない。 

だからコースの最後に甘いもの食べて血糖あげて満腹で終了。 いわゆる食後のデザートで。 日本人はすぐ満腹だから粗食でヘルシーで身体がちっちゃい。 量を食えないから食間で腹が減り、三時のおやつとなる。

ならば答えは簡単。 もう少したんぱく質を増やした、自分の生活習慣に見合った量をしっかり食べる。 三時に腹が減らなきゃ、おやつも食べたいと思わぬ。

まぁ、言うのは簡単だ。 栗も筍もこの時期旨い。 旬の物をしっかり食べると言うのも自然と身体に良い食事になっていたりもする。 

コレで暫くラーメンは、書いたからには自粛だな...

2012年11月06日

週末のバイトちゃん達

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週末土日はバイトちゃん達が入れ替わり立ち替わり何人もやって来る。 今日日の学生達は平日朝から22時過ぎまでビッチリ学校で勉強らしい。 一刻も早く学校を立ち去った小生の学生時代とは雲泥の差だ。

学生以外にやって来るバイトに、既に整形等で働いている子たちがいる。 これもまた普段朝から晩まで働いているのに非常に熱心である。 お金の為と言うより勉強したいと言ってやって来る。

だが面白いのが、面接時に「お金はどうでもイイから、僕は勉強がしたいんデス!!」と熱く語って来る者順に駄目である。 一日もシフトに入る前からバックレる。

先週末も朝から晩までバイトちゃん達からの質問攻勢に遭う。 むしろ患者の治療よりキビシイ。 まぁでも小生にとっても良い刺激だから、コレはコレで良しだ。 数年前より遥かに院内に活気が出ているのも事実。 若い彼らに追い越されるのも時間の問題だが、もう少し彼らとともに前に進まねばと改めて思う。

2012年11月04日

痛みとパフォーマンス

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“辛さ、苦しさ、痛み無くして向上無し。”

スポーツ、体育学部では当然、いや当然以前の話し。 考えればスポーツ以外でも、人生の訓として当然。 誰か、何かに頼って変われたとしても、それは模倣以外何物でも無い。


今以上に動けるようにすると言う事は、今動けていないと言う事。 此れからの数カ月、プロ選手スポーツ選手にとっては来期に重要な時期。 解雇・移籍入団、テスト、トライアウトと、、団体関係者の前で自己の能力をアピールせねばならない。 誰よりも動ける自分をアピールせねばならない。

動作システムの神経系、関節系、筋系のどれか、もしくは複合で不具合を発生させている。 むしろ大多数が複合である。 たとえばPosturalに分類される筋は緊張・短縮・使用過多に陥り易く、抑制がかかる。 抑制とは逆に緊張(Hyper-Tonicity)がある。緊張状態は収縮への閾値が低下し筋収縮が起こり、伸張性も低下する。 抑制はこの逆であるが、筋力低下では無く、反応準備性の低下であり、他の筋との同期性低下等の神経制御の要素が含まれる。 これらの異常が筋分類的なスタビリティーmuscleに発生しているとしたら、筋スパズムにも大きく関与してしまう。 

現場ではActive SLR等で股関節屈筋の起始停止の逆転なども確認出来る。 もしこれを読んでるあなたが、自他共に認める老人であれば何も疑わず、押して揉んで電気をかけてもらっていてもかまわない。 しかし、今以上に動きたい、走りたいとあなたが考えるのであれば、制御側なのか抑制側なのか、どちらの筋なのか、刺激を送って良い側いけない側なのか、電気の端子一つ置くところでさえ、置いて良いところ悪いところがある事を頭に入れてもらいたい。

是非先生に質問してみて欲しい。 この治療、この電気は何でここにしているのかと。 「固い筋をほぐしているんですよ」などだけしか答えが返って来ないようでは今すぐ止した方が良いかもしれない身体。

良かれと思っている事が裏目に出る事もあれば、今までの自分が避けて通って来た事こそが最も重要だと言う事もある。 頭を使って考えてもらいたい。 今はそういう時代なのであるから。

2012年11月03日

働くこと=社会貢献

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そもそも働く事が社会貢献かどうかという事には異論を唱える者もいるが、これは社会人として、年齢かさねるとして分かる事。 

ひとつの事を10年20年貫いてみてやっと見えてくる事。 社会人になって10年ちょっと、20代30代で軸がブレ、ドロップアウトした者には、その意味が分かるのは早くて50代、一般的常識的に働いてきた社会人であれば40代で見えてくるもの。

小生も自分では軸をブラさず進んできたつもりだが、30で会社をドロップアウトしたのは事実。 最近かろうじて見えてきたぐらいであるから、あまり偉そうには言えんのだが。

社会貢献には直接的な社会貢献と、間接的な社会貢献があるのは中学生に頃にでも学校で習ったと思うが、当然分かり易いのが前者。 ボランティアや良い事、良い物を世に広げようなどと、子供でも誰でも分かり易い。 

しかし間違えてはいけない事は、直接的・間接的そのどちらもが同時に必要で重要なのだと言う事。 たとえば医療や福祉の様に、事業業務そのものが社会貢献に密接に繋がる専門職であれば、日々の努力が貢献に結びつくのが容易に想像が付くであろうが、実際は多くの職業が間接的な部分が多い為、働くと言う事と貢献と言う事が頭で切り離されて考えてしまう事も多い。

若いうちは全力、がむしゃらに、今自分の目の前に在る仕事に取り組む。それそのものこそが社会貢献につながっている。 そしてアップデートされた社会人スキルにみあった直接的社会貢献を行うのだ。

ノリと流行りで社会貢献などと言う言葉を軽々しく使ってはならぬのである。 世で働く皆が社会貢献なのだから。 日々、自分の身の丈で進もう。 若者よ、決して自分の本文を見失う事なかれ!

2012年11月02日

昨今のチームの必須条件。

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個人競技であれば、基本全ては自己管理、自己責任で行う。 チームスポーツや、対象選手が未成人であればその管理・責任はコーチや監督などの大人が担わなければいけない。

選手が身につけねばならない競技に必要な技術システムが3つある。 連係プレイや成績向上を狙う為のパフォーマンススキル、速く走る為、投げる為の基礎部分技術指導にあたるベーシックスキル、そして身体体的運動連鎖を確保・向上を狙うフィジカルスキル。 

指導、管理にあたる人間はその意識を高め、選手は技術を高める努力をせねばならない。

この技術と言う部分は決して筋力とイコールでは無い。むしろ切り離して考えてこそ、技術の向上・獲得となる。 力ずくで無理矢理見掛け上動いて動かしては、高確率で運動障害を発生してしまう。

動けるようにする事。 言葉では簡単だが、難しい。 良いチーム、良い指導者、よき理解者になりたいものである。

2012年11月01日

患者に誘われ...

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月に数度、患者に誘われ終診後に飯を食いに行く。 当然同世代の男性患者が一番多いが、目上の患者に連れて行ってもらう事もあれば、20代30代バリバリ世代とガッツリ行ったり、時には独身女子とであったり。 サスガにそんな時は若いスタッフ数名と連れだって。

ただ単純に呑みもあるのだが、大抵は諸々相談ばなし。 女子は俗に言う恋話だが、コンナオッサン何の役に立つはずも無い。 戦力外通告。ココは若いスタッフ達に任す。

過去様々なイベントで尾瀬や富士山、近隣ジョギング時などもそうであるが、一緒に歩いて走っていると普段聞けない色々な話しをお互い患者としたりする。  あ゛~、人それぞれ皆色々あるんだなぁと、当たり前であるが考える。

小生は30で会社を辞め今此処に居る。 出会いや別れ、良い事も悪い事も当然色々ある。 幸いにも大きなトラブルには遭ってはいないが、それらを未然に避けるスキルを会社員時代に学び、その厳しい管理が裏目に出る事もしばしば。 どんな道を進もうとも良い事ばかりなどと言う事は決して無いのだ。

山坂、嫌な事やりたくない事を避ければ避ける程、その先の道は先細りになり、いずれ逃げ場の無い袋小路へ陥る。 良識な人間であれば、そうならぬ為に日々戦っているのだ。

やりたい事は戦いでは無い。 やりたくない事をやってこそ違う道が開ける。 人と話していると自分の未熟さ、努力の足りなさを痛感する。 まだまだである。

2012年10月31日

医療従事者、同業者が多いッスね。

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ブログもSNSも患者で来院も、特に今年は医療従事者、同業者が多い。

全く全然嫌な気はしないのだが、安易な来院、連絡は正直迷惑な部分が多い。

毎月一人はやって来る新患の同業者患者。 まず二つのタイプに分かれる。

ひとつは不幸にもどこかを痛めてしまい、良い機会なので以前からウチを知っていてやって来るタイプ。
こちらは大歓迎。

もうひとタイプは、探り偵察的に取りあえず来てみたタイプ。 本人は気が付いていないのだろうが、ほぼ100%電話の段階で同業だと分かる。 明らかに大多数の他の患者とやりとりが違う。 来てみたかったという気持ちは嬉しいが、これは一般・同業に関係無く、治したいでは無く来てみたかった理由である為、当然提供出来る治療も正直まるで無い。

直球で勉強したいと言って連絡してくる者もいる。 最近も月に1、2回のバイトと言う事で二人ほど採用した。 先ほどの後者は大抵が1、2回。 良くて5、6回ですぐ来なくなる。 何かを学びたいのに、世の中5、6回で学べる事など無いと言うのに。

そう言えば先日、患者で来ている理学療法士の女の子に、治療中DVDを見せながらテクニックのヒントになればともしたり。 むしろ動作解析や、バイオフィードバックなどは一般患者より同業や医療従事者へやる方が多いのではないか!? ぐらい。 小生は教育者では無いので、難しい事を素人に分かり易く説明するスキルは残念ながらあまり持ち合わせてはいない。 であるからして、専門者に説明する方がいたって気が楽。 まだまだ日々努力・研鑽はせねばならぬ。

2012年10月30日

整骨院の不正保険診療報道

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昨日、厚生労働省は整骨院などで柔道整復師の手当てを受けた際、医療保険の対象となる「療養費」について、会計検査院などから、「保険請求の内容に疑いがある」という指摘が出ていることから、専門委員会を設け適正化策を検討する旨のニュースが報道された。

“柔道整復師の「療養費」 適正化を検討へ”

小生の院も保険診療をするから声を大にして言いたい。

当然である。

骨折やねんざなどについては、「療養費」として、医療費と同じように医療保険の対象となっているのが接骨・整骨院の保険治療。 急性限定であり、やれる事も基本、温めると冷やすと電気のみ。 脱臼骨折は医師の許可を得たうえで整復。

しかし、世の中の接骨院を訪れる患者が本当に骨折・捻挫なのであろうか?! あれだけの数のお婆ちゃんが皆捻挫なのであろうか!? 人数も部位も期間も不自然である。

患者も治療する側も、保険制度を割引制度とでも思っているのではないか?!

命、生命、人間の健康は安いものでは無い。  一体誰が何を勘違いしているのであろう。 

新患からの電話・問い合わせがあった場合、ウチではまず症状を聞き、それがどの診療科目にあたるか必ず説明をする。 保険適応で無い場合はその旨をしっかり伝える。 当然少しでも安く、保険診療を希望している人間は、「では結構です」と言って他院へ行くようだ。

本来、柔道整復は、より患者の身近な存在に在り良い治療、制度である。 しかしそれらを自分に都合よく皆が変えれば、そのツケは必ずいつか自分で自分の首を絞める結果へと繋がる。

人は質の高い医療を求めるが、その前に自分自身の質を高めなければならぬ。 明るい未来を築く為に皆で頑張ろうではないか!

2012年10月28日

腱鞘炎は背中で!

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正確には第一肋骨で。 胸郭出口の様な症状なら常識だが、腱鞘炎の様な手関節、もちろん肘、野球肘・ゴルフエルボーも肩甲骨の安定性、それらを阻害している周囲関節の動きを改善させる。

さほど多くないこの第一肋骨頭へのアプローチであるが、僅かな可動性の差が日常生活における手・肘関節の負担を大きく改善させる。

そんな事を話したら頸椎、特にアッパーサービカル、顎関節もとキリが無くなるのだが、まず直接的に関係ある部位の動作性の確保はせねばならない。 それらの手技を数多く持っており、症状・状況に合わせて施術するのが我々、徒手療法家の仕事である。 電気で揉んでは徒手療法家とは言えぬ。 その痛み、諦めてはならぬ。

2012年10月27日

スポーツと理学療法

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そもそもMRIや関節内視鏡を重要視している、最新設備があります!と言う院ほど信用にならない。

小生のメインHPでも以前から訴えているが、診察にあたり最も重要な事は他に在るのだと。

W.Proctor HarveyやJ. Willis Hurstに代表される偉大な医師や医学部教師は,次の5つの診断スキルの統合が必要であると述べている。

1. 病歴
2. 身体診察(視診,触診,聴診)
3. 心電図
4. 胸部レントゲン
5. 適切な検査所見(おそらく心エコー図を含む)

明敏な臨床家であれば、実際ほとんどの症例の診断は最初の2つによってなされる。そして後半の3つは追加検査というよりは、先の2つから得た診断を確認するに過ぎないことが多い。病歴と身体所見から導かれた診断が覆されることは、あまりないのである。


診療科目の多少の違いこそあれ、画像検査で診断はされないのだ。 画像検査が必用で無いとは言っていない。 特にスポーツの場合、受傷・急性期・回復リハビリにおいて画像検査以上に遥かに重要なのが一連の運動連鎖を精査する事である。

外科的処置が必要な場合なら分かるが、それは外科医の話し。 整形と言葉が付いているかぎり、今後も整った動きが出来る為に、動的形態偏位をイメージ出来ぬのであれば単なる外科である。 しかもスポーツトレーナーや治療家であれば、尚更重んじなければならない事柄は他に山ほどあるのだ。 だが悲しいかな、スポーツ講習と名付けていながら講義の内容は画像診断ばかり。

質の高い運動リハビリ、運動療法が一般の人にとって身近になる日が一日も早く来る事を望む。

2012年10月26日

スポーツ選手多数来院!!なんて...

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完ぺき釣りタイトルちっくだが、そんなこたぁ昔から100%広告に書かない主義。 

いやそりゃねぇ~、子供の頃から来ているウチの患者がプロ選手にでもなった暁には、肩組んで写真撮らせてもらうが、そうでも無い知り合いのプロ選手広告に使ったって、それで患者が来てもナンも嬉しくない。 使うならとっくに前職での知人オリンピック選手でも使ってるわ。

未だに友人から「かきうダッケ??」とワザと言われるような片田舎で、人知れずコッソリ場末でやってる意味が無い。

まだストレッチ(スタティック中心な)がやっと日本で世にで始めた30年ほど前、PNFなんかも勉強始めても教えてくれるとこすら殆ど無かった時代、一連の運動連鎖、動作解析学も今と比べたら主観的な、経験的な要素が非常に多かった。 自分自身もまだまだ選手として練習と試合に明け暮れる毎日であり、自分自身、他選手と試行錯誤しながらトレーニングとケアを行っていた。

今は良い時代だ。 知りたい事があれば誰かが勝手に教えてくれる。 そしてそれらを行えばある程度答えと結果が出てしまう。 自分の実力で無く、他人の実力だとしても。

自分の実力を試してみたい。 以前は競技者として、現在は治す者として。 有名スポーツ選手の名前や写真使って客引きしたって、患者はその選手を信用して来ただけ。 小生を信じ、引き寄せ、腕をガッツリつかみたい。

年齢もレベルも関係無い。 動ける喜び、その笑顔が見たいだけ。 今はただそれだけである。

2012年10月24日

就職と離職の真逆を理解しているか?!

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就職と離職。 当然真逆な事なのだが、多くの人が離職・退職、次に就職とセットで当たり前の様に考えている。 まるで違う正反対な事柄を同時に二つこなす意識、覚悟が乏しい。

上手くいっていないと判断したから離職を決意する。 そして次は上手くいくことを期待する。 ただし、何も努力せず上手くいく事などは存在しない。 いつか必ず同じ事を繰り返す。

仕事や人間関係はもとより、スポーツでも怪我・痛みも皆同じ。 上手くいっていないのならその事実を受け止め、振り返り、自分自身をとことん変える覚悟が必要である。


有名な脳科学者の先生が以前こんな事を言っていた。 

「後悔しているとき特に活発に働いているのは眼の奥にある「眼窩前頭皮質」だということが分かった。そこは環境の変化に適応する適応力を司る場所だったのだ。

 後悔することは環境に適応し自らを成長させることである。後悔をするということは次からは後悔しないように工夫することなのだ。

 後悔は”反省”(単なる振り返り)ではなく、後悔をすることにより、脳の中では”現実”(実際に起こったこと)と”想像”(もしこうやっていたらこうなっていたのに)の比較がされるのだと言う。あれやこれやと比べながらどうすればよかったのか、これからはどうするとよいのかなどを思い巡らせるのだ。

 そのときに”くやしい”とか”悲しい”とかのネガティヴな感情がが起こり失敗の経験が脳に強く刻まれる。そして、その失敗を繰り返さないための適応力が向上すると考えられている。」


後悔をする事。 その事こそが人間を成長させる。 常に前向きでというが、その内面では自己を振りかえる作業を常に繰り返さねばならぬのである。

好きな事、やりたい事だけに目を向け、自己肯定しか出来ぬ人間に進化、前進、成長は無いのだ。

治療とは常にそんな事の繰り返し。 一番必要なのは振り返り、後悔することである。

テキトウ自己流筋トレ大満足

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筋トレって、そもそも何の為にやるのか?  その目的や意義を正しく持って、いや、本人は持っていると思っているが、かなり滅茶苦茶。

特にその1、2年で酷いのがコアトレーニング。 体幹の機能的役割を根本的に理解しておらず、固定と安定性をグチャグチャに理解しており、全てが間違ったトレーニングのせいで動作性を著しく低下させてしまっている。

パワーで動作、勝負が決まるスポーツなど殆ど無い。 ラグビーであれ格闘技であれ、パワー・筋力は一要因であり全てでは無い。 パワートレーニングが悪いと言っているのでは無く、それ以外に他要因を考えたトレーニングも同時にしているかどうかと言いたいのだ。

勝ち負けや怪我を考え無い、自己満足筋トレならば、街の体育館で小銭で筋トレしていれば良い。

昨日も小学生と中学生の患者の男の子に、運動連鎖と動作解析について話しをした。 彼らは彼らなりに非常に前向きであり、理解しようと努力をしている。 大人はどんなに良い情報が目の前にあろうとも、自分が嫌だと思った事には見向きも耳も貸そうとしない。

スポーツ選手に限らずな事だが、痛くなくなったらまた以前の様に動けると思ったら大間違いだ。 それは痛みを止めた、無くしたであり治したでは無い。 原因を解決して始めて治したなのだ。 全て本人の学習能力次第である。 ナンとかは○○しなきゃ治らないとは良く言ったもモノだ。

2012年10月23日

採用新スタッフアップデート!

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秋の採用は過去あまり例が無いのだが、今年はこの時期珍しく二人採用。 柔整師君と理学療法士君。 PTの卵ちゃん達がバイトで5人いるから、いつの間にか大所帯。 といってもバイトは週末限定シフト制だから、平日はいつものメンバープラスアルファ。

残念ながら一人欠員も出たのだが、意欲的で勉強熱心で、専門知識・資格を持っている子たちが集まってくれたので、此方としても大変刺激になる。

特にコレからファンクショナルトレーニングを、特にプライオメトリクスに関しては小生の様なオッサンより、若くて元気なイケメン君達が見本を見せて指導した方が見栄えが良い。 ダブルシザースに至ってはどっちがトレーニングしてるんだか状態になる。

勉強に関してもキネテックチェーンについては、鍼灸指圧、柔整師、整体カイロ民間療法師より、PT理学療法士の子たちの方が話しが早い。 運動連鎖の最低限の知識は既に持ち合わせている。

さぁ、気を抜かずスタッフも小生も、もちろん患者もみんな一緒にアップデートしていこう!!

2012年10月21日

学生スポーツ選手の治る治らない

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今年は例年にも増して若いスポーツ選手が多かった。 以前も一度ブログに書いた事があるのだが、大学生のスポーツ選手は本当に治療を最後まで構築する事が困難なケースが多かった。

忙しいのだと意見を頂いた事もあるのだが、月に一度も休みが無いのなら仕方が無い。 月に一時間でも二時間でも時間が作れるのであればやれる事、提案できる事は山ほどある。

当院が当院である由縁、それは“運動療法”と言う言葉の定義に在る。 

昨今、スポーツの世界で最新で中心な“ファンクショナルトレーニング”というモノがある。 このより機能的なと言うトレーニングを当然一言で説明するのは不可能だが、例えばその一つに身体の部位を役割で分ける事がある。

足関節部は動作性を重んじる部位であり、それに対して膝は安定性を。 股関節は動作性、腰・骨盤部はコアで安定で、肩甲胸郭部は動作性(一部安定性も)を担っている。  仮に股関節の柔軟性が悪く、可動も狭く、動作性に乏しいとしよう。 走る動くに対してその股関節の動作性の欠如を他の部位、膝や腰が代償したりする。 膝はその安定性を犠牲にして代償運動を担う。 結果当然膝の負担は増し、膝を痛める。 腰も然り。

これらを構築する為にはまず正しく一連の運動連鎖を正しく考察し、失った動作性を優先的に確保した後、安定性を得る為のプログラムを実践する。  いたって常識的なプロトコルであるのだが、巷ではそれらを全く無視したコアトレーニングなモノが氾濫している。

ただ、これらは運動学・体育学の世界で最前線で、頭の良い大学の先生方が日々研究されているのだが、スポーツの世界では多くの臨床が既に存在はするが、事此れが医療の世界でとなると、治療としての実例がまだまだ非常に乏しい。

小生は学生時代、正しくトレーニング指導をすればスポーツクラブのジムでも、殆ど全ての市中のクリニックを訪れるような整形疾患は治せると考えていた。 その考えは今でも全く変わってはいない。 ただし、医療現場では体力も年齢も様々であり、より受動的な動作性獲得のプログラムを多く必要とされる。非常に多種多様な、いわゆる徒手療法が必用なのである。


今年も此処まで、特に学生スポーツ選手の治癒と再発の状態をザクッと振り返ってみたが、最低限のワンクールを構築できた患者で疼痛解消、競技復帰できなかった患者はいなかった。 今現在の状況であり、此れから先も100%と言うのは不可能であるが、その精度は上げねばならない。 

機械と道具と筋肉で誤魔化す運動療法ではなく、真の運動療法。 もう少し分かり易く書け、説明出来たら、我がクリニックももう少し繁盛するのであろうが。 まだまだ努力不足である...

2012年10月20日

突発腰痛、怪我防止メニュー

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今朝も朝一で、気心知れたスポーツマン患者に2Fラボでの新メニュー指導。 超体育会系な4児のパパ。 家庭感ゼロの小生から見れば大師匠。 長い付き合いに感謝もし、いつにも無く気を抜かずにプログラムを思案。

今回は突発な怪我、腰痛に対するプログラム。 ファンクショナル重視でスミスマシンとトランポリンを使って。

動作性と安定性を教えつつ、意識させつつの指導。 何年何百人何百回指導しても、毎回こちらが勉強になる事が幾つもある。 特に同世代の彼からは日々数多い。 コッチが治療しているのか、コチラが教えを請っているのか、コッチが金払わなきゃいけないのか状態で。

今回は特に視覚・前庭感覚の動作についてはウチのスタッフ含め、三者三様で面白かった。 知識と理論で指導やプログラムを作るのでは無く、選手患者一人ひとりの状態・能力を見極めてこそ成り立つものだと改めて考えさせられた。

今日も良い一日になりそうである。

2012年10月19日

今日はブラック

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涼しさを通り越して、ホントに寒くなって来た。 街ゆく人の服装も冬ものを見かけるようになって来た。 そんな中で小生はと言うと、毎年衣替えは11月!と決めていたが、流石に寄る年には勝てず、半ソデ短パンも限界に近づいてきた。

若者には分からんかもしれないが25年前の今日、1987(昭和62)年10月19日月曜日、ニューヨーク株式相場が大暴落した。 ダウ30種平均の終値が先週末より508ドルも下がり、この時の下落率22.6%は、世界恐慌の引き金となった1929年の「暗黒の木曜日」を上回った。この影響は翌日東京にも波及し、 ブラックマンデーといわれている。

小生の半ソデ短パンはどうでもいいが、一人一人がカラダもアタマもより一層使い、賢くなり、様々な問題をのり越えねばならない時代なのだろう。 他人に任せで景気でも何でも良くなる時代では無いのだ。 全てが自分次第である。

2012年10月18日

脊柱管狭窄症と脊髄硬膜動静脈瘤瘻

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間欠跛行を伴う腰痛症の場合、多くの場合で脊柱管狭窄症を疑われる。 画像検査で狭窄と思われたら其処で確定的に診断されてしまう。

しかし、脊柱管狭窄に伴う身体所見が必ずしも全てで無いケースがある。 むしろ出ていたとしても他の原因、要因も考えねばならぬ。

そのひとつに姿勢変化による増悪をあまり伴わないケースがある。 そのような神経原性間欠跛行は神経根の虚血が疑われる。 上行性神経障害の場合は硬膜外脊髄圧迫でも起こる事を知っていれば画像診断も変わる。特に胸髄のレベルでは画像はピットフォールと成り易い。

脊髄動静脈奇形で最も多い脊髄硬膜動静脈瘻は、歩行障害・感覚障害を伴うので、脊柱管狭窄症として見過ごされるケースが多いのである。

覚え書き的な内容になってしまったが、常に多角的な目線で診察をしなければならない。 画像診断は確定診断に使うものなのだから、身体所見で診察診断まで辿り着かぬうちにの画像検査は間違えた方向へ導いてしまう事もあるのだ。 診察力を磨こう。 

2012年10月17日

妊婦と腰痛。

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今日も既に相談があった。 産前産後の腰痛相談。 宣伝もな~んもしていないのだが、必ず常に数名いるのが妊婦の患者。

驚くかもしれんが、出産前日でも診る。 昔の先生は皆そうだった。 それがいつの間にか妊婦さんはお断り的な、腰が引けた治療家が多くなってしまった。 理由も原因も、十月十日後には無くなるのがハッキリわかっている妊婦の状態。 そんなのが診れないのであれば、他にもっと診れない症状が山ほどある筈だ。

それは当然、妊婦特有の留意事項はある。 それでさえも、どんな症状であれ当然ある事。 何も考えないで骨格だけ歪みだけ治す事など絶対に無い。

だが一つだけ、他より遥かに注意せねばならぬ事がある。 それは、妊婦さんは心身ともに非常にデリケートな状態に在ると言う事。 その心の揺れを理解出来ぬのであれば、産前産後の治療を受け止めるべきではないのである。 それが理解出来れば腰痛はもとより、肩コリ背中の張りは驚くほど速く、そして劇的に改善も出来るのだ。

文章に表記やテクニックでは無い、“ワザ”の問題。 出逢える事を祈る。

2012年10月16日

腰痛との決別思考

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筋骨格系疾患による運動器慢性疼痛で、当院に限らず来院して来る一番多い訴えは腰痛である。 日本に限らず、海外に目を向けてもだ。

運動器慢性疼痛には、侵害受容性疼痛が多いが、ときに神経障害性疼痛を認めることがあり、両者の要素をもつ混合性疼痛も認める。  どちらのケースであっても運動器慢性疼痛の治療体系は、薬物療法とともに、運動療法や将来的な手術療法も見据えて治療スケジュールを考慮する必要があるのは世界的に見ても、これもまた常識である。

だが実際は症状を精査される事も、スケジューリングされる事も無く、ただ漫然と日々同じような治療を疑いも無く毎日繰り返す治療のケースが未だ多く巷に蔓延している。

兎にも角にも運動療法が最大の治療である事はエビデンスがある事実。 ただし、痛みが強く、運動療法に参加出来ぬ状態であれば先日の通り薬物療法も併用していくのだが、このコーディネートが重要。 かかりつけの整形がコーディネートした治療を行っているのであれば問題無いが、そうでない場合、何らかの運動療法を患者自ら探して行わなければ、疼痛改善には長い道のりを費やしてしまう。

このようなケースでは最近小生が最近良く口にしている運動連鎖、キネティックチェーンとは対照的な治療、考え方が必要なのだ。

小生の様な立場では、なかなか他科の先生とコンサルテーションしながら治療を進める事は困難だが、だからこそより一層の努力が必要となる。 道具も武器も頭も上手く使いたいものである。

2012年10月14日

踵、足首の痛み、悪化する前に。

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小中高生で、踵やアキレス腱、足関節周囲の痛みを訴えてやってくる子は以前から多い。 むしろ多くて困っているぐらい。

別に嫌で困っている訳では無い。 たいていの子が今まで無意味なマッサージや電気治療を受けており、それらが治すどころか治癒を遅らせており、一度リセットする事から始めなければならないからである。

過去、スポーツをするどんな患者にも、運動全てを中止しろと言った事が無い。 折れても切れてもいないのであれば、休む必要など根本的に無いのだ。

先日も書いたがファンクショナルトレーニング(functional training)、機能的な一連の動作をどれだけ正しく理解でき、精査できるか。 それをトレーニングとしてではなく、治療として構築する。 だが残念ながら昨今、このファンクショナルトレーニング(以降、FT)を目新しい、ただ変わったトレーニングとしてグラグラブラブラ無意味に取り入れているところがあまりにも多い。

確かにこのFTには第一に安定性を重要視するのだが、ただ単に安定すればよいでは無く、その過不足分としての動作性を見極め、それを見越した上での安定性の獲得を実践する。 適切適宜を見極める目と知識があってこそのFT。 完璧に構築できれば治癒はもちろん、再発防止、パフォーマンスの向上までと、押して揉んで電気かけて歪み直してなどと言う従来の民間療法とは180度方向性の違う、完ぺきな治療と成りえるのである。 ただし、コレはあくまでもトレーニングとしてではなく治療とて組み立てての話し。 

発想を変えたその治療に、是非発想を変えて治される側も取り組んでもらいたい。

2012年10月13日

ランナー、膝痛、ネット検索。

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最近多いランナーの膝関節痛。 話しを聞くと、半数がケアなどした事も行った事も無く、言った事がある者も、筋肉揉んで電気かけて。 好きな人間は筋トレ。

身体が柔らかければ、筋肉・筋力があれば速いのか怪我をしないのか? では怪我をする人間は皆ガリガリで身体硬い奴らか?!

そんな子供でも分かるような事を考えず疑いもせず、せっせと揉みに電気かけに行ってる時点で論外。 スポーツ愛好家では無く、スポーツ執着家だ。 怪我するほどやるとは。

スポーツメディスン、運動療法とは如何にその動きを客観的に評価し、一連の運動連鎖を見直す事が出来、動作不全を解消する事に在る。 誰の事でも無い、自分自身を常に見つめ直す気持ちを持ち合わせていぬ様では、カント論的な個別的内容を超えた形式としての主観といわれる客観的認識など皆無である。

主が無くして客観など無い。 ネットを使って口コミサイトを弄っているようなスポーツ患者は、過去規定通り治療のステップをきざめ、治癒は当然治癒したとしても成績向上まで辿り着く者など居た試しが無い。 顔も見えぬ他人の事を鵜呑みにしている暇があったら、自分の目と頭で考えろ。 ゴールと言うものは、そういうモノの先に在るものなのだ。

2012年10月12日

薬と機械では無く、手で治す。

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スポーツの最前線であっても、ナチュラルだヘルシーだアンチドーピングだと言っても、結局怪我して痛くなったら医者、注射、薬で。

なんか、こう、スッキリしないわ。

若い頃、そんな悩みを解決したのが徒手療法。 当然今でもそれらは治療の柱になっており、筋肉であっても骨であっても、グリグリゴリゴリボキボキ治す。 当然時間をかけ手を使い。

それとこの数年、徒手と言えば徒手なのだが、 with Partner でスタビやプライオ等、様々なファンクなるトレーニングをほぼ全ての患者の治療に取り入れている。 この動作改善の補助が痛みの改善と同時に、動作の質の改善によって再発防止に大きな威力を発揮する。

ただしそれらには診察診断力と共に、運動連鎖を正確に把握する能力が高く備わっていなければ単なる訓練や筋トレになってしまい、全くもって意味をなさないモノになってしまう。

膝専門、肩専門がイコール、スポーツ専門では無い。 安定性・動作性の連鎖を正しき見極めてこそ、真の運動療法、スポーツ専門となる。 

最近それらを学びたいといって、アルバイト希望でやって来る者が多い。 こちらも余力のある範囲で極力受け止めるように努力をしている。

患者はもとより、真の運動療法、徒手療法を、此れからも全力で提供していきたい。

2012年10月11日

全ての患者に個別作成

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2階のコンディショニングラボでのトレーニングは当然だが、ほぼ全ての患者の治療に組み込んでいる運動リハプログラムは、全員個別にパーソナルである。 治療の一部であるのだから至極当然な話し。

だが実際は多くのところで十把一絡的な事が多い。 スポーツクラブでの指導であれ、駅前マッサージであれ、酷いところでは保険治療であれ。 皆同じように揉んで電気かけてオシマイ。

当たり前の事が当り前のように行われていない状況。 どうしてそれに患者も治す側も問題視せぬのだろう。

ウチは個別どころか、毎回の治療で全てを見直して考えている。 改めて書く事では無いのだが。

日々細かく、大きくは3ステージに分けて。 前述の意識が無い者ほど目先の事だけに捕われ、ステージも1で気持ちが途絶える。 もともとがそういう因子を内面に持っているのだから仕方が無い。 

意識も常にフレキシブルに持たなければ前進は無い。 常に、常にだ。

2012年10月10日

楽器、音楽、演奏で痛くて。

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「音楽のまち・かわさき」 。 我が町麻生区も、「音楽の街 あさお」がキャッチコピー。 万年音楽2だった小生には最も縁遠く、むしろ避けて通って来た存在な音楽。 単純に音痴なのだろう。

そんな小生の気持ちとは完全裏腹に、音楽関係の患者が来るわ来るわ。 当然皆どこかしら痛くて悪くてやって来る。

楽器が弾けないほどの腱鞘炎や、姿勢保持が辛い腰痛。 意外と多いのが声楽者の胸郭部へのアプローチ。 声も呼吸も整う。

どんな楽器・音楽、症状であれ、スポーツ選手と同じで受け身な治療はしてもさせてもいけない。 マッサージや整体的では無く、自ら治す方向を指示・指導する。 

身体を任意の位置へ移動させる事が多いスポーツと違い、常に同じ位置での動作が多い演奏。 モビリティよりスタビリティをスポーツよりより多く要求される。 固定では無い、安定。最近はその部分を間違えてとらえたコアトレーニングでより一層悪化、質の低下でやって来る音楽関係者が少なくない。

何事も一夜にして成らず。 スポーツも仕事も勉強も皆同じ。 音楽をされている方はどうやらスポーツ選手よりもその辺りを良く理解している方が多いようだ。 勉強になる。

2012年10月09日

遥かなる計画

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毎朝スタッフと行っているプライオメトリクス勉強。 概論の基礎編から応用まで。 毎朝小一時間行っても絶対一年がかり。  長い...

専門用語も一から教えて復習。 流石に細切れでは意味が無いので、週末バイトのPTちゃん達にはごめんなさいであるが。

そう言えば先日日曜にも朝一件面接があった。 出て行くスタッフもいれば入って来るスタッフもいる。 大企業では無いので無尽蔵に新規採用は出来ない。 ウチは従来の痛いの取るだけの様な病院や保険治療院では無く、当然癒しマッサージ院でも無い。 全くもって別ジャンルな故に、それに取り組む意識も通常の治療家的ではなかなか勤まらない。

治療のその先に在る物。 それを見つける意識がある者だけが、辿り着ける域。 壮大であるが、決して辿り着けぬ道では無い。 志は誰よりも高く持とうではないか!

2012年10月07日

心機一転リニューアル

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あ゛~、ごめんなさい。 まだまだ設備はリニューアルしてません。m(__)m  忙しくて忙しくて、諸々先送り状態で。 ですが内容はバッチリ準備シテイマス! 毎日毎朝勉強デス!!

流石に今回のお題は小生自身も勉強です。 コレがまた難しいのと言ったらなんやら。

動き、動作を部分的では無く、より全体的に診たうえでの機能的改善。 6名いるアルバイト君達も有資格の子と、学生ちゃんは皆PT学生で、部分的に研修参加をさせてあげると目をパチクリさせている。 学校とは違うのだよ、本当の勉強と言うのは。

毎日馴染み患者をチョイスして、「今日は実験君ダヨ!」と言いながら巻き込んで楽しんでます。

興味のある、勇気ある患者、自己申請受付中!!(笑)

2012年10月06日

ご近所盛大柿柿運動会!

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我が院のある町には、日本でも最大と言われるマンモス幼稚園がある。 園児の数がハンパじゃ無い。
ちょうど今日明日と、その幼稚園の運動会が近くのグラウンドで二日間に分けて行われる。 小生には全く縁が無いが、子供本人よりその父兄たちの気合いの入れ方の方がハンパじゃない。

ござにおにぎりなどは昭和の話し。 今じゃどの親達もちょっとしたロケ班状態。 そのうち家族全員でインカムでの付けそうな勢い。

先日身体リテラシーについて話をしたが、幼児期の記憶や経験は意識下では無い部分でその後の成長に大きく影響を与える。 強くも育てば弱くもなり、誠実に育てばそうでも無くなる。 いじめなどと言う負の部分は既にこの時期に芽生えてしまう。

流石に園児の患者は年に数名だが、小学生は低学年から数多く診る。 多くの母親からは厳しく接して、みて欲しいと言われる。 どうやら何故か悪キャラのイメージが小生に在るようだが、そう言われても...  まぁでも善キャラじゃ無いのは確かだが。(笑)

子供も親も、怪我無く楽しんでもらいたい。 そして子供に良い記憶、良い思い出で健やかに育ってもらいたい。 

2012年10月05日

嘘は誰に付くのか?!

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最近とくに思うのだが、うそつき虚言癖と言うのは治らないのでは無いのかと言う事。 

小生は精神科医でも心理学者でも無いので、一種病気とも思われるその行動心理の詳細は分からぬが、本人が気が付けば治ると言うレベルでは無いケース。もしそれが治るレベルだとしたら小さな子供の頃につく嘘のレベルまでであろう。

通常、他人に嘘をつく。 本人はバレぬと思い嘘をつくのだが、大抵その嘘はバレている。 それを優しい人間は気が付かぬふりをし、めんどくさいと思う人間はスルーする。 どちらにせよ社会的立場と人としての尊厳は確実に失う。

問題なのは他人につく嘘では無く、自分自身につく嘘。 此れは一番めんどくさい。 多くの場合、その嘘が本人の中で事実・真実として構築されてしまっていたりする。 正直その様な人間には近づかず、相手にせねば良いのだが、事それが仕事上ともなると非常にめんどくさい。

数年に一人二人いるようなカルテに嘘を書く人間。 職業や住所、氏名等。 問題外と言えば問題外なのだが、こんな事は顔を見れば十分想定内。 

例えば先日の様な台風の時。 今回は週末で見事にキャンセルゼロであったのだが、此れが平日ともなると少々事情が違ってくる。 主婦、特に年配者なのだが、前日から翌日の予約を見て 「あぁこの人必ず明日、キャンセルの電話してくるよな」 と話していると、翌朝必ず一番で電話がかかって来る。 「ほら、今日はこんな天気じゃナイ、突然でキャンセルは申し訳ないからなぁ~」 という。 アルバイトでも予想出来た事なのでハイハイと事務的に済ますが、過去十数年このようなケースは幾度となくあったが、そのオバちゃんの元の予約時間に雨が一粒たりとも降っていた事が無い。 むしろドピーカンなのだ。

本人は気を使って悪いと思ってのキャンセルなのだろうが、本当は来たくない、出たくないという心理が何よりも勝っているのだ。 それが常日頃言動の端橋に見えているから予想が付くのだ。 だが本人は自分はいたって常識的で礼儀を重んじていると思っている。 本当に迷惑かけてくないのなら合羽着てでも来てもらいたいものである。

肘が痛くてテニスが全く出来ない、膝が痛くて全然走れないと言う患者。 今週はテニスに何回行きましたかと尋ねると、今日も行ってきたという。 と言う事はラケットは一回も振れ無かったのかと質問すると、痛くて出来なかったと返してくる。 いやでも振れたのは振れたんですよね? というと、いや全然振れなかったと言う。 コッチはどの程度振れたのか、どのくらい振れたのかを聞きたくてここに書けぬほど様々な角度から質問をしても、全く出来なかったの一点張り。 おそらく肘より心の病と言いたくもなる。

自分に嘘をついた時点で、人は人としての尊厳を失う。 他の動物はその様な事はしないとも聞いた事がある。 小生は神様で無いので全ての人を救う事は出来ぬのだが、せめても全ての人が幸せな人生を歩む事ぐらい祈りたい。

2012年10月04日

気持ちと仕事とスポーツと。

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最近残念なコト続き。 上手くいかないときはいかない物で、堂々巡り的な。 自分で言うのもナンだが、治療に関してはすこぶる順調で。 コレは此方側の目線の話しだから、患者側にしてみればもっとこうなりたい、こうして欲しいと言うのは当然あるのだから、日々常に研鑽である。

まだまだ世間にバブルが存在していた時代、自然と当たり前のように物が売れ、売り上げが上がり、何をやっても上手く行くのが当然と思われた世の中だった。  当時、まだ右も左もわからぬ就職したての小生は、それが当り前のように何も疑わず、仕事と言うのはそういうモノだと思い込んでいた。

今でも交流のある当時の直属の上司が 「仕事と同一線上にやりがいを見つけろ」 と言っていた。 当時はまだその言葉の意味が良く分からなかったのだが、年齢を重ねるにしたがい、社会人の経験を積むにしたがい、その言葉の裏に在る重さを実感する。

自宅が大富豪で働かずとも済むような、金のなる木が庭にでも生えているのであれば関係無いが、そうでないのであれば会社員だろうが主婦であろうが、収入を得る為に常識的な社会人としての立場をとらねばならない。

仕事一つとっても言われた事だけしか出来ないのか、常にアップデートを心掛けた努力を出来ているかどうか? 当然スポーツも言われた練習をただこなしているだけで、目的意識が乏しいのとそうで無いのとでは、同じ時間、同じ練習をしたとしても効果・成績は雲泥の差だ。

常に遊びたい、休みたいとしか考えず、今自分が取るべき本来の立場と行動を他人から言われるのでは無く、自分で行動出来るか否か。 自分自身を裏切ってはいかんのだ。 それは必ず自分にかえって来るものだと、小生は常に心掛けている。

不幸になりたいなどと思う人間はいないと思う。 ならばとるべき行動はひとつ。 自分ひとりだけの幸せは目標では無い。 皆が幸せになる為に全力で頑張ろう。 そう改めて考えさせられた今日この頃である。

2012年10月03日

最近問題噴出続出ガッツだぜ!

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まぁホントに次から次へと出てくるわくるわ、問題が。 開き直んなきゃやってらんねーって感じで。

そう言えば昔から嫌いな食べ物を執拗に食べる癖がある。 若い頃、パセリやパクチーなんかも不味くて嫌いだったのだが、平気で食べる奴を見ていて「俺がダメなんだ」と考えて、それから毎回他人の分も奪って鼻摘んで食ってたら、いつの間にか全然平気なったりで。

好き嫌いを無くそう、他人が嫌がる事を進んでやろうと、子供の頃から教わっていたのだから、改めて大人になって気が付く話でも無い。

失敗はチャンスだとも言う。 成功している時より失敗した時の方が更なる改善点、問題点は容易に表面化する。 アップデートを欲するならば、他人の失敗をも喜んで受けるぐらいでなければ、高みへなどには到底登る事は出来ぬであろう。

楽しみはまだまだ此れから沢山やって来そうである。

2012年10月02日

悪天候で患者は...

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先日の台風、皆は大丈夫だろうか。 最近は突然の雷雨・豪雨も多く、気の抜けない状況が続いているが。

日曜日と言う事もあり、予約は朝から夜までビッチリだったのだが、台風のせいで...  コレがまたキャンセルが出るどころか、午前から空きが無いか?!という電話ばかり。

昔から、雨だろうと台風だろうと雪だろうと、キャンセルは殆どで無い。 むしろ混む。 家で何もしないなどとは、せめてココぐらいは!? と言ってやって来るのだろうか。 商売する側としては助かるが、くれぐれも事故・災害には気を付けてもらいたい。

しかし今回もヤルな、ウチの患者は...

2012年09月30日

明と暗なら暗で行こう!

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明暗を分けた一球などとよく言うが、人生自分が気が付かないウチにところで、明暗を分ける局面にで合わせていたりもする。 他人から見ればそれが良く分かる場合であっても、当の本人はどこ吹く風。

昨日も患者と、重大な事ほど本人が一番分かっちゃいないよなと話をしていた。 一般的な例で言えば煙草を止めなきゃいけない者ほど止めなかったり、酒飲み過ぎていても止める気なかったり、運動だってしなきゃいけない人間ほど運動やりたがらないし。 それが身体に人生に悪い事だと知っていても止める気無し。 まぁここで成人病予防について語る気は無いが、とにかく本人次第。

小生はトレーニングも運動も、子供の頃から一度もやりたい、楽しいと思った事が無い。 でも毎日トレーニングはする。 だって苦しいし、辛いモン。

よほどのへそ曲がりじゃ無い限り、運動は辛いがその終わった後の気持ち良さは誰でもがよく分かっている。 登山だってそうだ。 息苦しく辛くとも、山頂でも気持ち良さ、達成感は何ものにも代えがたい。

だから小生は朝目が覚めたら、トレーニングを終えた自分しかイメージしない。 少しでもトレーニング、ランニング、運動する前の自分をイメージしたら萎える。 よくスポーツ選手が勝つイメージ、ゴールするイメージを強く持つと言うが、基本それと同じ事。

鳴かず飛ばずのスポーツ選手、なかなか良くならない患者であれば、よう成果・結果が出るイメージをまずしっかり持つ事。 それと自分が今良いと思った選択肢じゃ無い方をとる思考が出来る脳を作る努力をするべきことである。 自分が今まで思っていた明と暗が、根本的に逆なのだと。

今まで自分か良かれと思ってやっていた事を、一度すべてリセットする。 初心に帰るとか心機一転と言うだろう。 新たな道を進む為には、新たな一歩を踏み出すのだ。 

小生が常に自分に言い聞かせている事。 それはやりたくない事順にやる!である。

2012年09月29日

レースの準備は万全ですか!?

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毎週末必ず何か何処かで、患者の誰かが試合やレースに参戦中。 患者の三分の一を占める定期的な人ならば、全くもって心配は無い。 

次のちょこっとだけ心配な三分の一は、この1、2か月に来始めた患者。 不具合は殆ど完治解決し、痛みを忘れ始めた。 しかし、危機感の記憶はまだ残っているので痛めたとしても短期間で解決する事が出来る。

さて、ここで一番問題になってくるのが残りの三分の一。 初診から4、5か月、半年未満が一番悪い。完璧忘れ去っているのか、はたまた何事も美化されるのか!? なんとかなるなのか?? 当初は痛みが取れたら同じ過ち繰り返さぬ為にやって来た気持ち、トレーニングもシッカリ次ステップでやりたいと思っていた気持ちが他人事のようにどこかへ消えてしまう。 まるでそんな事初めから思った事など無いように。

準備と言う事は既にゴールを見越しての話し。 ゴールが見えれば当然疲労もケアも存在する。 そもそも準備とはゴール後を考える事なのだ。 アフターを考えずして準備は無い。 病院のお世話にならによう、自分自身が苦しまぬ為に、目先のレース、目先の事だけでは無く、人生の先を見越して心の底から準備をしようではないか! 

2012年09月28日

赤ちゃん抱っこと英才教育

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スポーツに限らず、身体を動かす為にはその位置情報の元になる物、視覚、体性感覚、前庭感覚が重要な事は以前書いた。 今日は前庭感覚について少々毒づいてみたい。

スポーツの現場ではそれぞれの感覚を高める様々な訓練を行っている。 そもそも運動とはどう重力と反発、戦うかと言う事。 前庭感覚とは主に重力と関係する感覚的な動きの事なのである。

此れを読んでる大人に言うのも今更な話しなのだが、本来その手の感覚は赤ん坊の頃から既にトレーニングは始まっているもの。 誰でも知ってる、「高い高~~い」とか抱っこでグルグルは分かり易い例。 もう少し大きくなったら公園遊具でブランコや滑り台、グルグル回転する乗り物や、土手の上からゴロゴロ転げ落ちたり。 

そんな子供の遊び場を、街からどんどん無くしているのは全部無知な大人のせい。 無知なくせに、小さな頃からスポーツをといって、園児に野球やサッカーなどとは恥じ以外の何物でも無い。 逆に水泳は多角的に応用できるので良い。

しかしここで考えねばならないのが、感覚を高めれば全て良しでは無い事。 もともと感覚が敏感な子もいれば鈍感な子もいると言う事を。 

例えば鈍感な子は目が回りにくかったり、逆に敏感な子はその手の遊びを嫌がったり。 小生が学生時代、水泳指導を行っていた時、妙にプールを嫌がる子にその傾向があるケースを何人か見つけた事がある。 逆に鈍感な子はプールで異常にはしゃいだり、ブランコ、シーソーに固執しいつまでも止めようとしなかったり。

ここで一番重要なのは大人、親の対応。 無理矢理止めさせたりやらせたりせず、嫌がる子にも固執する子にも焦らず少しずつ、様々な角度から考慮したバリエーションを持ったパターンを実践させる事が大切。 もちろん安心感を与えながら。

良かれと思った英才教育、きっと間違っていますよ、アナタ。

2012年09月27日

傷害と3Mテーピング

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昨今のスポーツメディスンでは、膝靱帯再建手術後リハビリ期間であっても装具・サポーターはおろか、テーピングさえ殆どしない。 練習でしなくとも、流石に復帰試合ではテーピングぐらいはするが。

そもそもテーピングの意味や意義の理解が、スポーツ選手と一般スポーツ愛好家では大きくかけ離れているのである。

たとえばスポーツ愛好家の患者に、テーピングはいつするのか?と尋ねると、痛い時と答える。 それをどのような時にテーピングはするものか?と質問を変えると、痛くなりそうな時と答える。 この微妙な答えの差、認識のブレがテーピングの効果を100にとも0にとも変化させてしまう。

不意に突然患部にかかる外力があった場合、その力を最小限にとどめる予防の為にテーピングをするのか、痛いのをゴリ押しして動く為にテーピングをするのか。 役割は同じかもしれないが、その意義はまるで違う。

スポーツ選手の様に日々高負荷高頻度で運動している人間にとって、一度怪我した所の痛みがゼロと言うのは現実的には難しい。 しかしその微妙なところに実力を発揮するのが我々治療家やトレーナの役割なのである。 テーピングの力、プラス我々の力。 どのタイミングで何処にどのように貼るのか!? 伸縮と非伸縮テープを使い分ける。 時にMIXさせる。 それと選手自身が自由に使える自着性バンデージも。

最近当院でも採用している3M社さんのテーピングはかなり良い。 小生の使い方に非常に合っている。 昨日も同じ事を書いたが武器にするか凶器にするかは使い方次第。 何事もウンチクよりも意義の方が重要なのである。

2012年09月26日

ファンクショナル・トレーニングとプライオメトリクス

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スポーツ、フィットネス、トレーニング業界では最近カッコ良く耳にする言葉。 目新しく、客寄せ的に使うのだろうが実際は昔からあり、その動作の多くはどこかで見たり、子供の頃に自分でやっていたりするもの。 それをカッコイイ言葉を使ったり、道具に頼ってもっともらしく指導しているのが実状。

果たしてその目的、 指導をする者はCOGやBOS、位置補正、連鎖、運動協調を、指導を受ける側は身体向上、パフォーマンスバランスをどの程度イメージ、理解出来ているのであろうか。

高めた能力を武器として使えるか、はたまた凶器としてしまうか!? そもそも効果イコール武器と思ってはいないか??

たとえば筋肉を付け筋力を上げ、それが全てのケースにおいて競技パフォーマンス向上で無い事ぐらいは最低レベルの指導者であっても容易に想像が付く筈。 しかしそれが成績が上がらないどころか成績が下がり、場合によっては障害発生の確率を著しく高めてしまう事も多々あるのだ。

まだまだクリニックで治療としてファンクショナル・トレーニングやプライオメトリクスを取り入れているところは数少ない。 だが様々な角度から動作性の向上を図る事は、筋や関節にかかる負担を、しいては転倒を避け、外傷も最低・最小限にする事にもつながるのだ。

ウチでは患者一人一人、個別に運動リハとして様々な形態のプログラムを治療に取りれている。 最初は動作の難しさなどに皆戸惑うが、確実に目に見えて向上・改善していく自分の身体に喜びと驚きを覚える。

トレーニングも治療も、もう既に次のステップにかかりつつあるのだろう。 乗り遅れるな!!

2012年09月25日

気温が下がって気を付けて!

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ここにきて急激に日々寒暖が激しくなってきた。 涼しいのは過ごしやすいが、だから自分の自覚とコンディションの差を誤り大きな怪我へとつながる。

大人であれば経験的なモノも多少備わっているし、仮に怪我したとしても自己責任。 問題なのは子供。 コンディションを経験から感じ取る事は難しいし、筋肉・骨だけでは無く、内科的耳鼻科的、免疫的にも大人より遥かに体調は崩し易いものなのだ。

一番危ないのはにわかスポーツ選手、にわかコーチな父親が、本やネットの情報で週末子供に猛特訓してしまうパターン。 

そういう父親に限って本人丈夫。 いや、丈夫なのでは無く、自分の身体の声を自分で聞く事が苦手。 コンディション管理の意識と身体インフォメーションが大きく、スポーツとして必要なレベルとかけ離れているのである。 それを説明した所で多くのケースが目からウロコには多くの時間を要する。 

そもそも、その情報の出所に酷いモノが多い。 情報発信者そのものが類友。 正しくるルールに沿って行動・思考しているつもりなのだろうが、他人から見たらなんら自己が無く、何処まで行っても他人の模倣。 己(おのれ)が無い。

急に気温が下がれば怪我をし易いのは誰でも分かる。 しかし、やりたいという欲が邪魔を、準備と予防を完全に怠る。 熱中症であれ肉離れであれ靭帯であれ、スポーツの怪我・障害は子供本人のせいでは無く大人のせい。 子供も管理をする前に、自分の思考を正しく整理・管理せねばならないのである。 一番先に治さなければならないのは其処に在るのだ。

2012年09月23日

肉離れと夏バテ。

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肉離れや寝違え、ぎっくり腰。 今週も多かった。

夏の疲れと一言いって片付けるのは簡単であるが、そもそも夏の疲れとは何ぞや!?

小生がこの時期一般的な話しだと言って説明するのが夏場の食事について。 「オレは食欲落ちねーよ」と言う人もいるが、冬に比べたら夏の方が昼はツルツルッと麺でのように、簡単な食事で済ます確率は知らず知らずのうちに高くなる。

日本人の主食である炭水化物は最低限摂れていたとしても、主菜、おかず、たんぱく質、肉や魚が不足しがちなのである。

BCAAが大切などと言う事は、様々な情報で一般スポーツ愛好家であっても知るところとなったが、例えばたんぱく質の一種であるアルブミンが不足すると、細胞と血液間での栄養・物質交換が著しく低下するのだ。 当然筋肉はベストの状態では無くなり、女性はむくむ、冷えるという事になる。 65歳以上の人に油脂類と動物性タンパク質の摂取を魚と肉で均等になるように栄養指導したところ、アルブミン値が改善したという事例が数多くある。

昨日今日の食事では無く、夏場の生活、食習慣が今になって一般人にはハッキリ表面化なのである。

何にせよ食事は一般的に言われる通り、バランスよく品目多く食べ過ぎずになのだ。

2012年09月22日

久々凡ミス...

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久々やっちゃいましたよ、凡ミス。

診療では当然心当たりのあるミスはゼロ行進だが、よりによってついうっかり。 いやマイッタマイッタ。

ミスはミス、反省はせねばならぬ。 後悔して反省せねば人間は前進できぬとは、脳科学的にも。

患者も思考や行動、必ず何かしらのミスを抱えている。 だからその形が疾病疾患として現れる。 しかし半数は本人に自覚が無いモノ。

先日もスタッフ向けに高血圧症についての勉強会を開いた。 医師の方が受ける研修資料をもとにしたのだが、大切なのは薬のアッセンブリでは無く、如何に患者が前向きに取り組む姿勢を作れるかどうか。其処への導きが最も重要な治療なのだと。 頭ごなしに注意しては何も生まないと言う。 普段注意する側が多いのだが、タマには注意される側に廻ると患者の気持ちも良く分かる。

まぁ諸々世知辛い世の中であるから、より一層慎重に日々過ごさねばならぬ。 そんな時代なのだろう。 まぁ、深く反省...

2012年09月21日

お馴染みさん

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不健康・不本意ながら、夜分遅い帰宅にかこつけて外食率高し。 こんな田舎町で23時過ぎに行ける店など、当然限られる。 

基本車通勤なので、呑み屋的なところへお馴染み風に足を運ぶ事は無いのだが、それでもやはり店の人にはそれなりに覚えられてしまう。 昨晩も深夜に、最近地元で大盛りで人気な某ラーメン店へスタッフ共々出向いた。 其処へは一カ月以上ぶりの訪問である。

普通に頼んでも大盛りなその店。 成人病も気を付けねばならないお年頃につき、諸々若干セーブしながら店のお姉さん(?!)と一言三言会話をしながらいつも通り注文を済ます。 

お供の黒ウーロン茶を心の支えにしながらどんぶりも後半戦に差し掛かった頃、突然カウンターからトングがグッと伸び、小生の目の前にから揚げが二つ、綺麗に着丼した。 視線を上にあげると其処には先ほどのお姉さん(?!)の笑顔。     ヤラレタ...    いや、お姉さん(?!)の笑顔にでは無く、から揚げに。  胃的に。

まぁ何につけ、お馴染みさん的に覚えていてくださるのは嬉しい。 やはりまた行きたくなる。  行きたいな、来たいなと思ってもらえねばならないのは小生の仕事も同じ。 嫌々来ては、治るものも治らん。 割引客寄せセールでは、来る方もやる方も其れなりな人間で、ペラッペラな関係。 小生の嫌いなツイッター繋がり的な、通りすがりをすぐ友達と思うような希薄な繋がりに何ら疑問を思わぬようでは、最近もめてる何処ぞの国と何ら変わらぬ。

同業の患者が多いと若干自慢的な事を先日も書いたが、昨日2回目再診の可愛らしい女性の同業患者さんに、きっと今回もこのブログも読まれてしまっているだろうが、多少でも良くなって力になれてスタッフ一同嬉しい限り。 その彼女に限らず、カルテの職業欄に同業を書くのは勇気がいた事だろう。 だが皆さんいつもシッカリ書いてくれる。 会社員の方は会社名までも。 

一度会えばすぐバレるが、ガッツリ日々エラそうに色々書いている割には、実際はかなりヘニャヘニャである。 いや本当にコッチが診てもらいたい。 もし読んでおられる同業の方、是非呼んで欲しい。 結構良い顧客になりますカラ。(笑)  スッタフ吞み会も可。

2012年09月20日

本当の運動療法とは。

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スポーツ・運動傷害専門の様なキャッチを良く目にするが、そもそも運動療法とは何であるか?!

スポーツ障害、慢性障害において、そのコンセンサスをどれだけ理解しているかにかかっている。 捻挫や打撲、外傷であれば原因理由は明確だが、不明確な場合や慢性であればあるほどその機能障害の制御に多くの問題がある。 極端な話しだが外傷であっても、より高度な身体制御・姿勢制御が出来るのであれば避ける事や最小限にすることは可能かもしれない。

整形外科に訪れる患者が訴える痛みの多くは、自然治癒傾向が多い痛みである事は承知の事実。 異常無いねハイ湿布で治るのは子供でも分かる。 打撲だって捻挫だって、オーバーに言えば骨だってくっ付く。 そんな多くの痛みを診るところは五万と在り、ハッキリ言って何処でも良い。 問題なのはなかなか治らない、何度も繰り返す慢性障害をどう診るかだ。

一連の運動連鎖や変動性を邪魔しているもの。それらをどう削除、改善していくか。 仮に動作性の低下が特定の部位、軟部組織にある場合、それらを直接的にアプローチして改善していくのが様々な徒手療法士であり、COGやBOSを理解し、体性感覚異常を取り除き、運動反応、運動学習のパターンを増やすのがスポーツトレーナーなのだ。

当然選手・患者に対して両局面からアプローチ出来たら理想である。 しかし実際は此方側の問題だけで無く、受診側の理解度の問題もあり、現実ではなかなか理想的実現は困難である。 小生のところでも少しずつではあるが、その問題点を毎年僅かではあるが改善の努力に取り組んでいる。

スポーツ選手が沢山来ている、沢山診てるからウチはスポーツ専門なんて時代はとっくに過ぎ去っている。 解剖学と機能解剖を形にしてこそ、真の運動療法になりえるのだ。 一般に浸透するのはまだまだ当分先である。

2012年09月19日

駆け込み寺か菩提寺?!

かかりつけ医があると良いのよと言いながら、口コミネット検索で病院を探し漁る。 縁や出会いも時代によって様変わりするのだが、右手人差し指ひとつの動きで縁出会いとは如何なものか。 だとしても小生の商売に限らず、多くの新規顧客がネットを利用する昨今、全てを完全否定する事は出来ぬ。

この10年で誰でも多くの情報が簡単に入手できる時代になって来た。 格段に増えた選択肢。 選挙と一緒で多くの中から一つを選ぶのは至難の業。 人の数だけ様々な考え方がある。 むしろ正しい選択肢を見極める為にはその全てに耳を傾ける必要がある。

しかしそれらの選択作業を自分ひとりの思考で行おうとすると、5年前10年前の自分とは大きくかけ離れた思考の努力が必要となるのだ。 それらが出来ず、安直に選択をしてしまう事に気が付かぬ者は多くの店を渡り歩き、様々なブランド品で着飾り、他人から見たら目を細めてしまうような状況でも本人はその都度満足し、そしてまた別のモノを探し漁る。

困り果て駆け込み寺。 それはそれで仕方が無い。 多くの僧侶が温かい広い心で迎えてくれるだろう。 重要なのはその先の自分の人生。 どう思いどう行動するか。  仮に楽になったから飛び出して行き、また再度駆け込んできたとする。 それが慈悲だと何度でも受け止めるであろう。 それが人の道。 小生の尊敬する医師の先生が以前言っていたが、言う事を聞かない患者が何度も悪くなってやって来ても、それを受け止めるのが仕事だと。

重要なのは同じミスを何度も繰り返さない事だと小生は考える。 都合よくコンビニ的に駆け込み寺を当然と考えるか、自分の進むべき道をしっかり自分で決める事が出来、菩提寺を大切に思う心が培われるか。 いやはや、煩悩と戦うのはそう容易では無いな。

2012年09月18日

治療家としての個性と是からの人生。

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もう10年ほど前か、同業の先輩に『武器は使えと』と言われた。 自分で自分の武器など分からなかった。 むしろ他人以上に何も持ち合わせていないと思っていた。

よく個性を持てとも言うが、そもそも個性の在り方、捉え方が根本的に間違えている人間が世に多過ぎる。

個性とはアメリカで言う処のパーソナリティー。 個人個人に特徴的な、まとまりと統一性をもった行動様式、あるいはそれを支えている心の特性。人格。 そこいら辺に転がっている辞書だってそう語る。 個性とはそもそも心、内面の問題なのだ。 それを車や洋服、物や他人が作った資格で身を固めたところで、所詮他人の真似事で誰かの意の中で行動させられている着飾った人生以外の何物でも無いのである。

昨今、様々なブログやSNSで個人の自己発信を目にする事が、食ったもの買ったもの行ったとこ自慢の様な、それらは個性や自己表現とは程遠い、単なる欲マガジンと化しているのだ。

一個人、一般人なら物欲SNSでもあっそ!でいいが、ビジネス・商売、パブリックなアカウントであれば、顧客からしてみればそれはもう自分が欲しい情報とは完璧にかけ離れたものなのである。 まぁそれすらも分からない顧客であれば、質や意識の低い者同士で意気投合もするのであろうが。

先日も新規で同業者の患者が来てくれた。 何故か昔から同業の患者が多く、喜びであると同時に常に身が引き締まり、様々な自分の人生を今一度見つめ直す良い機会となる。 厳しい目で選んで頂いた事に恥じぬ治療をせねばならないと。

ウチなりの個性。 設備でもテクニックでも資格でもない、本質的な個性を。 そんな個性の多くが来る以前からこのブログ等で伝われば幸いである。

2012年09月16日

連休であったか...

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一昨日までまったく気がつかなんだ、三連休とは。 いやはや暦感覚が無さ過ぎる。

数年前までは連休、祝祭日は完璧暇であったのだが、最近では逆に混雑する。 今週末もやけに予約パンパンだなぁ~と思っていたら三連休。 まぁいつも暇だからタマには仕事せにゃ如かんが。

この一週間は膝と肩に責められた。 肩の患者が10人来たら、膝の患者が10人てな具合。 スタッフには最近実習で自分の側湾が分かったから治せと言われたり、久々カイロプラクティック的な治療に終始。 ある意味、何か専門・限定的な手技治療に専念した方が治す側としてストレスは少ないのだが。

いやいや、治療は自分のやりたい事を優先では無く、症状と患者の意向を最優先なのだから、無痛療法デスとうたってみたり、○○流整体、東洋・西洋なんて言う必要性が根本的に無い。 ウンチャラ手術専門整形外科なんて、行く前から危なくてしょうがないの、手術うんぬんでは無く、そういう先生の診察を受けるのがコワい。

野球やサッカーの小学生が肩・肘・膝が痛いと山ほどやってくるが、何をしてくれなど彼らは言わん。 だから早く治る。 毎晩親が揉んであげてる子供ほど治りは遅い。 夏が終わり、この9月以降でスポーツ少年の来年の活躍が全て決まると言っても過言では無い。  そうか、今年ももうそんな時期か...

2012年09月15日

約束、礼儀、プロトコル。

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デジタル用語なプロトコル。 日本では「規定」「議定書」「儀典」との意味だそうだが、我々的には『複数の者が対象となる事項を確実に実行する ための手順等について定めたもの。』の意として使う事が一般的である。 それら以外に、少々面白いのが「外交儀礼」「決まり事」「約束事」「礼儀作法」と言う意もある。

小生達の様な手技療法において、一発で!と言うような魔法の技など存在しない。 その様な事を書く人間も相変らずいるが、暗示的な効果で治った気分にさせた見せ治療。 小生もタマに使うが広告に書きはしない。

2、3回の治療で!! なんてのも限りなく時間経過で、自然治癒。 テキトーに無茶な事する患者に対しての指示・指導も治療のウチと考えればそれもまた重要。 放っておけば10日もかかるようなものを5、6日にする事は出来る。 まぁそのレベルなら来ても来なくても、誰がやっても自然と治る。

放ってほいても治らないもの、数か月も既に病んでいるものはそうはいかない。 コレで治る!!と言う思考がアタマの中に少しでもあるような治療家で在るのであれば、それはもう絶望的。

何故、どうして、どのようにしたらを常に考える思考。 治療に大切なのは目の前でする事では無く、そのプロトコルを常に考える事なのだ。 患者もそれを約束事とし、礼儀をもち、理解して取り組まねばならないのである。

当然症状にもよるのだが、初診時に治療は段階的に考えが済んでいるもの。 それが最初のワンクールで理解出来る患者は再発の確率は非常に低く、細く長くのケア、お付き合いが出来る。

魔法や必殺技、当院独自の治療的なキャッチを最近よく目に耳にする。 非常に困ったものだ。


円滑につつがなく物事を行う事であろう。

2012年09月14日

日本人の治療とケアの継続性について。

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以前、治療が長続きしない、途中中断してしまう患者にその理由を問うアンケート調査を読んだ事が在る。 思うような効果が出ないとか、施設やスタッフに対する様々な不満が羅列されていた。 どれも調査しなくても分かるような内容。 思うような効果が出ないから止めるのだろうが、ならば思うような効果が出たらずっと継続するのだろうか?  そこが問題なのだ。

先日もVASのところでも似たような事を話したが、もうかれこれ20年近く前、社員研修で聞いたある講義内容を今でも思い出す。 向う数十年、日本にスポーツ産業は根づかないと。

これは数日前のニューで見た内容だが、日・米・英の民間フィットネスクラブ産業市場データによると、フィットネスクラブの総人口に占める会員参加率は、アメリカは15.6%だが、日本は3.02%しかないというデータがあるそうだ。 人口年齢別構成比の違い等、様々な要因は有るのだろうが、現実は現実。

話しは少々飛ぶが、今でも付き合いのある患者さんから聞いた話し。 長年家族全員で海外生活を送っていたその患者さん、そこで欧米人と日本人との根本的なライフスタイルに対する価値観の違いを感じたと言う。

治療や通院、スポーツ・トレーニング、旅行・レジャー・レクリエーション、そのどれもが同じ位置に在ると言う。 当初その言葉の意味が分からなかった。 要はそれらは常に身の回りに同等に在り、たとえば怪我をしたら治療の位置付けが上がり、大会が近くなったらスポーツの位置が上がり、オフシーズンはトレーニングの位置付けが上がる。 そして週末は家族、レジャー、レクリエーションの位置付けが上がると言う。

しかし日本人は全く違うと話す。 私は運動してる、どこも痛くないからケアしないと言ったり、走って泳いでいるからトレーニングしないと言ったり、食事に気を付けているから運動はしないと言ったりする。 週末の自分の趣味に家族全員巻き込んで、一番楽しいのはお父さん状態だったりもする。

何か一つだけで、他は全くもって無視してしまう、偏ったスタイルが多くの日本人の特徴なのだ。 コレじゃ当然、スポーツ産業はどこまで言っても遊び産業であり、永遠に根づきはしないであろう。

我々の業種、医療産業も他人の事は言えぬ。 健康に対して高い意識を患者・国民全員に与えなければならないのに、保険制度を割引制度の様に利用して、高頻度に通院させたり、何処よりも治すと言いながら慰安コース、クイックマッサージ売り出し中的な同業者が五万という始末。

果たして小生が生きているうちに、日本人に正しい健康意識は根付くのであろうか? 非常に不安である...

2012年09月13日

40代の運動習慣が一番その後の人生に!

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今日はほぼコピペな内容になるが。

先月末、アメリカの「Archives of Internal Medicine」で、米テキサス大学サウスウェスタン医療センター(ダラス)内科学准教授のJarett Berry氏らによる大規模観察研究の報告が発表された。 その報告によると、フィットネスレベルの高い人では、寿命の延長だけでなく、慢性疾患の発症も遅延しており、その結果一生のうち疾患に悩む期間が短くなっていたという。

中年期のフィットネスレベルがもっとも高い人では、もっとも低い人に比べ、70歳以降の慢性疾患(アルツハイマー病、大腸癌、肺癌、うっ血性心不全、慢性腎疾患、慢性閉塞性呼吸疾患[COPD]、2型糖尿病、心疾患)の罹患率が低かった。フィットネスレベルが高いほど、平均寿命が長く、無病期間が長く、罹患する慢性疾患の数が少ない傾向も認められたそうだ。

小生もガッツリ40代。 日々コツコツ小一時間、身の丈に合った運動を行っている。 凄い事にチャレンジする必要性はまるで感じていない。 健康的で豊かな生活を送る為に必要な事。 勝ち負け、記録にこだわらず、幸せな生活を送る為。 

安全と健康は何よりも優先すべきもの。 欲に負けて不健康では元も子も無い。 日々一歩一歩、共に健康的に歩もうではないか。

2012年09月12日

アナタのVAS、目盛が根本的に...

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痛みの強さ(主観)の非常に簡単で一般的な評価方法、VAS(Visual Analogue Scale)。 実習生を常に抱えているような病院では勉強の一環で学生にガンガンやらせているのも目にするが、実際の担当医等が行っているケースを目にした事は殆ど無い。 小生も年に一度有るか無いか。

常識的な普通の患者であればこのような手法を用いなくても、最初を振り返って治癒・改善を自分で理解出来る。 それらが分からない患者にやらせる為のものなのか、それとも此方がただ単にデータ取りでやりたいのか。 特殊なケース専門の先生であれば必要性も高いのだろうが、通常では机上以上の見聞きはまず無い。

100mmの線を引き、左端は無痛(no pain)、右端は最悪の痛み(the worst pain I ever felt)とし、患者自らに現在の痛みの程度を数字化してもらうモノ。 先にも述べた通りあくまでも主観的。 パッと思い付きの現状では無く、常識的にはある程度自分を振り返る客観性も当然必要。 言葉はいつも通り悪いが、現状を認識させたい患者に限ってヘンクツ。 想像出来る最高の痛みなんて想像できネェー! などと言われてしまう。 言う前からコッチが想像できる答えだったりして。

実は小生、別の形でVAS的なものを例にとって説明する事が多々ある。 それは一本の線やスケールを見せ、その両端にどんな目盛単位が付いているのかを問う。

此れはもうかれこれ20年以上前に、当時海外のクリニックで活躍されている先生と話しをしている時の内容をヒントにしたもの。 得てして日本人は痛いと痛くないの二つしか考えていない。 だから痛みが取れたらまた以前と変わらず問題無く動けると思っている。 実際はそうでは無い。 痛い、痛くないのその先に、凄く調子が良いと言う目盛が在る。 痛くないはあくまで中間地点なの。 だから中間地点をちょっと過ぎただけで全てOKにしてしまうから、すぐまた痛くなるのだと。

痛みをとるのと治すのをゴッチャ混ぜにしている。それは患者も治療する側もそう。 主観と客観、出来ぬ理解出来ぬ者ほど治療は長引くものだ...

2012年09月11日

構造とリテラシー

月に一回ぐらいの自分の時間。 大抵は機械イジリ。 直していると言うより壊しているに等しい。

若い頃は車のエンジン下ろして夜通しバラバラにしていたりもしたが、時間も金も無い現在では洗車に毛が生えた程度。 それでも相手が機械だから、いつもと違ってアタマを空っぽにして自分勝手な思考で作業が出来る。 此れが意外にも小生的にはリセットになる。

人間であれ機械であれ、構造を理解している事は重要だが、その構造を丸暗記で来たからイコール何でも理解している、何でも直せるとは大きく違う。 実は先日も3年前に購入した車の一部が納車当時から整備的に不良なところが、今更ながら見つかった。 車検には全く関係無い内装部分だったから疑問に思いながら放置プレイしていたのだが、フッと思い整備の人間に質問をぶつけたら大慌て。 まぁ、そんな事ぐらいじゃ怒りはしないし小生は気にせんのだが、先方が平謝り。 逆に恐縮する。

その件は今回別に関係無いのだが、手に入れた情報や知識をどう使うか? その使い方、応用力の有無・力量の差が現場や臨床では持つ意味が大きい。

患者が治らないと言ってやって来るが、病名を付けたり部位を絞り込む事に大きな意味が在るとは限らない。むしろ長患いしていればしているほど無意味なケースが数多く存在する。 

熱中症の話しから子供の習いごとの話し、身体リテラシーの話しをよくする。 多くの親が、自分の子供に対して幼い頃から習いごとお稽古事をさせる。 しかしそれらが局面を変えるとマイナス因子にもなりえる事を説明する。 良かれと思っている事が裏目に出る。 そもそも裏目裏目に出ている事すら気が付かぬ。 難しいが前進とはそういう事を乗り越えてこそのモノ。 自分の足で一歩踏み出す為に、まず自分の心から一歩前へ踏み出そうではないか。

2012年09月09日

肩と膝の関連性

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肩と股関節と言いたいところだが、ココは敢えて膝。 

姿勢制御の身体情報に足関節と股関節が重要な役割を果たしている事は以前書いたが、前後左右、その両方の制御の影響を受けるのが膝関節なのだ。

年齢・性別・スポーツ関係無く、とにかく膝の患者が多くやって来る。 腰の次ぐらいではないか。 

膝であれ腰であれ、部位や症状関係無く、患者にもっとも初めに問うのが、 『痛みを止めたいのか、治したいのか?!』 である。

痛みが無くなったらまた以前の様に、動ける走れる、生活が出来ると思っている患者が多いが、まずそれは100%無い。 どのくらい短期でみるかにもよるが、まぁ1、2週間ならそんな事もあるだろう。 そんな短期間だけ良くなったって全くもっても無意味な筈だ。

今ある痛みだけをとめるなら、注射や薬には敵わない。 電気や針、グリグリ押すなどして強い刺激を与えれば多少の除痛もはかれる。  運動器性疼痛なのか神経障害性疼痛なのかを正しく診察診断出来さえすれば、レッドフラッグ因子が無ければ治癒改善の治療において、運動療法の有用性は非常に高い位置に持って行く事が出来るのである。

患者も治す側もそれさえ心底理解する事が出来れば、走る時に腕を振れ!と言われた事が在る等に、骨格構造解剖学以外にも、一連の運動連鎖と制御を考えてみれば、やれる事、治療の引き出しは無限に有り、治る可能性はゼロにも100にもなるのである。

肩・肩甲骨を使って膝関節を治す。  その意味が分かるであろう。

2012年09月08日

新規外来感謝致シマス。

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ウチの様な田舎で場末で、狭くて古くて、癒しやロハスのカケラも無いのにホントにありがとう御座います。

しかし良い世の中ですナ、ネットもあって情報も多くて。 以前なら自分の行動範囲で自分の足で探さなければならなかったものが。

昨日も数名の新患さんや最近来始めた患者さん達から色んな意見をもらえました。 自分に合うところを探すと言う事について。 

情報や知識を付ければ物事が解決する。 そんな事が在るとすれば、それは上辺だけ。 最終的には何も変わらず、ただただ堂々巡り。 小生の一番嫌いな人種の資格マニアは典型例。 他人から何かを手に入れれば解決出来ると思い込んでいる。

最終的に変わらなければならないのは誰でも無い、自分自身。 骨や肉では無い、自分の内面を根本から変える気持ちが無ければ何事も上手くはいかない。 それは仕事もスポーツも勉強も同じだと分かっているはずなのに。 良い塾、良い学校、良いチームに入ったところで、本人の気持ちがダメなら成績など向上などしない。 


変わらなければならないのは、何よりも内面。 変わろうとしているその気持ちに全力で取り組む。それが我々の仕事だと思っている。 上っ面の知識や技術では決して解決などしない。 そんな気持ちがこんなHPで伝われば良い。 ただそれだけである。

2012年09月07日

スポーツ鍼灸、スポーツ整体、スポーツマッサージ。

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スポーツ...     ウチも屋号に入ってるからね、スポーツ。

3年ほど前に現屋号に変更したが、それには一年以上、スタッフみんなで此れからの方向性、治療内容の再構築に時間がかかった。

そもそもスポーツと言う言葉を長年避けてきた。 スポーツ関係に少々嫌気がさして前職、スポーツ系企業を辞めた。 正直、他業種より遥かに未成熟であり、戦略的な環境適応業とは思えず、決して質の高いビジネスセンスが求められ、磨かれる業種では無いと判断したからだ。

自分の技量でより時代の流れ、求められるモノを提供出来る仕事をしたいと考えた。

それでも諸先輩達からは、『武器を使え!』と言う助言をいつも頂いたが、その言葉の意味すら長年分からなかった。 

今現在、その言葉の意味が100%分かったかと言えばそうではないのだが、少なくともカッコ良いからとか儲かるからとか手に職だとか言って働くのは性分では無いと自覚している。 

人間の身体、健康について長年学び、それをどう社会にアウトプットし貢献したら良いのか。 より多くの人に提供出来るものを形に出来ぬものかを考えてきた。 健康という人間の最も基盤となるものを。 

病気は医師の方に診てもらう。 医療とはまた違った方向、もしくは現医療で取りこぼしてしまっているものが在るのであれば、自分の今まで学んできた経験してきた中から質の高い生活(QOL)を提供できる事が必ず何かあると考える。 しかし、医療も絡んでくる話しともなると、その理由・仕組みを説明するにはどうしても複雑な部分を避けて話し、理解してもらうことは困難である。 単純に信じられる立場に在る人間の言葉には敵わないのだ。

他人の言葉に惑わされず、患者自身一人一人が自分の頭で考え理解する。 その為にはある程度分かり易いキーワードも並べねばならないと助言された。

小生が使うスポーツとは決してスポーツ選手専門では無く、より動く走れる歩ける働けるをイメージしてもらえればと考えているだけだ。 ただ目指す目標とレベルが一般の人とスポーツ選手が違うだけである。

会社を辞め、現職に専念すると決めた時、知人友人達にはスポーツ選手を紹介しないで欲しいと伝えた。 スポーツ選手多数来院に惹かれる人はそういう処へ行った方が良い。 小生とはまるで方向性が違い、全く別ジャンルなのだ。

動きや痛み、その連鎖・阻害増悪要因はスポーツも一般も同じ。 重要なのは方向性だけであるのだから。

2012年09月06日

まだまだ暑い!熱中熱射病。

だいぶ暑さも和らいできたが、まだまだ予断許さぬ熱中熱射病。 本やネットでその分類、知識を持つ物も増えたが、その対処にはまだまだ不適切なものも多い。

そもそも人間は暑さに強いか弱いか!? 実は他の動物よりも人間は暑さに強い。 体毛を無くし、大量の発汗を身に付け、非常に優れた熱放出能力を持ち合わせた。 にもかかわらず、人間は暑さで倒れる事が多くあるが、野生の動物は暑さで倒れる事はそうそう無い。

それは何故か?!

単純な話しだが、無理をするからなのだ。 人間も小さな子供は暑さに負けず元気に遊ぶ。辛くなったら遊びを止め、喉が乾いたら水を飲むのだが、それがスポーツなどをするようになると頑張らなくっちゃとか我慢しなくちゃっとかになり、それらが熱中症系を生む。 このへんの話しを書くとキリが無くなるので止めておくが、人間が暑さに弱い動物では無いと言う事は先ず理解できたであろう。

その様に暑さに強い弱いも分からぬレベルで、適切な対処など根本的に無理。 よく氷で冷やすと言う対処も見かけるが、その病態によっては血管を収縮させてしまい不適切なケースもあるのだ。 水・ぬるま湯を霧吹きでかけ扇ぐ。 体温を下げる方法を間違えてはならぬ。

臨床と机上の違いを分からず、頭デッカチは本当に危険だ。

2012年09月05日

大企業の敬称の話し。

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個人的なドーでも良い話しなので、個人的に食いつかず読んで欲しい。

皆は他人の呼び捨てについてどう考えるか? 小生は個人的には腹は立たんが、コイツは何故他人を呼び捨てるのかと考える。

小生が最後に勤めていた某スポーツ系会社は正直そんな大会社では無かった。 しかしその中でも面白かったのが上司によって部下、他スタッフに対して敬称を付ける人と完璧呼び捨ての人にキッチリ分かれていたと言う事。 敬称を付ける人ほど大手から来た人であり、呼び捨てする上司ほどエセ体育系であった。

仕事で大企業と呼ばれる会社を訪れると、社内でお互いを呼び合う言葉に耳をそばだててみると、大手ほど敬称を付けている事に気が付く。 

常識的に対外的に敬称省略とか、親しみを込めてとか、まぁ色々ケースバイケースだが、日ごろから考えての敬称省略ならかまわんが、小生の経験上、得てしてけっして社会人のレベルが高い順に敬称省略と言う事はまず無い。 正直むしろ不快と感じる事も少ない無いであろう。


ホントにドーでもイイ話しなので個人的に自由に読んで考えて欲しい。 常識やレベルは自分がどう思っても、他人からの評価が全てであるのだから。 社会人とし質の高い人間になりたいものだ。 

2012年09月04日

腰椎ヘルニアの誤診の確率

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毎月何人も病院、MRIで椎間板ヘルニアだと確定診断され、それでも良くならないと言って訪れてくる。

皆さんは腰椎椎間板ヘルニアにおける、MRIの診断的有用性をご存知であろうか? そもそも他科と違って比較対象実験が行いにくい整形外科学なのだが、それでも昨今では多くの実験・研究データが出てきたおかげで、長年進歩し無かった分野がだいぶ解明されてきた。 その最も代表例が椎間板ヘルニアなのである。

いまだ50年以上前の腰痛学が医療現場では蔓延っているのが現状。 『わたしはMRIで素人が見ても分かるほど飛び出ていたから間違いないんです!!』と力説する患者も多いのだが、そもそもそこから間違えているのだ。

例えば1995年のBoosらの研究では、危険因子を一致させた腰痛の無い正常人にMRI所見を対比した所、実に85%以上の椎間板の変性が見られたのである。 同様の研究データが世界各地に20例近くあるが、そのいずれもが同じ結果なのである。

このエビデンスが乏しい事そのものに疑問も気が付きも無く治療が進められているのが、悲しいかな未だ現状なのである。

診察とは身体所見を重要視するものであり、画像検査は確定診断する為の一手段であるに過ぎない。 特に腰椎ヘルニアにおいては。

全ての患者に一時間近くかけ、腰椎ヘルニアとは何ぞやとを説く。 当然難しい内容に一部なるのであるが、ほぼ全ての患者は初診時に目を丸くしてその話しを聞く。 それはそうだ、今までの医院で聞いていた事とはまるで逆なのであるから。 だがら治らなかったのだ。

解剖学的な詳細な説明は今回割愛する。 機会があればここでもそのうち書きたいがまた後日。 くれぐれも頭に入れて自分の腰痛を考えて欲しい。 正常な人間の85%が潰れていると言う事を。

2012年09月02日

登り坂を速く走る

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速く走ると言う事を、未だ筋力・持久力だけの問題と考えている者は少ないであろう。

ならば他に浮かぶのがフォームの問題ぐらいしか無いのが関の山。 フォームが良くて誰よりも早く走れるのであれば、実業団選手はもう既にやる事は付きたナ。

そもそも平坦路を怪我無く、それなりのレベルで走れていなければ問題外な話しなのであるが、下り坂や登り坂が速い選手とそうでない選手の差はどう説明を付けるか?

その説明・指導において、身体運動における身体重心点(COG)特性を理解していなければならない。上下運動するCOGを位置エネルギーや床反力、いわゆる弾性エネルギーを理解し、生かしたトレーニングが出来てこそ、そこで初めてそれらを運動エネルギーに転化でき、速く、省エネで走る事が出来るのである。

当院へ訪れる患者の全てが何らかの痛みを抱えてやってくるのだが、痛みが取れた次のステップでレッグハイ系のスタビやプライオメトリクスを積極的に運動リハプログラムに取り入れる。 むしろそれらを視野に入れた治療プログラムを当初から行わなければならないのである。 

あとは患者、選手本人がその自覚や意識が在るかどうか。 痛みが取れたらまた問題無く走れるなどと安易な発想では決して質が高い選手とは言えぬのだから。

2012年09月01日

夏バテ噴出期間突入!!

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夏休み期間もアッと言う間に今年も過ぎ9月。夏バテ噴出タイムと相成りました。

先日から待合室でディスプレイしている全7分の神経障害性疼痛のオンスクリーン講習。 医療関係者でもなかなか入手できない最新の資料なんですわ。 その一部をチョイっと書いてみると、腰痛に代表される慢性疼痛などは、ある調査結果で疼痛保有者中、常に痛みを感じているのが58.0%、その痛みの保有期間は6.98年。 その期間中、受診経験がある患者は79%、そのうち現在も通院中が34.5%、と言う事は受診した患者の半数は受診を中断してると言う事実

更に詳細な情報は是非待合室でご覧下さいナ。 平均で7年ですから人によっては10年以上、人生の数分の一を後ろ向きに過ごすか前向きに過ごすか、もちろん前向きなお手伝いを全力でサポート致します。

この秋に院内一部リニューアルも計画中。 こうご期待!!

2012年08月31日

足が太いアナタへ。

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ウエスト周りに次いで、細くしたいと相談が多いのが足。 ふくらはぎだったり内モモだったり。

昨日の筋活動でも少し触れたが、どの運動が主にどの筋肉を使って動いているものなのか、どの運動に比べてこの運動の方がこの筋に効果的なのかを考えねばならない。 当然これはシェイプアップに限らず、治療や競技成績向上にも同じ事が言える。

例えばRunとBike。此れも昨日少々触れたが、ランニングでは確かに腿の裏側、ハムストリングスの筋活動は大腿直筋の筋活動より高いが、自転車運動のそれと比較すると比率はBikeの方が圧倒的に高い。 逆にBikeでは下腿部の筋活動は非常に低く、ランニングでは下腿部を多く使っている事にも繋がる。 大腿部で言えば長内転筋も同じ事が言える。

痩せるつもりで始めたランニングが、良く言えば鍛える事に、悪く言えば足を太くしている結果になっている事もある。 何にでも言える事だが、とり憑かれたように同じ事を執拗に繰り返したりせず、ある程度多種多様、多角的に物事を取り組まねばならぬ。 

ランニングのフォームはロング、スプリントともこの数年でその研究は大きく進歩した。 ロングではより省エネな筋活動が必要となり、日本のトップ選手と世界頂点の選手とでは使う筋活動に違いが在る事も分かってきている。 特にその筋活動に下腿より大腿後面や腸腰筋群に注目が集まっている。

現在の世界記録上位を占めるケニアの選手は、インドアトレーニングでトレッドミル以外にショートサイクルマシーンで回転運動をまじえたラン系下肢運動も取り入れている。 此れは通常の走る以上にハム等、下腿意外の筋活動を促していると捉えられる。

数年前に既存患者向けに3か月10kgダイエットを一斉に組んだ事が在る。 その時もウチの2階ラボにあるショートサイクルマシーンを推奨した。 通常の自転車よりもランニングよりも、筋活動の効率が非常に良いのである。

確かに屋外で運動する事は気持ち良い。 しかし効率よく効果的に成果を出すのであれば少し知恵と努力をしなければならない。 好き勝手やっていては、何事も成果は出ないと言う事だ。  ショートサイクルマシーン、お勧めである。

2012年08月30日

走って漕いで膝痛、腸脛靭帯炎。

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春以降、やたらと多い腸脛靭帯炎。 なんかブームなんスッかねぇ~、 ってそんな訳ねぇーか。

そもそもどっかの医者か治療家が勝手に病名つけただけ。 子供の成長期に勝手に付けるオスグッドもテキトー以外の何物でも無い。 年配の女性を何でもかんでも更年期のせいにするようなもの。 原因を正しく精査する気が無い、そんな診断もガッツリヤル気の無い所に行く患者が悪い。 と、言いたいが普段はガマンしてる。

ランニング好きの30代兄ちゃんが多いが、上は60代、下は小学生が腸脛靭帯炎でやってきた。 何故来たと過去形かというと、自慢じゃないが全員完全完璧に100%規定提案期間で完治したからである。 まぁ、自慢。  ってか、金もらってんだから当然である。

さてその腸脛靭帯炎。 フォームが悪いからとか歪んでるからとか筋が張っているからだとか言って治療しているようでは問題外。 筋力不足などと言うようなら、今すぐ荷物まとめて逃げ出した方が良い。

例えばランニング中に大腿部や下腿部の筋がどのように活動しているのかを、表面筋電計測、筋力計測、mfMRIなどを用いて測定したとする。 たしかにランニング中にどの筋肉が使われているかどうかは確認出来る。 しかしここまでは体育学・運動学的研究の話し。 これが医療・治療ともなれば何に対してどのようにどのくらい使われていたかを考えねば意味が無い。 そもそも医学とは比較対象実験の上に成り立っているのものなのだ。

ランニングの筋活動では外側広筋、ハムストリングス、その他、大腿部・下腿部の筋は活動している。 しかしその筋活動をレベルと他の運動、例えば自転車のペダル運動と比較すると、また全く違う答えが見えてくる。 

レベルで考えてみると活動は外側広筋のそれより、長内転筋のそれの方が高い。 言いかえれば内転筋群の活動が低いせいで外側部に負担がかかっているケースもある。 ハムに至っては、ランニングの倍以上、ペダル動作で筋活動が高いのだ。 

こんなデータを羅列していたらキリが無いのだが、痛いトコが悪いトコ。 押して揉んで痛いから悪いトコ的な治療では、たとえ今楽になったとしても今後永遠に繰り返し、問題は一生涯解決しないのである。

患者も治す側も、治療を変えるのでは無く、取り組み方を変えるのだ。  難しいかな? いや、小生はそんなに難しいとは思わんのだが。


2012年08月29日

出たがりな人が大好きですか!?

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緊張もするしメンドクサイし、そもそも興味も無いし、そんな時間も無いし。 

何処ぞの大学の研究者であれば、本分は研究してその結果成果を発表する事。 しかし臨床の医師は患者を治療する事が本分であり、熱意ある良い先生ほど講演会に駆け回る事は少ない。

まぁ大先生ともなればその名声を使い、世に正しい影響力を与えるのも人生において次の本分かもしれない。 だが、たかだか5年10年ちょっとやった事ぐらいで、本を書き講演会、講師をする人間に、少なくとも小生の知る範囲では真っ当な治療家は存在しない。

さも独自の様に、先駆者の様に、既に他人が持っていたものを嫌らしく脚色して声高に大勢の前に出張る人間。 その多くに共通しているのは、単なる流行りもの人間だと言う事。 ちょっとツボにはまったマイブーム人間。 そんなのに惹かれるのは子供とオバちゃんだけだ。

そのような薄っぺらい人間ほど、今どきっぽく理論やウンチクつけて、勉強できますよ、してますヨを匂わせてみたり。 そんな事も見抜けぬ消費者側・顧客側のレベルの低さも問題だ。

考えてもみてくれ。テレビ・世間で大ブームな体操やダイエット法に自分は喜んで飛びついたとしよう。 猫も杓子も大ブームの。 自分は好きで飛びついたから良いとしよう。 しかし、そんな流行り物で声高に商売している人間を、もしも自分が手塩にかけて育てた愛娘が連れてきた彼氏だとしたら、とっても信用が出来る生業だと心の底から尊敬し認める事が出来るであろうか。


時として人前に出る事も当然必要だろう。 しかし自分の本分を見失ってはならぬ。 人間として社会人として男として、その本分を見失うような人生を歩んでいる人間を尊敬も出来ぬし、自らもそうで在ってはならぬと心に誓う。

2012年08月28日

毎日来院トップシーズンぎっくり腰!

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ヨーロッパでは魔女の一撃とも言われるぎっくり腰。 ガクンと腰が抜けたといってやって来る事もアリのぎっくり腰。 まるで足払いをされたと表現する患者もいた。

本当に今週がトップシーズン。 休診の昨日であっても連絡が舞い込んでくるほど。 いやはやホントにお気の毒である。

ここでひとつ、腰痛治療に関しての根拠、エビデンスがどれだけ有るか無いかについて。 

昨今、海外から入って来る様々な研究発表データに基づいて話しを勧めてみるが、まずコルセット。 確かどこかひとつの国はまぁまぁ有効と表記していたが、した事によって速く治ると言う事はまず無いと言う。 楽だと言うレベル。

電気治療・牽引も同じ。比較対象実験場、明確な優位さは無いと言う。 

他にも数多くあるのだが、書くときりが無いのであとひとつ。 一番シンプルで、しかも勘違いし易い事。

それはアイシング。

治りが速くなると言う事において、温めると冷やすでは、冷やした方が速く治ると言う報告が比較対象上まず無いのだ。 レッドフラッグを除外した、激しく痛みを訴えるケースの1日2日間は流石に温めず、冷やすケースもあるが、多くの場合が温める方が治癒が速い。 

ここで我々が勘違いし易いのが、打撲や捻挫、腫れを伴うような外傷と急性腰痛をゴッチャに考えてしまう事だ。 腫れに伴う血行不良が予後に非常に悪影響なのは当然。 その為の急性期アイシングは必要であるのだが、腫れも赤みも伴いもせぬのに、話しだけで決めつけるのは、問診を重要視しないでは無く、思い込みで治療をしていると言う事に繋がるのだ。

ざっくり簡単に言えば、痛みをとめるのと速く治すのと、どちらを優先するのか? たしかに電気やアイシングは除痛には効果が在る。 治療の組み立てで常に何を優先して考えるかを頭から離してはいけない。

通り一辺倒な治療には為っていないだろうか? 諸君。  慰安はイヤ~ンなんて、オヤジギャクでこの項を締めくくるのもどうかと思うが、まぁ本日はこの辺で。

2012年08月26日

盆明けライバル一気に加速中!

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涼しくなったら、九月になったらでイイやと、諸々のんびり考えている諸君、周りのライバルはそう考えてはいないのダヨ!!

お盆を過ぎ今週に入り、一気に求人募集の問い合わせがやって来た。 

先ず履歴書を送付させるようにしているのだが、分かりましたと言っても送って来ない奴や、面接の日取りを決めても平気でバックレる奴もいる始末。 よほどの縁が無い限りは、求人募集そのものをする気も失せる。 今回は特に指示をしなくとも、全員速達で送って来たり、必ず添付させるちょっとした課題に対しての小論も全員採用したいと思わせる良い内容ばかり。 失せた会う気も、もう暫く封印するとしよう。

求人に限らず、スポーツやダイエットももう少し涼しくなったら、仕事が落ち着いたらとよく耳にするこの時期、ライバルもおなかの脂肪も待ってはくれぬ。 ライバルは一気に加速しているのである。後れをとるな!!

2012年08月25日

アナタにコーチはいますか?!

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子供の頃スポーツをしたいと思った時、学校の部活、今どきならクラブチームに入ってコーチや監督の厳しい練習をこなし、その苦しみを乗り越えながら上達していったものである。

子供の頃、学生の頃そんな経験をした人間は、スポーツが上手くなるとはそんなものだと理解している。

しかし子供の頃に全くスポーツをしていない、もしくは遊び程度に楽しくしかやっていない者にとっては全く理解出来ず、むしろ厳しく辛くなどトラウマになるだけで全く無意味だとまで言う者まで居る。

まぁ考えは個人の自由だが、辛くなくて上達できるのであれば誰でもそうしたいものである。

何処まで上達したいのか? 全く上達したくないのであれば自分勝手、風の吹くまま気の向くままで良いが、ある程度効果や結果を出したいのであれば話しは180度変わる。 まず他人から指導を受けると言う事を理解せねばならぬ。

スポーツの指導を正しいフォームを教えてくれる人、競技に必要な筋トレを教えてくれる人と勘違いをしてはいないか? これは選手側だけの話しでは無く、コーチ・指導者側にも言える事だ。 そんな事が指導であれば本とビデオで充分である。 特に、自分は楽しく走れれば良いから、特にそんな事関係無いと言う大人、このスポーツや健康に対する意識が高まらなければ、真のスポーツの底上げ、此れからの時代を担う子供たちの世代、その彼らを取り巻く環境は決して変わらないのだ。

オリンピック期間だけ、ワールドカップの期間だけテレビの情報で一喜一憂、メダルがどうのこうの、にわかスポーツ応援者が増えるが、期間が過ぎてしまえば自分勝手に楽しく走ってハイ万歳。  一人一人の意識が高まらねばレベルも質も上がらないのだ。

小生の院には屋号の関係もあり、小学生から年配者まで数多くのスポーツ愛好家が訪れる。 その大半が整形や街の接骨院で治らずやって来る。 その自分の症状と身体に不満と不安を抱えてやって来る。 根本的に何かが大きく違うのではと、薄々気が付いてやって来る。

痛いとこだけ、痛い時だけの治療やケアが根本的な問題を解決しない事を理解させる。 ちょこっとトレーニングして速く上手くなる事は無い。 壊れた時だけ持って来たって電気屋じゃないのだ。

正しく、此れからの時間を導いてくれる指導者。 何事も継続。 きっと大人が一番自分に甘いのだろう...

2012年08月24日

卒後教育と前職場

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突然だが、転職した事はあるか? 職を変えると言う部分で言えばバイトでも良いだろう。

では職を変える理由として、何が一番常識的なのだと思うか?!

嫌だから辞める。 まぁそれも理由だろうが、本質的理由がスキルアップ等であるのが大人として常識的理由であろう。

卒後教育に話しを変えるが、なかなか就学期間で全てを学ぶことが困難な医療の場合、現場で使うほとんどのスキルは卒後の経験が大きく物を言う。  しかしやみ雲に何でもかんでも経験すりゃ良いって事では無い。 重要なのはその意義と取り組み方である。

何のために何を学ぶのか? 今の自分にとって、此れからの自分にとっての優先順位が正しいのかどうなのかを客観的に判断しなければならないのだ。

居心地が良いと言うのは、多くの場合自分の意にそぐわない事が無く、不平不満が少ない状態の事を言う。 たとえそれが1年であっても2年であっても、社会人として働いたその期間は重要な経験であり、その経験を今後の自分の人生に常に生かしていけるかどうか、積み上げた経験として離職後もうまく付き合う事が出来ているかどうかで、人生の時間が経験と成り得ているか決まるのである。 小生は未だに月に何度も前職の同僚達から学び、助けられる事がある。 掛け替えの無い友人であり、経験であったと、今でも感謝を継続している。

ウチを例にとっても、過去のバイトちゃんであってもマメに顔を出す子とそうでない子に分かれる。 今の仕事の質を上げる為に、振り返る為にウチを再度訪問してくる。 今の自分自身を振り返る事、その勇気を持ち行動に移す事しか自分をアップデートするすべは無いのだ。 

自分から逃げるか戦うか。 本と講習で高められるものではない。 卒後教育とはそんな自分の葛藤の中に在るものだと小生は思う。 

2012年08月23日

集中的女子選手

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集中的に来てますわ、女子のスポーツ選手が。 他同業よりブッチギリで男子患者率が高いウチとしては珍しい。

陸上、体操、サッカー、水泳、ソフトボール。 バレーボール、バスケにダンス全般。 まぁこの辺は昔から多いところ。 最近珍しいところでは女子格闘技系やチアリーディング。 人気なんですねぇ~。

打撲捻挫などの外傷的問題ならば薬や電気、押す揉む治療、対処療法でも十分。 しかしヤッチャッター!的な明確なものが無い、障害性疼痛である場合、その根本的な原因に対して対策を講じなければ再発は確実であり、競技成績向上はかなり険しい道のりとなるのである。

動作問題点の導き出しには客観性だけでなく、選手本人の主観的情報も重要視せねばならない。 口で言うのは簡単な事だが、実際は非常に難しい。名コーチ、名トレーナーと云われる人達は、皆特にこの部分が非常に優れているのだ。

機会や検査で全ての問題が解決するのであれば、世の中から怪我で苦しむ選手は居なくなり、全ての選手が全員世界記録となるであろう。 そんな事は絶対無いのだが、そうする事こそが目標なのである。

時間をかけ、一歩一歩、確実に、実直にだ。

2012年08月22日

富士登山とサプリメント

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過去例を見ないぐらいの晴天に恵まれた一昨日の富士登山。 そのお陰で、コレマタ過去例を見ないくらいの日焼けに、スタッフ・友人一同悩まされている今日この頃でアリマス。


さて、異常ともいえる最近の富士登山ブーム。 小生達も他人の事は言えんのだが、未だ行った事が無い多くの患者からは、来年行くなら是非参加したいと幾度となく言われる始末。 しかし、行きたい気持ちはあれど心配なのは体力。 それと高山病。

毎年患者連れ、友人連れで十数名で登るのだが、その殆どが登山初心者にも関わらず高山病でリタイアしたのはほぼゼロ。 此れには小生なりのちょっとしたアドバイスを全員にしたせい。

それは鉄のサプリ摂取を勧める。 正確には小生が持参するので、一定間隔で皆に摂らせるのだ。

高地では気圧も下がり酸素も少なくなる。 すると脳は常に一定の血流量を保ちたい性質上、血管が拡張しさせ、それが頭痛へと繋がる。 100%防げる訳ではないのだが、軽減させる為に一番手っ取り早く効果的なのが鉄サプリの摂取なのである。 しかしこの事実は意外にも登山愛好家の間に未だ広まってはいない。

だからと言って鉄のサプリを取れば何でもいいとは限らない。 鉄は吸収が悪い上に、過剰摂取は大きな副作用も誘発する。 多くのサプリメーカーは吸収を高めた事を大きくうたうが、逆にそれが裏目にも出る。

まず鉄に限らず全てのサプリに言える事なのだが、原材料は必ずチェックして欲しい。 そのビタミンが無いから精製されたものなのかを。 当然天然素材が良いに決まっている。 巷に出回る多くの安いサプリが合成ビタミンなのだ。

それとその吸収のスピード。 剰摂取の恐れがある鉄分は出来るだけゆっくりと体内に吸収させることが非常に重要となる。 良いサプリと言うモノは6~8時間かけてゆっくりと鉄分が吸収されるよう、タイムリリース加工という特殊な加工を施している。これにより血中の鉄分濃度を一気に上げることなく、その効果・パフォーマンスを効果・効率的、継続的に発揮できるのである。 気休め摂取でサプリをとっているのならとやかく言わんが、スポーツやアウトドアの場面ではより質の高いサプリを是非選んで貰いたい。

当然小生が勧めるものは100%天然素材で、効果的に加工を施した物に限定している。 実は小生が前職で直接担当し、取り扱っていたもの。 当時大手デパートバイヤーと打ち合わせしたのが、未だに店頭で最上級商品として取り扱われているをみると非常に嬉しい。

治療と同じで、耳触りの良いキャッチコピーに騙されてハートを掴まれぬよう、気を付けてもらいたい。

2012年08月21日

盆明け毎年富士山へゴ―!

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毎年毎年、今年が最後最後と言いながら、やっぱり今年も行ってきました富士登山。 正確には行かされマシタ。

横で、20年以上富士山のガイドをやっていると言ってたオッちゃんが、 「富士登山でこんな雲ひとつない晴天が終日続いたのは初めてダ!」 と言うほどの絶好のと登山日和。 お陰で筋肉痛より、本日は日焼けと戦ってオリマス。

なんだかんだ毎年患者友人引き連れ総勢10名強での富士登山。 ホントに今年が最後にしたいものですわ。(笑)

人出も車も過去例が無いくらいの大混雑。 そのせいか今年の山小屋は9月の閉山までやっているそうです。 確かに辛いですが、一度はお勧めいたしますよ、富士登山。 一度でイイケド...

2012年08月19日

ほぼランナー専門。

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ジョギング、ランニング、マラソンにトレイルラン。 いやはや本当に走る系患者が多い。 テニスやゴルフの比じゃ無い。

膝はもちろん、踵にアキレス、股関節に腰痛と痛めるところは様々。 何処が痛かろうと、痛みの原因が “走る” と言うところだけに在るのなら、非常に短期間で治療は完了する。 しかし多くの場合、その完治を妨げる多くの理由が走るという事実以外に存在する。

重篤で緊急であれば何よりも対処が優先する。 しかし殆ど全ての運動器疾患に運動療法が最良と言う事を考えれば、薬剤や物理療法であっても完治にとって最良とは決して言い難い。 此れは世界的に見ても当然の事実。

先日、今年に入ってやって来たランニング系の患者を数カ月さかのぼって見直してみた。

当院では必ず初診時に、この症状はその間隔でこの期間は診させて欲しいと、全ての患者に100%提案をしている。 その継続来院と完治をザクッと計算してみたのだが、継続と完治は85%強。若干期間が延びたケースも数件あったせいで。 不規則不確実通院になってしまったケースの完治は70%、当然治療中断のケースはその後会っていないので計算のしようも無いが、まぁ3名であった。

小生より遥かに腕の良い先生から言わせたら笑っちゃうような数字なのかもしれんが、原因を考えれば上出来な数字だとも取れる。 上記の患者のほぼ全てが発症から数カ月、しかも散々ブロック注射等をされてからの事を考えれば。 

患者は治ったら来なくなるが、治らなくても来なくなる。 どちらにせよその後を知る由も無い。 だからスタッフには治った治らなかったでは無く、今日の治療よりも明日の治療をもっと良くする、質の高いモノにするにはどうしたら良いのかを、毎日毎晩ミーティングする。 その毎日の地味な積み重ねしか、自分自身をアップデートする術は無いのだ。 自己満足勉強マニア、資格取得マニアには、ウチのスタッフは誰ひとり負けはしないと自負する。 

今日も予約空きなく夜までビッチリだが、皆で頑張るとするか。

2012年08月18日

続けると止める勇気の違い

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スポーツにせよ治療にせよ、どんな仕事にせよ、現状改善しない者の多くに思考・行動を180度転換出来ぬ傾向が強くでる。

継続は力とも言うが、好きな事、やりたい事を継続する事は子供でも出来、特に称賛には値しない。 嫌な事、苦手な事、嫌いな事、他人が嫌がる事をしてこそ、動物では無く人間としての価値が在る。

好きな事は誰でも続けたいし、止めたくは無い。 しかし現状に問題を抱えているのであれば、一度その状態をリセットする必要性が在る。 リセットし、初心に帰る。

口で言うのは簡単だが現代社会、特に情報が多く氾濫する昨今では、少しでも自分の思考・行動を肯定してくれるところを探しまくり、ホラやっぱり自分は間違えていなかったんだと永遠にゴールと発展の無い自分探しの旅へとさまよう。

小生が競技に打ち込んでいた頃、誰から聞いたか教えられたか今ではまるで覚えていないが、 “勇気あるリタイア明日への一歩” と云う言葉を常に胸に抱き、取り組んでいた。 と同時に、勇気とは何かと自問自答していた。

今でも常に、スタッフにも自分にも言い聞かせている事、それは『常に自分が間違えているのかもしれないと考えて、行動しなさい』 と言う事。 たとえそれが自分以外のところに問題が在ったとしても、自分の努力で何か変える事は出来ぬものかと考えなさいと。

自分自身と真剣に向き合い戦う勇気を持ち、初心に帰り一から出直す。 そしてその気持ちをブラさず、また一から積み上げる。  初心貫徹。 欲に左右されてはならんのである。 本当の敵は自分自身の中に居るのだ。 自分と戦え!

2012年08月17日

忙しい...

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開けても無駄に終わると覚悟していたのだが、予想外の盆中混雑。 夏バテなのか老化なのか、そもそもいつも暇なせいなのか、今週終日バッタバタ。

昨日も書いたが、新患さんが多い事は良い事だ。 しかも通りすがりでは無く、以前から来たいと思っていてくれた患者さん達。 そうそう、ネットで評判などと打って口コミ検索しなきゃ行動取れないのと分け違い、自分の目と頭で選んでくれるのは嬉しいモノだ。

うちに5人いるバイトちゃん全員PT(理学療法士)の卵にタマタマなってしまったが、その彼らはもちろん、同業患者は特に理解してくれているのだが、整体接骨院はもちとん、病院のリハビリテーションとは根本的に全く違う治療の組み立て方、考え方だと言うウチの存在。 この違いの重要さを理解出来るか否かで予後・競技成績に大きな差が発生する。

この一年、群を抜いて多いマラソン男子。 その殆どが30代であるのだが、当然皆フルタイムで働き残業もあり出張もあり、そんな状況下の少ない時間・休日に40キロも50キロも走ってしまう。 当然準備やトレーニングも日常皆無で。  ソリャ怪我するわナ。

怪我をしてしまった事実は良くない事であり、それを呼び込んでしまったのは自分のせいなのだと。 たとえいくら他人のせい、自分以外のモノのせいにしようとも困るのは自分なのだと理解している。 社会人として働くと言う事はそういう事だとしっかり理解している。 だから問題解決の提案にたいして非常に前向きに取り組み、趣味を休まず走り続けたとしても2、3か月で必ず治癒する。

大切なのは自分で解決するものだと言うスタンス。 スイスのあるクリニックで働く医師が言っていた事なのだが、長年よくならない患者ほど、間違えた学習によってその悪循環から脱出出来ないものなのだと。 間違えた学習は正しい学習によって直すものだ。 だから患者に自分で問題を解決する手助けをするのが本来の我々の仕事。 他人に押して揉んでもらったり、薬や注射、サポーターで治そう楽にしようとしては、結果その問題解決にはならないのである。

解剖学を理解する事でも無く、知識を付ける事でも無い。 伝えなければならない大切なもの。 それにお互いが気が付いてこそ、はじめて成果が在るのだ。 夏休みで、頭に多少ゆとりが在るこの時期だからこそ、頭を使って治そうではないか。

2012年08月16日

盆中診療で新患

多いですわ、今週盆中の新規患者の問い合わせが。 

16年ほど前の開院年以来の夏休み無し診療。 スタッフは交代交代お休みなので、まぁ予約の方も目一杯詰めてはいなのだが、それでも朝から電話や何やらで、中以上に受付はバタバタ。

此処で少々毒を吐くが...

実は昔から、少々この時期のジンクスがある。  世間一般な大型連休、特に前日にやって来る患者のお行儀の悪い事と言ったらなんやら。 カルテに存在しない住所は書くわ、問診でウソは書くわ。 痛くも無いのに、痛くてどうしょうも無いから今すぐ診て欲しいと言う。 もちろんぴんぴんスタスタやって来る。 逆にコッチが、ビッコぐらいひいて来いよ!! とツッコミたくなる。

それで無くとも超混みナ連休前日。 ムリクリとっても既存患者に迷惑もかかる。 それでも『痛い時はお互い様だから!』と既存患者は言ってくれるが、必要以上に迷惑も甘えもかける訳にはいかない。

いつも以上に丁寧に慎重に問診・聞きとり、対処等を説明していても、話しをしている最中から、今すぐ診てくれないなら意味が無い!ぐらい言う患者も少なくないのがこの時期だった。 自分で言うのもナンだが、お陰さまで年もとり、多少大人になったせいで最近では我慢して話しを少しは聞くが、10年前だったら完璧完全怒鳴り返していたところだ。

しかし今年は少々、その状況が違う。 やって来る新患、皆普段はバリバリ働いている人ばかりであり、とても忙しく、ウチの事も以前からネット等で気になっていたと言う。 此れは治療家冥利に尽きるお言葉。 ありがたいありがたい。 そう言われちゃ、120%の力で診ないワケが無い。

と言っても混雑は混雑。 今からであるとどうしても来週になる事が殆ど。 小生もスタッフも全力で応対するので、困った時は是非ご連絡頂きたい。

2012年08月15日

毎日夏休みでランニング

社会人の皆さん、年に数回の連休、ガッツリまとめてスポーツしてますか!?

バブル期と違って猫も杓子も海外旅行と言う時代では無くなった。 出かけたとしても近場、それもまったりのんびりリゾートでは無く、何かキッチリ目的を持って出かける人が多い。

例えば今回も5連休ぐらい取った人でも、途中一回は皆で出かけて登山やトレイルランをしたとしても、残りの日はいつもの自宅周辺をランニングと言うのが多い。

傷害と言うモノは、得てしていつもし慣れない事をした後に発生する事が多い。 だからこの時期盆暮れ正月、GWに肉離れとぎっくり腰のオンパレード。 

嬉し過ぎて楽し過ぎて、いろいろはしゃぎたくなるのは良く分かるが、何事も日々変わらずコツコツが大切。 くれぐれもお大事にである。

2012年08月14日

八方美人で天候不良

画像の確認

せっかくの夏休み、盆休みではあるのだが、広範囲にわたって突風雷雨の悪天候。 みなさまくれぐれもお出かけの折はお気を付け頂きたい。

不景気&小生の努力不足か、平穏無事な忙しくも慌ただしくも無い毎日を過ごしているのだが、此処に来て急な傷害、連絡が必ずやって来る。 毎年の事ではあるのだが。

そこで一番困ったパターン、既存・既存じゃ無い関係無く、祝祭日連休中だからと言ってとにかく手近に身近に、すぐ診てやってくれるところを行くパターン。 此れ、本当に予後が悪い。

既存患者には普段からそんな話しは良くするのだが、いざ急に痛めてしまうと焦るのか、説明していた事など一気にブッ飛んでしまう。 ブッ飛んでしまうならまだ救いがあるが、常に八方美人、自分は色んな人と上手に付き合えると思い込んでいる人が最もタチも予後も悪い。

昔ならまだしも、今どき何処かへ出かけるのに天気予報を全く気にも確認せずに出かける事は少ないだろう。 大事な旅行、大事なしないなら尚更、気にも準備もするだろう。 晴れてくれりゃぁ、イイなぁ~~、なんて祈ってるようなお気楽じゃ困る。

自分に都合よく考えて、損得利害を全部自分中心で。 良くある被害者心理で治療にあたっては治癒は長期化する。 交通事故患者の殆どが加害者では無く被害者、CVAも過去より未来の人生に重きを置いて取り組む人ほど効果・成果も大きい。

自然は自分に都合よく動いてくれはしない。 生理現象もそうだ。 一番大切なところを自分に都合よくしてはならんのだ。 ウチへ訪れるような疾患の多くが、患者本人が思っているより速く治るのであるから。

2012年08月12日

盆で連休、ダイエット!!

大人ともなると、学生の様になかなかまとまった休みは取れぬもの。 勉強以外、スポーツ・練習に毎日時間を費やせた学生時代を懐かしく思う。

週一の休みではやる事も多く、余暇と言われる部分は月トータル数時間。 やはりまとまって何かが出来るのは盆暮れ正月、&ゴールデンウィーク。 数時間まとめて毎日走ります。 この時期、完ぺき紋白蝶に抜かれるような速度で。

しかし、気持ちに勢いを付けるには良いタイミング。 ダイエット・減量を気合いを入れて始めるには良い季節。 この真夏の真っただ中で始めると、意外にも年末まで続くもの。 涼しくなって始めようなんて、ハナっから自分を緩めてスタートしようと思う気持ちの時点で、もう
オマエは終わってる... (ケンシロウ風)

特に今年は当院は夏休みもとらずに診療。 数名の方向けに特別減量パーソナルメニューを作成し、毎日2階のラボ&自宅で頑張ってもらっている。

ジッとしててもカロリー消費するこの時期だからこそ、気持ちもカラダも引き締めようではないか!!

特に既存患者達よ、今すぐ立ちあがれ!!!(笑)

2012年08月11日

良い先生と旨い飲み屋は...

良い先生と旨い飲み屋は裏路地に在るもの。


小生のところもバッチリ裏通りであるが、何も好き好んで目立たない裏通りに出した訳では無いが。


その昔、マッサージ院などと言うモノは裏通りのうらびれた所にあって当然と言われた。 それが40、50年前のある時、今では名の知れたある先生がはじめて都会都心の真っただ中、渋谷の中心地に鍼灸院を開院された。 当時は同業諸先輩達にそうとうバッシングされたそうだが、今では気軽なマッサージショップがどの町、どの商店街にも軒を連ねている。

小生も休日肩など凝ると、頭をカラっぽに気軽に利用する事もある。 

それはそれで良い。 しかし痛くて悪くて困り果てて行くところでは無い。 

商売目線で考えればそれは当然人通りが在り、目立つところの方が良いに決まっている。 では逆に人通りが多い商店街ではいけない事は何であるか?!

騒音等の環境的な問題は容易に想像はつく。 それよりも何よりも治療に影響が出るのは質の問題。 此れは患者側も治療する側も。

全ての事を治す事、良くなる事に最大に努力を払えているかどうか。 患者や治療よりも、少しでも立地の良い所へと最優先に考えるなど、見ずして会わずして治療など受けずして、何処よりも誰よりも治す先生では無い事ぐらい子供でも分かる。

楽に情報が入る時代、何でも楽に安く簡単に手に入るのが当然と考える昨今。 手間、暇、金では手に入れる事が出来ぬ事、理解出来ぬ事が山ほどあるのだ。

こだわりの逸品を手に入れようではないか!!

2012年08月10日

専属トレーナーの必要性。


改めてスポーツトレーナーの必要性、特に今回はトレーナ等にサポートしてもっらってのコンディションの必要性について少々書いてみよう。


昨今、TVや雑誌などで、有名一流スポーツ選手の密着ドキュメントを見る機会が数多くある。 そこで殆ど全ての選手が専属トレーナーをつけてトレーニングはもとより、定期的にコンディション作りに勤しんでいる姿を見た事が在るだろう。

こういう話しをすると、コンディション作りの重要性を理解していない者ほど、『彼らは専属付けれるぐらいお金が在るから』、『そんな時間もお金も自分らには無いから』と言う。 ではリラクゼーションの為にトレーナーを付けているとでも云うのか。

確かに特定の競技のある一定以上のスポーツ選手は経済的にゆとりが在る。 だが全ての選手が経済的に全くもって問題が無いし、有り余るほど時間が在る訳でも当然無い。  現実はそう甘くは無い。 フルタイムで働き、練習場所も無く、そしてチームの為にアルバイトまでもする選手だって数多く居る。 全てにおいてギリギリまで生活している彼ら。 ギリギリだからこそ怪我などは一切出来ない。 だから誰よりもコンディション作りの重要性を良く分かっている。 意識の高い選手ほど。

運動はしたい、トレーニングはしたい。 だからそれ以外に時間もお金も微塵も割けない、割きたくない。 自分だけが辛い訳では無い。状況は皆同じだ。


現実的に専属トレーナーをつけたら、一般個人負担では少々現実的では無い金額かもしれない。 ならば現実的な範囲で、許せる範囲で計画的にコンディショニング作りをするべきである。 専属とまでは言わないが、我々のような仕事も言わば週一、二、定期的に身体の調整を行うパーソナルトレーナーなのだ。 

当院にはアスリートサポートプログラムと言うものもある。 意識を高く持つ若い選手を応援したい。 ただそれだけである。

時間が無い選手。
練習が忙しい
怪我をしたらもともこもない。

今一番必要な事。

忙しい人は皆コンディションを無視しているのか

専属トレーナーの必要性。


改めてスポーツトレーナーの必要性、特に今回はトレーナ等にサポートしてもっらってのコンディションの必要性について少々書いてみよう。


昨今、TVや雑誌などで、有名一流スポーツ選手の密着ドキュメントを見る機会が数多くある。 そこで殆ど全ての選手が専属トレーナーをつけてトレーニングはもとより、定期的にコンディション作りに勤しんでいる姿を見た事が在るだろう。

こういう話しをすると、コンディション作りの重要性を理解していない者ほど、『彼らは専属付けれるぐらいお金が在るから』、『そんな時間もお金も自分らには無いから』と言う。 ではリラクゼーションの為にトレーナーを付けているとでも云うのか。

確かに特定の競技のある一定以上のスポーツ選手は経済的にゆとりが在る。 だが全ての選手が経済的に全くもって問題が無いし、有り余るほど時間が在る訳でも当然無い。  現実はそう甘くは無い。 フルタイムで働き、練習場所も無く、そしてチームの為にアルバイトまでもする選手だって数多く居る。 全てにおいてギリギリまで生活している彼ら。 ギリギリだからこそ怪我などは一切出来ない。 だから誰よりもコンディション作りの重要性を良く分かっている。 意識の高い選手ほど。

運動はしたい、トレーニングはしたい。 だからそれ以外に時間もお金も微塵も割けない、割きたくない。 自分だけが辛い訳では無い。状況は皆同じだ。


現実的に専属トレーナーをつけたら、一般個人負担では少々現実的では無い金額かもしれない。 ならば現実的な範囲で、許せる範囲で計画的にコンディショニング作りをするべきである。 専属とまでは言わないが、我々のような仕事も言わば週一、二、定期的に身体の調整を行うパーソナルトレーナーなのだ。 

当院にはアスリートサポートプログラムと言うものもある。 意識を高く持つ若い選手を応援したい。 ただそれだけである。

時間が無い選手。
練習が忙しい
怪我をしたらもともこもない。

今一番必要な事。

忙しい人は皆コンディションを無視しているのか

2012年08月09日

今年の夏は夏休み無しで!!

頑張りますよ! 今年の夏は!!

いや単に暇なダケですわ。 いつも暇ですケド...

日中の電車、高速道路や幹線道は平日もいつも以上に混雑しているようだが、街中はクルマも人もまばら。 流石に夏休みか。

会社員、フルタイムで働いている人がターゲットな当院、元々平日午後は狙い目なのだが、今週来週はいつにもまして狙い目。 いや、狙わなくても的中状態。 

昨年からスポーツに熱心に取り組む小中学生の患者が激増したが、ここだけは夏休みの甲斐あって平日日中に沢山来てくれる。 しかも遠くから。 塾や練習、お稽古ごと習い事に日々追われる彼ら彼女ら、小生よりよっぽど忙しい。 通常はなかなか提案通り治療出来ぬのだが、やっとここでキッチリいつもの倍以上治る。 そして合宿を乗り越え、秋の大会へ向けて全力で。

子供、学生諸君よ! 夏を制する者は勝負を制す!!だ。  ガンバレ! 小生も頑張る。

2012年08月08日

求人採用独身寮

寮まで完備な大企業では無いが、過去には数人、院に住み込みと言ってもイイんじゃネーかと言うほど生活の全てを治療に注ぎこみ近隣に住んでいたスタッフもおり、その家賃も負担してあげていた。 

当然若いウチは実家通いの方が諸々ゆとりもあり楽なのであろうが、時間やお金、様々なものを切り詰め計画し我慢をして生活している者の方が、数段数十倍格段に上達も早いモノだ。

現在は女子一人を除いて他のスタッフ全員ほぼ実家。 まぁお陰さまで現在在籍スタッフは厳選した甲斐もあり全員優秀。 頭が下がる。

最近面接でGutsある人材は激減したが、その分真面目勉強熱心君は増えた。 それはそれで良し。

さてまだまだ此れからやって来るであろうか!? 楽しみである。

2012年08月07日

キッパリ分かれる同業患者

鍼灸指圧に柔整師、整体カイロにPT・OT。ありがたい事に医師の方までと、患者で毎週来てくれる。 いつになっても未だに毎回緊張するわ。

何にせよ、同業に気に入られるのは嬉しい事だ。 

毎回会話で此方の方が多くの事を学ばせてもらっている。 時折ビクッ!とする質問も投げかけられるが、以前ウチに勤めていたOTちゃん精神にのっとってドンマイで切り抜ける。

同業者であっても、基本皆最初は身体のどこかに不具合を抱えてやって来る。 小生のところへ来る前に自分なりに色々対処を困じている。 そしてその質問の多くは、自分はいったい何処が悪いのか、何が原因なのかと言うもの。

この、何処が何がと言う事の捉え方が、同業者であってもキッパリ分かれている。

例えば何処がと言う質問に対して、筋肉や神経系の様なものを浮かべ、何がと言うと筋力や命令・協調的な事だけしか考え無い。 一番最初の取っ掛かりとしてであるのならかまわんが、そこだけで所見に理論付け、リハや治療のプログラムを作ってしまう。 重要なのはそこから先の思考。

確かにある特定の筋肉の筋力、柔軟性・可動性が低下していたとする。 何故そこがそのような状況になったのかを踏まえたうえで、全く別の個所、原因が一連の連鎖を引き起こしているかとも、数パターンにわたり列挙し考察する。 しかも一番重要なのは、幾重にも重なり合う今後の治療プロトコルが重要となるのだ。

ゴルフのレッスンを受けたとしよう。 自分のフォームの問題点を指摘してもらい、正しいフォームを教わる。 しかしその指導が一回で、一か所の訓練や練習で終わるものなのか!? 幾つものステップを踏み、そして正しいフォームへとたどり着く。 

指導の仕方は万人に対してひとつでは無い。 百人十色、人それぞれ。 原因や目的が同じだとしても、そのステップは皆違う。 よくなる患者、末長く付き合える患者は皆その事に気が付いている。 気が付く事が出来ぬ者ほど、すぐに結論や自己判断を下し短期となる。

本を読んで講習会にワンサカ出て、お勉強して資格取って大満足。 それで全てが解決するのであれば、世の中名トレーナーや名医だらけだ。 頑張って少しでも多く張り巡らそうではないか!

2012年08月05日

結局のところ筋トレリハビリ。

昨日、2か月寮生活インターン実習から返って来たPTバイト君と久々再開。 もうかれこれ2年以上ウチでバイトをしている彼。 誠実で真面目と言う言葉が彼にはピッタリ合う。

実習中の出来事について、病院とはまた違った目線から色々話し合ってみた。

検査や測定に多くの時間を費やす。 悪い事では無く、重要な事ではあるのだが、患者にとって最も必要な事かどうかはかなりのケースで、まず微妙。 重要な事と必要な事に温度差が生じている事がある。

可動を広げるストレッチや関節アプローチ。 可動が狭くなる原因によっては、裏目に出る事。 よくなる事と悪くなる事のケースを同じ数だけ頭に思い浮かべる事をしているかどうか。

最後に筋肉。 筋力や神経促通だと理由を付けてやるわけなのだが、結果筋トレ。 患者に対してやっている事を客観的に見れば、マッサージとストレッチと筋トレ。 あと歩行等の訓練。

マッサージはマッサージ師で、ストレッチ・筋トレはトレーナー達が勉強し、日々そのレベルを上げている。 では病院で働くリビリテーションに従事している者の領分とは何なのか?


筋トレでは無い、ストレッチでは無い、訓練士でも無い領分。 それこそが何処へ行っても治らないと困り果ててる患者が求めるもの。 決められた事を代々引き継ぎ行うファーストフード店のマニュアル的な治療になってはいないか!? 治すと言う事に、真剣に治す気持ちで取り組もう。

2012年08月04日

診察してますか?!

“診察(しんさつ)とは、医師・歯科医師が患者の病状を判断するために、質問をしたり体を調べたりすること。医療行為の一つであり、医師と歯科医師以外の医療従事者は行うことができない。”

まぁ、法律からしたらそうである。 法律でやってはいけない行為は、当然学校でも教える訳が無い。 たとえ病院に勤めたとしても診察・診断は医師がするものであり、その他の医療従事スタッフが臨床の場でその経験を積む機会は基本的に無い。

しかし実際に痛み、苦しんでいる人間相手に、なかなか良くならないと言う人間相手に、何処へ行っても、どうしたら良いのかと言っている人間相手に、今一度精査した診察をしなおす必要性が在るのであれば、誰かが今以上の診断診察のスキルを上げねばならないのは必至であろう。

我々の様な理学的な治療の現場に居る人間の多くが、病状と検査によってのみ診断をしている。 

原因が分かり、治療を組み立て、その再発防止にも勤める。 確かに間違えても悪くも無い。 しかしそこに、治したい良くなりたいが、今やっている事、スポーツや仕事は一切やめたく変えたくないと言われた場合、治癒とは別方向の思考も必要だ。

休まず治す。 何よりも難しいが面白い事なのだ。 先ずその前に診察診断力を磨かねばである。

2012年08月03日

この時期真夏のお弁当

とにかく若者は食べなければならない。 特に部活の学生は。 

そこでこの時期お母さんのアタマを悩ますのが食中毒。 この作ってから何時間も過ぎてから食する事になるお弁当。 それでなくても痛み易いこの時期、更に細心の注意が必要である。

まず第一に問題なのが、熱。 炎天下のグランドに放置し無い事はもちろんだが、調理時から熱には注意が必要。 

中まで火を通した調理は当然だが詰める時、ご飯は粗熱が取れてから詰める、おかずも良く冷めてからが重要。 ここで数分焦って雑な作業をしてしまうと、後で取り返しのつかない事になってしまうのだ。

次に重要なのが、水分。 この水分も、痛みを加速させてしまう。 出来る限り汁気は切ってから詰める。基本的にゆで野菜、煮しめ等は避け、水分の出ないおかずを選ぶのだが、キッチンペーパーで煮汁をとる事も工夫の一つである。

あとは殺菌効果のある食材、梅干し、生姜、ニンニクや、カレーなどのスパイスを積極的に使うのもてだ。

とにかく夏は菌の繁殖が異常に早いのだから、調理時にはいつも以上に小まめな手洗い、弁当箱や箸などの電子レンジ等を使った高温殺菌も普段からの作業の一つと心掛けるのも良い事だ。

何を食べるのかだけでは無く、様々な角度から食事の注意を心掛けたいものである。

2012年08月02日

朝から本気減量トレーニング

今朝はひっさびさ本気で患者さんと減量トレーニング。

いやはやマイッタマイッタ。 自分で組んでおきながらマジマイッタ。

90分間のサーキット。 同世代男性患者さんとサシでトレーニング。 フラフラでしたわ。

有酸素運動でリミットで、食事療法でリミットで、さてその先数キロ健康的にバシッと落とす最後の手段。 最後は流石に大げさだが、必殺技ですナ。

此れを週3。 痩せない落ちない訳が無い。

3か月... 


キツイな...

2012年08月01日

合宿前後のスポーツ障害

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スポーツに勤しむ若者達の、この時期きまった年中行事。  合宿。

小生も散々経験があるが、練習と暑さの苦しさで、もう何が何だかさっぱり分からなくなっていた記憶が在る。 今振り返ればそんな苦しさも良い思い出なのだが。

毎日毎朝毎晩、休む間もなく1週間以上練習の日々が続いたのだが、打撲捻挫こそあれども、幸いにも大きな怪我にみまわれる事は無かった。

先日ふと、この数年のこの時期を振り返って気が付いたのだが、成人で趣味でスポーツに取り組み、知人友人、クラブチーム単位での合宿では、転倒打撲捻挫がその殆どを占めるのだが、小・中・高・大学生の合宿では、怪我障害の確率より、その後数週間後に発症する運動障害の方が圧倒的に多いと言う事。 合宿中とは明らかに違う原因に変化しているもの。

患者側・学生側ではその違いを正確に理解する事は非常に難しい。 治療する側であってもその違いを精査して治療にあたっているケースは少ない。

オーバートレーニング、過使用症候群に完璧に陥ってしまわぬよう、最大に避ける事を大前提に置いた治療。しかも練習を休ませずに。

通常練習と合宿期。 目の前に在る事だけでは無く、その時期時期に、個々に合った治療を提案する。 机上の理論では無理なのである。 早くでは無い。シッカリ治そうではないか!

2012年07月29日

競泳、陸上選手ばかり。

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来院患者にテニス・ゴルフプレーヤーが群を抜いて多いのが、昔から我々の間で言われている話し。 それらの愛好者の年齢が他より高めなのも、経済的理由も含め関係しているのだろう。

昨年末よりグッと増えたのが競泳と陸上選手。 と、一般愛好者。 年齢は下は小学生から、上は世界大会出場成人まで。 都内、小田原、鎌倉までと、本当に遠くから感謝致します。

当然皆、怪我や障害を抱えてやってくるのであるが、治らないと言うよりも、治りが悪いと言う方が非常に当てはまる患者が多い。 頑張り屋さんという表現も当てはまるが、心身ともに頑張り過ぎる傾向が在る。

過去何度も書いてはいるが、世界的に昔から言われ続けている運動障害を起こしやすい二大性格。

それは、脅迫性格と粘着性格。

その両方、もしくは片方を強く持っている選手は、必ずと言っても怪我・運動障害を自ら呼び込んでしまっている。 諦めとまでは言わないが、気持ちをスパッと切り替える事が出来ぬようでは、いずれ結果は見えてくる。 特に球技の様な相手が在ってのスポーツや、チーム連携が重要な競技と違って、水泳や陸上は基本日々自分との戦い。 練習で追い込む事は必要だが、追いこむ意義を分からずしてただ我武者羅では仕方が無い。

心身鍛えてこそ意味が在る。 スポーツとはそういうもの。 今の自分の思考を自分の中で一度完全に否定出来てこそ、前進が在る。 大人になれば自分の中の様々なものが邪魔をする。 一秒でも早く前へ進む。邪魔をしているのは自分なのだから。

2012年07月28日

ビシッとバシッと求人募集!

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さて、約ひと月続いた求人もやっとひと段落。 のんきに遅れて今時分数件応募があるが、イイ子であれば会ってみる。 ただし今回は例年より募集時期が遅かったせいが在るのか無いのか、正直バリっとした出会いは非常に少なかった。 

別に気合いが入っている必要は無い。 むしろ初めからガツガツくる人間に限って口だけ番長で、すぐ逃げる。 何かの裏返しなのか?!

それともう一つ、今回応募してくる人間に、採用してもらいたい!という部分が欠けているケースが多かった。  なにか特に自分側に調整幅の意識は無く、自分は選ぶ側であり、自分に合わなければ合わせる必要性も感じてい無く、そのうち自分に合うところが在ると妙な確信を持っている。 採用してもらうでは無く、採用されてもイイと言う感じなのだろう。

患者に対して治療をしてやる!と思って治療をしているのか、治療をしていきましょうと思って治療するのか?! 考え無くとも分かり切った事。 仕事に対しての取り組みを、自分の将来だといって自分中心で考えるか、顧客・患者を想って仕事のやりがいを中心で考えるのか。 医療であればどっちの先生に診てもらいたいのか?

考えるまでも、書くまでも無い話しを書いてしまった...

2012年07月27日

脱水、ナトリウム、筋痙攣。

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真夏のこの時期、云わずと知れた一番気をつけねばならぬ事。 脱水症状。

汗と一緒にナトリウムが失われる。 そして筋肉に影響が出る。 そんな事ぐらいしか一般の人には知識は無いはず。  では実際、ナトリウムが失われるとどんな事が起きるのか。

ナトリウムは血液中の水分量の変化と密接に関連している。仮に身体からナトリウムが失われても必ずしも血液中のナトリウム濃度が低下する訳では無い。 しかし血液量は必ず減少する。当然血液量が減れば、血圧が下がり、心拍数が増大し、ふらつきやショック症状の危険性が高まる。

発生している症状がナトリウムのせいなのか、血液量の問題なのか。腎臓なのか、体性感覚、脳下垂、視床の問題なのか。 休養、点滴、保水で落ち着いたとしても、発生した身体的原因を、既往歴も含めて再発防止に取り組んでこそ、真のスポーツ障害予防なのである。

自分の身近な先生にジャンジャン質問してみてくれ。シッカリ答えられる先生ほど、信頼すべき相手なのだから。

2012年07月26日

治った治った治った、走った走った走った!

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相撲の仕切りじゃないのだが。

ここ数年の、スポーツに熱心に取り組む患者のオモシロ確率を少々。

小学生中学生、高校生、大学生。 若年社会人に中高年。 それと主婦。

この中で一番シッカリ継続して治療にやって来るのが小中学生。 八割近くが年単位で訪れる。 当然当初は痛い悪いだが、その後成長や競技力向上までシッカリ効果を出してあげる事が出来る。

次に男女差はさほどないが社会人。 フルタイムで働いているのが条件。 家族家庭もあり、一番忙しい世代にも関わらず、きちんと目標に向かい優先順位を付け、これも年単位でやって来て頂ける。 およそ七割。

次に意外にも主婦。 小生の性格とこの流れだとヒールに廻りそうな主婦層だが、いやいや、違うのである。 半数が半年以上来てくれるのだが、逆に残りの半数は僅か1クール、10回未満。  まぁ、良く考えたらそんだけくれば大抵は良くなる。 もし問題が在るとすれば、すぐ良くならない症状の人ほどすぐ来なくなる。 致し方無い法則。

さて、今最後に残ったのが意外にも大学生。 今年もバリバリ体育会系の大学生の順にフェードアウト。 昨年もあるスポーツの同じ部の大学生が数人やって来たのだが、頻度もまちまちで構築も出来ず、いずれ尻つぼみ。 皆元気で意欲的なのだが、その意欲的が裏目に出るのか楽しいコト、おいしい話しになびいてしまう。 基本その陰には大人が見え隠れ。

小生が過去かかわっていた会社はどこも、学生へのサポートを必要以上に重視していなかった。 軽視していたのでは無く、学生を宣伝の様に使う事は無かったのだ。 しかし、またそこにつけ込む隙間商売をしてくる会社も数多く存在する。 残念な事実。 よい子ほどその罠に取り込まれてしまう。 治癒から競技向上まで継続構築出来るのは、全体の三分の一以下。 此れは小生としてはかなり低い確率。 五回十回で、運動は辞めたくないが治して欲しくて、オマケに成績も向上ナンテ事は現実的にあり得ない。 そんなのがあったら皆怪我無く一流選手だ。


若干恥ずかしい情報であったが、まぁご参考までに。

2012年07月25日

ヤンキー座り腰痛講座

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特定のぎっくり腰の患者、もしくはある程度良くなってきた患者に、俗に言うヤンキー座りを正しく4、5分してもらいながら雑談。 するとそのあとスッと数分前とは雲泥の様に立ちあがる。

まぁ雑談では無く、他のプログラムをやりながらなのだが、そもそもヤンキー座りに正しいのが在るのか無いのかが微妙だが。(笑)

折れていなのであれば筋や腱、靭帯に関節包、軟部組織の問題。 それらの痛みの増強要因に脳だ神経だ代謝だと言うのはあるが、基本痛みを感じ発しているのは軟部組織。 特に仙腸関節を中心とした原因の痛み痺れの放散・関連痛は、臀部や下肢に現れるので診察の時点で誤診される事が未だに少なくない。

関節が一番スムーズに動きやすいポジションを保てるように、引っ張り合う筋やその他軟部組織を調整する。それを簡単に言えば歪みを治すなのかもしれないが、何にせよ関節に何らかのアプローチを施す。 

仙腸関節であれば腸腰靱帯、下部離開、何処がどうなっているのか? それらを何をどう使ってどっち方向にどうしたいのかをまずアタマの中で考える。 触診や検査の前に。 問診や触知以前の身体所見で充分導き出す事は出来る。 それが出来ずして、やれ検査だテクニックだとは愚の骨頂。

それらは充分導き出せさえすれば、正しい?ヤンキー座りだけでもぎっくり腰は治せる。

頭の引き出しは開いているか! 引き出しの前に知識という荷物を積み重ねているだけではないのか!? 知識をしっかり仕舞ってもらいたい。

2012年07月24日

もう西洋東洋と言ってる時代じゃない!

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すっごく若い頃、ほんの少しだけ東洋医学に興味を持った時期が在った。 解剖や運動学に疑問質問が色々在って、それらを医師や大学の先生、有名とされるスポーツトレーナーにぶつけてみたが、その多くの答えが釈然とせず、小生が求めている答えでは無かった。

その時タマタマであったトレーナーの一人が東洋医学を勉強中であり、東洋医学の素晴らしさを熱く語られた。  しかもその人の目はとても輝いており、今でも記憶に残っている。

実は今でも小生もウチのスタッフも、時間とお金があれば毎週のように自分自身も他のところへ治療に行く。 身内知り合いでは無く、探り偵察でも無く一患者として、自分の財布からなけ無しの金を払って始めて分かる事がある。 しかも小生は鍼治療、ハリを打ってもらうのが意外にも好きである。(笑)

しかし究極まで東洋医学を学んだ訳では無いのだが、治療学として良い悪いと言う話しでは無く、知りたかった事、学びたかった事が、その時そこには見出せなかった。

以前に比べて鍼治療院と平行して治療したいと言う患者は少なくなったが、それでも鍼や東洋医学の良さもある。 面白い事にそんな鍼治療の先生ほど、東洋西洋に拘りなく漸進的治療、勉強に取り組んでおられる。

治れば何でも良い。 そういう意識のレベルで医療に取り組むのは如何なものか。 それは治療する側であっても患者であっても同じ事が言える。 東洋西洋、保険がきくきかないという話しでは無い。正しい正しくないは他人から得るものでは無く、自分で判断するものなのだから。  諸君、耳触りのよい他人の話しに惑わされないように!

2012年07月22日

ランニング愛好家ひと段落

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昨年後半から今年前半にかけ、新規のランニング愛好家の患者が大挙してやってきた。 その8割が30代男子。 膝や踵に腰痛股関節。 痛いところは様々だが、ほぼ全員現在完治。 マラソンはもちろん、50km以上のトレイルランにも元気に参加している。 今は皆、痛みをとる治療は完了し、再発防止に原因を絞り込んだ治療と、競技レベル向上のプログラムに変更している。

上記に該当する今回来てくれた患者全員がみなナイスガイ! 治療をしていて話していてコッチが楽しくなる。 とっても皆イイ患者。 目など吊り上って無い、肩の力が程良く抜けた、小生が最も応援したくなるようなスポーツへの取り組み姿勢タイプ。 

社会人としてもバリバリ仕事に打ち込んでいる世代。 思考も柔軟で回転も速い。 コチラが提案した内容をただ聞くだけでなく、意見も情報もしっかり言ってくれる。 当然コチラも通常の倍の策を講じられる。 今どきネットで情報だけ山ほど持ち、結果人の話しを聞きいれてるようで聞き入れられない。情報優先で頭パンパン。 聞く量と伝える量のバランス。50対50では無く、今の自分に必要な、足りない方を補い、バランスをとる努力の問題。


改めて思う。 治療は一方通行では無く、お互いで手に手をとって進むものだと。 

2012年07月21日

走りの科学

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オリンピックを直前にして、TV等でも様々なスポーツを科学した番組が放映されている。 そんな最新の科学、情報が一般の人間にも手軽に身近に入る時代になってきた。

確かに最新の情報は素晴らしい。 今まで分からなかった事が解明され、疑問に思っていた事が解決されるようになった。 ただしその最新が全ての人に最も必要な情報かと言うと少々話は違ってくる。

従来を根底から覆すような大発見であれば話しは別だが、基礎基本と応用を進化した情報とすり合せる事の難しさを理解したうえで、選手や患者、臨床の場に取り組まねばならぬ。 さもなくばただ単に最新、流行りを追うような指導や治療に陥りかねないのである。

例えば幼稚園生に最新の走りの科学を持ちだすであろうか? では老人はどうか? 何歳なら適応などと言う全てに当てはまるラインは無い。 疾病疾患もそうだ。 歩き走りに問題を抱えている場合、基礎と応用、最新の科学をどう分析、取り入れるのか、寝ずに考えた事が在るであろうか。

そんな事は話しを聞かずとも訪れずとも、簡単に見極められる事。 最新に飛びつき、流行り廃れを追っている人間を素晴らしいと思うかどうか。 それすら分からぬのであれば、どんなに正しい指導や治療を施したとしても、良い結果や成果は100%出ぬのである。


小生のところには小学生でかけっこが速くなりたいと言う子から、実業団レベルの選手もやって来る。 当然にな何らかの問題を抱えている。 単純に痛みを取れば、痛みが取れればまた以前と同じように走れると考えている選手には、次に待つ答えは再発の二文字しか存在しない。 ゴールは当然更なる競技レベルの向上。 目標は痛みが取れたその先。 最新の走りの科学は次の問題。

主観的指導の重要性が理解出来ていれば、敢えてつまずかぬ問題。 順調に治り、順調にレベルが上がり、決してつまずく事など無い。 楽しい面白いで終わる指導や治療が、まだまだ多いな...


2012年07月20日

トレーナーの治療と指導のはざま

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今年は例年よりだいぶ遅れて求人募集をしている。 この数年採用したバイトちゃん皆が長く勤めてくれているおかげで常に補充の様な事は起らず、彼ら彼女らがインターン実習で離れるこの時期に今年はずれ込んだ。

長く居てくれると言う事は、当然スタッフ全員のレベルも上がり、院全体としての質も向上している。 とにかくウチのバイトちゃん達は熱心。 しかし、採用してもすぐ辞める奴は必ず1、2人いる。 どれも必ずひと月未満。

その残る子と続かぬ子には、セオリーと言っていいほど必ずパターンが在る。 

それは自分の考え、やりたい事を常に一度リセットして物事を考えられる子と、考えられぬ子である。 しかに考えられぬ子ほど色々学びたいと言い、自分は目標をしっかり持っていると思っている。

特にこの1、2年、スポーツトレーナを目指す人間が急激に増えた。 当然小生のところにも数多く訪れる。 暫く前にコンディショニングトレーナーとストレングストレーナーの違いの話しも書いた事が在るが、どうやらそれらの説明をしても、耳や目から入って来る知識や情報と、自分自身が内面で消化しなければらない欲求行動、appetitive behavior をすり合せて処理出来ぬのである。

様々な人間が患者として訪れる。 スポーツ選手であっても様々な人間がいる。 それを心理学、行動学以前に、自分自身がそれらを理解すべく、偏った思考、狭い視野では無く、柔軟に多角的に自分自身を見つめるスタンスを常に持たなければならないのである。 

治療であれ指導であれ、教わった事をやればできる仕事では無い。 金を払って身につくモノでも無い。 今の自分に一番必要なもの。 見つけられると良いのだが。

2012年07月19日

継続しなくても良いモノ

継続しない方が良いモノが在るとすれば、恐らくそれはモラルや常識の中で不利益をもたらすモノであるのではないか。

概ね多くの事が継続は力なりと成りえる事を、多くの人間が承知している筈なのだが、現実は多くの人間が多くの物事に対して継続的な行いをする事はまず無い。 むしろ10個の物事中、9個投げ出して1個でもでも継続すると褒めたたえたりもする。

冷静に、客観的に考えたら滑稽な事実ではないか!?  

ひとつの事だけ熱中し、他がまるで見えていない人間。 研究職であればそんな人間も有りなのかもしれないが、少なくとも小生は正直あまり自分の身近には居て欲しくない人種である。

獣では無く人間である以上、自分の周りの多くの人々とコミュニケーションをとらなければならない。 その視野、範囲が狭い人間になればなるほど社会性が欠落してるとなり、ある意味人間失格となるのであろう。

我々の様な不特定多数の人間を相手にする商売の場合、技術や知識より何よりも抜きん出て身につけねばならない能力はそこになる。

ここでひとつ大きな問題になるのか、継続と言う事に対しての尺度だ。 どのくらいの期間を持ってして継続したと判断するのか? 

長年肩こりだと言うのに、ちょっと楽になるとハイさようならな患者。 もしくはずっと競技を続けたいと言うのに痛くなくなるとスーッとフェイドアウトする選手。 痛くないから、辛くないからケアしない。 ケアとストレッチが完全イコールだと思っている。

国内外で一流アスリートに対して、トレーニング以外に抱えている問題点を調査している。 多くの選手が少しでも早い疲労回復を一番望んでいる。 それは競技を続けている以上、一生常に必要な事。 だからまた明日、質の高い練習が出来る。

一般人であってもQOLの向上を図るなら、疲労に対する何らかの対処は必要だ。慰安的なモノも良いだろう。 しかしそれ以上、それでは満足しないのであれば何らかの策を講じなければならない。

今現在治したいと願うのであれば、今一番継続させなければならない事は自ずと決まる。 5回10回を継続と捉えるのならば小生は何も語る事は無い。 ローマは一日にして成らずとはよく言ったモノだ。 昔からな。

2012年07月18日

スポーツ選手のぎっくり腰

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普段鍛えている屈強なスポーツ選手であっても、腰痛、ぎっくり腰になる。 むしろ腰痛を抱えているスポーツ選手の方が多いのではないか?

小生のところへも競技種目かかわらず、様々な患者が訪れる。 

一番多い症状は腰痛、膝、肩の順である。

競技レベルが高くなればなるほど、負荷が高くなればなるほど、怪我や障害を完璧に避けて通る事は不可能である。 しかしその発生率を限りなく低く、その治癒を飛躍的に速くする事は出来る。

だが実際は専門医院を訪れてみても、やれ競技を休めだ、やれ筋力強化だと、言われなくても分かるようなアドバイスや対処が何十年も前から変わらず続いている。


この十年で、運動理学は目ざましく進歩した。 いや、実はその殆どは既に分かっていた事なのだが、様々な研究によって証明され、迷信ともされていた事がやっと日の目を見る事が出来たのである。

腰痛に関してひとつあげるとすると、その禁忌事項にストレッチが在ると言う事。 スポーツ選手で腰痛を抱える多くの患者にその禁忌が当てハマる。 良かれと思ってやっている事が関節の不安定、緩みを誘発し、治りを自分で悪化させてしまっているのだ。

治療そのものにも、良かれと思っているが実は裏目と言う事も幾つもある。 

休まずとも治せる。 ただしそれには正しい知識と以前にもましての努力が必要不可欠。 ゴールは目の前に在るのだから。

2012年07月15日

道具を使いこなしていると勘違い

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物理療法器の続きになる。

機械を使いこなすとはどういう事か? 治療器はもちろん、検査器も使いこなすには構造的な事3割、残り7割は構造や仕組みとは違う部分に在る。

前職時代、スポーツ界では超メジャーな某計測機器をヨーロッパのメーカーとやりとりをしていた。 当然間には大手輸入元を挟んでいたが、彼らには分からない事が多くあり、それを説明し理解してもらい、誤解の無い様、本国から情報を引き出す事に多くの苦労を払った。 それがなぜ必要なのかが、ハードウェア目線では理解する事が出来ず、使用・臨床現場、使用者被験者目線に立たなければなかなか分からないからなのであった。

計測側がそのデータを利用するが、物によっては被験者側が利用するモノもある。 当然だが治療器は受けるのは患者だが使うのは治療側。 しかし患者が自分で自分に治療器を使うと言う事はどういう事が起きているか。 たとえそれがマッサージチェアーであっても、プロの治療家であるのならプロである部分を発揮せねばならぬ。 微妙では無く、その違いが大きいと言う事を理解出来ていぬ治療側があまりにも多く存在している事を危惧する。

過去にも一度書いた事が在るが、超音波画像診断器であっても、空は何色か? 青か? では夕焼けの空は何色か? 雲は何色か?白か?夕焼けの雲は何色か?? それらを常に考えながら空を見上げる気持ちが擦り込まれていなければ画像診断器を正しく使いこなせる人間にはなれないと、ある著名な医師の講義を聞いた事がある。 小生にとっては非常に衝撃的な内容であった。


機械の仕組みや使い方を覚え、数多くの患者に臨床で使い、その結果をただ発表・経験として語る人間を素晴らしいと言えるのか? 最近もそのような場面に遭遇したが、小生はまるで魅力も興味もわかない。 一番大切なものが欠けている事実。 疑問は知識で解決するだけでは無い事に早く気が付いて貰いたいものである。

2012年07月14日

テクニックよりも治療に必要なもの。

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勉強熱心が多い昨今の治療家には感心する。 小生の若い頃の倍は勉強しているのでは。

勉強が悪い事だと言う大人は居ないだろう。 しかし勉強は出来るが、どうしようもない人間がいると言うのも皆良くご存知であろう。 勉強している本人は当然、それを見守る周りの大人もそれが悪い事だとは微塵も思わぬ。 極端な話しだが、犯罪に繋がるようなカルト系宗教の信者も、その教えが間違えているなどとはまるで思わず、一心不乱に自分自身に刷り込んでいる。

もしも、正しい道を踏み外さない手法が在るとすれば、それは自分で自分の考えを一度完全に否定してみる事だ。

ある著名な脳科学者の先生が言っていたが、人間には後悔が必要であり、 そして反省と後悔は違うと。 後悔することは、環境の変化に適応し、自らを成長させることに繋がるのだと話していた。

振り返る事は誰でも出来る。 過去の失敗と、もしこうしていたらもっとこうなったのではないかという想像の事例を比較してこそ生まれるのが後悔。 肯定する事より、自己否定する勇気。  他人から見れば、結局はやりたい事やってるだけでしょ!? と思われているのだ。


今自分が考えている事、やっている事を一度全部やめる。 新たな道へ進むと言う事はそういう事である。 

治療に全力を注ぐ。 好きな事をやっているようじゃ、全力でやってる奴に一生かかっても敵うワケが無い。 勉強より技術より大切なもの。 それは自分の気持ちと正面から戦う、強い意志である。

2012年07月13日

超音波に干渉波、物理療法器。

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以前にもまして市中に数多くの民間医療施設が存在する。 それらを訪れると、日本では必ずと言っていいほど患者は何らかしらの物理療法器を受ける事になる。 カイロプラクティックを開業する知人のアメリカ人曰く、なんか意味あるのか?! だそうだ。

当然小生も無意味とは思わぬが、昔から先輩達には「俺らは手で治すのが仕事だ。 場所も道具も関係無い。手一本で治せ!」と言われ続けた。

確かに昨今の治療院、治療家達は、我々は徒手療法、手技療法家ダ!と言う割には、院内も治療内容も治療内容も機械盛り沢山。 機械、物理療法器を使うなとか駄目だとか言うのでは無く、道具を上手に使えと言う事なのだ。

その上手に使えと言う部分、構造や仕組みを勉強して、臨床学を学んでウチはワタシは何処よりも誰よりもシッカリやってマスよ! いやいや、全くそんな次元の話しでは無いのである。


クルマの運転を考えて欲しい。 サンデードライバーやオバちゃんの運転に、一度はイラッ!とした事は無いだろうか?! ハンドルを握る誰もが教習所へ通い、運転免許と言う国家資格をとり、自動車を操る技術も最低限の構造も理解している。 だからと言って、皆の運転が一律な事は無い。 乱暴で安全無視な奴、自分しか考えられない視野の狭い運転、しょっちゅうクルマをぶつけ、壊す奴。 その違いはどこに在るのか?!

道具を最大限に活用できるか否かの差は、そういう部分に大きく左右されるのだ。 理論を丸暗記されただけで、クルマや飛行機を運転されちゃタマッタモンじゃ無い。 欧米の治療家・トレーナーと話しをしていると、数多く気が付かされる。

日本人はまだまだ新たに物事を生みだすのは苦手な国民なのだろう...

2012年07月12日

仙腸関節、骨盤の運動。

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この数年タマにやって来るのが、スポーツ選手で体幹・骨盤トレーニングが裏目に出て腰痛を悪化させている患者。 しかもそれらが原因だとは夢にも思っていない。

急に腰が痛くなる、いわゆるぎっくり腰。 簡単に言えば腰の捻挫。 捻挫を捻るバカはいないはず。 なのに何も考えずストレッチをして、自分で捻って捻じって悪化を加速。

さて問題は此処から。

これらを治す時、何をするか。  初期ならば固定、アイシング。 急性を過ぎたらどうする? そこいら辺、町中いたるところにある民間療法院なら硬い筋肉揉んでほぐして、あと機械。 オマケ程度にテーピングぐらいか。 手技では何をするか!?

小生が講義・講習参加べんきょうオタクの事が大嫌いなのは既に承知の沙汰だろうが、技術に関してはやはりどこかで身につけねばならぬ。 それは講義で身につけるのでは無く、臨床の場で、必要なケースと共に学ぶものなのだ。

知識もそうだ。暇で時間が在り、本でも読めば誰でも身につく。 さほど凄い事でも何でも無い。 

で、何をするのか。 そこが重要なのである。

先日も腰痛で来た身体の大きな、あるスポーツに熱心に取り組む若者が来た。 仙腸関節に不具合が在り手技による矯正を選択。 予後、痛みも動きもすぐに改善されたそうなのだが、予想どおり矯正と反対側に別の歪みが現れた。 股関節、外閉鎖筋を次に疑っていたので想定通り。 別の矯正とファンクション的なプログラムを少し。

何をどう、武器を何手先まで考えて使うか。 此れは現場で学ぶ事しか選択肢は無い。 患者も治療を学ぶ者も、考えねばならぬ事を間違えぬよう、まずアタマを使って欲しい。

2012年07月11日

かかりつけ医とセカンドオピニオン

かかりつけ医とセカンドオピニオン。 どちらも重要で大切。 どちらがどっちとは決められぬのだが、もし自分自身が岐路に立たされた時、どちらの意見を尊重するのであろうか?!

例えば普段、かかりつけの院へ通っていたとしよう。 そこで残念ながら症状が良くならないと仮定しよう。 当然そこで患者はセカンドオピニオンと言う言葉を思い出す。 そして他の院を探し出し、足を運ぶ。 至極当然な思考・行動で、間違えてはいない。 いや、そもそも当たっている間違っているでは無く、考え方や処理の仕方に無理なところがなく適切であるかどうか?! いわゆる妥当かどうかなのだ。

妥当性と言う部分。 意味を曖昧と勘違いしている者もいるが、そもそも物事の根本的な思考に問題が在るので、同じ過ちを何度も繰り返してしまう。

確かになかなか治らなければセカンドオピニオンという発想は悪くは無い。 しかし、何処を、何を、いつを持ってなかなか治らないと決めつけたのだろうか? 

たとえば風邪をひいて内科へ行き薬を貰い、一週間。 それで治れば良いが治らなかったらどうするか?! 小生ならもう一度同じ医師のところへ足を運び、症状・経過を伝える。 だが中にはすぐ他の病院へ行く者もいる。 何でもかんでも一回の診療、治療で治る訳は無い。 そもそも、しっかり膝を付け合わせ、症状と経過を聞いてくれるところをかかりつけと選ぶ。 間違えても検査を重んじるところは選ばぬ。 検査の意味も分らぬのに、検査を喜ぶ、信じる事自体愚の骨頂だ。

中には治ればナンで良いと、何件も行く患者もいる。 商売柄立場上、直接的な意見は述べにくいのだが、点かないテレビを片っ端から叩くような行為は、次から次へと発生する問題点を、確実に迷宮へと送りこんでしまう。

来る者拒まず去る者追わずなのだが、例え一回でも来た患者の事は、その後の経過はその後もずっと気になるモノ。 一生気になるとは言わぬが、少なくとも今現在は記憶の続く限り繰り返している。

選択とは他人に任せる事でも、他人が決める事でも無い。 人を見抜く前に、先ず自分自身を正しい目で見抜く。 自分で自分を見抜くのだ。 結果はその先なのであるのだから。

2012年07月10日

締めるか緩めるか

今日は筋肉や身体の話しでは無く内面、躾け、生活習慣の話しを。

そもそもスポーツって何の為にするものなのか。 欲の発散の為? 身体を鍛える為? 健康の為??

当然目的は様々であろうが、ラフプレーを良しとしたり、相手を騙したり貶めたり、身体を壊す事が目的だと思うであろうか。


以前小生は子供の患者に対して、必ず一人でやって来るように親御さんに説いた。 時として厳しくも言った。 夜中や大雨、何百キロも離れているならまだしも、こんな所まで、近くの駅まで自分の足で行く事もせず、パパママクルマで送り迎えなど、そんな簡単な事避けて通ったらもっとめんどくさい事はもっと避けて通りたくなるモノだ、子供なんてそんなものだとハッキリ言った。 

正直今はそこまで厳しく接しはせんが、断言できる事は自分独りでやって来る子、自分で電話してくる子供順に、治って試合で大活躍するモノだ。 小学4年生の女の子が、聖蹟桜ヶ丘から一人で電車を乗り継いでやって来たり、中学の終わりから高校卒業まで、寒川から毎週のように来ていた女の子もいた。 逆に歩いても10分とかから無い距離でもママのクルマの送り迎えでくる高校生もいた。

厳しく、時として優しく、家族だろうと友人だろうと、自分以外をいたわり気遣い、敬う気持ちを健全に身につける手段の一つがスポーツだと思う。

人それぞれとか個人の自由などと口にしたら、善も悪もクソも無くなる。  子供は親が、もしくはコーチが、大人は自分自身でスポーツであれ何であれ、その進むべき道を決めなばならぬ。 それは治療であっても不明確では治るモノも治らず、もしくは必ず再発の一途を辿るのだ。

治療家としてもトレーナーとしても、導く者自身がその道を欲に任せて進んでいるようでは、一生ゴールにも辿り着かぬ。 献身的に、ただただ献身的に。 治療とはそんなものだ。

2012年07月08日

ランナー、マラソン、ジョギング愛好家とトレーニング。

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趣味がジョギング、マラソンで膝・腰を痛めてやって来る患者が、相変らず後を絶たない。

ランニングに限らず、自転車でもテニスでもスキーでも、プロ、職業でやっているのならまだ自己管理をしなければと言う意識が在るだけマシなのだが、事コレが趣味となるとプロ選手より遥かに達が悪く治りも悪い。

仕事や家事や子育てや、最低限人としてやらねばならぬ事はあるが、それ以外の時間を全て趣味に当ててしまうのだ。 しかも当の本人にその自覚は全く無く、自分は諸々ちゃんと考えていると思い込んでいる。 まぁ、中にはそういう人もいるが、その場合は度を越してやり過ぎ。 しかもコレも本人自覚無し。

ウチはほぼ全ての患者の治療の中に、必ず運動療法を組み込んでいる。 意外にも年配の女性ほど喜んで取り組んでくれ、逆に「何か自宅でやるトレーニングは無いか!?」と言ってくる患者ほど、たとえ教え、資料を渡したとしても理由を付け遣らずじまい。 やりたい事、やらなければならない事がグッチャグチャ。

特に一番酷いのはランニング、自転車、フットサルの社会人男子。 学生時代と身体は違うと分かっていても、それに対しての努力・時間はまるで割かない。 トレーニングなどまるでしない。 ヒドイと好きじゃないからと言いきって補強トレする気無し。 痛めて怪我して来ているにもかかわらず。

どんな競技であれ、今どきプロ一流選手で補強トレ等をしない選手は世の中に居やしない。 なのにド素人が準備も努力も無しにブッツケ本番。 ソリャ、怪我するわナ。


子供はやりたい事やりたくて、やりたくない事はやりたくない。それが子供。 それを指導すべき立場の大人が、やりたくない事避けて、やりたい事だけやってしまっている。 戦うべき相手はタイムでも相手選手でも無く、自分自身の中に在るのである。 新たな道は既に自分自身が持っているのだから。

2012年07月07日

毎年この日一年を振り返る

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毎年七夕の今日、決まって一年を振り返る。 コソアピールになるのだが、単純に明日が小生生誕日だから。 四十も言えない領域に来て誕生日もクソもナイのだが、必然的に毎年一年を振り返ってしまう。

この十年、得るモノより失うモノの方が多い気がする。 加齢、老いは身体的に当然であるが、その部分に関してはさほど気にはしていない。 誰もが平等に加算されるモノだから諦めも付く。 それ以外もの。 自分自身で納得できる、月日を刻んだ分だけの経験値がアップデート出来ていない事にジレンマを感じる。

高望みはしていない。 自分の人生を自分の身の丈、スタンスで一歩一歩自分の足で前進している実感が欲しい。 勉強と言う名の元に、何でも他人からの情報で自分を築きあげようとは微塵も思わぬ。 人生経験の無い19、20才の学生・子供なら仕方が無いが、だいの大人が他人の力を借りねば前進できぬ人生に、それが良い事の様にまかり通っている世の中を非常に危惧しているのだ。

此れから先の一年、より一層自分の足で前進していきたいと思う。

2012年07月06日

野球もランナーも休まず治す

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当然患者は痛くてやって来る。 マラソンジョギング、野球にテニスにサッカーに。 スポーツは当然だが、日常生活であったって動けるように、歩けるようになりたいからやって来る。 

折れてる切れてる、有無を言わせぬ急性期ならば話しは別だが、折れても切れてもいないのに、動けるようにしたいと言ってるクセにサポーターにテーピング、コンプレッションウェアで固定して、動かないように力がかからないように固めてみたりで。

楽にはなるが、治りはせん。 腰痛の患者が10年コルセットして、バッチリ治る画が浮かぶであろうか!? 

予防とか用心の為とか、今の自分に都合良い言葉を並べて自己肯定。  患者は素人だから仕方が無いとしても、未だ治す側の人間にそんな輩が多い事に腹が立つ。

小生は過去一度も動くな走るなと言った事が無い。 それが我々の仕事。 治療には180度全く違う発想思考で取り組まねばならないが、それは患者自身も同じ事。 正直此れがキッチリ出来る患者は100人に1人。 なかなか治らないモノを治すと言う事は、そう容易ではないのだ。

180度とは今の自分と逆の方向へ進むと言う事。 やりたい事順にやっている患者も治療側も、その一歩先は突き当り。 目に見えぬ壁を乗り越える事が出来るか出来ぬかは、知識でも技術でも情報でも勉強でも無い。 その気持ちなのだ。

2012年07月05日

筋肉か関節か

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動きを見る時、その動きを筋肉中心で考えるか関節中心で見るか。 けっか最終的には同じところに辿り着くのであるが、関節か筋肉かも重要だが、この考えるか見るか(診るかでは無い)に大きな分かれ目が在る。

先日の思い込み的な思考しか出来ない人間には、この違いを理解するのは非常に困難であるが、頭を柔らかくして物事を考えるコツをひとたび掴めば、治療の幅は格段に広がる。

全てを客観的に見てばかりいると見落とす事が多くでてしまう。 誰もが一度はレントゲンで異常は無いね、ハイ湿布と言われた事が在るだろう。 骨格矯正、動作改善を主にする手技では重要な視点なのだから。

2012年07月04日

そのクリックがアナタをダメにする。

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先日友人とバーベキューをする事になり、近場でバーベキュー場を探す事になった。

山奥ならまだしも、近所にそうそう無いだろうと思って探してみると、コレはコレは意外な事に在るわ在るわ。 スゲーな!と思ってみたが、よく考えてみたらソンダケ此処が田舎と言う事か...

一番近所に○○の国というところでもバーベキューOKだったのだが、園内アルコール不可と言う事で、国道沿いに在るフィールドアルレチック場のバーベキュー場に決まった。

あまりにも近所で、しかもいい歳して一回も行った事が無いそのフィールドアスレチック、いやいや受付のお姉さんの感じも良く、また来たいと思う非常に楽しい一日を過ごさせて頂いた。

さて、話しは候補に挙がって却下になった○○の国のバーベキュー場になるのだが、実はそこで働いている人がウチの患者さんにお一人いる。 小生の母親の友人なのだが、昨日の治療中にバーベキューの話しをしたところ、「あら、バーベキュウ場はアルコール可よ!」と言うではないか?!

下調べをしたのは小生では無くスタッフなので、そのスタッフに説いてみると、「患者連れてのイベントのアイススケートで子供の国に行った時は、園内アルコール禁止と書いてあったから。」と言うではないか。 確かにHPを見てもアルコール禁止の文字がハッキリ書かれている。 だが、バーベキュウ場の説明の部分を良く見てみると、アルコールの持ち込みは禁止だが、ビールの販売があり、ベーべキュー場でのみ飲酒可と書いてあるではないか!?

そもそも7月2日は既に前日でバーベキュー場の営業は終了しているのだが、良く読めば確かにアルコールは完全に不可では無かったのである。 そもそも小生は昔から言っているのだが、真実は小説より奇なりで、紙の上の情報だけの今どきネット情報バカな偏った頭の使い方は、人間を失格にしているのだ。 

自分の目で人の目を見、そしてその人を信じ、自分もそれ相応に答える努力をする。 損得、利害関係では無い、真の人間関係はそこで築かれるのだ。 震災後の昨年、小生の周りでネットの出会いで意気揚々と言動していた若者がいたが、そこは所詮若者のネット上の繋がり。 一年そこいらで去年の意気込みは何処へやらで。 

今だからこそ、大人の我々が真の人間関係を若者に示すべき時代なのだと、小生は思う。 くれぐれもネット馬鹿にはならないでもらいたいモノだ。

2012年07月03日

ファンクショナルTで動作協調

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なんかここ最近、やたら耳にするファンクショナル・トレーニング。やっぱ横文字使いたがりますわナ。他人の事言えんが。

実際の動きに極力則した形で行うこのトレーニング。 筋力と協調力を高めるのが一番の目的。 体幹の筋群をおもに鍛えるのは事実だが、なかには一般的なコアトレーニングと混同している人も数多くいるようだ。

より実際のスポーツや運動の動きに則した動作を行うことで、筋肉をいろいろな角度から鍛えることができるのだが、逆に言えば特定の筋群をターゲットにして鍛えることが難しいともいえる。 当然特定の筋肉に絞った筋力アップも本来の目的とは大きくかけ離れる。

スポーツの現場だけで言えばコーディネーションはァンクショナル・トレーニング、他の目的は他のトレーニングでとなるが、理学療法の現場でリハビリトレーニングとして取り入れるのであれば、今その選手その患者に一番何が必要なのかを考えてプログラムを組まなければならない。 筋力も協調もコアも、しかもそれらを老人にもさせているのを見かける事もある。

何も考えずにやらせ過ぎて悪くさせる治療。 この1、2年はそんなのばっかりである。

2012年07月01日

7Guts!

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早いっすね!もう7月。 相変らず毎日ソコソコ忙しいのですが、スポーツ障害が多いのはコレから。

しかも何軒も病院治療院を渡り歩いてやって来る患者が多いのもこれからの時期。

今日もそうなのだが、土日診療のウチは週末は朝から晩まで予約空き無し。 サラリーマンので土日しか来れない患者が治るのに対して、ガッツリスポーツしていてこの曜日しか来れないと言う患者順に治らないと言うのも、オモロイ事実。

今日も朝から晩までビッチリ。 さぁ~て、頑張るとしますかナ。

2012年06月30日

腰痛ぎっくり腰スポーツ腰痛治療

相変らず毎日ぎっくり腰はやって来る。 臨床経験があれば誰でも承知な事なのだが、高齢のぎっくり腰患者は先ず来ない。 一番の頻発年齢は40前後。 無茶をする順にやって来る。

40、50才代と、19、20才を同じ治療する訳が無い。 当然事務系社会人と肉体労働系、ましてやスポーツ選手を同じ治療する訳が無い。

診察診断して、同じ原因ならば皆同じ治療。 学校ではそう教わるし、現場でもそう対処してしまう。

ちょこっとスポーツとうたうところで、良くなったらウチではリハビリトレーニングも教えますヨ!レベル。

腰痛に限らず、治療は根本根底から患者によって変わって来るもの。 だが実際はそんな治療を受けてる患者は先ず居ない。 その事実に不満と不安を抱えてやって来る。

先日も水泳のローリングについて少しだけ触れたが、競技別に腰痛治療だってあるのだ。

本と講習で満足している勉強では、真の治療には永遠に辿り着かないであろう。 出会いは運命を変えるのである。

2012年06月29日

目は口ほどにモノを言う

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誰も読まぬこんな粗雑なブログを日々書いているが、ヘタな宣伝文句書くより100倍マシだと思っている。

数字は曖昧だが、何かで読んだ話しで、今現在東京のど真ん中で一日黙っていても入ってくる情報量は、100年前(?)の2000倍だと聞いた事が在る。  確かに昔は明日の天気も隣町の事件も、当然地球の裏側の情報など入って来る筈も無い。 

それが今ではどうだ!? 行った事も無いところや見た事も無い物、あった事も無い人の話まで入って来る。 しかも容易に。 それだけ多くの情報を無意識に処理している。

おそらくその情報の大部分は自分に直接関係の無いものだろう。 しかしそれを容易に身近に受け止める事が出来てしまう為、本当に大切なものかどうかの分別が曖昧に粗雑に、欲に任せて自分勝手な情報処理をしてしまっているのである。

小生の様な職業であれ、仮にそれが販売であれ飲食であれ、常識的な社会人の質を持ち合わせていれば何でもかんでも口コミサイトなどで検索したり、耳触りの良い言葉を並べた広告に惹かれたりなど決してしない筈なのだ。

最近多くの求人問い合わせがネット等でやって来るが、お互い会わずしても分かるものが在る。 職であれ治療であれレクリエーションであれ、正しい道を見極める。それは進みたい道と正しい道とは違うと言う事を理解せねばならぬのである。 真直ぐな道など決して無いのだから。

2012年06月28日

競泳の膝・腰スポーツ障害

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そう数は多くはないが競泳に勤しむ新患が、年に数名やって来る。 おもに膝。

荷重のかからない水泳で痛める場合、その理由は陸上とは異なる部分を持ち合わせている。 しかし残念な事に多くの病院、治療家が他の競技と同じにし、膝が痛いのをひっくるめて治療を行っている。

水泳という動作の特異性を理解して治療を行う。 確かにそれはそれで間違いでは無い。 ただそれには大きく欠けているものが在る。 その欠けているモノこそが痛みの原因であり、たとえ痛みが取れたとしてもそれを見過ごしていては、その先の成績向上には大きな障壁となる。

日常生活、歩き動きの特性と水泳における運動連鎖、ローリング。

エントリーからフィニッシュ、リカバリーにおいての動作の協調を正確に解析し、同調をとる。 それらを邪魔しているモノを排除してから。

まるで違う運動環境下での同調をとる為、若干多くの時間を割くケースが多いが、筋力とsplit pointにこだわった着目治療で誤魔化すよりは、格段に予後の選手としてのQOLは向上する。

焦りは禁物である。

2012年06月27日

診察、診断、検査がグッチャグチャ!

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診察・診断の精度、スキルを上げようとした時、いったい何に努力と時間を割くであろうか?!

若い医療従事者、いや、多くの治療にあたる人間は検査と言うものに多くの力を注ぐであろう。

ここにOECD(経済協力開発機構)加盟国の2008年の医療部門資源のデータから診断用医療機器、MRIとCTについて抜粋しよう。 

OECD 加盟国において、過去10年間でCT やMRI といった診断用機器の数が急増しており、2008年では、日本は群を抜いて最も多くのMRI を保有しており、人口百万人当たり43.1台となっている。MRI の人口百万人当たり保有台数のOECD 平均は12.0台である。日本はCT においても人口百万人当たり97.3台を保有しており、これはOECD 平均22.1台の4倍となっている。

このデータを見て、「いやぁ~、やはり日本の医療は進んでいるなぁ~~」と思っているのであれば、きっとあなたは患者であれ治療側であれ、「異常は無いですねぇ~」と聞いた事も言われた事も無い、平穏無事な生活と健康の持ち主なのだあろう。

もしアナタが日々日常の生活・健康に一抹の不安や疑問を持っているのであれば、このデータが意味するものを心底理解できる筈だ。

検査の中でも画像検査は確定診断に使うものであり、明敏な医師ほど決して画像検査診断が他の診断を上回るような事はほとんど無い。 画像検査が悪いと言っているのでは無い。 画像検査より重きを置かねばならぬ事、スキルを上げなければならぬ事が在ると言っているのだ。

興味があれば是非ここも読んでみてくれ。
http://www.asao-sp.com/u/skill.html

一番大切な事は何なのか!?  今一度じっくり考えてもらいたい。

2012年06月26日

ヤル気マンマン求人ガンガン

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一昨日の微妙に賦活なブログが意外にも反響アリでの好評でので、少々いささかお恥ずかしい。 

さて、毒を吐くわりには自分で言うのもナンだが、こう見えて結構キャッチーなタイプ。(のつもり) んなせいか、小生よりスタッフの方が気合い入っていたりで。 タマに居るんだが、そもそも今ウチで働くエースの男子は、求人募集関係無く、ブログ見て直談判でやって来たぐらい。 

基本、ウチは資格や技術や経験より、何より一番欲しくて重要視するのは、 “ガッツ”!!

治してあげたいと言うガッツ!!!

治療オタクや勉強オタクはマッタクもって欲しくは無い。 知識と技術で治るなら、とっくに医者、病院で治っているのだから。

欲と誇りとプライドをごちゃ混ぜにせず、日々コツコツと目の前の事に全力で立ち向かう心。 養うのはソコ。  さ~て、格段に増えたアクセスの中に、どれだけガッツのある人間がいるかどうか!? 楽しみである。

2012年06月24日

公用語は外国語と言うトボケた企業。

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前々からいつかアップしようと思っていた、昨年の出来事。 特に意味は無いがこのタイミングでアップ。


誰もが良く知る、一度は足を運んだ事が在ると思われる、海外にも支店を持つ某大手洋品店の話し。

実は小生、10数年前から仕事に関する備品等の購入は、これまた某外資系法人クレジットカードA社でまとめて支払いをしている。 

昨年はじめ、いつも通りスタッフユニフォームを買おうと、先述の洋品店を訪れた。 商品を選びレジへ並び、支払いをしようとすると、店員が「このカードはお使いいただけないのです」と言ってきた。 なんだかめんどくさかったので、あっそ!とその場はお終いにした。 数カ月経ち、その洋品店の別の店を訪れた際、レジでカードを差し出すとまた同じ事を言われた。 どうやらその会社はA社のカード取り扱いを辞めたらしいのだ。 

定期的に買い物に行くとしても1~2か月に1回程度。 毎回ふに落ちないながらも買い物を済ませていたが、ある時その洋品店のHPを見ていた時、お問い合わせコーナーが在ったので、カード取り扱いを増やすのではなく減らすのはサービスの向上より、不自由が増える、感じている旨と、詳細は言えないにしても今後の経緯も含め返答を期待して送信してみた。 ある程度予想していたが、やはり帰って来た返答は取り扱いの予定はありません申し訳ございませんであった。

まぁこんな事で腹を立てるような事でも無いので、此れはコレで終了した。 

昨年末、たまたま別件で外資系カードA社と電話で話す事が在り、ついでに取り扱いを辞めた某洋品店について質問をしてみた。 すると担当部署に確認をしたいので少々お時間を下さいと言い、数分後折り返し電話がかかって来た。 電話の女性は非常に丁寧に申し上げれる範囲でと、現状と今後について説明をしてくれた。 此れも当然予想はしている返答ではあるのだが、続けてその女性は小生に、「たしかに会社としての直接のお取り扱いは出来なのですが一部店舗、たとえばショッピングモールなどに出店しているお店はレジがショッピングセンター扱いになっているので、当社のカードをお使いになれるお店が在るのです。」と話して来た。 「ちなみに○○様、普段よく行かれるショッピングセンターや駅は御座いますか?!」と話しを続けた。

流石の一言である。

しかし、良く考えてみたらこの話しは某洋品店のカスタマーの人間が説明する話しではないか!? そもそも商品を購入している顧客なのであるのだから。 

実は知人友人に、その某洋品店に勤めている人間が数名居る。 いや、居た。 様々な噂は耳に入って来てはいた。勢いが在る会社なのはよく分かる。 昨今、社内の公用語は外国語にするのだと言っている。 それが良いか悪いか以前に、もっと質を上げなければならない、根本的な事が大きくこの企業に欠けていると改めて実感した。 

規模や利益を上げたいのも良く分かる。 販売・サービス業として一番大切にしなければならない顧客に目が向いていないこの店に、少なくとも小生の足はそれ以来遠のいたのは事実である。 我が身を振り替えさせられた。

2012年06月23日

毎日コツコツぎっくり腰

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本来毎年そろそろ大人しくなってくる筈なんですけどねぇ~、ぎっくり腰。 今年は何だか天候と一緒で読めませぬ。

だいたい毎年5月の後半から6月中ごろ、8月後半から9月前半がぎっくり腰のトップシーズン。 ゴールデンウィーク、お盆休みなど大型連休後。 要は連休中にいつもし慣れない事してパターン。 し慣れない事は自覚が無くとも疲労でストレス。 マラソン選手が短距離全力だって筋肉痛になるし。

疲れた事、しんどい事したと自覚があれば翌日のんびりしようと、逃避行動を自然とするもの。 コレが面白い楽しい事で負のイメージ、自覚が無いから翌日からいつもの疲労蓄積で、ある日ある朝、歯磨いて靴下履いてグキバキッ!っとなる訳ですわ。

遊ぼうが何しようが、何事も自覚と用心、ケア・メンテナンスが必要と言う事ですナ。

2012年06月22日

治療とこどもコンディショニング

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治療とコンディショニングの違いを説明しろと問いかけると、皆それなりに答える事は出来る。 ではそれらを実際患者に日々組み込むとしたらどう提案するであろう。

治療には週1来て、それ以外はトレーニングして自宅でストレッチして。 もしくは痛くなくなっても日々のケアの為に来て下さい程度がいいところ。

皆、良くなりたい強くなりたい速くなりたいと願う。 期間が一年も二年もあるのであれば、多くの場合さほど目を吊り上げてプログラムを作る必要性は無い。 しかし誰もが先述の希望にプラスして、早く治したいと言う。

コレは状況が一変する。 来週までに治したい人と来月旅行に行きたいからと言う人、もしくは明日どうしても会社に行きたいと言う人では治療もまるで違ってくる。 当然。 まぁこのぐらいの事は治療に携わる人間ならホンの少しであったとしても頭に浮かべて治療するモノ。 ではトレーニングならどうだ?!

何ヶ月で筋力で、その次はスピードで持久力で的な感じ。 ならば子供ならどうだ。 大人の5、6年はそう変わりはしないが、子供の5、6年の形態的変化は大人の比じゃ無い。 12歳前後では半年でも劇的に変化する。 

今の治療を数カ月先を見越して、子供であれば大人の数倍数十倍見越して、数十倍工夫した治療を行わなければならない。 正直現実はそう上手くはいかないが、その努力は日々出来る。

ベストパフォーマンスとは何処にあるものなのか?! 今一度我々は真剣に考えなければいけないのかもしれない。

2012年06月21日

今日もゴリゴリ肩ゴリゴリで肩甲下筋

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膝、腰が痛いと言ってやって来るランナー、ジョギング愛好家たち。 何百人診たってフォームが完璧に出会った事が無い。 小生自身、現役時代を振り返ったって、決して他人の事言えたタマでは無い。

歩く事そのものに支障が在るような問題点を抱えているなら話しは別だが、常識的に動く事が出来ているのであれば、問題点は意外にも全く違うところにあるモンだ。

初心者ランナーに必ず言えるのが、背部せなか、姿勢が悪い、肩甲骨の使い方が悪いだ。 

例えば初心者講習でランニング時の姿勢を教える。 構造的に支障が無い限り皆出来る。 問題はフォームが悪いのでは無く、フォームをキープ出来ない事に問題が在るのだ。

そこでひとつ、小生がまず診るのが肩甲下筋。 どうも回旋筋腱板(ローテーターカフ)とひとくくりにして考えてしまいがちだが、他の筋と違い動作は外旋ではなく内旋。 無駄な緊張、普段からの力みが肩を丸めさせてしまうのである。

肩甲下筋がストレッチされたフィーリングを本人に自覚させる。 その感覚を日常的に身体にすり込ませる方法を、個々に合わせて2、3指導する。 一見シンプルであるが、この日常にすり込ませると言う事が重要なのである。 フォームも肩こりも一石二鳥で解決出来たら、これ幸いだ。

2012年06月20日

一気にゴリゴリ大集合。

今週から某HPに掲載された途端、数倍のアクセスと問い合わせの電話がジャンジャンある。 やはり今はネットとの効果は絶大。

しかし相変らずお暇主婦の如く、クチコミ、評判などと打ち込んで、自分の脳ミソ使わずに、見ず知らずの他人の意見参考での検索少年もアリアリで、コリャ全くの問題外。

自分の目と耳と頭を使って考える。 その次に他の意見や情報を使う。 何もなければ考えられぬと言う時点で人として欠落している部分が大きくある。 知る事と考える事とは別なのだ。 医は心と言うが、本を読んでも人を治す事が出来ぬ事実に気が付いてこそ、その先の道が開ける。

ホントに厄介なネット社会である。

2012年06月19日

読むか見るか考えるか!?

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最近新たな人と会う機会が在る。 仕事でプライベートであれ、すれ違いのナンパじゃないのだから相手がどんな人間か熟慮してから距離を縮める。 この熟慮と言う部分が昨今の、特に30代の若者に大きく欠落している。

20代前半のウチのバイトちゃん達。 コレが意外にも彼ら彼女らなりに色々考えている。 我々年配者は人生経験上、前後左右、自分の立ち位置を考え言動を起こす。 若い子たちはもの心ついたら、既に現在の様な情報が当り前のように身の回りにある世界になっており、テレビや電話の様に当たり前に使っている。以上でも以下でも無く。 その問題の30代は、10代学生時代にそれらは無く、20代社会に出た途端、多くの情報を手に入れた。 社会に出ると言う事は、手に入れた情報その他で様々な問題に対して善処出来ると、自分の実力を過大認識している傾向が他の世代より圧倒的に多い。

ウチで言うと、患者であれバイトの面接であれ、一番ブログを読んでいないのがその世代と言うのも面白い。

知らず知らずに自分の意にそぐう情報ばかりを手に入れ、否定的なものは無意識に排除してしまう。 情報は自分を高める事も出来れば、事実から遠く欠け離してもしまう。 武器にもなれば凶器にもなる。
自分の人生、うまく生きてもらいたいものだ。

2012年06月17日

リバウンドジャンプとスプリント

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小生は学生時代、エンデュランスがトレーニングが研究テーマだったので、スプリントのテーマはそんなに掘り下げはしなかった。 というより、この手の研究は日本国内でも非常に多くの人達が研究テーマにしてたからだ。 学生の卒論など入れたらソリャもうグッチャグチャなぐらい。

特に被験者にスクワットジャンプやスプリットスクワットジャンプなどのリバウンドジャンプ系のトレーニングでのデータ取りは多い。 小生も若い頃、散々やったしやらされた。 たしかに筋力も上がり効果が出るのは間違いない。 ただ、これを今現在最前線で戦っている選手に、時期や状況を見て適切に組む事は意外にも難しい。 事これが趣味や部活、クラブチームでスポーツをしている、一般スポーツ愛好家となるとかなり状況が違ってくる。 なにせ一年中オンシーズン、オフが無いと言うより、作ろうとしないからだ。

それらを如何に、適切適宜に組み込むか。 そこが我々の手腕だ。 本で読んで効果的だと安易に入れたトレーニングや、遠い昔の学生の記憶でやり始めたトレーニング。 30代のスポーツ愛好家の怪我の根本原因がこんな所にあったりで。 

当院としてもこの夏以降、本格的に取り組む部分でもあるのでそろそろ本腰を入れねばである。

2012年06月16日

テニスでエルボーでブラボーで!

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テニスエルボーはホント多い。 今日も3回目にしてテニスが出来ると、コレは嬉しい。

昨年から積極的にセラポールを使ったリハプログラムを取り入れている。 コレがかなり案配が良い。
どちらかと言うと、日常生活より運動向きなプログラムだ。

今日はチョイと忙しいのでこの辺で短めで失礼させていただくが、画像について一言書かせてもらうと、エルボーで、ラリアットで、スタンハンセンって事で。(笑)

2012年06月15日

治療のテクニックに必要じゃ無くて必要なもの。

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骨格矯正でバックオフは駄目だと若い頃みっちり教わった。 しかしコレがまた面白い事に、骨格矯正では無い別のテクニックでは、このバックオフを上手に使う事によって、より一層の効果をもたらす事が出来る。

バックオフしちゃうのでは無く、意図的にバックオフを巧みに操る。 レンジとスピードを効果を予測し、その症状に合わせて。

最初は出来なかったスタッフ達も、患者と一緒に患者と同じリハプログラムを、一日何度も毎日やっていると自然と神経伝達・コーディネーションが上がるのか、いつの間にか自然と操れるようになってくる。 

考えてみればヘタなスポーツ選手より、よっぽど毎日熱心にトレーニングしているのと同じだもんナ。

昨日の話しでは無いが改めて思うよ、継続は力なりって。 

2012年06月14日

最後まで、続けるアナタが、成功者。

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どっかで読んだ川柳だが、 たしかに言い得て妙だ。

最近ではネットの効果もあってか東京都心は当然、埼玉や千葉からの患者も数多くやって来る。

治療家冥利に尽きる嬉しい事ではあるのだが、正直現実的に継続的な通院来院、長期的なトレーニングやリハプログラムの実施は難しい。

どんなに理想論を言ったとしても、実行出来なければ意味が無い。 まず何より重要なのは何が出来るかを、継続線上で考える。 紙の上の餅では所詮は腹は満たされぬのだ。

実際の臨床上だと、悲しいかな初診から継続性が無い患者に数多くである。 むしろその方が多いのかもしれない。

それでもウチのスタッフ達は、それが分かっていても真面目にコツコツ、毎日ひとりひとりに今日やるプログラムを実際自分でやってみたりしながら準備をしている。  その姿に感心するとともに感謝する。 そして小生自ら今一度初心に帰り、日々に努力の大切さを再認識する。

治療される側もする側も、継続が力と成るのである。 

2012年06月13日

腕の痺れとボディビル

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手の痺れ、此れは日常的に数多くやって来る。 原因は概ね神経性か血管性が多いのだが、神経性の中には脳疾患も含まれる。 まず脳疾患で起きることが考えられるしびれは脳卒中。 しかしこれは小生の様な専科だと出会う確率は低い。 だからと言って無視は出来ぬのだが。

脳疾患以外では脊髄神経の異常から起きる痺れ、血管性の痺れがそれに相当する。 血管性の痺れでまず考えられるのは、糖尿病などの代謝性疾患であろう。 糖尿病が引き金となって抹消神経の異常が起きる。 まあ此れも基礎疾患をしっかり聴取していれば、多くが鑑別出来る。

血管性の中で我々が一番に考えるのが、血管の圧迫・絞扼による痺れ。 誰もが必ず経験している代表例が正座である。  血管の圧迫は頚部、胸部の筋肉、鎖骨と肋骨間、生活習慣、姿勢や過使用により筋肉異常が生じて血管を圧迫する。 

それと同時に出る胸郭出口症候群の様な神経根障害を伴うものや、脊髄病変もある。脊髄病変は両側に症状が出る事が在るので、身体所見の時点である程度ルールアウトもできる。 

ザクッと痺れを抜粋的に羅列したが、そう簡単に区分け出来、バシッと治療出来たらどの先生も患者も苦労しない。 特に一見簡単そうでいて難しいのが筋肉による絞扼の問題。 そもそも絞扼する基の原因が複雑に絡み合っている。 動作一つ一つをトレーニング種目に置き換え、筋・神経・血管を正しく解剖学的に今一度考え直し、紐解くように、一度組んだパズルを再度組み直すように再考察する。

地道な作業だが既成概念にとらわれず、ひとつ、またひとつと前進させる。 然すれば必ず痺れは軽減していくであろう。 どんなに大きな優秀なボディビルダーであっても、あればある程、その様に地道な努力、トレーニングをしているのである。 筋は肥大したから圧迫では無いとも気が付けば、次のステップだ。

2012年06月12日

クルマにバイクにモータースポーツ。

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交通事故の様な、乗り物による怪我・障害は当然日々やって来るが、今日はモータースポーツについて。

バイクや車でサーキットを走る患者は意外にも多い。 事故・怪我で痛い悪いを治すのは当然。 そんなのはどこの病院、治療院へ行ったってそれなりに治すし治るもの。 確かにアクシデントな事故は不可抗力だが、努力で事故・怪我を少なく、繰り返さぬようにする事は出来る。 

一般的な交通事故であれば、安全管理、意識でその確率は大きく変える事が出来るはず。 しかし、事それが危険は当然であるモータースポーツとなると安全管理、意識だけでは成り立たぬ。

単純に筋トレ的に考えれば、日常では到底受ける事の無い膨大なGに対してのネガティブなトレーニング、ちょっと工夫でアイソキネティックス。 確かに筋力中心で考えれば、モータースポーツ中における筋活動の向上は図れるだろう。 

しかしこれは、言わば前方コース上に誰もいない、クリアラップを全力で走るような場合の話し。 前後左右に相手がいれば話しは違う。 膨大なGがかかっている時に、如何に俊敏に正確に手足四肢に運動連鎖を起こす事が出来るかどうか!? この違いが予選は早いが決勝は遅いと言う事に繋がるのである。

うちでも積極的に取り組んでいるプライオメトリクス。 これらを個々の合わせて多角的に取り入れる。 結果、成績向上と共に接触事故の低減にもつながる一石二鳥なものなのだ。 

スポーツクラブでの単なる筋トレの時代は遠い昔。 ライバルは常に前を進んでいるのである。

2012年06月10日

血管新生、治癒促進。

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公私ともにスポーツ一辺倒だった20代。 幸いにも自分自身は大きな障害に悩まされはしなかったが、周りには数えくれないぐらい多くのスポーツ障害で悩む人間がいた。

現在ほど様々な研究が進んでいない当時であっても、多くの障害は動作改善、トレーニングやコーチングで改善された。 外科的な処置を必要な障害の場合は、極稀にそれらが疎かにされるケースもあったが。

問題だったのが傷害。 いわゆる怪我だ。 この数日、組織再生について少々触れているが、事此れを血管に絞って考えてみたらどうだろう。 

本来は血管外科が専門分野な話しなのだが、組織の発育発達とも非常に密接な関係にある学問であるがゆえに、自分自身20代の勉強テーマに血管新生があった。

学術的な事は博士でも無い小生では説明しきれないので割愛させていただくが、血管新生に関与する因子をきちんと正確に理解している必要はある。 小生の様な専科でも、日常的に臨床で直面する事に意外にも多く診察上必要となる知識でもある。

そのひとつに血管再生とプロスタサイクリン(PLG)との関係が在る。 血管拡張物質であるプロスタグランジン(PGs)が大きな血流改善効果を生み、組織再生にも重要となるのだが、炎症期にはこの反応が裏目にて熱や腫れ、痛みを伴ってしまう。 普段何気なく我々が使っている塗り薬の多くは、このプロスタグランジンの活性を抑えるものが多くある。 つまり治そうと思って貼って、縫っているその薬が逆に治りを悪くしているなどと言う事は、意外にも日常多く直面する事なのである。

治らないと考えるのでは無く、何かが治るのを邪魔しているのではないかと言う目線も持たなければならない。 簡単な様な事だが、非常に難しい事でもある。 ここでも頭は柔らかくせねばと思う。

2012年06月09日

採用・決定、求人募集。

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今朝は面接は面接でも、求人採用では無く、アスリートサポートプログラム希望の某プロスポーツ選手。とても可愛らしい女の子でした。

そういう話しでは無く、面接の話し。 毎年春先に従業員の募集求人を行うのだが、今年は数年振りに春先スルーした。 いや、そもそもヤル気のあるイイ子がいたら、時期も資格も経験も問わずでガッツリ採用するのではあるが、最近そんなハートのある若者が全くと言っていいほどやって来ない。 欲はあるがハートが無い。

人を治すと言う事は、自分の事より、まず患者。 自分が本を読む時間より、患者の事を考える事に、より多くの時間を割ける人間であること。 コレが先ず必須条件。 勉強と知識で治るのであれば、皆病院で治っているのだ。

選手でもスタッフでも患者でも、ブレずに熱い気持ちを持ち、不浄な欲を捨てた者だけが辿り着けるところ。 正しい道を進む者には全力で協力をしたいものだ。

2012年06月08日

転んですり傷切り傷、擦過傷。

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スポーツ選手のすり傷切り傷は勲章だ!ぐらい言われて学生時代を過ごした。 怪我はしない事にこした事は無いが、やはりこの時期スポーツシーズンは怪我が多い。

さすがにすり傷切り傷は専門外ではあるが、其れなりの応急処置もせねばならぬ。 幸いな事に近所には救急の大病院も、腕が良いと評判の形成外科の病院もある。 ちびっ子たちは皆そこへ行くらしい。

今年の3月に、高気圧酸素スポーツ医学研究会で東京医科歯科大学を訪れたが、その講演のひとつに創傷治療についてがあった。 

古くは1960年代になるが、創傷を乾燥させず湿潤環境を維持する「閉鎖療法」の発見は非常に画期的なものであった。 現在では、創傷治癒阻害因子のうち、創面に内在する因子をT(組織:Tissue)、I(Infection/Inflammation:感染または炎症)、M(Moisture:湿潤)、E(Edge of Wound:創縁)に分けて対処する考え方、Wound bed preparationを実践的指針、新たな概念として提唱されている。

現在、最新の創傷治療のひとつであるVACも過去数名、紹介、治療を受けたウチの患者もいた。 一般的なところであると、各種ドレッシング剤や市販品のキズパワーパッドなどもある。 実はこのキズパワーパッドと同類の商品をかれこれ25年近く前に、前職在籍中に、人工皮膚や人工肛門を専門で扱うポリマー専門の会社から、日本で取り扱ってくれないかと言うオファーを頂いた事があった。

当時既に海外では、スポーツにおけるすり傷切り傷擦過傷にこの手の商品は常識であり、スポーツ用品店でも取り扱っているのだと聞いた。 何十ページにも及ぶ英文の資料も読まされたのだが、当時ウチのマーケティング的な問題も薬事法的な問題もありで、取り扱いは見送った。 しかし、当時は全く自分には関係無い分野の知識だと思っていたが、まさか数十年後に役に立つとは夢にも思っていなかった。 まぁそもそもスポーツシューズなどと言うモノは、ゴムやPU、発砲素材の塊のようなものだから、素材の勉強としては必須であったので、まんざら関係無いとは言えないのだが。

怪我を速く治す。 このテーマ、治す我々が思っている以上に患者側は深く考えている。 それにどれだけ深く考えて応対するか。 小生もまだまだ努力は足りないようだ。

2012年06月07日

筋肉痛・肉離れと乳酸

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昨日の続きを少し。


筋肉がパフォーマンスを発揮出来ない、もしくは通常通りにも動かぬ状況下では、障害発症の確率は高まる。 では常にベストの状態を保つよう、努力をすれば良いのだ。

誰もが聞いた事が在る“乳酸”と言うもの。 老廃物な悪玉なイメージがあるが、本来はミトコンドリアで酸化され、エネルギー源として再利用されるものである。

安静時や運動強度が高くない時には、乳酸は産生されると同時に酸化されエネルギーとして利用されるので、血中乳酸は増加することなく平常状態を保っている。 この乳酸が溜まるか溜まらないかの境目の事を乳酸性作業閾値(LT)と呼ぶ。 持久トレーニングであれスプリントトレーングであれ、このLTを意識したトレーニングが大変重要となって来る。

LTの向上は、毛細血管の増加やミトコンドリアの増加やなどによって実現する。 当然運動能力が高いと言う事は、それだけ活性化された筋肉であり、動的にも静的にも不活性な状態より良い状況下である事は言わずもがなである。

高強度の運動でLTの向上や対乳酸緩衝能力が高まるのだが、別の角度から考えれば毛細血管などの発達を効率的に起こさせれば、高強度下で無くてもLTの向上もあるのである。 先日から話しているLSD(Long Slow Distance)がその典型例だ。

LTレベルで練習するとその増加量が最大化すると言われているミトコンドリアは、脂肪を使ってエネルギーを生み出す役割(酸化能力)があり、毛細血管の場合とは異なり運動時間も強度が高い分コンパクトである。

筋肉を活性させ、治癒や再生をより一層促す為には、押したり揉んだり、インソールにサポーター的な治療だけでは、たとえ痛みが取れたとしても筋の状態は前要件を考慮したプログラムとは大きく異なり、高い確率で再発してしまうのである。


真の運動療法、スポーツ専門とは一般診療より、非常に多角的な視線で取り組まなければならないのだ。

2012年06月06日

筋肉痛に肉離れ、回復復活お手のモン!!

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打撲に捻挫、肉離れに筋肉痛。 この手の筋肉、軟部組織に対する治療やケアは、町中何処の先生もお手のモン。  ナ、はず。

だが、やって来る。 ワンサカワンサカ。

この半年何十人もやって来るランナー患者。 筋炎だ腱炎だと言われて言ってやって来るが、どれも皆、なかなか治らずで。

正直ウチは揉み揉み治療院では無いので、優しさにはかなり欠けた治療が、ある意味ウリではあるのだが、それにしてもガッツリした治療を期待されてくると、流石の小生もいささかオロオロしてしまう。(笑)。

たいていの患者が、既に大先生・大病院を数件訪問、訪れていたりする。 当然そこそこ其れなりに良くなっている。

さて、そこで問題。 ココから先どう治すか?!  この答えに関しては技や手法では無い。 そこに答えを見出そうとすれば、消去法的に選択は少なくなる。 たとえば体育学1年生で習う、コンセントリック・エキセントリック・アイソメトリック。 この3つの運動形態を常にバランスを変えながら組み合わせる。 どれが一番良いとか悪いとかでは無く、組み合わせると言う事が重要となる。

そして次へのステップを見据える。 良くなったその先へ。

2012年06月05日

革新、夏へ向けて。

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夏に向けて改革しています。 基盤は維持しつつ、改めて再編成と言えば改革であるが、今の状態、・考え方などを新しく変えようとすること、組織・態勢を新しく変えると考えれば革新である。

毎日コツコツ準備をしているのだが、今朝はガッツリ2時間取り組みました。 それでもまだまた全体の10%。 にもかかわらずすぐに気が付く患者もいたりで。 人の目は侮れん...

後ろ向きでは無く、前向きに。 生産性のある思考と行動で。 目の前の現実に、如何に自分の力で立ち向かうか。 口だけ番長では困難には立ち向かえぬ。 

スタッフ全員で力を合わせて、より良い明日の為に。 そして一人一人がズルせず遊ばず。 日々一歩一歩。

2012年06月03日

商売ソンナに甘くは無い。

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今に始まった話しでは無いが、小生達のような民間療法は、学校行って資格を取れば治療が出来る、自分で開業できると勘違いしている輩が非常に多い。 そんな事は100%無い。

会社、サラリーマンが全員経営者向きでは無い。 勤め人に向いている者もいる。 稀にどちらにも向いていない人間もいる。 残念な事に、独立開業、開院して数年で潰れる人間ほど、三番目のどちらにも向いていない人間が多い。 いわゆる勘違いタイプ。

石の上にも三年と言うが、コレは最低限の話し。三年もいない人間の話しなど、誰も耳を貸さないと言う事。 説得力もクソも無いと言われても言い返せぬ。 三、五、七年と奇数年をいうが、此処が節目であり踏ん張りどころ。 此処で踏ん張れねば、次の三年五年、また同じ事を必ず繰り返す。 そんな人間を何十人も見てきた。

最初は良い治療、良い仕事と言っていたが、日々の変化に努力と気持ちが付いて行かず、数字的にも伸び悩み、いつの間にか金儲けが目標へとすり替わる。 仕事へのこだわりなど何処へやら。


自分も若い頃言い続けられ、今もスタッフに必ず言うのは、“まず自分の頭で考えなさい”と言う事。 分からないでは無い。 分からないところからどれだけ頭を使うか!? それが考えると言う事。 思い浮かぶのと考えるはまるで違うのだ。  それが出来ねば、理解や納得も無い。 納得出来ぬ事を自分の頭で理解できてこそ、多くの人間に支持される納得の一品一芸となる。

最近も同業では無いが、前進が99%、ほぼ難しい人間がいる。 だが最後の1%をつかみ、誰でも一度は直面する逆境を乗り越えられるか否か。 その失敗不成功を受け入れ認め、乗り越えた先にこそ成功が在るのだ。 再三再四周りの人間が手を差し伸べたが、此処から先は誰も力を貸せぬ本人次第。 勉強と言うのはそういうものだ。

日々の努力が人を呼び、人を集め、月日を重ねるごとにその輪が大きく広がる。 ただ淡々と黙々と丁寧に大切に。 そして結果は自ずとついてくる。

患者は頼ってやってくる。 その気持ちに答える為には丁寧に、そして大切に思う気持ち。 自分を優先した時点で全てが終了。 人間が人間である以上、楽しいだけ、自分だけの人生は、本人が良くても周りの人間は決して支持しないのだ。 

患者であれスタッフであれ友人であれ、努力する者は最後までとことん応援したいものである。

2012年06月02日

バランスの良いカラダ

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バランスの良いカラダって何だろう。 そもそもバランスって一体なんだ? バランスを崩したカラダって、何処がどうなった事を言うんだろう??

コレは奥の深い話し。 コンナ数行な落書きでは説明など出来ぬ。 

単純に歪みや傾きの形態的変化だけでは無い。 運動・動作などを勉強していれば代償運動なども考えるであろう。

筋の緊張や抑制、もしくは適応的変化、相反抑制異常の状態をも考えて、理学的対処をせねばならない。

単なるゆがみと考えて、筋肉揉んで骨ボキッとやってオシマイなのは、近所の肩こり患者さんだけ。 姿勢を良くするとは、ホントに奥が深いものなのである。

2012年06月01日

だからウケちゃう街の院

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最近の仲間、同業から入ってい来る情報のまとめ。

大繁盛しているところ。 羨ましくて少々妬みも入るが、ウチとは全く別ジャンル。 感心はするが興味は無い。 当然自分が患者であったら行きたくも無い。 でも繁盛している。 

腕の良い料理人が作ったこだわりの逸品と、マクドナルドのハンバーガー。 職人が仕立てた服とユニクロ。 

比べる事、そのものがナンセンスなのであるが、一番大切である筈の身体、健康を真剣に考えているであろうか? マクドナルドやユニクロで手に入れられるモノと、入れられないモノ。 今一度考えてみてもらいたい。

では、ローカルな街でそこそこ繁盛している、地域一番店の同業の例。

少々のもっともらしい知識と、少々の親しみやすさと、ホンの少々の技術。 良くも悪くもこのバランスが良い。 少々が悪いと言っている訳では無い。 むしろその逆で、多くある方が駄目だ。

まず、お勉強好きな知識だけ。 コレは自分に妙な自信を持ち過ぎる奴が多い。  次に親しみ、フレンドリーを前面に強く多く出すタイプ。 ブログは食べ物と植物、家族の話題満載。 患者は治療に来ているのに情報ズレズレ。  実は最後の技術・テクニック盛り沢山が一番タチが悪い。 肉いじって骨いじって、神経で命令で最後は精神的で。 まぁコチラもお勉強、講習会好きなんだね、きっと。


潰れてしまったら元も子も無いが、目指すところはこだわりの職人。 いぶし銀的な。 決して視野の狭い自己満足では無い、本物の職人。 是非患者もこだわって欲しい。

2012年05月31日

走って歩いて痛い足。

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とにかくランナーが多い。  タマに腰痛もいるが、多くは膝と足部。 今回は足部について書く。


まずTVでマラソンの中継を見た事ぐらい誰でもあるだろう。 さてそこで君達は何処を見ているのか?!動きだフォームだ運動連鎖だと、そんな専門的な事は置いといて、誰でも分かるところで外国人選手と日本人選手との体格の違いを、今度TV中継で見る機会があったら注目して欲しい。 特に膝から下、下腿の筋肉を。  意外にも日本人トップ選手より、色の黒いトップ選手の方々の下腿は日本人のそれより細い。  何故か!?

そこには走り方の違いによる筋肉の違い、発達の違いが在る。

障害と言うモノには様々な原因、アプローチの仕方、考え方が在るが、基本はトレーニングエラーのせい。 それはそれで大原則として考慮はするが、先述の下腿筋を考察してみる。 

いわゆる蹴り、膝関節の伸展により推進力を得る走りと、スィング動作、股関節屈曲を重視する走り。 下腿の筋の発達が多く見られるのは前者、 下腿は細いが、ハムと大腰筋の発達が優れているのが前者、日本人は前者で外国人選手は後者のケースが多いのである。

ウチで取り入れる種目にスタンディングの下肢内外転がある。 詳しい動作は割愛するが、単関節筋であるヒラメ筋と、二関節である腓腹筋。 特に注目すべきは腓腹筋の使い方、使われ方。 二関節筋であるがゆえに、膝関節の伸展時にどう使われているか、うまく使う事が出来ているかを確認し、改善に取り組む。

あくまでもパフォーマンス向上を重視した、AT的目線のプログラムの場合。 これが同じ歩くと痛い足部の一般患者であれば、当然プログラムは違うのである。 大切なのはその違いの意味を施術側が理解しているか? スポーツ選手と同じように一般人の施術プログラムを組んでいるようでは論外だと言う事。 臨床において培われる診断力の差が、一般外来では大きな力を発揮する。

スポーツ専門というその前に、一般診療を。 揉み揉み治療のその次を目指して欲しい。

2012年05月30日

止められぬ選手寿命

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あるテレビ番組を見ていて、かれこれ20年前の記憶が蘇った。

小生はまだ会社員で、治療専門で仕事をしていなかった当時、ノンプロ野球でそこそこ活躍していたある投手が知り合いにいた。 小生より4、5歳若く、まだまだ現役で活躍できると誰もが思っていたその彼、周りの期待も本人の気合いも大きく強く、遂には肩を少しだが痛めてしまった。

当時そのチームにはボランティアトレーナーが一人いた。 野球好きなマッサージ師。 すごく目上に思えたが、今思えば40ぐらい。 今の小生よりははるかに若い。 小生も少々面識はある。

今より痛めないように良くなるように、筋肉が硬くならないように深部の筋肉までにと、時間をかけ丁寧に揉みほぐしていた。 本人も身体が軽くなったと、精神的不安も少なくなり安心していたようだった。 しかし小生は、その障害の発症の原因は全く別のところにあり、逆にマッサージではその解決から遠ざかってしまうと、その訳と理論も含めて説明した。 

だが今より遥かに選手、トレーナー含め、最新の運動学の情報などを入手できる筈も無く、経験的で形態的な事を優先した治療やケアが、当時は殆どであった。 その投手の肩はマッサージの甲斐もあって痛みに関しては多少改善されたのであるが、その後大きなスランプに陥り、解決とその理由に気が付くまで3年の月日を要した。

現在ではせん断力等の測定データ等もあり、投動作に関するバイメカは飛躍的に解析された。 理由は簡単であり、肩周囲へ対する強い刺激が、微妙な伸張や感覚に影響を与え、一連の運動連鎖に影響を及ぼしてしまったのである。

当時小生はマッサージでは無く、ストレングス的メニューで可動も含め改善できると提案した。 今はその答えは少々違うが、少なくとも押して揉んで解決出来る問題は少ないと考える。

選手の寿命をピークと言うところで考えれば、確かに短いモノ。 しかし、当初からもう少し長いレンジで競技特性と選手の事を考えれば、怪我や障害で若くして一線を退く事は決して無いであろう。 その為に、我々トレーナー、治療にあたる人間がいるのだから。 全力を尽くそう。

2012年05月29日

トレーニングと筋トレ

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毎年この時期は面白い。 ぎっくり腰も年に2回シーズンのうちの一つであるが、新たにトレーニングを始める人が多いのもこの時期。  まぁ、半年継続できるのは五人に一人。 当然治るのもこの人。

個人的な話しで申し訳無いが小生、“継続”と言う事に関してはかなり自信がある。 ただし、アレもコレもと言う事も無く、事前に目標設定も必ず行うので、執着も無い。

世界中で昔から言われている、運動障害を起こしやすい二大性格。 ひとつが脅迫性格、そしてもう一つが粘着性格。

脅迫性格はガッツ溢れるでは無く、他人の言う事も効かぬ、他人に対して威圧的な態度を常にとり、それが気合いで集中と勘違いしているタイプ。 粘着性格は粘り強いでは無く、しつこくて諦めが悪いタイプ。 要は頑張る時は頑張るが、諦めるときは諦める。 その判断が正しく出来なければ良い成績も出ず、必ず怪我もするという事。

基本毎朝、最近は昼休みに小一時間、スタッフ全員必ずトレーニングをしに二階のラボにあがる。 何の為にトレーニングをするのか? 筋肉・筋力付けるのも良い。 しかしその目的・目標を明確にもち、計画的に行ってこそトレーニング。 ただ好きだからやっていては、ゲームやアイドルの追っかけの趣味と何ら変わらぬ。

人生も身体もただ一つ。 無駄に無意味に使わないでもらいたい。

2012年05月27日

トップアスリートが通う!!

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いやぁ~、カッコイイ! 惹かれるんだろうなぁ~、そういうの好きな人は。   無いナ、オレは。

野球をやっている人間ならイチローとか、サッカーならメッシとか、子供が『アノ人みたいになりたい!』なら可愛いが、大人になってから憧れはあったとしても目標としては、少なくとも小生には無かった。

こうしたら次はこうなるか? こうなるにはこうしたら良いのではないか?! 目標は、物や形や人では無く、常に目標は自分自身の中に在った。

他人がこうしたから、他人がこうだったから、自分の頭も使わぬ口コミサイトオンリーな思考や行動、勉強の仕方じゃ、子供が『友達みんなが持ってるから!』と、オモチャをねだる思考と同レベル。 

そんな幼稚で稚拙なところは、19才20才の頃からまるで無かった。 スポーツ、練習やトレーニングの面白さは全てそれ以外に所に在った。

折れた切れた、外科的手術が人必要なら致し方無いが、障害を起こした部位周囲と同レベルで全体の運動連鎖も同時に考察出来ているか否か。 全てを筋肉筋力のせいに未だしている。 今月も他からの転院で、何人もそんな話しが耳に入って来る。 たとえばファンクショナル・トレーニングひとつとっても、体幹に効くより実践的な筋トレぐらいにしか考えられていなかったり。

スポーツでもパートでも、飲食でもスーパーのレジ打ちでも考えねばならない事は変わらない。 ただそれだけ。

2012年05月26日

根本的に全く違うSports Medicine

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前職の会社を辞め、スポーツと言う言葉を完全封印して治療の仕事に10年間従事した。 学生時代も社会人時代も、全てスポーツスポーツ。 正直少々嫌気がさしていた。 

他人より速く、より強く、他人より一層前へ上へ行く事が全てな人間ばかり相手の仕事。 どうしてそんなに他人より抜きんでようと、他人より有名にメジャーになろうとしたいのか、全く意味が分からなかった。

それは確かに負けたいとは誰も思わないだろう。 しかし、いったいそれは何に対して、負けなのか? 当初は自分のとの戦いと思って始めたトライアスロンも、だんだん意味が変わりルールが変わり、自分が惹かれた魅力が失せ、生活の中心すべてが競技だというのを辞めた。


開院して10年間、広告チラシにもスポーツと言う言葉を排除した。 経歴のホンの片隅にスポーツメーカー勤務という言葉以外。 今でもそうだが、基本知人・友人関係には、スポーツ選手の紹介は極力しないように伝え続けた。それは今でも変わらないが、やる事全力を尽くす事は選手も一般も変わらぬのだから、過度な期待をされても特別扱いは出来ぬからだと。

より歩ける事、動ける事、元気に動ける事をイメージしてもらえればと思い、現在の屋号にした。 当初は分かりづらいせいか若干苦戦したが、お陰さまで最近では遠方からの患者さんも増えてきた。 もちろん出来る事は基本に忠実。 しかし、その基本と捕われてしまい凝り固まった既成概念をどう打ち崩し、新たな道の開拓へつき進めるか。 実は、そのヒントの多くがスポーツや整形外科学には無く、神経内科学に存在する。

様々な角度から鑑別診断をするスキル。 筋肉や骨格、筋力やゆがみ、脳や神経では無い。 それ以外にも数多く存在する原因を考える事が出来るかどうかだ。 鬱だ思い込みだ自律神経だとは愚の骨頂である。

広く海外に目を向けて欲しい。 より健康的な生活、QOLの向上には取って付けたような事をしても無意味だと言う事を。 真のSports Medicineの進むべき道が見えるであろう。 

2012年05月25日

筋力、体力、内力、外力

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コアだなんだかんだと、最近では様々なトレーニングが市中に浸透してきたが、未だ筋力神話が強く根付いている。 事実、怪我や慢性痛どちらであっても、筋力が無いから、筋力不足だからと言い、たとえ相手が老人であってもスポーツ選手であっても、筋力アップリハメニューを組まれている。 後は自宅でストレッチしてネ指導。

ベンチプレス大会でも無い限り、筋力だけで勝負が決まる競技、スポーツは殆ど無い。 重量挙げであっても筋力だけで決まる競技では無い。 

自分が持っている筋力等をいかに上手く使うかどうか!?  その使い方が勝負の行方を左右するのである。 分かり易いところだと柔道などは良い例。 パワー勝負では無く、如何に相手の力、自分の力の“抜き”をうまく使って、自分より強く大きな相手に勝つか。 まさしく “柔” だ。 日本の国技とも言われる相撲も当然その例。

投げるや走るもパワー勝負では無く、地面からの反力をいかに使うか!? それが出来てこそ、長い時間、バテる事無く高いパフォーマンスを発揮出来るのである。

内力と言われる筋力と、応力・半力、重力を上手に使った外力を競技特性にどう合わせて形にするか。 それこそがスポーツ専門と、単なる動き専門治療との差なのである。

2012年05月24日

マッサーですか?トレーナーですか??

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かれこれ25年以上前、まだ小生が学生だった頃、スポーツ指導者を目指していた若かりし頃。 今思えば自分でも恥ずかしくなるくらい真直ぐだった。

当時は今とは比べ物にならないぐらい入手できる情報は少なかった。 知りたい学びたいと思っても、その手段が少なかった。 足を使い頭を使い、気を使い、諸先輩方のところを訪ねたものだ。 今はパソコンの前で足も使わず気も使わず、タマに金を払って集会に参加すれば、数時間後にはアップデートした自分がいると、頭も使わずに受け身で満足も出来る時代。 自分の望む物だけを抜粋して学ぶ事が出来る時代だ。

人ひとりが持つ時間や労力は基本変わらない。 その限られた枠の中で、どのようにすれば自分自身をアップデート出来るものなのかを、今の自分以上になるのには今の自分ではダメなのだと、今現在の自分自身の思考行動を否定しながら前へ進む。 時として自分と違う方向性の人間・意見と出会う事もある。しかしそれこそがアップデート。 自分の望む物ばかり寄せ集めて生きていては、進歩も進化も決して訪れぬのである。

当時はそんな事など考える筈も気が付く筈も無く、ただ必然的にその様な場面に直面していた。 しかし、意外にもその自分の方向性と違っていたと思っていたもの程、数年後に大きく役に立つ事が多いのである。

小生が学生の頃のひとつにインストラクターと言う職業が在った。 トレーナーというと、なんだか泥まみれ汗まみれのイメージが在り、基本暗いロッカールームに閉じこもり的に思っていた。 しかし、最近の若者には小生の若い頃のイメージとは真逆で、華やかな職業の様に見えているようだ。 インストラクターが良かった訳でも無いのだが、泥臭さは無く、爽やかな職業の様に見えていた。 それ以上でも以下でも無く深みも無く考えていた。  まぁどちらでも良い話しなのだが、職業として、専門職としての分別は、先人として若者にしっかり教えなければならない。

しばらく前も少し触れたが、コンディショニングトレーナー、ストレングストレーナーと、アスレティックトレーナー。 この前者と後者を正しく理解、解釈する為の情報が、今は沢山ある。 しかも容易に入手もできる。 少なくとも若い未熟な者であっても、スタートの方向性を間違え無くする事は容易にできる。 そんな良い時代なのだから、間違っても揉んでテーピングしているだけの自分をトレーナーと言わぬよう、気を付けて職業を選び、自分の道を進んでもらいたいものだ。

2012年05月23日

何でもかんでもストレッチ専門治療は危険大!!

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ランニング愛好家も多いが、依然として昔から多いのが野球の肘・肩の障害。  小生も常に心掛けて遅れないようにしているが、野球にかかわらず、この数年のスポーツ障害に対する科学的進歩は目ざましい。 

その技術的革新は検査・研究において、今まで経験に頼っていた多くのスポーツ指導や治療にエビデンスを結びつけるに至っている。

最近2名来ている、高校野球少年の投手。 中学時代から障害を抱えている。 今までどのような治療やケアを受けていたのかを聞くと、決して100%間違えているのでは無いが極々一般的テキスト通り。 だが逆に100%正解でも無い。 しかも何年もその内容が変わっていない。 

中高生ぐらいであればさほど大きな問題にはならないが、それが事、成人のプレーヤーであれば不必要な可動域改善、何も考えない、本で読んだだけ知識のストレッチ指導が故障を生む事が在る事実を、多くの指導者が未だ認識していないのである。

昨今の研究によって、運動連鎖中におけるトルク、伸張、剪断等が正しく考察され、見掛け上では無く空間角度、投球であればMERと体幹軸を考えられれば、自ずとストレッチが裏目に出でて、症状をより悪化させる事実も、感や経験だけに頼った指導・治療をしていなければ、何でもかんでもストレッチなどと声を大にして言う事など無いのである。 当然、この事実は肩・肘に限らず腰、腰痛に対しても同じ事が言える。


未だ健康体操の域を出無い、街のスポーツ治療。 是非しっかり見極めてもらいたい。

2012年05月22日

腫れて浮腫んで内分泌代謝学

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学生の頃、嫌々ナンとな~くサラッと勉強を目をつぶってしていた記憶が在る、内分泌代謝学。 まさか将来、ガッツリ勉強し直す事が来るとは夢にも...

命を維持し、生体の恒常性、全てに関与している 内分泌代謝作用を示す物質、ホルモン。 この正常な機能を保つのに必要な体の機構を学ぶのが内分泌代謝学である。

たしかに筋骨格系疾患といえど、その治癒や発達のメカニズムを考える上で、当然無視など出来ない。

しかし、我々の様な筋骨格系を専門とする人間は、何でもかんでもその問題点を構造的に無理矢理当てはめて考えようとしてしまう傾向が強い。 更にそれで答えが出ぬと、自律神経に問題が在ると決めつける。 藁をもすがる人に対して、エビデンスの乏しい治療をする時点で、サギと言われても言い返すすべなどまるで無い。

残念ながらその学問のアウトプットは限られ、一般的にはリウマチ科や甲状腺科ぐらいになるだろう。 だが人間の全てと言っても良い程の機構に関与している内分泌代謝。 これは我々運動理学に携わっている人間も、スポーツパフォーマンス向上の為だけでは無く、治癒や怪我の予防の為にも、よりいっそう深める必要があるだろう。 

治りが悪いと言う時ほど、方向性を変え頭を柔らかくしたいものだ。

2012年05月20日

ビジネスと商い

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コレをご覧になっている時点でパソコン等、何らかの情報端末を皆さんお使いだろう。 現代生活、その手の機器が無ければ成り立たない世の中になってしまった。 

どんどん進化する事は良い事だが、逆にどんどん古くなって行く事に、いささか不安と疑問を感じる。

パソコンであれテレビであれ何であれ、各メーカーは以前にもまして短い期間で、その販売した機器のフォロー・補修を打ち切る。 国の定めた規定は満たしているのだろうが、だからと言って長年愛用してきた消費者にとって喜ばしい事では無い。

各メーカー、企業は利益追求の為、無駄を省き切り捨てる。 それと同時に先述のように昔の商品のフォローもやめ、言わば昔からの客ごと切り捨てる。 文句が在るなら、文句言う前に新しいモノ買えと言わんばかりに。

私事ではあるが先日、60年ほど前のカメラを修理に出した。当然メーカーでは無く、それ専門で修理を行う個人のお店に。 ひと月ほど時間を要したが、見違えるように綺麗になり、全てが快調に動作するようになった。 帰りがけ、その初老の店主が小生に向かって 『大切に丁寧に使ってあげて下さいね』 と声をかけた。 小生以上に、その小生のカメラの事を思ってくれている事に少々照れくささを感じた。

たまたまこの数週間でやって来る新患の全てが、当院以前に通っていた院を訪ねると街の整形外科や保険適応整骨院等では無く、大学病院へ行っているのだ。 しかも小生もよく知っている先生だったりもしてで。 壱円でも多く儲けてやろうと言う先生は、大学病院には基本あまりいない。 そのせいか真面目にまっすぐな意見を言う先生も多く、良くも悪くも街の先生とは一線違った見方や話しを聞いてやって来る。 何だか分から無い治療に無駄にお金を払わずに患者は済むのだが、若干の不満もあったり。 小生に大学の大先生以上の事が出来る筈も無い。 しかし、 患者の立場になり不安と不満を解決する努力は、人として誰よりも最大限に自分の研究や興味が趣く以上に払う。


あきない(商い)とはお客様と共に、お客様のお陰で商売をさせて頂いていると言う気持ち。 お客様は神様と言う言葉もあるが、 良いから旨いから凄いから買え!ではの一方通行ビジネスでは当然駄目だ。 顧客の立場に立った売れる商品では無く、顧客の立場に立った喜んでもらえる商品でなければならない。  商品にもお客に対しても気持ちを入れて大切に思わなければ、いずれ全てが離れて行く。 一番大切なものを忘れてはいけないと日々思う。

2012年05月19日

今朝も親子で猛ダッシュ!!

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やっとの事で今週末、少しは安定した天気。 運動会シーズン真っただ中で、ホント良かった良かった。

ご家族揃って大の仲良し患者さん達も、今のところ全員リレー選手や代表で大活躍!! これまたホント、よかったよかった。

さて、今朝は運動会が終わった息子さん向けに新プログラムの指導。 スタビとプライオの混合トレメニュー。 完璧コッチが筋肉痛ですわ。

野球も上達で、身長もノビノビで。 そんな、小中学生大満足メニューは得意中の得意なんですよ、実のところ。 まだまだ後数件控えているので、筋肉痛に耐えながら頑張るとしますかナ!  スタッフが...

2012年05月18日

下腿がカタイ?!スポーツリハビリ・運動療法

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ナンて冗談言ってる場合じゃないですわ、辛いと言ってる患者目の前に。 怒られますわ...

まぁ実際不具合を訴える場合、柔らかくフニャフニャな確率より、パンパンカチカチの方が高いのは事実だが。

我々は通常、怪我や外傷より障害をとっても重要視するケースが多い。 フォームや取り組み方を尤もらしく話してみたりで。 怪我はアクシデントであるから、ある程度は致し方無いと。

怪我や事故の様な急性疾患であれば、基本対処的な治療でも時間経過とともに回復の兆しが見えてくる。 だが、もしそれが見えなかったらどうなるのであろうか?! これは急性だろうと慢性だろうと関係無い。 治らないから患者はやって来るのだから、救急病院でも無い限り、事故専門とか電気とテープとアイシングで部活専門治療じゃ、基本的な難治の機序であっても想定など出来ることは到底無いだろう。

普段やっているようで、考えているようで、実は毎回同じ治療で何も考えていないのが、急性難治ケースの別角度からのアプローチ。 外科的でも無く、薬も使わずにでだ。

某有名大学のスポーツ専攻でもしていたら、運動代謝内分泌学の授業でやっていた事が一部役に立つかもしれないが、それでも臨床で使えるのは2割程度の知識。 残りの8割は患者側、患者自身が持っているもの。 血の流れやリンパと言う次元の話しでは全く無いのだから。  その知識を病院・医療として使うか、スポーツ・運動療法として使うか?! 一番カタイのは自分の頭なのだから。

2012年05月17日

届かぬ思いと続かぬ気持。

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ウチでは必ず新規の患者に対して、今回この症状の原因はおそらくこれで、このぐらい期間がかかると全員に対して説明を行う。 当り前な事だが、コレがなかなか患者目線で行われていない事が多い。

では、患者目線とは何か?! 得てして当事者患者自身が一番分からなかったりするものでもある。

屋号に“スポーツ”と言う言葉を入れているので、当然何らか運動をしている、もしくはより一層動けるようになりたいと思っている患者が大多数。 ただ単に痛みを止めればそれで良しと言う患者は基本的に少ない。 しかし、初診時に提案したにもかかわらず、その提案を遥かに下回る回数で継続治療が途切れるケース、実はこのケースの患者の全てが “痛みが取れればまた以前のように走れる、動ける”と思っているのである。

先日書いた熱い同業先生達に負けずに熱く語らせてもらうと、治らない治せない症状・患者はハナっから受け止めない。 受け止めるからには責任とプライドを持って受け止める。 使ってはならぬと言われている言葉ではあるのだが、患者に対して『絶対』という表現を目を見て伝える。 縁とか相性では無い、これは全て絶対的、必然的である事実だと自分に言い聞かせて常に治療にあたっている。

これから先、何年先を見てスポーツ、競技、自分の人生を見ているのか? その道のりに必要な努力も距離に比例して継続性が必要なのだ。 自分が信じた自分の信念を、自分で自らブラしては、当然その先の道のりも真直ぐ平坦など存在せず、いずれ足元をすくわれるであろう。 一歩一歩自分で足元を踏み固めて、前へ進んで行こうではないか!

2012年05月16日

麻生区柿生で喜ばれて地域一番店!

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イヤイヤイヤイヤ、マッタクもってそんなタマじゃない。 むしろ言われてみたいモンだ。

昔っから、今現在でも真っ当な諸先輩方が若い先生に言う言葉、それは目の前の患者一人一人を全力で丁寧に。 そして自分独りで頑張れるだけ頑張って、もう駄目だと思ったら人を雇えと。 初っ端から人雇って受け付け雇って治療する人間に良い治療家はいないと。 薄めたアメリカンコーヒーを、本物のこだわりコーヒーだと出すようなもんだと。

善し悪しと好き嫌いをゴッチャにしてしまっている患者しか来なくて、それ気付かず見切れず、入ったお金で一喜一憂している商売っ気満載駅前マッサージで一生終わりだ。  ちなみに人数/日の境界は保険外でAve15/日、保険であればAve40/日を独りでだ。


昔は同業も少なく、遠方からでも患者は来たが、この十数年急激に同業が増え、遠方からの患者は昔に比べたら激減した。 それでも昨今はネットの効果もあってか、1時間ぐらいかけてやって来る患者も日に数名必ず居る。 大変ありがたいと思うと同時に、プレッシャーも多い。 少なくとも絶対的に言えるのは、安近短的な要素はまるで無いと言う事。 ガチで真剣な、その治したいと言う気持ちに、コチラがどれだけその気持ち以上に真剣かと言う事。 本と講習会で得た知識で治る部分などある訳が無いのだ。


このブログとは別に、アメブロでも毎日ブログを更新していた。 忙しいのも諸事情も多少ありで、最近更新を一時中止したが、何故かそのアメブロからやって来る読者からの連絡に同業者、特に理学療法士からの者が多く、どの先生方も小生以上に真面目で真剣、熱い人間が多かった。 会った事は無いが開業している先生は特に熱い! 近所だったら是非患者として行ってみたい。 小生だって肩ぐらい凝るし、腰だって若い時の様に心配ご無用では無いのだから。


スポーツも健康も、練習やトレーニング、リハビリだってダイエットだって楽して簡単などと言う図式は存在しない。 地味にコツコツ、欲を出さずに日々積み重ねる。 患者側、治す側、どちらかが得をしたいと思ったら、その先には後悔しか残らない事にいずれ気が付くであろう。

2012年05月15日

スポーツ障害を専門と考える時のトレーニング

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スポーツの世界でも、最近の進化進歩は目覚ましいものが在る。 特にそれらの発展には検査の技術進化が大きく関係している。 特に従来では出来なかった運動中の検査が、現在では数多く、リアルタイムで採れるようになってきた。

例えば筋トレ。 これに関しては小生も事あるごとに様々最新のネタをアップしてはいる。 筋肉を最大限に成長させるには、重いウエートを使った筋トレを6回から12回、筋肉が疲労するまで繰り返す必要があるという定説があるが、これに関しても昨今の研究で疑問の声も上がっていたりもする。

カナダ・マクマスター大学(McMaster University)の研究チームが発表した論文では、筋力トレーニングを重いウエートで行った場合と軽めのウエートで行った場合を比較した結果、筋肉を成長させる効果は同じだったという。もっとも、軽度のウエートトレーニングで重度のトレーニングと同じ効果を得るためには、回数を2倍程度に増やす必要があると付け加えている。

研究チームは、健康な若い男性にウエートの負荷を変えたトレーニングを週3日、10週間行ってもらい、脚の筋肉がどのように変化するかを調べた。被験者は、重いウエートで1セット8~12回の筋トレを3セット行うグループと、軽めのウエートで1セット25~30回の筋トレを3セット行うグループに分けられた。 10週間後に、それぞれのグループの被験者の筋肉量をMRI(磁気共鳴画像装置)で調べたところ、どちらのグループにも違いはなかったという。

いつもの通り、ニュースからのかなりコピペになってしまったが、改めて研究結果として見せられると、ホー!っと思ってしまう。  全面的に全てを信じ込む訳では無いにしても、関節や年齢、既往歴的な問題を抱えている場合、負荷や期間の効果的目安になるのは間違いないであろう。


ウチでは現在、ほぼ全ての患者に治療の中に何らかの運動リハビリを取り入れている。 種目はもちろん、負荷や回数、スローやバリスティックなど動作も患者個々に設定している。 同じ運動を患者数名横並びにして行うなど、健康体操の集まりならまだしも治療やリハビリを視野に入れているのであればあり得ないプログラム設定なのだ。

研究やデータ、最新の資料を飛びついて取り入れ、採用実施的新し物好き治療などに惑わされているようじゃ、ゴールは程遠いであろう...

2012年05月13日

ラーメンと治療。

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何故かラーメン好きとレッテルを貼られている小生。 たしかに嫌いではないが、なにせ毎晩帰宅が23時近くともなると、やってる店が極一部に偏ってきてしまう結果。 現実、週に2~3は食ってる。 コリャ幾ら運動したって痩せんわな。

そんなこんなで話しはラーメン。 日本人は何故こんなにもラーメン好きなのだろう。 知人にもラーメン屋を生業としている者も居るが、話しを聞くとなかなか奥が深い。  しかし客と云うのは所詮素人。 その素人がマズイと言ったらそれで終わり。 他人の事は言えんが、飲食は恐ろしい職業である。 

ではナゼ客はラーメンを好み、様々な店を渡り歩くのであろう?! そもそもいったいラーメンに何を求めているのであろうか。

小生の仕事を例にとると、患者は皆治して欲しい、痛みが取れればそれで良いと言ってやって来る。 たしかにそれはそうだ。 しかし、例えば専業主婦の患者は日常生活で痛みを感じなくなれば治ったと言うが、パートに出ている患者は、家では痛くないが仕事で痛い、それが治らないと治ったと言わないし、更にコレがテニスをしている患者なら、日常やパートでは痛くないがテニスをするとまだ痛い、それが治らないと治ったと言わんし、プロのスポーツ選手であれば150球、150km/hで投げると痛い、それが治らなければ治ったとは絶対言わない。 当然と言えば当然の事なのであるが、皆それぞれ治ったと言うところが違うのである。

だが多くの患者、小生自身で在っても自分の治ったがどこなのか、考えた事などは通常無い。 当事者の患者、本人自身が考えていなのだから、その分コチラがその素人の分まで、脳の一部となって考えて治療にあたらなければならないのである。

話しはラーメンに戻るが、当然食事の選択肢はラーメン以外に幾らでもある。 だが何故ラーメン好きは何件ものラーメン屋に、そば好きはそば屋、パン好きはパン屋を渡り歩くのだろう? 豪華なてんぷらがのっているそば屋が誰にでも好まれ、一番繁盛している訳でも無いし、ネタが大きければ必ず旨い寿司屋と言う訳でも無い。 客はそれぞれの店の微妙な違い、その違いを生んでいる店主のかける意気込みを確かめ、理解できる事に喜びを感じ、感性の合うところに幾度となく足を運ぶのであろう。

小生はラーメンも飲食もよくわからんが、得てして客と言う者は上っ面な値段や見てくれでウンチクをいう。 しかし言っている本人ですら、自分が自分で求めている物を根本的に分かっていないもの。 きっとその目に見えない、形の無いものを誰よりも理解し提供できる者が多くの客の支持を得る事が出来、きっと繁盛するのであろう。


う~ん、小生もその道を極めるには程遠い様である...

2012年05月12日

競技変われど、定義は同じ。

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毎年この時期、連休明けは激混み。 今週は全て終日空き無し状態。 いつも暇なウチにしては珍しい。

にしても、スポーツ障害でやって来る患者がホントに多い。 たしかに分かりずらい屋号のせいか、数年前に仲良く通って来てくれていた患者ですら、久々電話で『今はもう、フツーの患者は診なくなったの?!』とよく言ってくる。 患者は増えはしないわな、コンナ名前じゃ...

正直べつにスポーツ選手専門で診たいナンて事はまるで無い。 むしろスポーツして無い人、普段から運動などしていない人、だからこそ運動が必要な人、しなきゃいけないのが分かっている人に、“動く” と言う事をイメージしてもらえればと言う事で、現在の屋号にした。  いやはやホント、自分で書いていても分かりずらい。

昨今ブームなランニングや自転車愛好家は多い。 小生も三流ながらローカル大会でちょこっと優勝レベルでトライアスロンをしていた事が在り、前職もシューズやバイク、ウエットスーツ等の輸入に携わっていた経験もありで、それなりに力にはなれる。  他にも当然、野球やサッカー、テニスが多いのは当たり前で、最近ではバスケやバレーボールに、ダンスにチアリーディングも多い。 変わったとこだと、格闘技も来る。 

そこで我々、治療・ケアにあたる者が忘れてはいけない定義が在る。 ストレングス・コンディショニングが専門なのか、アスレティックが専門なのかと言う事。 この違いが明確に理解出来ずして、スポーツ選手の治療やケアにあたる事などあり得ぬのだ。

極端な事を言えば、ストレングス・コンディショニング系は競技能力向上の為に怪我を恐れてはいけないと考え、アスレティック系の人間は筋力アップだけをしても役には立たず、怪我の予防も出来ぬと考える。 選手にとってどちらも必要であり、どちらも正論。 バランスが重要であり、その必要性を的確にアドバイスするのが現場のコーチや監督など、先人の役割でもあるのだ。

しかし一般のスポーツ愛好家には専属のコーチや監督など居る筈も無い。 そのバランスは本人が考えねばならない。 だか現実はそれが一番難しい。 小生が選手や患者に対して一番大切に、重要に考えているのはその部分なのである。


聞こえの良い、カッコ良いトレーニングで選手や患者を惑わすなど言語道断。 本当の意味で全ての患者のパーソナルトレーナーで在りたいものだ。

2012年05月11日

ゆっくりジョギングが寿命を延ばす。

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最近の、ジョギングが寿命を延ばす、特にスローペースがと言う資料から一部抜粋を。


資料によるとデンマーク、コペンハーゲン市の心臓研究所が、20~93歳の約2万人を対象とした1976年から35年間の長期追跡研究調査で、 「定期的なジョギングによって寿命が延びると断言することができる。それもそんなにたくさんしなくてもよい」 と発表した。

この研究で被験者において、ジョギングをする人としない人の死亡率を比較した。 比較にあたり、ジョギングをする男性1,116人および女性762人に、ジョギングの速度や1週間に走る距離を尋ねた。35年の追跡期間中、ジョギングをしない人1万158人、する人122人が死亡したという。 このことから、ジョギングをする男女は死亡リスクが44%低く、男性は6.2年、女性は5.6年寿命が長いことがわかった。 詳しいプロトコルはレポートからでは分からなかったが、週に1時間~2時間半のスローペースでのジョギングで、最も有意な効果が認められたという。


このスローペース、先日から幾度かにわたり小生も書いているLSD(Long slow distance )についての理解が、未だ多くのジョギング愛好家の間で間違えた理解が多く蔓延っている。 

『このスピードで○○分!』 という、取って付けたような話しでは全く無い。 自分の身体、生活に正しく運動を取り入れる。 やりたい、やってみたいと言う欲では無く、レベル・目的を正しく、正確に把握、設定しなければならない。 それらが正しく出来ている人、無理なく適切に走れている人、いわゆる今回のデータで言うところのスローペースで走ると言う事が、健康、寿命に大きく良い影響を及ぼしたと言う事であろう。

昨日も同じ事を書いたが、適切とは、時間・強度・頻度の全てが正しく設定されての話し。 たしかに3か月間、無理無く練習すれば初心者でも何とかフルマラソンは完走できる。 だからと言って年に数回、毎月のようにフルマラソンに出場するのが初心者にとって果たして適切であると言えるだろうか?!

怪我をするという愛好家のほとんど全ての人間が、フォーム以前に既に間違えがその心の中に存在してしまっているのである。 怪我をしてしまったら当然だが、出来れば怪我をする前にその事に気が付いてもらいたいものである。

2012年05月10日

ランニング障害の勘違い

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さて空前のランニングブーム。 その始まりは1970年代のアメリカ。 小生はまだ小学生だったにもかかわらず、何故か毎朝親に蹴飛ばされ走らされていた。 お陰で子供の頃、1位2位以外の記憶が無い。 その逆のお陰で、中学時代に両膝疲労骨折(?)をやり、大人になった今でもスポーツを趣味!とは全く思わん。 単なる日常の一部...

今ではランナーの聖地と化した皇居周辺を初めて走ったのも12歳。 当時ですら既に日曜日朝の桜田門の前には大勢のランナーが居た。  そこをチャリでやって来る小学生一人は目立つ。 色んな大人が声をかけてくれて、一緒に走ってもらった記憶が在る。 


そんな話しは置いといて、昨今のブームのお陰で毎週数名のランニング愛好家がやって来る。 当然皆どこかしら痛めている。 必ず痛める原因はある。 たしかに全員、完ぺきなフォームとは言い難い。 しかしその障害の根本的な原因はフォームには絶対無い。 

運動、スポーツ障害の大原則であるトレーニングエラー、時間と強度と頻度が絶対的に不適切なのだ。常識的に健康な若者であれば、当初は本人も驚くほどマラソンだろうと登山だろうと、旅行・遊びであれば尚更、何時間も動きまわってはしゃぎまわっても全然平気。  問題はこの先。 のめり込み、頻繁になり、当初動けたイメージが在りで、本人・自分のレベル、身の丈を超えた負荷負担に、知らず知らずのうちに入りこむ。

足・膝・腰を痛めてやって来るのだが、多くの医師や同業は患部の治療と、走り方や筋トレやケアを教える。 当然患者は喜び、時間経過の甲斐もあって数カ月経てばそこそこ良くなる。 コレが最大の落とし穴。 んじゃオリンピックレベル、一流のフォームが綺麗な選手は一生絶対痛めないと言うのか!? 走り以外だって投げると言う事だって同じ。 だから選手に合わせて先発完投型やリリーフやストッパーと言うモノが存在する。

多くのスポーツ障害はトレーニングエラーなのである。 シューズやウェアー、中敷きやサポーターに頼っている時点で愚の骨頂である。 しかもそれらを治す側等の専門家が推奨するなど、全くもって素人と同じ意識レベルだ。 運動好き、チョイ揉み先生以外の何物でも無い。


自分だけは怪我をしない。  そんな事は絶対存在しない。   本人だろうと治す側だろうと、必要なのは “させない” という気持ちなのである。

2012年05月09日

患者は治ればナンでも良いと...

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『子供の頃、とっても勉強嫌いだった子が大人になり、とっても勉強して偉い先生になりました。』

こんな話しだけ聞けば、とっても良いお話しで大抵は済むであろう。


小生の同業知人で開業した後、いくつもの学校へ行き、肩書き経歴を全面に出し仕事をしている。 良いか悪いかは個人の価値観だが、少なくともハッキリしている事は昔とは明らかに治療が異なっているという点。 それは技術では無く、患者から見た “魅力” を大きく失っているのだ。

抽象的と思うかもしれないが、これは人として非常に重要なところ。  これに気が付かぬ者、技術に惹かれるウンチクだけの学生や、うわっつら肩書に惹かれる今どき30代とオバちゃんが、その “魅力” と言う部分に気付かぬ者の大半を占める。

遊びであれ勉強であれ、その目線が患者にあるのか自分なのか。 

最新の技術が必要な重篤なケースなど、何十年に一人。 大半の患者が、何かの歯車がズレているせいで治らず、もがき苦しんでいる。 そのズレ、原因は生活・性格、思考・行動の中に必ず潜んでいるのだ。

膝を付け合わせ患者と向き合う。 このスタンスは双方に在って、はじめて成立するもの。 何年経っても向き合えぬ者、原因を内面に見出せぬ者ほどゴールは遠い。 これは一般の患者もプロ選手も同じ。
原因が骨や肉、フォームに在ると思っているうちは、いつか必ず形を変えて再発するであろう。

ナンでも良いか悪いか、真剣に考えて欲しい。

2012年05月05日

抜き打ち特別ランニングクリニック

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ゴールデンウィーク抜き打ち特別企画、早朝ランニングクリニックやって来ました。 もち毎度無料のネ。

夜ばっかのランニングだったので、ヤッパリ朝から患者さんと走るのは気持ちイイですナ。

クリニックと言っても、患者さんは既にフル経験者や毎回参加のおなじみさん達。 フォームもむしろ小生より良かったりで。 10人を超えるとそれなりに大変。 今回図らずも抜き打ち少人数だったので楽しい一時間。

さすが晴れの特異日、5月5日の子供の日はバッチリ晴天。 清々しい汗もかきました。 姿勢反射も体験させたりもで、ちと盛り沢山に出来ました。 

皆さん、良い連休を。

2012年05月04日

ケンケンパとうさぎ跳び

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先日から待合室に貼りだした、ジュニア・プライオメトリクストレーニングのレポート。 コレが予想に反して多くの患者が食いついてくれている。

正直けっこう難しい内容なんですわ。 にもかかわらず、年齢性別職業関係無く、皆興味深々。 特に教育関係者の方はガッツリ。

小生昔から、うさぎ跳び賛成派。 水分だって、摂りゃイイって安直神話のにわかトレーナー撲滅協会会長。(またもやウソ) LSDの本当の意味を理解してジョギングしてりゃ、膝痛めてやって来るジョガーなんか激減決定。 ギャロッピングやダイアゴナル・ホップだって、神経系トレーニングだが適切に処方すれば治療的効果を大いに発揮する。

一つ一つ丁寧に、紐解くように説明し、実践させる。 何よりも悪なのは、間違えた学習とイメージ。 資格や技では治らんて事だ。

2012年05月03日

結局野球肘テニス肘何すんの?

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野球でもテニスでも、肘でも肩でも膝でもナンでも、結局のところ何をするのか、何をされるのか? 

される側患者側は切羽詰まって必死だが、する側治療側は机上の理論で患者との温度差大。

何をするんだ?よくなるのか!と、患者はガッツリ迫って来るが、肝心の治療側は、筋力だ解剖学だ動作解析だ運動連鎖だと言い、フォーム指導や矯正をするのだが、結局のところ現状疼痛に対しては筋肉が張っているからと揉んで、鍼刺せば一発と言い、最後に電気。

時間経過、自然治癒的にタマタマ治るケース以外、まず治癒も温度差も解決へとは辿りつかぬであろう。

筋骨格系疾患による運動器慢性疼痛に対する最大の治療は運動療法であると、世界中の明敏な医師は説いている。 その運動療法そのものが、従来の概念とかけ離れ考えねばならぬ。 脳神経だニューロンだと言いながら、結局のところ老人向けトレーニングと術後リハで同じ事しているのが現状。 恥ずかしいを通り越して、悲しい。

昨日、スタッフ達とBOSU Fボールを使ったグリップと言う種目について打ち合わせた。 実はこの数日続いているお題だが、コレがかなり奥が深い。 野球やテニスの肘や肩はおろか、五十肩まで完治したりもするから面白い。 ただ此れには重大な注意点が在り、やみ雲にやらせていても良い効果は決して出無い。 先日も書いた主観的指導がたいへん重要となる。

治療は道具や設備では無い。 その事に気付くか否かで答えは変わる。 ナンとかとハサミは使い様と、昔の人はよく言ったモンだ...

2012年05月02日

ジュニアのプライオメトリクストレーニング

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小中学生をお子さんに持つお父さんから、スポーツ・トレーニングについての質問を数多く貰う。

特に専門家の間でも誤解が多いのが小中学生、ジュニア期におけるプライオメトリクストレーニングについて。 昔から経験的にやっている種目もその中には数多く存在するのだが、うさぎ跳びを代表とするように間違えて捉えられている事が多い。

これもまた小生が専門用語解説するのは避けておくが、ミニハードルやボックスランジなどのトレーニングはチームの練習で日常的に行っているのに、うさぎ跳びを禁止して、コアが重要と言ってプルプルトレーニングで我慢くらべさせていたり。 

そこいら辺のレポートを、小生がしゃべくるよりも正しく伝わるだろうから待合室に3部構成で掲示してみた。 

早速腕を組んで難しい顔で読みふけるお父さんの姿がチラホラ。 ケンケンパでアッチ向いてホイ!で充分って事ですわ、ホントに。

2012年04月29日

患者といっしょにランニング

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一回雨を挟んでしまいましたが、無事に終了、夜桜お花見ランニング。 GW期間中までやっても良かったような気もしなくは無いですが、取りあえず今回はココまでと言う事で。

走って歩いて、時折休憩して。 のんびりみんなで8キロ前後。 ところどころで走り方講習も織り交ぜました。 正しい姿勢のkeepは本当に難しいものなのですわ。 焦らずコツコツ練習積めば、バテず怪我せずキッチリ年一回は、ゆっくり楽しくフルマラソンを完走できるはず。

GW期間中、早朝ゲリラランニングクリニックも計画中! コッソリmixiあたりでつぶやきます。 こうご期待!!

2012年04月28日

怪我で急性、保険治療。

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春で新人新入生、連休連日練習試合、疲労で怪我で当然で。

やって来ますナ、既存新規半々で。 夕べもかる~く帰宅は深夜。 その為に急性専門の保険診療が在るのですから。 診ますわ、時間外だろうとナンだろうと。 今診るから明日が在るのだから。

何でもかんでもギリギリグレーな部分まで保険診療に突っ込んで診る仲間も居るが、それらは規則も患者にもイエローカード。 そもそもスポーツの精神に反する。 スポーツ診療をうたう資格すらナシ。

例えば今現在最新の膝靭帯再建後、現場復帰の基本は3か月。 この話しは過去幾度となくした筈だ。 その間、サポーターはおろかテーピングすらせずとも復帰できる、むしろテーピングなどしないから復帰できた理由を理解できているであろうか?!

怪我をしてしまったのは、もう後からどうのこうの言っても仕方が無い。 怪我をしてしまった後、たとえ痛みが残ってる状態でも現状最大のパフォーマンスを発揮出来るようにし、再発防止は当然、怪我をする以前より更に強く復活する為に、心身ともに必要な学習を選手が行わねば、選手に伝えねばならない。此れこそが最重要。 安近短な意識など、微塵も付けてはいけないのだ。


『オマエの治療はコンビニになっていないか!』

選ぶ側も選ばれる側も、最高最高級を求めるのであれば、自ずと自分が目指す先が合ってるか間違えているか分かる筈だ...

2012年04月27日

綺麗なお姉さんと姿勢制御

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昔から運動・人間工学系の学生が卒論等に良く書きたくなる姿勢制御のお題。 二本足で立ち、二本足で生活する我々人間の最も基本的な制御。 コレを理解してこそ、その先のスポーツ、生活の向上となる。

ウチで行う多くの患者に対しての治療プログラムの中には、より歩けるように、より動けるようにする為に姿勢制御を考慮したものを幾つか取り入れている。

ちょっとした論文であれば今どきネットで誰でも簡単に入手できる時代、詳しい理論はご自分で調べて頂きたいが、簡単に話すと人間はまっすぐ立っていると言う垂直情報を様々な方法で得ている。 視覚情報は分かり易い。 ヒトの神経系は視覚から入る垂直情報を優先して姿勢制御を行う習性が在る。 お年寄りやヒールを履いたお姉さんが、エスカレーターの乗り降りでふらつくのはその為である。 単純に不安定だから、バランス感覚が悪いからで片付けたり、バランストレーニングしてなど、浅い浅い。

それらをどのようにして個々の患者に合わせたプログラム提案をしていくか。 それがノウハウである。

筋力付けて誤魔化したり、ふらふらエクササイズボールでバランストレーニングしてみたり、習うより慣れろ的なプログラムとは言えないプログラムが、未だこれ見よがしにトレーニングやリハビリの現場で行われている事に小生は嘆く。 まぁ、老人に何の疑いも無く筋トレさせている時代なのだから、どうしょうも無い。

最近新規でやって来る若いスポーツ選手の男の子達。 一線でバレーボールをしている子、現役で箱根を走っている子、今の何倍もパフォーマンスをあげる様、何処にも無い多角的な提案で小生含めスタッフ全員全力で協力していこう。

2012年04月26日

全く別ジャンルを理解出来るか否か。

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さて、そろそろ毎年アルバイト希望者の電話がかかってくる季節。 特にゴールデンウィークを過ぎた頃から。 新しい生活のリズムにも慣れたか、新たなステップを刻む気持ち溢れるのか。

数日前、ウチの若手イケメン柔整師スタッフと、その後卒後同級生達はどうしているのかと言う会話になった。 

整体・カイロの民間資格者とは違い、カネと時間をかけてとった国家資格、流石にそう簡単にスグには戦線離脱せんようだ。 自分で決め、自分で一歩踏み出した人生。 良くも悪くも数年続けて当たり前。 国家・民間関係無く、途中で挫折などは問題外。 自分の思っていたのとは違うとか、時間が無駄だと言う人間ほど、その後の人生に於いて誰よりも無駄に余分に時間を費やす事になる事を夢にも思ってはいないだろう。

スタッフの同級生は柔整師であるから、当然勤め先は整骨接骨院。 仲が良いなら遊びに行きたい来たいとならんのか? 俺ならいつも必ずそう思っていたぞ!? などなど色々話しをしていると、スタッフの口から 「まぁ、ウチは全く別ジャンルですからねぇ」 と言う言葉が出てきた。

小生の前職時代、日本全国数千件のスポーツクラブ相手の部所で仕事をしていた時、地方の個人のクラブは 『ウチは他とは違いますからネェ』 と言い、都心のクラブも 『ウチは他とは違いますから』 と言い、全国展開している大手のクラブも 『ウチは他とは全く違いますしね』 と言っていた。  若者が他と違う事を望み、個性的と言う言葉に喜びを感じる。 

趣味や服装、変わった言動、目に見える表面的な違いなどでは無い。 本質的に内面からカテゴライズ出来ていてこそ、そのアウトプットを確たるものと出来る。 技や設備で自己表現しているような域を越境し、そこではじめて“違い”という言葉では無く、“ジャンル”と言う感得の部分で患者とのコンセンサスを得る事が出来る。

スタッフ、従業員であっても2年3年かかるその理解。 何年居ても出来ぬ者は一生出来ぬが、ここからが他とは一線を画す、頼る者が求める質の高いサービスを提供できる。 ここからが始まりである。 嬉しい限りだ。

2012年04月25日

人生の目標、治癒の次。

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先日、知人と話しをしていて人生の目標について考えさせられた。

哲学的な事を書く気も能力も無いが、人は皆何かしらの目標を持って生きているものである。 たとえそれが行き当たりばったりの様であったとしても、本人が気付かぬだけである。

逆に自分はしっかり目標をもって生きている者ほど、その目標がズレてしまっている事も多い。 この場合は本人が気が付かぬのでは無く、正論正当化しているので前者よりタチが悪い。

生きて行く、生活していく為にある程度の収入、報酬は成人として当然の労働対価欲求である。 しかし作業、業務、仕事の達成と成功を、いつの間にか人数や金額の拡販拡充が最大の目標だとすり替わってしまっている。

一つ一つ丁寧な仕事より、効率や収入を重視した仕事を行えば行うほど、その仕事は匠の域からは遠ざかる。 誰でも出来る仕事へと成り下がる。 それでよい者はそれで良いのだが。

我々の仕事、患者側治療側、共に共通なのは “治癒” と言う事。 全ての目標は治癒にある。 我々の目標は患者の治癒。 それが全て。 患者の治癒の次で、下でいいのだ。 日々その繰り返し。

楽しみは治癒にある。 いつの間にかすり替わらぬよう、気を付けたいものだ。

2012年04月24日

筋肉筋力、弱って細って超不安アスリート

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一般的な頭痛、腰痛、肩こり、関節痛も当然やって来るが整形外科は勿論、整骨接骨、鍼灸指圧整体院、カイロプラクティック等とは全く別ジャンルなウチの特色が、筋骨格系起因の運動時不全の患者比率が多いと言う事。 簡単に言えばジッとしている時の痛みより、動いた時の痛みや不具合を訴える患者。 マッサージや電気治療や筋トレではダメなケース。 当然ホネポキでも駄目。

筋肉が原因だとしても筋原性、神経原性、廃用性とあるように、当然治療も症状の数だけ、患者の数だけある。 にもかかわらず大抵の場合では上記のような揉んで電気で姿勢直してナ治療。 誰に対してもどのケースに対しても。

意外にも多い割に安易な対処、見過ごし見落とされるのが廃用性筋萎縮。 一度発生した筋委縮では、完全回復させるには長期間の機能回復訓練等が必要となってくる。 動物実験においては4週間の不動化で起こった筋委縮が完全回復するのに90日を要したという実験もある。

しかし最近のある運動理学系の研究データでは3週間、トレーニングを完全休止したグループとそうでないグループとの比較対象実験では、トレーニングを再開した数日後では顕著な差が見受けられなかったという。 むしろ不必要な順化やオーバートレーニングを防止できると睨んでいる。

ここで重要となってくるのは、既に発生した廃用性筋萎縮の回復を目的としたリハビリプログラムを作成・実施するのではなく、発生が予測できる場合では事前に発生を防止する手段を考え、発生後であればその経緯を精査する事こそが最重要課題となってくるのである。 しかし、残念な事に多くの臨床の場では事前に精査する事は無く、対処・対応的な発想でのリハビリテーションが殆どなのが現実。 考えたとしても机上の理論に当てはめただけである。

経緯・経過がいかに重要か。 患者一人一人に合わせた治療、リハプログラムを本当に臨床の現場で行っているのか? 患者の不安に真正面から向き合う事。 簡単な事であるようだが、やっているようであるのだが非常に難しく、現実では出来ていなかったりするものなのだ。

向き合うのは症状では無く、患者となのだと言う事を忘れてはならない。 とも書いて、自分にも日々言い聞かせる...

2012年04月22日

膝が痛くとも走りを止めさせない!

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昨晩も患者引き連れ10数名で、柿生鶴川周辺を走ってマイリマシタ。

さて、今回の問題はウチのスタッフ、バイトちゃん。 いつもナニも相談無く、勝手にマラソン大会に参加してくる女子。 しかもろくに練習もせずに。 まぁ、そんなんで大会に出るって言ったらオイラに怒られるからだろうケド。

どうやら膝が痛いらしい。 crepitusもアリ。 それでも決まった、申し込んでしまった大会は参加したいと言うのが世の常。 走りたい。


ウチが開院以来、常に全ての患者に念頭入れて治療している事が在る。 其れは、

“運動をやめさせない” だ。

そもそも止めれるぐらいならこんな所へは来ていないだろう。 そう患者に問う。 みな失笑する。 ならばそこからスタートしようと話す。

膝の靱帯再建を行ったとしても、3か月で現場復帰を目指す昨今の治療・リハの仕方、考え方。 リハビリ期間中もサポーターはおろか、テーピングも全くしない事も多いのが事実。 それでも街の多くの病院、治療院は未だに固定・安静、テーピングで、痛み優先で対処的。 決して動ける事を視野に入れたプロトコルが見える治療に出会う事はまず無い。


昨晩のウチのバイトちゃん、来月10kmに出場するそうだ。 10kmであれば、さほど練習量を落とさず、しかも走りながら治す事が出来る。 1時間半にわたってビッチリ伴走、フォーム指導。 偉そうに言うほども無い、初心者アドバイス。 背中、肩甲骨の動きの意識と、体幹の前傾。 それをブレずに丁寧に。 走りと歩きもシームレスにするのもテーマ。

患側膝も90分痛まず、逆にスムーズに、しかも翌日走ったお陰で若干治っているのが指導の肝。 運動療法と言うのはそういうモノ。 不具合やフィーリングを、サポーターやタイツで誤魔化していちゃ、いつまでたっても単なる新し物好き。 道具は二の次。 まず自分の身体と真正面から向き合おうではないか。

2012年04月21日

柿生鶴川新百合ヶ丘リベンジランニング

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今月限定の夜桜お花見ランニング企画。 先週は生憎の雨模様で無念の中止を余儀なくされてしまった。

が!今週今夜も若干怪しい空気...  まぁでもやりますわ、多少の雨でも。

今夜の予定コースは鶴川岡上方面の予定。 8km弱でしょうか。

ベアフットランニングの講習会もしたいのですが、多少準備もあるのでまた別の機会にでも。

今年も富士登山会企画も夏にあるので、出来ればその前にでも。 こうご期待。

2012年04月20日

治療?が先か、患者が先か!?

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一日に診れる人数を何を基準に考えているか。 以前ある整形外科の先生が言っていた、自分が一日に診れる人という数字が小生より少なかった。 またまたぁ~ご謙遜されて! と思って聞いていたが、何故その先生がそのような数字を出したのかを、その先生の丁寧さ、お人柄をもってよく考えたら、自分が考えていた人数がとても恥ずかしく思えた。   “患者を診る” 人数では無く、自分中心でこなせる人数ばかりを考えていたという事実をだ。


スタッフとは毎晩可能な限り、患者一人一人のカルテと解剖学の本を片手にミーティングを行う。 たまに同業の人間で 「僕はいつも治療の事で頭がいっぱいですよ!」 と言う者に出会うが、得てしてそういう人間に限ってお勉強が大好きで、患者一人一人の顔で頭がいっぱいなのでは無く、理論・知識、技術の事、真の診察“診る”では無い、部位や現状で頭がいっぱいなのである。  診察・診療と言う事を検査とイコールだと限りなく勘違いをしてしまっているのだ。

治療を積み重ねれば積み重ねる程、一人として同じ症状、同じ治療など無いものだと気が付かされる。 骨盤ナントカ、ゆるナントカと言って、本書いて地方回って大勢相手に講習会開いて。 人数まとめて何かしている時点で、それは治療では無く単なるお教室。 相手がスポーツ系なら練習。 “治療”と言う事が根本から間違えているのだ。 タイトルの治療という文字の後ろに?(ハテナ)を付けたのはその為である。

激暇な日には恥ずかしいが昨日当たりの人数、今の小生の技量力量では通常診療(保険外)の患者で一日30名前後というのが適正人数。 つめて40、50とる事が可能だとしても、予約時にその状況を患者一人一人に説明して了解を得て受けつけ、診療治療も違う状況を加味して上でスタッフ全員で最大の努力、注意をはらってあたる。 スタッフ丸投げ、チョイ揉み安売り保険こなし治療など、完全完璧ウチとは別カテゴリーなのだ。

これからも可能な限り、患者一人一人を診て行きたいものだ。

2012年04月19日

体幹トレの腹横筋の意味

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最近の体幹トレーニングでは腹横筋が重要だと言われ、その意味やトレーニング法の情報が数多く出回っている。 ひと昔前であれば、そんな情報は一部の人間しか入手出来ぬ情報であったのだが。

身体を支える安定させる、競技パフォーマンスや腰痛予防に。 たしかにそれはそうだが第7~第12肋軟骨とも付着している為、胸郭部との連動性が非常に重要となってくる。 言いかえれば先に胸郭部の動作改善を行わなければ無駄に力ずくで動く事となり、よくプロ野球で見かける『脇腹に違和感を覚え選手交代』となる。

治療においても今現在痛くも無く、特に日常不自由無く過ごす事が出来得ている人間が鍛えれば再発防止ともなるだろうが、動作初期での違和感が在る人間が考えずに鍛えればその運動連鎖は損なわれ、肩関節肩甲部、もしくは下部頸椎にストレスを確実に発生させる事となってしまう。

その鑑別に一番必要なもの。 それは上肢の外旋時にヒントが隠されている。 本当に腹横筋に問題点が在るかどうかをまず正しく正確に判断し、その後にプログラムを処方しなければならない。 やみ雲に流行り廃れで指導してはいないだろうか?! お勉強だけのナンチャッテトレーナーさんは危ないと言う事を自らに言い聞かせよう。

2012年04月18日

運動療法スポーツリハビリと活動電位オーバーシュート

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学生時代の生Ⅰのお勉強。 大学に籍を置く前に2年間ほど専門学校に行った。 しかしそこではどうしても自分が知りたい事、学びたい事を手に入れる事が出来ず、今思えば未熟な子供ながら自分の進むべき道を信じて、数多い苦難と日々戦っていた。

ただ単に運動バカでスポーツ、筋トレでは無く、その仕組み・過程に非常に興味があった。 こんな話しをするといつも患者は失笑するが、筋・骨格系より、呼吸器・循環器の方に興味があり、後半はその勉強ばかりしていた。

細かい事を書いたら生化学の授業になってしまうし、先生の真似事をしても無意味であるので、ここは勇気を持って割愛するが(嘘)、患者に治療する時、トレーニングメニューを組む時に、ひとつ常に気をつけている事が在る。

それは神経伝達、活動電位におけるオーバーシュートだ。

良くも悪くも“慣れ”によって感覚が低下し閾値が上がる。刺激の持続によってパルスが減るのである。 この一連の反応を通常は正しく処理し、反射・反応するのであるが、必要以上に強く過敏に反応してしまうケースを正しく理解していなければ、刺激がかえって仇となるケースもあるのである。

それを上手に利用したトレーニングの例にスロートレーニングと言うものがある。 ただ単に流行りでプログラムを作ったり実践するのではなく、その選手・患者の状態を正しく理解し考察し、適正なプログラムを処方するべきなのである。

どうやら今年のキーは此処に在るようだ。

2012年04月17日

失敗とともに最後に残るものは...

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そもそも多くの人間は、失敗を認めぬもの。 

買った車を 『自分のは当たりだった』 、 自分のせいで売上・業績が悪くても 『リーマンショック以来、』 と言ってみたり、 知らない間に○○だった、聞いていないから××でも仕方が無いと、小学生の言い訳と大して変わらぬ事を言う。 

小生の仕事上であると、悪く治らずやって来るのだが、まぁ見事にアドバイスを聞く気は無く、多くの場合とんでもないトレーニング、現症状に合わない間違えた健康法をしていても、コレで強くなったから、このお陰でだいぶ良くなったから、コレで痩せたからとと、見つめ直し考え直す思考発想の転換などする気はサラサラ無い。 いつかどこかに自分に合うトレーニング、治療が必ずあると思い込んでいる。 20代、30才チョイの未熟ナ若者が転職を繰り返すのと同じ状態。

努力とは何か?

何でも親の金、パパママの送り迎えを当たり前のように、ちっぽけな事でも自分以外に頼って生活する事、生きる事に疑問を何も感じないのであれば一生そうして生きればよい。 自分で築き上げた物など何も無い人生で良いのであれば。

学生の頃、大変お世話になった先輩が、 『カネが無ければ頭を使え、頭が無ければ体力使え。』 と言っていた。 失敗を失敗と思わぬ多くの者は、頭も体力も使わず他人任せ。 勝手気ままにその時の気分で言う事もコロコロ変わる。 言った言わないの喧嘩にもよくなるケース。

最後にもう一つ、その先輩が言っていた言葉がある。

『頭も使わず体力も使わなきゃ、最後に残るは “馬鹿” だけだ。』

2012年04月15日

靴選びでフィッティング超次元

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靴屋でも無いのだが、よく靴の相談を受ける。 そりゃ待合室にも数足靴もディスプレイされているし、前職が某海外シューズ専門だったからだろう。 

昨日も二人の患者と靴の話し、ちょっとしたフィッティングもした。 

足に合う靴、丁度良い靴とは一体何だろう?!

サイズを測って靴選び。 イヤイヤイヤイヤ、そもそも全くサイズもチェックせずに靴を買う奴は殆どいないだろうし、キッチリmm単位で測らないからダメだと思っているのか!? 『私の足はちょっと普通と違うから...』なんて、10人中5人はそんな様な事を言うから。 単なる神経質。

足を通してあたらない靴、きつくないから丁度良いと買う側は言い、売る側もきついと文句言われるからゆとりのある側のサイズを売る。 そりゃ売り易いからだ。

そこん所をちょっと話す靴屋に出会い、しかもウンチク計測など付けられた日にゃ、もうそれは良い靴屋に出会った!と大絶賛。 治療していて必ず年に数人、実は昨日も私は4Eという患者に出会ったが、その人が困っている事、気になっている事、持っている靴・サイズに対するイメージを聞いて、たまたま待合室に在った靴をフィッティングさせたら丁度良いと言う。 もちろん、2E。

歩き方、走り方、下肢のアライメント、姿勢がどうとかこうとかという者もいるが、そんなのは凄くも何ともない。 当たり前以前で、靴に悩んでやって来る多くの人は既に自分で姿勢の工夫はしている。

よい道具を手に入れたから、使ったからと言って、全員が劇的に成績向上するのであれば世の中苦労はせん。 主観と客観を利用した動作連鎖だと先日も書いた事を覚えているか? 温度差を埋めるのだ。

分かる分からない、出来る出来ないは性格とセンス。 そのどちらかでも欠けていたら不可能。 本と講習会大好き人間さんでは到底到達は難しいだろうな...

2012年04月14日

テニスエルボー、ランナー膝は皆同じ。

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20年以上前は遠くからでも患者は足繁く通ってきたものだ。 しかし、これだけ近隣に数多く存在すれば、自ずとその数は減ってくる。

この3年、また何故か前後駅1、2駅、商圏2、3km圏外からの患者が徐々に増えてきた。 これは小生のところだけに限った話ではないようだ。 もともとクルマ社会色の強い郊外の立地では、少々当てはまらぬ話しなのだが。

小生の院のある麻生区、しかも柿生などという微妙なところではそもそも近隣も遠方も無く、細々人知れずである。

さて、屋号を変え挑み始めたこの3年、今まで大半を占めていた腰痛患者数を大きく割って入って来たのが、テニスエルボーとランナーズニー。 毎日大挙してやって来る。 新患も殆どがソレ。

だが、テニス肘、ランナー膝でやってる患者に、ある共通項が存在する。 それはテニス肘、ランナー膝の解剖学的理由と現症状がズレてしまっていると言う事。 障害と言っても侵害受容性的要因は既に無いのである。 絞扼性神経障害といえば間違いでは無く、一部そうであるのだが、実際今まで受けている治療は侵害受容性でも絞扼性神経でも同じ様な治療しか、過去どの院でも受けてはいない。

身体を一軸だとか多軸だとか、姿勢だフォームだS字カーブだとか、よくあるスポーツ、PT、民間療法士的な運動学・動作解析学を応用した施術を全面に出した治療では解決出来ぬから、患者は困ってやって来るのである。

先日、現在も某スポーツシューズメーカーに勤める昔の同僚が、海外で今現在スポーツシューズに求められている要素に、“レスポンス” というキーワードが重要視されていると言う。 日々研究され進歩している運動の理学に、海外ではいち早く様々な角度で追従しているのだ。 

他と同じ事をしていても治らないからと言って、他がしないテクニック、技術をすれば身に付ければ治る治せると言うのは間違いである。 学びと模倣を混同してしまっている。 新たな道を進む為には、新たな思考が必要。 治さなければならないのは、その考えなのだ。

2012年04月13日

緊張で同業患者。

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ソリャいつだっていくつになったって、何年やってたって緊張しますわ、同業・専門家の患者さんは。

最近も元オリンピック選手の大先生やPTの新患さん。 まぁ、他にも医師は勿論、人間工学の大学の先生や薬学、病理の先生に、現役バリバリ体育大の准教授。(最近は来てねーか。)

当然皆、疑問質問のハードルが高い。 トーゼン理解し合えるまでに時間がかかる。 そーでしょう、そーでしょう。 場末の肩揉み屋の言う事なんざ、俺だってすぐ信用なんか出来んわな。

だからこそ民間療法で一番大切なのはそこんトコ。 知識、理論、本読んだレベルの解剖学・運動学じゃ、ペラッペラ。 先日もちょっとした話しで、自転車好き兄ちゃんの趣味延長線上のトレーニングやケア・治療があまりにも表面数字の知識で理論でダメだコリャ!?と言ってたばかり。 

職業関係無く、皆は他人から信用を得る為に一番大切な事は何か、日々考えて生活をしているであろうか?!

もしそれを資格や技術、技だと思っていたら、それは同じものを持っている他の人でもよい事だ。 貴方でなければならない理由。 それをしっかり一本持っていた上で、表現方法の一つとして資格等があるのだ。

昨日訪れてきた新患のPTさんも、当然痛いは痛くてやって来たのだが、それ以上に本人も気が付いていないのだが、本質的潜在的に求めているものを引き出して提供して、そして次のステップに治療と言うものが在る。

過去数回ここにも書いた事、スタッフ達には常に言う事。 投げ方、打ち方、走り方。 水泳、陸上、自転車のフォームやセッティングを教えて調整して運動指導だと思ったりして。 で結局のところ、身体の歪みだ、筋肉の張りだと言って、押して揉んでプチっとさして、ボキッとやって。 コーチをしたいのか治療をしたいのかも分からない。 もちはもち屋。 指導・コーチは、指導者・コーチ専門に任せるべきだ。 逆の立場なら不快以外の何物でも無いし、そもそも中途半端。 

その中途半端さ、ピントのボケが最後の最後で、本当に困っている人を助ける事が出来ない。 まぁ、そもそも普段から基本、元気な人しか相手にしていぬ治療であれば永遠に気が付く事すらないのだろうが。

主観と客観のずれを考え、運動連鎖を補正・修正する。 此れこそが運動療法を専門とうたうカーネルである。 だがコレを日本国内で学ぶところが殆ど無い事を嘆く。

2012年04月12日

ランナー膝蓋、内外側、前後十字靱帯断裂損傷リハトレーニング

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一流選手、プロ選手はイイですわ、最新で診て作ってリハしてくれる所なんかいくらでも在って。

しかし一般人にとってはそうはいかない。 

市中の病院では、未だ本に載ってる程度のプログラム。 タオル丸めて押して引いて、自宅で毎日ストレッチしてで。 ご近所整体、接骨院レベルじゃ筋肉揉んで、筋力付けて、可動域広げて毎日来させて。 

治るならば何でも良いと患者は言うが、その治るとは何たるかを、患者は当然理解などしてはいない。 素人だから仕方が無い。

では治す側がシッカリ理解しているかというと、残念ながらそうであるとは限らない。

治療、特に靱帯損傷のケースでは漸増的に増やす量・質・タイミングが非常に重要となって来る。

その人、その時、これからに於いて、 “何をするかでは無く、何が必要か!?” を常に思考の最前に置かねばならない。 

骨や筋肉だけ診てれば治る時代はとうの昔。 日々前に進もうではないか。

2012年04月11日

Polar RCX5 Tour de France 限定発売!!

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ポラールのトライアスリート、ランナー、持久力系のアスリート向けモデル、RCX5に色鮮やかなイエローに身をまとった “Polar RCX5 Tour de France” が、国内数量限定250個で今月25日より販売致します。 レシーバー、トランスミッターと共に、バイクマウント、GPSセンサー、ケイデンスセンサー がセットになって、¥44、000-と超お得!!

いやぁ~、久々欲しくなるモデルです。

現在ではポラールジャパンが出来、輸入等を行っているが、以前はキャノンが輸入元。セールスプロモーションを小生も前職の会社で行っていた。 なにせ学生時代からの専門が心拍トレーニングであったので、興味のポイントとガッチリ一致で未だに思い入れのある商品。 ショップやスポーツクラブでもよく講習会もやりましたわ。

現在では様々なメーカーから心拍計、ハートレートモニターが販売されているが、やはりナンバーワンはPOLAR社。 使ってみるとその違いが絶対わかる。 だが、チャリンコ趣味兄ちゃん達が、ネットレベルの心拍トレ知識で通販購入してみたところで、所詮 『今、200ダ!万歳!!』 程度。 そのうち飽きて、使わなくなってお蔵入り...  こんな使い方ならどのメーカーでも関係ナシ。 最近の流行りランナーもマッタク同じ。

ナンとかとハサミは使いようで、道具はどう使うか、使い方が重要なのダ! 著名者の専門書読んだところで、貴方のパーソナルは其処に無い。 心拍計はそのパーソナルな部分が非常に重要となるアイテム。 

本気で賢く、頭良く使いたい方であれば、何処のショップより知恵をお貸ししよう。 ご相談あれ。

2012年04月10日

腸脛靭帯炎ランナーズ膝(Runner's knee)でも!!

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今どきネットでも何でもあるんで、ランナーズニーが何たるものかのウンチクは、痛めている人間ならば既によくご存知であろう。

現在この文章を読んでいる、検索していると言う時点で概ね今現在痛いからだと言うのが大半であろう。

O脚だアライメントだ、硬いシューズだ柔軟性だオーバーユースだと。 そんな一般的な注意点で初期初回はすぐ治ります。 初期初回はね。

しかしコレがまた、多くの人間がその後再発するんですわ。 

この腸脛靭帯症候群、いわゆるランナーズニーでやって来る患者全員、既に何処かで自分でストレッチや膝にボール挟んで的な事や、それでもダメで数回のステロイド注射とか。 効きゃウチなんかに来ないだろうが、効かんからやって来る。 ここんトコに関しては書くと長くなるので割愛するが、少々前にも書いたが、既に侵害受容性疼痛の域を出ていると考えねばならない。

誰にも何処にも無いような必殺技を小生だけが持ち合わせている訳は無い。 しかし発想を変え、柔軟性のある考え方さえすれば、今までがウソのように全員良くなっていく。 重要なのは “学習” である。

夏までには何とかランエリアも作りたいものだが、治療には畳半分あれば十分である。 まずは30kmが目標だ。

2012年04月08日

新百合ヶ丘柿生夜桜、ゆっくり患者とランニング!

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若干肌寒かった昨晩、20時半集合約10名で柿生・新百合ヶ丘方面へ、夜桜の綺麗そうなところを結んで約8キロ、80分弱でゆっくりのんびり走り歩きしてきました。

いぁ~ホント久々です。患者と一緒に走るのは。 日中だったら一年ぶり、ナイトランならほぼ3年ぶり。 だいぶ勘が鈍っておりまして、諸々行き届かない所がありまして、不完全燃焼であったりでスミマセン。

しかしやっぱり気持ちイイモンですナ。 話しながらしゃべりながら、ゆっくり楽しく走るのは。 しかも超久々お会いできた患者さんも数名居たりなんかで。 イーんですわ、イーんですわ。 痛くなけりゃ治療なんか来なくたって。 イベント、企画、遊びに来るだけでもイーんですわ。 そんな感じでイインですわ、ウチは。

普段はあまりキャッチーじゃ無くて申し訳ございませんが、けっこうユルユル大歓迎デス。 地味~に、コツコツこれからも身の丈でやってきます。 フェイスブック、ツイッター等でお知らせもしますので、どうぞよろしく。

2012年04月07日

両膝外側、下りで痛いランナーさん。

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昨年からウチへ訪れるランナー患者の半数以上、いや7割近くはこの訴え。 痛い割には数キロ数十キロ、中には三十キロ走れると言う。

でも痛い。 最後にはモウ何処が痛いんだか自分でも分からず、『ぜんた~~い!?』と言ってくる。

中にはどこかで腸脛靭帯炎と診断されてやって来る。 たしかに診断名をつけるとすればそれでよし。
下りで痛いし、使い過ぎだし、柔軟性無いし、パンパンだし。

それと同時に腰痛もあると言うランナーもいる。 ハムが固くて骨盤前傾が制限でまでは学生でも分かる。 さて、ではここから先、治療・原因をどうする、どう考えるかである。

筋肉硬いから揉んで鍼で、電気でストレッチで。 関節可動が悪いから手技でPNFで矯正で。 まさか筋力不足だから筋トレでなんて...

今のがぜ~んぶ間違いだと言う事に患者も治す側もどれだけ気が付くかどうか。 治らない理由も、治るきっかけもそこが重要。 だから難しく、時間もかかるんですわ。 そんなすぐ数回で理解、実践できるようなら、どのプロ選手も怪我障害で悩んだり、長期離脱したりはしない。 

今のところ最近やって来たランナー君達、プログラム通り計画通り順調に治癒、推移している。 もちろん仕事や家庭の事情で計画から若干逸れているいケースもあるが。

ウチでは最も簡単な、下りで膝が痛いと言うランナーの治療。 まずは上半身から。 自宅でも頑張って欲しい。

2012年04月06日

教員は何処でモノを買うか?!

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春になり、いよいよ桜も咲き始め、いよいよ諸々シーズンスタート!

スポーツ、大会も本番で、元気いっぱいは良いのだが、毎年比例して痛い悪いの新患が大挙してやってくる。 その殆どが急性では無く、既に亜急性。 近所で数件診てもらってからがスポーツ愛好家には多い。  まぁこんな話し、「うちには他で治らない患者が沢山来るんですよ!」なんて何処の先生でも言う話し。 治す側の話しなどドーデモイイのだが、患者側はその様々な先生の治療をどう考えているのかが重要になって来る。

ウチの待合室にシューズが数足ディスプレイされているのだが、最近多いランナーの患者は興味深々にそれらを見ている。 そしてその機能性についての質問を小生にしてくる。

ここで重要になって来るのは、その商品説明では無く、患者個々に在った定義とテクニカルをどう提案できるかである。 昨日も少し触れたが、物の説明聞いて使い方覚えて、それをすぐ人へ伝えて。 此れがダメだと小生は言い続けているのだ。

他人へ物事を教える専門の職種は教員である。 学習と言う事に特化した経験を積まれた方だ。 それを趣味や仕事の延長線上で見聞き、身に付けた物事を、たかだか30、40歳の若輩者が専門の教員でも無いのに、他人へ教える立場へ疑いも無く立ってしまう。 非常に稚拙な伝言ゲームだ。

モノを買うのもそう。 不安なら店頭で物だけ見に行き、自宅へ帰ってネットで一円でも安いものを買う。売る側は買う側の何倍もの情報をもっていると言う事には興味も感心も無い。 むしろ自分の方がネットで情報得ているとぐらい思っている。

シューズでもテンピュールでもサプリでも、正直小生のところで買うより探せばネットの方が安いところはある。 しかしウチの患者はそのサプリを私はどう飲んだらよいのか、今の布団に不満はあるのだが枕と布団をどのタイミングで変えれば良いのか、練習とレースのシューズを極端に変えたら足に悪いのかと?どれとどれが良いのかと聞いてくる。

先日も7、8年前にどこかでテンピュールのマットレスを買って今でも使っていると言う。 しかしだいぶヘタってきたのでそろそろ買い換えたいと相談があった。  そもそもテンピュールのそのマットレスは15年保証が付いている。という事は15年は常識的に問題は発生しない筈。 事実小生もちょうど15年ほど同じマットレスを使っているが、まるでヘタリのカケラも無い。 しかし、それには当然日常の最低限の注意点は存在する。 自動車だってガソリンスタンドでの機械洗車と、丁寧に手荒いじゃキズの使い方も違ってきて当たり前。 ものを長く丁寧に使うか、使えるかは本人次第。  ちなみにテンピュール等のウチでの高額商品を買ってくれる人ほど、教員関係の人が多いのも、コレ事実。

安い方のスポーツクラブへ入会する。 私営区営の体育館は安いから行く。 病院を安さで決める。 正しい本質を見抜く価値観、身につけている先生に診てもらわなければ、治るものも治らん。 待合室に入っただけでも良い先生は見抜けるものだ。 と、昔の諸先輩に教わった事を今更書いてみる... 

2012年04月05日

運動療法専門施設とFloating Exercise

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さて、改めてだが運動療法とは何ぞや?!

筋力強化、イコール運動療法では無い。 子供でも分かる。 トレーニングと療法を区分け出来ずに考えている時点で論外。 筋力無いから、筋肉付ければと良く聞くが、筋力付ければ痛みが治ると思っているのだろうか。 きっと痩せている人は皆障害者だな、それじゃ。

病院リハで、お世辞笑顔、みんな一緒にモミモミ&ニコニコ訓練。 整骨整体マッサージ院内、隅っこ筋トレスクワット。 スポーツクラブのイケメンお兄さんに、筋トレ個別メニュー作成でご満悦。  まぁ、実際はこんな程度。 最近、お年寄りリハビリに延長線上にスポーツコンディショニングを考えている者が多いが、所詮部活の子供達&草野球程度。

例えば関節痛くて病院その他に行ったって、結局は年寄りが痛いのも子供が痛いのも、スポーツ系で痛いのも、皆一緒にイスに座って温めて電気かけて、前後で揉んで動かして。 変わらない訳だ、内容は。

そもそも運動療法そのものがカテゴライズされていない。 ちょっと前も書いたが、資格で分けるか、押す揉む等の技で分けるか、はたまた専門症状で分けるか。 考えれば分かる話しだが一番ダメなのは資格だ。 ならばとっくに病院で治ってる。 技なんか何処だって一緒。 筋肉ぐらい関節ぐらい何処だって揉んで動かす。 当然重要なのは最後に残る症状。 これに一番大切なのは診断、診察力。 検査では無い。

もしこれを読んでる専門家の方がいればひとつ問いたいが、floating exerciseという言葉を聞いた事があるであろうか。 一般的に水治療法で使う言葉だが、残念ながら昔から専門で研究している先生は日本には殆どいない。(実際は数人居るが)  水治以外でもfloating exerciseの理論に基づいた処方はある特定の症状に対してされる。 皆もご存知なスイスボール(エクササイズボール)やThera-bandもそのカテゴリに入る。

先も述べたが重要なのは道具では無く、その症状に対する診立て。 誰にも彼にもズラッと並べて同じ処方など有り得んのだ。 在るとすれば、お教室治療会だ。

実は前職時代、そのラバーバンドの製造も小生の会社でやっていた事があり、当時その専門書に付録していた事もある。 20代前半の小生に任されてその手のトレーニングの海外資料を読み漁らされた。お陰で女性相手のラバーバンドのお教室までもたされた。 お姉さまばかり相手で非常に大変だった記憶がある。

余談はさておき、先日テレビでもテニスの錦織選手が海外トレーナーとthera-bandを使ったトレーニングをしている姿が一部映し出されていた。 それは筋トレでは無く、立派なfloating trainningであった。

振り返ったら小生も他人の事は言えんのだが、メーカー販促講習会数回で医療器即導入は如何なものか。 だが実際はそんなもん。 道具は使う人によって大きく変わる。 ちなみに先週、自分でthera-tubeの実地で思いっきり切ってしまった。 あ゛~ぁ、  無茶と無駄は正比例...

2012年04月04日

ベアフットランニングと同僚

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昨今のランニングブームで、各地で数多くのマラソン大会が開催されるようになった。 それに伴い、参加者の数もさることながら、一人あたりの大会参加数/年が飛躍的に増えている。 当然その大会参加間隔も驚くほど狭い。 不幸にもそれにつられて怪我や障害の数もウナギ登り。

メーカーや指導者、大会主催関係者はそのブームを煽る。 一般人はいとも簡単にその声につられてしまう。 小生も前職ではそう違わない事をしていたので偉そうなことは言えないが、情報提供手段が格段に増えた現在では、その情報の偏りがより大きくなってしまったようだ。

そのランニングブームの中に在って、更に話題になっているのが“ベアフットランニング”というもの。小生もこの数年そのブームの動向を注目している。

詳しい事は検索でもしてもらいたいのだが、素足がナチュラルで自然でロハスっぽい程度で始める事に、特に不満は無いのだが、それを推奨・提唱する側の情報が、逆側面の理学があまりにも無さ過ぎる事に不安を覚える。 そもそも歩く、走るの学問がこの2年弱で飛躍的に変わった事を、現場で指導、治療する人間ですら知らないのだから。

昨晩、某シューズメーカーに勤めるかつての同僚と話す機会があった。 流行り廃れも、人ので入りも早いスポーツ業界で長年勤めているだけあって、小生の何倍も様々な情報、知識に長けていた。 公のここでは書けないが、ちとメーカーの販促に協力できるような小生が協力できるような話しも頂いた。 忘れていないで頂けてるだけで幸せなのだが。

何だか個人日記の様な内容になってしまったが、応力反力と横アーチと股関節運動についてベアフットランニングを使った講習を、今年は患者向けに何度か実施したいと思う。 治療と訓練とトレーニングの差を、全て形に出来るウチの最大限の特徴を生かして。

2012年04月03日

ベアフットランニングでラン学習

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今週末土曜から全4回でランニング講習やります。 サブスリーなど、遠い記憶の彼方な小生だが、正しく楽しく走る事には、少々長けておりますわ。 まぁ、なにせ小一からオヤジに蹴飛ばされて毎朝走っていたぐらいですから。 

そんな話しはよいとして、間違いダラケの素人ランニングにモノ申します。 この数年、ダントツでやって来るスポーツ障害で数が多いのがランニング。 そりゃそうでしょう、このブームじゃ。 しかも半数以上がシューズからして不適切。 にもかかわらず、その多くの人達がシューズメーカーで測定&アドバイスに行っていたりで。 実は過去に小生もそ~っと行った事がある。 

別にサグリ、偵察では無く、最新のアドバイスを聞きに行ったのだが。 結果、う~ん... であった。 

間違えでは無いのだが、大きく足りない物がある。 それが何かは顧客それぞれに違いがある。 それを正しく見極めてこそ、正しいアドバイスであり指導であり、障害があるのであれば治療となる。

姿勢やフォーム、スケジュールは出来て当然。 小生のところでも簡易ではあるが行う動作解析等のパソコン使用などは正直あ~ナルホド程度以外の何ものでも無い。 当然惹かれて行くなどは低過ぎるレベルである。

そこにきてのベアフットランニング、コレは面白い。 理論・理屈と実態感が上手くバランスとれている。
土踏まずの縦アーチで衝撃を吸収すると思っている間違えた足部骨格運動を、ミッドフット、横アーチの重要性を理解する事が出来るものである。


春本番。 いよいよ始まるスポーツシーズンに向けて、身体も頭もいきなり走らずランニングせず、ウォーキングから正しく徐々に勉強しようではないか!

2012年04月01日

幸せ報告、膝肘肩手足首全員完治。

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今年もあっという間にイイ事、新しい事いっぱいの4月。 特に今週は良い事、幸せな事の報告で盛り沢山。

その中でも一番嬉しかったのは、長年付き合いのある準スタッフ的に面倒を見てきた男の子が、近々入籍だと言う報告。 此れにはウチの従業員全員が大喜び! 身内以外の式はしないそうなので、盛大にパーティーはしてあげましょう!!

あとは治療の話し。 最近新患も多かったのだが、その彼らは勿論、 多少長くかかった患者もいるが、現在抱えてる膝・肘・肩・手関節痛の患者がひと通り全員完治。 仕事もスポーツもなんら問題無くまでOK。 その中でも嬉しかったのが真面目に、しかも自分で多少工夫して教えたリハビリを自宅でしてくれた年配の女性。 電車で40、50分ほど離れたところから来てくれている患者だが、1~2週に一回で組み立てられた。 そもそも毎日のように通わせる症状など、年に2、3人居るか居ないかだ。 改めて言うのもイヤミだが、きちんと提案通り通って診せてもらえれば必ず治る。 そもそも治らないものはハナっから受け止めぬ。 

痛いと言って来るクセに、仕事も試合も大会も休みたく、DNFしたくないと言ってやって来る患者。 当然と言えば当然。 ならば休ませマセン。 あとは本人の気持ち次第。 たとえ折れてたって切れていたって。まだまだ夏には間に合う期間。 あとは心身ともに全力なだけ。 綺麗に咲き誇るか、単に散る為だけか。 桜を見ながらよく考えようではないか!

2012年03月31日

36歳マラソン男子。

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この一カ月間、何故か集中的にやって来る患者が36歳男子。 6、7人連続で。 しかも皆マラソン男子。 これがまた皆、とても気さくで性格の良い男子ばかり。

そもそもウチはどうやら知人の同業より、患者の男子比率が遥かに高いらしい。 若干、嬉しいのか何だか微妙であるが。(笑)

靭帯二本切れているのやら、半月板やら痺れやら。 それでも今週末マラソン、トレラン参加やら。

まぁ、それでも運動中止、参加中止させないのが小生の方針。 本人が出たいないものを無理矢理出ろとまでは言わないが、本人が出たいのであれば出る方向で治療もアドバイスも準備も提案する。

そんな彼らに最近よく言うのが、サポート系ぴったりコンプレッションウェアは暫く中止。 患者により症状により中止理由は様々なのではあるが。

しかしその理由をしっかり彼らに話すと、もの凄く理解する、出来るのがその世代。 年齢が上でも若過ぎても、まして多くのランニング女子は口をポカンとしがち。 5、6回で恐ろしく動きが変わると、目からウロコだと皆話す。

3月この時期の来院であれば、夏前にはまだまだ充分間に合う期間。 笑顔で全力で走れる動ける可能性を一緒に掴もうではないか!

2012年03月30日

夜桜お花見ランニング!(麻生区柿生・新百合ヶ丘、鶴川周辺)

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過去最も再実施の呼び声が多かったイベント、 “サタデーナイトランニング”。

満を持して来月4月一ヶ月間限定で土曜の夜に走っちゃいます。

その名も、  “夜桜お花見ランニング” です。

今回も幾つかのコースを用意してあります。 距離はその時のメンバーによって変わりますが、おおよそ毎回80分をめどに走ります。(80分の理由をお知りになりたい方は、過去ブログを検索して下さい)

詳しくはmixiコミュ、スタッフまでお尋ねください。

2012年03月29日

筋肉けいれん、つっぱり、アルコール依存。

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昨日のニュースで、『バクロフェン、アルコール依存症に効果』というモノがあった。

このバクロフェンという薬、非常に昔からある薬(約50年ほど前)で、てんかんやけいれん、少々専門的に言えば痙縮(けいしゅく)、痙性麻痺、抑制性伝達物質のγ―アミノ酪酸(GABA)の誘導体で、代表的な中枢性筋弛緩薬である。  年に何例も患者との診察の中で出てくる薬である。

しかし、少々厄介なのが小生も専門外的な分野なので毎回頭を悩ますのが、この薬の適応疾患。 痙性麻痺によく処方され、脊髄炎・脊髄症、スモン、脳卒中後遺症、椎間板ヘルニア、腰痛症等は適応外という理論なのだが、これが文献だけならまだしも、医師の処方、適応にも微妙に異なりがあるのだ。 特に脳卒中後遺症に関してはまちまちであり、うちでも過去数名いた。  脳血管関門の通過に関しても困難なのか容易なのか、良く分からない。 

しかし、脳・脊髄が原因(脊髄損傷、脊髄小脳変性症、脳性麻痺、頭部外傷、脳卒中等)で生じる筋の異常な緊張、筋肉が硬くなったり、こわばる痙縮に一定の効果があるのは事実である。 

一部専門資料を引用するが、痙縮のため普通に筋肉を伸ばすことができず、運動が障害されたり、長い期間続くと縮んで固まってしまうことがあり、わずかな筋肉の刺激に反応して、筋肉が収縮してしまうようになってしまう。 つっぱり感や痛みを感じるようにもなってしまう。 また程度が進むと持続性のこむら返りや貧乏揺すりのような動き(クローヌスといいます)が出てくることもある。 足の痙性が増してくると、尖足(せんそく)という、常につま先立ちしているような状態で足首の関節が固まってしまうようにもなってしまう。 痙性が続くと終いには関節が固まってきてしまい、「拘縮」となってしまう。

先日、侵害受容性・神経障害性の話しを書いたが、ここもまた痙縮というものの理解に思考・発想転換の必要性が大きく求められているのである。 先日もある理学療法士と整形外科医との話しで、この痙縮の部分で難しいものを大きく感じた。 この部分の思考に関しては、今ある理論勉強の上での思考と、今無い事が当り前で業務を行う商社的思考の経験には大きく感謝している。

欧米では髄腔内での多シナプス反射抑制に非常に注目している。 昨日に続き何故かカカイロプラクティック称賛的な話しに多少なるが、脊髄を最大に重要視するテクニックなカイロが大きな効果を出す事例が報告されているのも、まんざらタマタマでは無いのであろう。 初志貫徹である。

2012年03月28日

何処まで行ってもそれは訓練...

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訓練と治療と、トレーニング。 この3つの本質的な違いを正しく理解し、実践しているところは非常に少ない。

多少痛いぐらいの元気な人には、何をしようと度さえ超さなければ良くはなるもの。 まして痛みも無く、ただ単純に今より動けるようになりたいと言ってくる患者であれば、本人のヤル気さえ落とさなければ単なる訓練でも良くなる。 

逆に発痛が強い場合、除痛鎮痛を優先せねばならないのだが、薬剤や機械を使わずとも痛みの閾値を変化させる事は意外にも多い。  この痛みが強い場合、痛みが少ない場合、痛みが殆ど無い場合以外のケースが一番重要となって来る。 多くの治療家、同業者がこの質問に対して完全に思考が止まってしまう。 特に病院での経験を謳っている者ほど難しい質問であろう。

小生も若い頃を振り返り思うのだが、例えばスポーツクラブやスポーツ選手への経験を一般人向けへ行かせるかというと、現実的にはほぼゼロ。 動く気、ヤル気がある人間がスポーツクラブに入って来る。 そもそも不健康な人は入会出来ないし。 元気でヤル気がある人間に対して何を教えたとしても、基本前向きであり、良い答えだって本人が出そうと努力する。

コレが一般開業となるとそうはいかない。 動いた方が、治療した方が、生活改善した方が良い事は誰もが分かっている。 しかし治らない人間はそれが分かっていても、出来ぬから良くならないのである。

黙っていても、笑顔で患者がやって来るような職場で何年働こうとも、真の治療経験とは程遠いのである。


道具や機械、設備で治そうとしている時点で愚の骨頂。 暫く前も、開業10年ほどの小生と同世代40代中盤の人間からちょっとした相談を受けた。 来た患者では無く、来ない患者についての。

昔、諸先輩方に 「患者は治っても嫌われても来ないから追うな!」 と教わった。 しかし、そう言う先人達ほど、来なくなった、治らなかった患者を心底想う。 今来ている患者の声や人数に満足している時点で、真の治療家では無いとその彼に告げた。

これは小生の個人的主観であり考えなのだが、学生の頃、病院のリハ室での訓練や、少々有名なトレーナー達の指導を受けても、何か自分との温度差を覚え、それをより具体的に埋められるモノを、当時は若かったせいか技術に求めた。 技術で人を治せないと常々スタッフにも周りの人間にも言い続けて入るのだが、それがカイロプラクティックの中に在ったのだ。 

正直現在はカイロで全てが治るとも思ってはおらず、治療へもごく一部であるが、このアメリカから来た徒手療法の根源を理解する上で象徴的な言葉が、 “カイロプラクティックは哲学である” というモノだ。 

技術のカテゴリに拘る事など必要無い。 だからと言って本質に辿り着かぬ未熟な人間が、講義講習を受け漁り、挙句の果てに自らが講師に躍り出るなど言語道断なのである。 自分で自分の事を、自分は真面目で熱心で、人当たりも良いと思っている人間だからこそ、そうなるのだろうが。 


患者には大いにしかめっ面で来てもらいたい。 笑顔でニコニコ受け止めましょうとまでは言わぬが、ガッツリその不安を受け止める事には全力を尽くそう。 持てる全ての全力パワーで。

2012年03月27日

失敗したってイイじゃ無い!って話し。

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最近地味な趣味で遊んでます。

カメラ。

しかも今どきデジカメでは無くて、フィルム。 35mm。

更にそのカメラ、実は小生が小学生の頃にスーパーカーを追いかけて環八をチャリ廻ってた時に握りしめていたもの。 調べてみたらかれこれ56年も前のモノだ。 

1956年昭和31年発売の、そのカメラの販売価格が22、500円。 当時の大卒銀行初任給が5、600円。公団住宅の家賃(2DK)が4、600円。 ラーメンが40円で、あんぱんが12円。 国家公務員のボーナスが20、880円と言う事を考えると、廉価版モデルだったこのカメラでさえも、現在に置き換えれば大型プラズマテレビに匹敵するほどの高級品だったようだ。

豆知識はさておき、これだけデジカメが普及した現在で、あえて35mmを使うメリットなど有るのだろうか? 正直小生も無いと思う。 今どきの安いコンデジ、いや携帯電話のカメラでさえも数倍クッキリハッキリ写るであろう。 では何が良いのだろう?!

クッキリハッキリが必ずしも良いとは小生は考え無い。 音楽でも柔らかさがあるように、映像にも同じような部分が必ずあるのだ。 しかも現像するまで全く分からない。 その場でチェックなど皆無。

失敗したって写っていなくたってそれで良いじゃないか。 昔はみんなそうであったのだから。 何でもかんでも今すぐ分かるようになってしまったから、現代生活で我々は我慢も心のゆとりも無くしてしまったのである。

ある意味スポーツだってそうだ。 勝ったって負けたってイイじゃないか。 タイムが悪くたって失敗したって何の問題があるのだ。むしろ失敗したから、次は今より頑張れるのではないか! 失敗は次へのステップなのだ。 

極端な話だが治療だってそうだ。 何年も悪いモノが数回で治ると、治してもらえると本気で思っているのか?! むしろそんな治療、危なくてしょうがないとは考え無いのだろうか。 だからと言って、安価でダラダラ何年も駅前電気揉み治療も如何なものだが。


綺麗に撮れるでも芸術的でも他人に見せるでも無い小生の写真だが、それが趣味だと小生は思う。 まぁ、自慢は最小限に。

2012年03月25日

アスリートサポートプログラム再募集!!

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前回募集から丸四年。 再度、真剣にスポーツに取り組んでいる若い選手のサポートを開始致します。


18歳以上で競技種目は問いません。今後、各種競技会等での宣伝広告に効果協力をできる方。 その上で本人の目標とヤル気に応じてサポートランクを決定いたします。

治療・ケア、トレーニングのサポートから、ウェアーやシューズ、ハートレートモニター、ドリンク・サプリメント等のサポートを中心に行います。(サポート率は契約内容により異なります。)

募集人数は若干名。 随時募集いたします。  


応募方法:応募希望の方は13時~14時(当院昼休み)の間に電話にてご連絡下さい。まず「アスリートサポートプログラム希望」の旨を伝え、住所・氏名・年齢・職業(具体的に)・電話番号・即時連絡のつくメールアドレス・競技種目・簡単な自己PRをお伝え下さい。 

選考の上、後日此方からご連絡差し上げます。


ライバルは常に先へ進んでいます。 本気で真剣に競技を考えている方、此方も本気でサポート致します。 我々も新たな一歩のお手伝いを出来る限り致しましょう!

2012年03月24日

かけっこジョギングランニング簡易動作解析

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偉そうに書くほど最新ハイテクでも何でもないのだが、最近のネタでちょこっと。

毎年春先この数年、かけっこ必勝対策をお願いされている患者さんの息子さん。 この春最終学年6年生で優秀の美を飾らせてあげたい。 取りあえず昨年までで1位になるまではいったが、今年は学年一を目指して更に一工夫。

ランニング成分を加速期とトップスピード期に分けて考察するのだが、一般的に加速はどう頑張っても20mが限界。 下肢運動は加速ではピストン運動、トップスピード以降ではスイング動作。 100m走であれば、下肢運動8割はスイング動作と言う事になる。 テニスや野球、サッカー等、多くのスポーツの走成分は20mでピストンで、筋肉も下肢後面、押し出し運動。 それに対してスイングは体幹前面、振り出し動作、ある意味100m走の大部分はマラソン的と言っても過言では無い。 いや、過言だな、そりゃ。

前置きが多くなったが、その息子さんにまず何も指示せず、その場で足踏み運動をしてもらった。 そして或る運動3種目を3セットやってもらった後、また同じように何も指示無しで足踏み運動をしてもらった。 画像を見てお気付きになっただろうか? 2写真を重ねた1番目の画像、足の上がり方に大きな違いが生じている。 2番目の画像は左右比較の最挙上点。 支持脚、上体等、まだまだ問題はあるが、動きが変わった事は明確である。  このデータは、静止画では無く動画である為、実際はさらに分かり易い物となっている。

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全日本の競泳チームでは、数年前から試合の直前でスタビライゼーショントレーニング等をウォーミングアップに積極的に取り入れていると言う話しを聞いた。 今回小生の3種目はスタビでは無いが、前後では明らかに動作が改善され、本番でより動けるようにする事が出来るのである。 専属のスポーツドクターも、当初は取り入れるその効果が分からなかったらしいのだが、後づけではあるがその理論の立証出来たそうだ。


正直、こんな偉そうに書くほど最新でも大した事でも無いのだが、以前書いたバイオフィードバックと併用して、必要であれば全ての患者にこれらを用いた指導と治療プログラムを作成実践している。 興味があり、縁があれば、此処から先の話しは実際会って詳しく出来ればと思う。

2012年03月23日

スポーツ専門治療院の在り方。

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昨日も新規の患者さんに 「先生のご専門は何ですか?」 と質問された。 

この数年、そう聞かれた時は 「専門は運動療法です」 と答えている。 分かり易い様な分かり難いような。 要は “今より動ける、歩けるようにするのが専門” 。 痛みが取れさえすれば良いは、ウチの専門外であるし、ペインクリニック等、他科を訪れた方が良いであろう。

ここで大きな間違えが、 “痛みさえ無くなれば、すぐにでも以前のように動ける、走れる” と考えてしまう事だ。 一般人であれスポーツ選手であれ、たとえ痛みが取れたとしても、また必ず同部位、もしくは他の部位かもしれないが怪我や障害を高確率で発生させてしまうのだ。

初期原因が外傷・傷害であるのなら、転倒・落下、打撲しなければ当然再発は無い。 しかし発症原因が前述のようなケースで無い場合、その原因は自分自身の中に存在している。 当然、原因や重篤度合いにもよるが、その筋骨格系疾患による運動器慢性疼痛を可能な限り解決するのが我々の治療である。

訪れてくる大抵のスポーツ愛好家の患者が、発症から既に数カ月経過している事が多い。 全力を尽くすが改善にも短くて3か月、通常は10ヶ月前後はかかるであろう。 スポーツ選手におけるACL手術後の再断裂の確率が高い事を知っているドクターであれば、治癒・復帰・予防のプロトコルを混同したりは決してしない。 屋号も変え、運動療法に専念したこの数年、訪れてくる患者の復帰後コンディションは、患部、他部位も含め極めて良好である。
 

ココは治ったけど、今度はコッチ。 まだまだ治っていないのである。

2012年03月22日

救えないと思う時

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医療に携わる者、すべての人を救うのが使命であるが、また全ての人を救えないのも現実である。

ただし、すべての人を救う努力を常に心掛けなければならない。 個人の私利私欲と切り離して。

治療、医療にかかわらず、すべての人間関係に言える事なのだが、双方どちらか一方でも私利私欲で互いを思いやる心が欠けていれば、それは単なる利害関係に過ぎない。 すきあらば自分が得をしようという心。 何処ぞの国民の多くが道に唾を吐く心理と同じだ。


此方がどんなに手を差し伸べても救えないと思う時がある。 他人の話しを聞く事が出来ない、 それと失敗から学ぶ事が出来ない人間である。

信念と傲慢をはき違えている。 周りの多くの人間が悲しもうと、眼中にない生き方を平気で出来る人間なのだ。

他の動物には殆ど無い、自分の身を呈してという行動心理を持ち合わせているのが人間。 人間が人間である為にはその心を忘れては、もはや人間では無いとも言えよう。

自分は頑張っているつもりだが、実はその行動が周りの多くの人々を悲しませている。 自分の周りの人間が幸せであって、始めて自分の幸せがある。 自分だけが幸せで周りが不幸な状況を、誰が褒めたたえるであろう。 自分が幸せでなければ周りも幸せになれないなどとは、心の病んだ人間に対する慰めの言葉に過ぎぬのだ。

こんな時代だからこそ、一人一人が自分の足でしっかり前に進まなければならない。 決して他人を踏みにじって進む事などをせずに。 自分だけの世の中では無いのだから。

2012年03月21日

運動中止とは絶対言わない。

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治しに行き、先生に当たり前のように言われる言葉。

『暫く運動は中止して下さい』 と。

止めれるぐらいなら、痛くなってねぇーよ!! ってのが患者の本音。 そもそも止めるぐらいなら来ていない。

骨折でもしていたら、流石に小生も休ませるが、折れても切れてもいないのに休ませるのが仕事であるのか!?  何でもかんでも冷やしてテーピングで安静で、何がスポーツ治療と言えるであろうか?!

痛くないフォームを教える者もいるが、それは治療では無い。   指導。

仲間の同業ですら、じゃ何をするのか想像が付かないと言う。

簡単に想像が付く事でお金を貰ったりはしない。 それこそが生業でありプロなのだ。

過去、痛くてやって来る患者に運動中止と言った記憶が小生には無い。 


それが運動療法なのだから。

2012年03月17日

今夜は柿生で患者総出大宴会

今夜は地元柿生某店舗で、患者総勢25名で呑みデス!

ほぼ貸し切り状態です!!

何かにかこつけて、年に一回は必ず大集合で飲み会です。

店のマスターももちろん長年の患者さん。 しかも自宅も元々ご近所さんで。

そのマスターに毎回言われます。 『コレ、みんな患者さんなの? 元気過ぎるよ!!』 と。(笑)

小生自らの隠し芸も毎回披露で。 若干そのせいで患者が減っているような... (爆

もちろん本日当日受付もOKで大歓迎!! 申し込みまだの方、お待ちしていまーす!!!

2012年03月16日

美肌とヨガとサイトカイン

先日スタッフ引き連れ、都内某大学医学部へ勉強へ行った。その教育講演の中で『創傷治療』があった。

スポーツには怪我は付き物。 その怪我がどう修復、治癒していくのかを、最新の研究データと共に貴重な話しを聞く事が出来た。 

創傷治療を考える上で、まず一番重要なのは皮膚。 その皮膚の生理機能の中で最も重要なのが生体内の水分の喪失を防ぎ、外部からのバクテリア、抗原の侵入を阻止するバリアー機能がある。  多くの女性が悩む肌荒れ、とくに吹き出物は主に皮膚機能の低下と化膿菌によって発症する疾患である。

皮膚組織の修復・再生にはサイトカインとの関係が重要である事が、最近の分子生物学的な研究で明らかになってきた。

たとえば一生懸命化粧品やコラーゲンなどと言って塗ったくっても、そのバリアー機能によってそう簡単には浸透はしない(分子量500Da以下)し、毛穴からと言っても全体の0.1%に過ぎぬし、コラーゲン摂取も結果、分解されるのは常識である。

免疫学の研究の場でも、サイトカイン(生理活性物質)」の存在が重要である事が分かってきた。 これは主として白血球のマクロファージから生み出される。このサイトカインが注目されたのは、免疫物質を活性化させたりする働きがあり、ガンの新たな治療法と言われる免疫療法でも重要な役割を果たす事が期待されている。

免疫その物を高める事のひとつに、副交感神経が優位になると免疫は高まると言う報告もある。 ただし高め続ければよいというものでは当然無い。 コレが良い、アレが良いでは無く、今現在身体に必要なもの、レベル、タイミングで適切に施してこそ、良い効果が出るのである。 大切なのが診断なのだ。

良く勘違いされているのが、女性に大人気の“ヨガ”。 リラックスだから副交感神経的だと理解している人も多いのだが、意識を集中して行う行為なので、他のスポーツ全般と同じで基本交感神経優位。俗に言うストレッチング(静的)は更にその典型例。

ハリやマッサージもそう。 副交感神経に効果がありますよと言われたから飛びつくと、半年・一年かけた割には残念な投資にもなりかねない。  何故か話しが、創傷から美肌に変わってしまったが、ここまで書いたので最後まで書ききるが、前述で説明したとおり“吹き出物”とは主に皮膚機能の低下と化膿菌によって発症する疾患だが、その原因は多岐にわたる。

一般的には過度のストレスや睡眠不足、食生活の変化といわれるが、他にも飲酒、生理/妊娠、ダイエット、臓器疾患、季節の変わり目、更年期。 さらに大人のニキビと思春期のニキビの違いもついでに述べれば、思春期は額から鼻筋にかけた部分のTゾーンや頬などに、20代以降のニキビは額、こめかみ、口周り、あご周辺部、背中、胸などに出来やすい物。 部位と年齢で考え直すのが常識。

大人の発症原因はストレス、食生活の乱れ、運動不足、便秘、睡眠不足、喫煙、メイク汚れ、冷え症、紫外線となるそうだ。

まぁ何にせよ重要なのは “食事・運動・生活習慣” なのである。 部分的なアドバイスや対処で商売するところが多いが、正しい知識で全体的な質の向上を図る対処を是非心掛けてもらいたい。

2012年03月15日

安い所か、治す所か!?

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保険がきくか、きかぬか。  正直どちらでも関係無い。 少なくとも、治す事を考える以前に頭に浮かべるべき事では無い。 

安けりゃイイ。 そりゃ誰だって何だってそうだ。

そもそも安いっていくらだ?!

保険がきいて¥500、¥1000。  たとえば自動車が壊れてディーラー持っていって、修理代¥500、¥1000でとはまずいかんだろう。 車と身体、どっちが重きを置くべき存在なのか? 考え無くとも分かる筈。 それを自動車修理に1万2万払えて、身体に安いカネしかかけれぬとは愚の骨頂。

壊れているのは身体では無く、その価値観、考え方だ。


“健康と安全は何よりも優先する”

そんな当り前な事が、千年不遇の惨事に遭った現在でも、理解出来ぬ人間が多過ぎる事に怒りすら覚える。

メンテナンスフリーだと思っているその身体、壊れてから持ってくれば治してもらえると、物の様に思っているその考え。 治す所を探して欲しいと願いと同時に、治す所でなければならないと改めて心に誓う。

2012年03月14日

筋骨格系疾患の考え方

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運動器慢性疼痛と言うと難しくなるが、運動器の痛みの原因を分けて考える。

侵害受容性疼痛であるか、神経障害性疼痛であるのか。

運動器慢性疼痛の代表的なものであれば、変形性関節症(osteoarthritis:OA)であろう。 しかしこの辺の治療ガイドラインに欧米と日本ではかなり差があるそうだ。

ここで侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛の定義を、資料からの抜粋ではあるが一部書いてみると、前者は「侵害受容器が活性化することによって引き起こされる疼痛」であり、後者の神経障害性疼痛は「体性感覚系に対する損傷や疾患の直接的結果として生じている疼痛」と国際疼痛学会で定義されているらしい。

もう少し例をあげるとすると、外傷や炎症、関節症、骨折などが侵害受容性で、絞扼性神経障害や神経損傷が神経障害性という事になる。 混在性疼痛もあるが、症状が変われば当然治療・投薬も全然違ってくる。 投与できぬ我々の仕事であっても、身体に訴えかける効果もまるで違ってくるのである。

該当診療科目の医師と連携して資料を推し進めなければ、長患いの疼痛は解決には辿り着かぬのだ。 時間は多少かかるが、焦らぬ決めつけず、多角的な広い視野で治療に取り組めば、必ず自ずと良くなる。 自分で自分の事を難しく考えぬ事だ。

2012年03月13日

野球肘の変化球禁止は大間違い。

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昔からよく聞く、“少年野球は変化球禁止”という話し。  何故禁止なのかは、野球をしない者であっても容易に想像が付くであろう。

骨が成長期にある少年期に、変化球を投げると肘に負担がかかると言う話し。 たしかに間違いとは言わないが、それはあくまでも現場での経験値的な物が根拠。 昨今、多くの先生達が様々なスポーツの研究をされており、その中の一つで野球の投球でストレート、カーブ、チェンジアップの3つの球種でどれが最も肩・肘への負担が大きいか小さいかを実験、研究したデータがあった。 驚くべき事にその3種の中で最もストレスが大きいのはストレートであった。 逆に最もストレスが少なかったのは当然ながらチェンジアップ。 

今後一切ストレートを投げるな!とはいかないが、今後科学的に対処法を熟考し無ければならない。

そもそも書くと長くなるが、従来子供の野球肘は内側野球肘で炎症、大人の野球肘は肘内側側副靱帯損傷、離断性軟骨骨炎、肘頭疲労骨折と分類されてきたが、此れすらも昨今は様々な検査でどうも違うぞ!?となっている。

野球肘を一次的、二次的と予防法をしっかり分け、 正しい早期発見早期治療の二次、球種だけでは無く投球数制限等、各種コンディショニングによる発症予防取り組みの一次とを、今一度考え直さなければならない時期となっているのである。 微力ながら小生もその取り組みに力を貸せたらと思う。

2012年03月11日

臨床と研究と臨床研究と。

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小生も学者さんでは無いので、全くもってその真意が分からない言葉。

“臨床”

辞書を引けばその言葉の意味ぐらい分かるが、そこから先がどうも到達出来ない。

とくに“臨床研究”となってしまうと、何が何処から何処までなのかも分からなくなってしまう。

そんな言葉を難しく考えて立ち止まる必要性も無いのかもしれないが、皆はその言葉をどう捉え、どう使っているのかと考える。

小生は昔から、一生懸命勉強して良い点数取った頭の良い学生が、いざ患者の前に立つと何一つ診察診療出来ぬ時に、必ず本人に『自分の勉強の方向性に疑問をもった事は無いのか?』と訪ねてみる。 面白いのが、勉強の出来る子ほど考えた事が無いと言う。

日本の哲学の第一人者でもある中村雄二郎氏が、その著『臨床の知とは何か』の中で、『個々の場所や時間の中で、対象の多義性を十分考慮に入れながら、それとの交流の中で事象を捉える方法である』と述べている。 正直その言葉すらも難し過ぎて小生も全てを理解している訳では無いが、なんとなく、その悶々とした気持ちの答えがその中にあるようにも思える。


自分の進むべき方向性と勉強の方向性。 もしくは人生の方向性。 常に葛藤を繰り返しながら進むのが大人の勉強なのであろう。 昨日の学会後、そんな事を考えながら床に就いた...

2012年03月10日

自分探しで見失い...

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だいぶ前の話し。  バリバリ仕事が出来るキャリア主婦の友人が言った言葉で、今でも記憶に残っているのがある。

『あ~彼女ね。 自分探ししてるよね...』

たしかに。 ああ言うのを自分探しかと、ナンだか妙に納得、感心してしまった。

きっと本人はそんな事、思っても気が付いてもいないのだろう。 いや、むしろ何が間違っているんだと言うだろう。  たしかに本人の個人的な問題であるから、間違うとか合うとかの問題では無い。 それは自由。 ただ一つ問題があるとすれば、それは他人から見ると一貫性が無いように見える。

なんだかこう書くと、その子個人を非難しているようになってしまうが、男女年齢関係無く、よ~く辺りを見回してみると結構いるモンだ。 自分探しの旅に出ている者が。

別にイインだ、自分探しの旅に出ようと。 しかし、言動の殆どに偏りがある。 直球で言えば、他人の気持より自分の意思を多くのケースで優先しているのだ。

スタッフに言うのが、治療とは患者の意思を優先してナンボだと。 そこの数多く存在する原因・可能性を擦り合せて考察するのだと。 初っ端から、きっとこうだ! と決めつけてしまうと、途中で修正する事が非常に困難になってしまうのである。

仕事も趣味も勉強も、アレもコレもで広く浅くの人間に、極めも魅力も、存在も到達も無いであろう。

永遠の旅で、結果自分を見失う人生を、是非自分の大切な人達には歩んではもらいたくは無いものだ...

2012年03月09日

過去最高のスタッフ

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久々患者巻き込んでの大規模吞み会を、来週末に地元ホルモン焼き屋を半貸し切り状態でGO!

年に一度は何かにかこつけて必ずやっていたのだが、昨年は諸々訳有りで未実施だった。

だいたいいつも25名前後。 肝心な体育会系イベントより集まる。(笑)  まぁしかし、よく集まるモンだ。

患者だけでは無く、過去居たスタッフにも声をかける。 そもそも声をかける以前から、ブログ・コミュを見て「行きます!」と連絡をしてくるところが嬉しい。

チト改めて考えてみた。 スタッフ達の顔を浮かべて。


現在居るスタッフ達。 これは過去で一番良い。 資格だけ持ってる中途半端な人間が多い中、公私ともに非常に熱心。 治療の合間を縫って、よく勉強も運動リハの練習もしている。 むしろ小生より上手なプログラムもあるぐらい。 ちびっ子女史もよく頑張ってるわ。

非常勤4名のPT君達。 よって採用した訳ではないのだが、何故か全員PTになってしまった。 過去スポーツ系が一番根性が無いと言うのが面白い。 まだまだ真のトレーナー業としての仕事をイメージ出来ぬのだろう。 ちなみにその4名も優秀だ。 

そして既にウチを卒業していったスタッフ達。 やめる奴はひと月ももたずに去っていくが、その者たち以外は皆2年、3年と居てくれる。 たとえバイトであっても、信頼して仕事を任せられるまでに育ってくれた。

そんな過去のスタッフ達の中でも最優秀選手賞だったのが、現在OTとして病院で働くK女史。3年強、ウチに在籍してくれた。 ちょっとドンマイなところもあったが、性格も良いし、とにかく優秀。 頭もよく、勉強も出来るが、優秀とはそれだけでは無いと改めて気が付かされた。  ちょうどその当時ウチも過渡期にあり、現在の形を模索していた頃、その子の存在が刺激にも勉強にもなった。 小生としては卒業後も残って欲しかったが、その子の進むべき方向性がウチとは違う為、泣く泣く手放した。

現在居るうちのスタッフ達もその子に負けず劣らず優秀。 まだまだ伸びる資質を多分に持っている。
衰える小生を此れからもサポートして頂きたい。


来週の呑み会でまた皆に再開できるであろう。 誰よりも吞み会を楽しみにしているのは小生であろう...

2012年03月08日

2週連続週末一部休診でゴメンなさい。

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今週末10日土曜日午後と、再来週18日日曜日午後、臨時休診させて頂きます。

それでなくても毎週末土日は忙しいのだが、2週連続でプチサボりなせいで、スタッフ2名でパンパン保険外50名限界一歩手前。 平日は昼寝出来る程ヒマなんで、そっちお願いシマスわ。

今週末は年に一回、例の秘密結社。 タマには若いスタッフ連れてカッコ良いトコ行かなきゃ、彼らも小生もテンション上がらないし。 最新最前線で戦う先生やトレーナー、本物の人の話しを聞く機会もそうそう無いからナ。

その次は単なる連休でホント、御免なさい。

という事で、近々2週は新患予約かなり難しい状況。 スケジュールには余裕を持ってお早めに。

2012年03月07日

業務と時間と人生の関係

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やりたい事と、やらねばならぬ事の区分けを、どのように頭の中、自分の中で整理しているか。


社会人一年生の時、仕事とは業務改善であると教えられた。 初めはその意味すら分からなかった。

やりたい事はやる、やりたくない事はやらない。 これは子供でも分かる。  では、やりたい事だけどやれないケースをどう捉えるか? ココが一番大人は重要。  やりたくない事でもやらねばいけないと言う事、それらを乗り越える手法は人生の経験の中で常識的に学ぶであろう。 もっとも、それすら学べない輩がいる昨今でもあるのだが。

たとえば家が欲しい、車が欲しい、物を手に入れる為には何が必要か。  旅行や遊びに行きたいと思ったら何がまず必要か。 仕事でも家庭でも遊びでも、物事を思い通りに運びたいと思った事柄が遂行できない時、その理由が “時間のせい” だと微塵でも頭の中にあるかどうかで決まるそうだ。 これもまた教え込まれた。

それはいくらでも時間があるに越した事は無い。 しかしそれは不可能。 時間は作らねば無いと言う言葉ぐらいどんな大人でも知っているのだが、そもそもそんな気すら無い。 小生は時間が無いという言い訳を自分自身の中から排除している。

時間であれ何であれ、自分の中で問題を解決する努力。 それを常に自分以外のモノ、存在に頼って解決しようとする思考。 しかも出来ぬ時は今まで頼っていたモノのせいにする。

限られた時間、お金、状況の中で物事を遂行出来てこそ、始めて得られる満足感がある。 いつまでも親や先生、他人に知恵・カネ・時間を頼る人生では、一生自分自身を見つける事など出来ぬであろう。 よく出来て、一生他人のコピー人間どまりだ。


まず、時間が無いという言葉を自分の中から排除する事から、前進を始めよう。

2012年03月06日

マッサージでも整体でもカイロでも、何屋さんでもイイですわ。

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最近とくに言われる。 『何をするんですか?!』 と。

ウチに通って来る患者ですら、色々。  今日は整体の日とか、友達に良いカイロがあるよと紹介したとか、定期的にマッサージに来てるから調子良いとか、ヒドイと今日は病院の日だから早く会社帰って来たとか。  ホント、テキトー。(笑)

正直何でも良い。 よく誤解されるが、そこいら辺に変なこだわりは無い。  ただし、他人に聞かれたら、 “運動療法専門の施設です” と答える。 決してトレーニングや動作訓練で、筋肉付けたり可動域広げたり、ホラまっすぐ立てた歩けたでしょ的治療では無いと付け加える。


目の前に質問者がいればまず問診。病歴が中心。 どのような状況で、どのように起こってきたのか、痛みのPQRST(Provocative悪化/軽快,Quality性質/量,Radiation放散有無,Severity重篤度,Time of Day特定時間発症)や、家族・社会的背景まで詳細に押さえる。  そしてこれが私の仕事だと言う。

病歴、身体診察、そして最後に検査。  むしろ前項2つで診断のほぼすべてがなされる。 検査はあくまで確定の為に過ぎない。 仕事の全てがその2項目だと言っても過言では無い。 見立てが間違えていては、どんな技術があっても、それらは武器では無く、単なる凶器である。

職種がやる事や道具ですべてが決まるのであれば、穴を掘るのは土建屋という事になる。 しかし穴は植木屋だって掘る。 スコップは植木屋だって土建屋だって子供だって使う。 職種は技術や道具によって決まるのでは無く、 それ以前に本人が持つべき意識の本質によって決まるのだ。 たとえ本人が自分は土建屋だと言っても、手抜き作業をする人間を他人は土建屋建築屋だとは認めないだろう。 我々医療に携わる人間であってもそれは同じ。 むしろどんな職業よりその志は高くなければいけない職業なのかもしれない。

上っ面な技術や資格に頼ってしか自己表現出来ぬようでは、始める前から論外なのだ。


患者にとって一番大切なものを、自分自身の内面から出す事こそが一番重要。 その事に一人でも多くの人が気が付く事を望む。

2012年03月04日

テニスエルボー、注射で治って万歳のその先...

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テニスエルボーやドゲルバン(デゲルバン)、腱鞘炎その他諸々で多くの患者がやって来る。 小生が言うのもなんだが、本来ならばその手の症状は100%と言っても良いぐらい、ステロイド注射が有効である。

しかしそれで良くなるのであれば、我々のような民間療法のところを訪れたりはそもそもしないであろう。 

治らない理由を考え治療するのが当然であるが、今回は少し治る理由も含めて別の角度から考えてみよう。

この手の臨床研究データは昔から豊富にある。 たとえば外科的手術を除いたテニス肘の治療法を 1.ステロイドの局所注射、2.抗炎症薬などの処方で様子を見る保存療法、3.理学療法 の三つに分けた研究などは幾つもある。  どの研究結果も同じで、ステロイド局注より保存療法の方が長期成績が良好であるのだ。 ステロイド局注群で治療の長期成績が悪い点について、多くの研究グループが二つの理由をあげている。  一つは、ステロイドの局注が腱を直接傷害するというもの。  もう一つは、ステロイドの局注で劇的に痛みが治まるため、患者が「痛みを起こすような動きを避ける」という医師の指導を守れず、腕を使いすぎてしまうというものだ。

まぁこのぐらいの理由は誰でも容易に想像が付く。 だが短期的(おおよそ6週間前後)でみたら、やはりステロイド局注群で92%、保存療法群で32%、理学療法群で47%と、ステロイドの成功率は高い。 たとえそれが52週後時点でステロイド局注群の治療成功率が69%まで下がったとしても、100人中69人は治っているのである。 その治った人にどんなに力説した所で、再発防止の話しを聞きいれる事はまず無い。

ではここで発想を変えて、何故治ったのかを考えてみよう。 

ステロイド系抗炎症薬の作用機序をここで書いたら一論文になってしまうし、そんなに語れるほど小生は学者様でも無い。 しかし、抗炎症蛋白質遺伝子の転写の抑制や亢進ぐらい、少しは理解しているつもりだ。 

たとえばステロイド注射のひとつであるコルチゾール系。 副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であるコルチゾール。 炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御する。 そのタンパク代謝の過程から諸々を経て、抗炎症作用等を生みだす。  そのコルチゾールはアドレナリンと同じで、ストレスに対して反応する際に放出される主なホルモンである。 ホルモンは何でもそうであるが、その分泌量によって良い事もあれば悪い事もある。 一部資料を引用させてもらえば、コルチゾールが過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年PTSD患者の脳のMRIなどを例として観察されているらしい。

そもそもコルチゾールは分泌される量によって血圧や血糖レベルを高める。 線維筋痛症の患者に有酸素運動が有効であると言う、神経内科では常識であるが、その根拠がまだ明確ではないと言われるのだが、ひょっとしたらその有酸素運動による局所では無い、末梢に至るまでの血流改善や、運動そのもののストレス解消によるものなのかもしれない。 

それらを避け、薬のみ、局所のみの対処で仮に良くなったとしても、その根源であるストレス等は依然残り、再発した痛みを再度薬に頼り、自らのホルモン分泌能力を避け、結果、免疫機能の低下や不妊をもたらしてしまう事に繋がるかもしれないのだ。 それがコルチゾールらしい。

薬の効果効能、机上の副作用だけでは無く、その患者の内面的因子によっても多くのマイナス面を生むのである。 小生の仕事のレベルで簡単に言える事と言えば、正常な血流が保てない事による、肩こりや頭痛、筋肉の痙攣や肉離れなどと言うケースは、毎年何人も診る。 それでもその場で上記の話しをしても、多くの患者が話しを右から左だ。 

小生のスキルが低いと言う事で、今年もまた何例も戦わねばならぬであろう...

2012年03月03日

正直どんな治療だって真面目に通えば...

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よっぽどインチキやヤブじゃ無い限り、コツコツ継続して患部治療すりゃ、それなりに良くなりますわ。

揉んだって刺したって、ボキッとしたってテーピングしたってサポーターで固定したって、湿布だって飲み薬だって。

んな事書いたら、何処行ったって同じジャン! って話しになる。  正直、そんなんで良くなる症状、患者はそんな程度。 相性があるからと、良く口にするケース。  イイんですわ、なんだって。  モンダイは “それなり” ってとこ。

一年通って良くなって万歳で喜んで。 ならば此方としても、何も目くじら立てて目吊り上げて、治すぞ良くするぞ勉強するぞ!って必要なんじゃね!? となる。  ホラ、こうやってかる~く摩るだけでとか、コンナ簡単にとか、毎日5分でとか、ストレッチだけで良くなりますよ! なんて治療はその典型先生のパターン。


では、その差はどこに出るのか?


患部は当然それなりに良くなったとしても、医学的、解剖学的、構造学力学的に負担がかかった原因を取り除くのが我々の仕事。 そもそもエビデンスに沿った治療をしなければならない。 

あぁ、話しが逸れたが、何処に出るかと言うと他の部位。    では無く、動作に出る。  その解決して無い動作の不具合が、痛みが取れても以前の様に動けない走れない、成績が出無いとかになり、無理した動作を行えば、結果他部位に負担をかけ不具合が発生し、捻り転び、靱帯再断裂となる。 そんなスポーツ選手を年に何十人も見てきた。

先日も書いたが、動作を教えるのとコーチはまるで違う。 我々は投げ方、走り方を教えるコーチでは無い。 治療・再発防止の延長戦にある、動作改善の提案を行うのだ。

何となく治った代償は、そのかかった時間の何倍もかけて払う事になるだろう。 治療を信用するかしないかでは無い。 頭を使って考えて欲しい。 最後に毒を吐けば、頭が悪い順に治らないと言っておこう...

2012年03月02日

私と子供本人とお母さんとで治すんですよ。

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毎週何名も、お母さんと一緒にやって来る小中学生の子供患者がいる。 何故だか比率的には女の子が多い。 子供好きキャラを前面に出す治療院が嫌いな小生であるが、やはり子供はカワイイ。

しかしそこはやはり子供。 将来を見据えてこう治したい! とは言わない。 ソリャそうだ。

何らかの不具合があるから、ウチへやって来た。 救急、重篤ならウチでは無く他へ行くであろうから、出逢うケースは正直それほど症状として深刻では無い。 理学検査、うんぬんカンヌンで分かりずらい部分を多く含む。  それを子供専門などとうたう同業の多くが、ちっぽけな根拠で治療をおし進めたり、自然治癒的治療で毎日通院御商売であったり。 

昨日も小学3年女の子のお母さんと少し話をさせてもらった。 二回目の治療であったのだが、なるべく少ない回数、通わせないで治したいと思い、初診時もなるべく理想論で話しをしない方向で接した。 
あるスポーツでの不具合、動作的には上肢、上半身、その部位の治療中心。  初診時はその動作の具体例をお母さんに客観的に見て頂くアドバイスを。 昨日は更にその範囲を広げたところ、下肢の不具合も確認できた。 僅かである物を確定するには、一見だけでは無く、お母さんに自宅でもその状態、筋肉の張りも確認して頂くようにお話しを。

とてもさわやかで理解あるお母さんで良かった。 治療は小生だけで治すものでは無い。 患者本人、お母さんお父さん、理想を言えばコーチ等、皆で治す、良くする物。 決して腕と知識、理論だけで治すものでは無い。 そんな事を改めて感じた会話が出来た。 微力であるが、精進していきたい。

2012年03月01日

その治療のテクニック、20年以上前ですって。

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ウチのPT君達が大好きなPNFやAKA、カイロ、整体的ならオステやAK、アクチベーターなどが、どのくらい昔からあるテクニックかご存知か? 

昔からあるから、古いから良い悪いでは無く、小生も含め既に開院開業している多くの先生が、何年も何十年も前から既に学んで使っているテクニックなのである。 正直目新しくも何ともない。 

それを何かのきっかけで興味を持ち、学び、あまり聞かないから他に対してアドバンテージ的に若い未熟な者ほど声高に使いたがる。 いやいや、そうじゃないよとスタッフ、学生達に言う。 小生ですらPNFも含め、始めて学んだのは25年も前の話し。 既に多くの先生がその先に進んでいるのだから目にしないダケだゾ!と説く。

そもそも、様々なテクニックを、さも秘密兵器、必殺技の様に講師講習する人間ほど、診察診断力の未熟な人間が多い。 毒を吐けば金儲け。 PNFも、真剣に患者目線で長年研究されている大学病院の先生は九州にお一人ぐらいではなかろうか。 自称テクニック講師などと言う肩書きを信じる時点で、TVで見聞きしてスーパーに走るオバちゃんと同じ。

日進月歩の医学の世界。 それらは積み重ねた臨床、経験、研究の上に成り立っている。 取って付けた技術には何の意味も無い。 しかし、未だ多くが目の前にある事象と理論だけで治療にあたっている。 ヘルニアに対するMRIの有用性などは有名な話し。 85%が誤診だと言う事は世界的にも、もうかれこれ20年も前に数多くの論文で立証されている。 残念だが実際は、腰痛とヘルニアを結びつけ治療にあたっている。 腰部ヘルニアは下肢であり、腰部痛では無い。 腰が痛いのならば他の原因とは、思考その物がならないのである。   ちょうど先日も、知人と医学部では未だに20年前の教本を使っていると話したところだった。

患者であれ、治療にあたる人間であれ、経験とは考える事だと言う事を今一度考えてみるべきである。
その差が、前進できる者と出来ぬ者との差なのだから。

2012年02月29日

雪でキャンセル出ますか? ウチは出ません。

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殆どね。    そりゃ一人二人は出ますが、まぁ皆さんありがたい事にシッカリ来て頂けます。

コレが年寄り中心、子供中心、ましてや保険中心ときたら、そりゃもう開店休業状態で。

少し商売目線の話しになるが、開業前からターゲットの患者さん層を明確に決めていた。 駅前クイック、足揉みで女性の皆さん、保険で安くて年寄り子供は、ハナっからその他。 中心は痛いケド休めない、行きたいけど行けないと言う、バリバリ働いている層中心で。 まさしく自分もそうだった。 

平日なんか行ける時間ある訳無い。 せっかく頑張って早上がりしても、とっくのとうに閉まっているし。
土日は当然のように休診日。 今でこそ土日診療しているところが増えたが、14、15年前なんか何処もやって無かった。 今でこそ10時に開けているが、当時朝は遅く11時、その分夜21時過ぎまで。 土日診療して月曜休診。 その営業時間、診療時間を多くの先輩に怒られた。

『11時は遅すぎる! 年寄りはすでにひと出かけ済まして、家帰って昼寝している時間だ! 月曜休診もダメだ! 土日動いて、痛くなって月曜やって来るのだ!!』と言われた。  

たしかにそうだ。 しかしそれは他の先生方に任せよう。 自分は日曜シッカリ治してあげて、月曜日休まず会社に行けるようにしようと。 まぁ、そう言ってた先輩が一年後に、『なぁ、土日ってどんくらい来るの?!』と聞いてきたが。 (笑)


ウチの患者の殆どが、近所だから時間的にだとか、都合でやってくるのでは無く、治しにやって来るのだ。


台風も雪も、本当にキャンセルが出無い。 大変ありがたいのだが、くれぐれも足元に気をつけてやって来て欲しい。

2012年02月28日

見つけるか見つけられるか、その検索で。

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最近お陰で新患に追われている。 新患は通常と別コマで見るので、取れても週に数人程度。 

空きコマと患者の都合だけで予約を取る事はまず無い。 むしろ、『その時間は...』なケースはウチで無くても大丈夫そうだ。

予約をとった段階で、何でウチを知ったのか、ネットなら検索キーワードも尋ねる。 まず無いのが口コミや評判で検索。 おそらくそもそも、そんなキーワードで上っ面に検索する患者は、予約をとる以前の問題となっているのかもしれない。

揉んで欲しいとしか思っていないのなら、ウチより遥かに上手く揉むところは五万とある。 ウチはあくまで治療。 病院で治らないのなら、医者、病院の真似をしても求めても論外。 とうぜんスポーツクラブでも無い。

先日ウチのスタッフ、バイトにも話したのだが、スポーツに詳しい先生と言うのは沢山いるが、自分がそのスポーツ経験者で、その投げ方、振り方、動き方を教えると言う、それじゃ単なるコーチだ。 コーチはコーチに、専門に任せるべきだ。 病院と現場指導の間を埋める。

選手も患者も、自分自身が何を求めているか、それらが明確であるからこそ進むべき方向も決まる。 見つけるのはまず自分の進むべき方向性。 もしも、ウチが同一線上にあるのなら全力を尽くそう。

2012年02月26日

確実潰れるダメ院の来院数と内装設備。

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振り返ると早い物で、始めて治療を学んだ学生時代からまだ30年は経たんが、かなり近づく年を経た。 年数と経験・技術は必ずしもイコールとは昔から思わんが、自分の目指す所をブラさず、見失わず進んできた時間は積み重ねた分、何よりも大きな自分の糧になっている。

最近になって年を超えられず閉院した同業の話しを、あちらこちらから耳にする。 まったくもって他人事では無い。

閉院に追い込まれるところには、ある一定のパターンがある。 それは当人が自分で自分の身の丈を一番分かっていないと言う事。 何でもかんでも他人に頼って前に進んでいるタイプの人間だと言う事。

一見勉強熱心の様に思えるが、色んなところに首を突っ込んでいるケース。 しかも皆で仲良くと言いながら、自分が一番前に出たいタイプ。 極力アンダーグラウンドでいきたい小生とは真逆。 単なるビビりとも言われるが。

始める前から、酷いと学生のうちから、かかる資金から期間まで一覧表にして自己満足しているタイプ。 その通り行かぬ事など、その計画とは知らず知らずのうちに真反対に進んでいるのでは? とは全く考えられぬ。 常に最悪のケースを想定して突き進む商社型人間とは、コレマタ真逆。 良く言って、若輩会社の経理タイプ。

然るに、内装・設備、備品はとってもステキ。 見栄え、カタチには拘りがある。 そのパワーを別の方向に使えばもっと良くなると、小生達は思う。 

道具でも何でも、なければ始められ無いと言う、その考えが初っ端から間違えている。 何処ぞから資金借りてスタートなど、大企業でもあるまいし、個人事業としたら論外。 テレビや他人から、きっとそんなサービス話しを聞いたのであろう。

“無きゃ無いなりにやる。”

その一言に尽きる。 それはカネも道具も、勉強や知識であっても同じ事だ。 たまに 「知識がなければ出来ぬで無いか!?」 と言い返す者もいるが、小生がある話しをすると、ぐうの音も出無くなる。 アタマを使っていないからそんな事言いだすのだ。 ちなみに過去何度か書いたが、小生何か母親に頭下げて縫ってもらったベットのシーツ一枚から始めたぐらいだ。  まぁ、貧乏自慢は悲しいが、カネも知識も資格が無くても、ブレ無いハートがあれば、小生はそれが学生であれ同業であれ患者であれ、力を貸そう。 むしろ貧乏ぐらいが丁度いい。

そんでもっていざ開院。 いったい一日何人が当初の計画か? 多くても少なくても計画外と言う事を理解しているか? 混んだ、忙しかったで万歳で終わっていると、いずれ必ずバブルの様に衰退する。 30代以下の若い未熟な兄ちゃんなら仕方が無いが、上の世代でソレじゃ学習しな過ぎ。

鉄則。 まず必ず一人で始める。 一人で出来る範囲から始める。 自分独りで出来る範囲をしっかり把握する。 初めから誰かに手伝ってもらわねば出来ぬ仕事は、既に身の丈を超えている。  当然、知人友人と始めるなどとは、超論外。 きっと真っ当な大人は皆否定するであろう。

一人で一日10名を丁寧に、キッチリ診る。 当然そんな人数では経営としては厳しい。 しかし、その丁寧な仕事が必ず明日へと繋がる。 その一人で頑張っている姿が、多くの人々から共感を得る。 逆に大風呂敷は反感を得る。 分かるかなぁ~

正直一日40、50人来ようとも、決して楽では無い。 保険入れて100であっても自慢にもクソにもならない。 そもそもウチじゃ100は無いが。  粗雑さが仇になる。  自分の個人的、家庭的収支で、このぐらい収入が無ければやっていけないから、独立すればこのぐらいの収入になるからと言って始めた人間が、この数年で必ず居なくなってしまっている。 これは現実である。


自分が持っているパワーを、アタマを患者にどれだけつぎ込んでいるか!? そのパーセント、割合の差が、患者が自分のところを選んでくれる唯一のアドバンテージとなるであろう。


自分が勉強したいのか、研鑽、アップデートしたいのか?  その患者の顔を浮かべて、その患者の為に勉強したいのか、次に更に質の高い治療をしたいのか?!  結局のところ、自分が一番のところに患者は来ない。 ただそれだけなのだ。 

2012年02月25日

PT、OT、柔整、指圧、整体学生諸君!

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毎年チョイチョイこの時期は、表題の学生諸君から連絡が来る。 大半はメールで。

今年も事前に言っておこう。 朝は8時から、夜は22時過ぎまで治療にあたっているので、まず返事は当分返信出来ぬ事を。 よほど失礼な内容では無い限り、100%スルーする事は無いと思うが。

直接電話してくる者も数名いる。  こちらは逆に前向きに善処する確率は高い。 無論最低限のマナーすら無いケースは問題外だが。

ただ、もっともダメ学生なのはメールも電話もしない者。 ウチにと言う意味では無く、学校の求人や人伝オンリーや、ググりやツイート活用で自分が興味の無い内容、意見・考えと違うものを、避けて解除で通って行く学生。 今後数年間、上っ面以外何も変わる事の出来ぬ勉強しか出来ぬ治療家決定だ。 何十人どころでは無い、何百人のそういう学生を見てきた。

治療・医療の発展を最も妨げるのは、その視野の狭い思考なのだ。 

今まで全く違うと思っていた事こそが、実は真の答えだと言う事。 自己否定の繰り返しの上に発展は成り立っているのである。 どんな先生であれ、臨床に10年20年いる先生方は必ずその事実に気が付いているのだ。 

卒業をまじかに控えた諸君らに必要なのは、もう机上の知識を教える先生では無い。  新たな事を学びたいのであれば、今の自分の考えと真逆の先生に飛び込むべきであるのだ。

見たくない、聞きたくない、会いたくないと思う気持ちを、まず今マウスを握りしめている人差し指から始める事を、小生は勧めよう。

2012年02月24日

次回の治療日、守るか破るか考えるか。

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新患はもとより、既存であれ何であれ、必ず次回の治療提案は念頭に置く。 

先日も久々来院の男性患者。 急性腰痛、いわゆるぎっくり腰で。 腸腰靱帯。 仙腸関節では無く。

筋肉か関節か、それ以外かを鑑別診断するのに真っ先に理学検査をしているようでは、ココから先の話しは99%理解など出来ぬであろう。 急性腰痛ぐらい、パッと見と問診だけで十分だ。

その男性患者に限らず、歩けず動けずやって来る患者には、いつもより厳しく “次は今週以内!!” との様に言う。 非常に仕事の忙しいその彼も、分からぬ予定の仕事の合間を縫ってやって来てくれた。 

打撲であれ捻挫であれ、たしかに時間経過で治癒・安定し良くなる部分も当然ある。 しかし時間を置き安静にした分のマイナス面もある。 今回はカイロプラクティック的には非常に単純な、ベーシックな、初歩的な後方仙骨の矯正。 まっすぐ立てて、スッと動けて、コレでオシマイ。  20年間、カイロプラクティック信仰な治療であったが、この数年はこのように適材適所で部分的に、効率効果的に使っている。

しかしコレが今週末、もう少し時間が経ってしまったら、バリっと一発矯正が最善な策では無くなる。 その様だったと患者にも伝える。 

今の症状を正確に診断出来てこそ、今日の治療もあり、その後どうなるかも予見でき、次回の治療日、次回にやる事も必然的に見えてくる。 理想論はいくらでも言えるが、患者の事情、状況は様々変化する。 当然患者にも協力努力をしてもらわねばならないが、我々も幾つかの選択肢を常に持ち、柔軟にその都度ベストな治療法を提供せねばならない。

何でもかんでも揉めば治る、針で一発、ボキッと必殺技、筋肉付けましょう治療な、どれも目線一人称では、患者にとってベストな治療には一生辿り着く事は無いであろう。

特に子供の治療に関しては、代謝も治りも早い分、その落とし穴は大きい。 悪い方向へ傾くスピードも大人の数倍なのだ。 本人、親、家族にとって最善の提案。 手間暇、時間、カネをかけずに。 ならば残るは双方、アタマを目一杯使うしか無い。 双方が目先の治療に飛びついてはダメなのだ。 

視野は広く、アタマは柔らかく。 情報過多を脱却しよう。

2012年02月23日

変えたいの変わりたいの、スポーツマッサージ。

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何が本当のスポーツマッサージだと考えるか。 小生は19才の学生時代にそれが知りたくて、多くの人にその答えを求めた。 

答えは様々で、しかもそのどれも当時の小生が納得できるようなものでは無かった。 もちろん、その問題点は小生自身にもあった。

本当に自分自身が求めているものが何なのか、その答えを出すには19、20才ではあまりにも経験が少な過ぎた。 

所詮学生は子供。 大学教諭は子供相手の商売。 身体は一人前でも、経験・中身は中高生と殆ど変わらぬ子供。 大いにそれで結構。 然るに、大人は何が一番大切な事なのかを教え伝え、説かなければならない。

しかし、もし良い大人の教える側の人間が、内面子供だったらどうなるか? 勉強ごっこ、研究ごっこ、立派な大人ごっこで、何も実用的で無い経験の塊人間になってしまう。

当時小生が知りたかったのは、いつ何処をどう揉むか、理論やテクニックでは無く、何の為にスポーツマッサージと言うモノは人に必要なものなのか? 一般人が受けたくなったら受ければよいというレベルの話しなのか?! 普通のマッサージじゃ絶対的にダメな存在なのかを知りたかった。


現在はその答えを小生なりに出して治療にあたっている。 揉んでくれれば良い、揉めば良くなると、完全受け身な患者であれば、何も小生で無くても良い。 言葉ではスポーツマッサージと言ってはいるが、本当はスポーツケアを探してるんだ! と言う患者に対しては、何処よりもその違いを明確に表現できるであろう。 

あとはその違いを理解出来る問題意識を、本人が持っているかどうかだ。  揉めば治る、ストレッチ&揉んでいるからケアしてる、だから自ずと向上すると考えている完全受け身思考で誤魔化せる時代は、十数年前にとうに過ぎ去った。 すべてが本人次第なのだ。

2012年02月22日

世界のカロリー、日本は何位?!

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先日見つけたちょこっと面白い資料。  国別の摂取カロリー、年代別推移、そして国別成人肥満比率。

時間のある方は是非リンク先へ飛んで読んでみてほしい。 コレがなかなか面白い。

まず国別一日一人当たり摂取カロリー。 ダントツ間違いなく世界一は勿論アメリカ。3,825cal。  そしてルクセンブルク、ベルギー、ギリシャ、イタリアと続く。 注目の我が日本は2,754calで、85位。 やはり3,000を超えてくると肥満傾向は強くなる。 

面白いのが韓国。 中東を除くアジアの中で唯一3,000calを超えているのが目立っている。 しかし、そのアジアで最大の大食国として目立っている韓国なのだが、国別成人肥満比率で見てみると、日本と並んで肥満比率は目立って低いのだ。

このページにも書かれているのだが、昔から高所得国ほど肥満比率が高いと言われるが、米国よりメキシコの方が肥満比率が高かったり、逆にアジア高所得国である日本や韓国の肥満比率が低い事を見ると、必ずしも所得と比例すると言う事では無く、やはり世界的視野で見ても食生活様式の影響が大きいことが見てとれる。

肥満に限らず、怪我や痛み、スポーツ、運動、動作全般改善したいのであれば、他人や治療法・トレーニング法のせいにする前、頼る前に、自分自身の生活を根本から見直せと言う事である。 

2012年02月21日

就職、求人、採用デ自分色。

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日曜日は、来春就職のPTバイトちゃんに就職指南。 

一度社会人も経験しているその女子。 スポーツトレーナーに憧れ、理学療法士の道を。

ウチには他にも数名いるが、学費を自分で工面している苦学生。 食事や何やら、色々出来る限りの事はしてあげたいと常に思っている。 

スポーツ関係と一言で言っても様々。 もしコレを読んでる学生がいたとしたら、君が思っている職種の10倍はあると思って間違い無い。 小生は学生時代にそれに気づき、色々なスポーツの世界を見たくてスポーツメーカーに就職した。

とにかくウチのスタッフ、バイト達には視野を広く持ってもらいたい。 今、自分が思っている事、今まで自分が見聞きした事が全てでは無いと言う事を。

ただしその為には、自分の進むべき道だけは明確にしておかねばならない。 それは職種や業種では無いと言う事を理解出来ていなければならない。

自分の内面と真正面にぶつかり、対話できるか。  見たいもの聞きたい事、欲しい物、やりたい事だけの人生になっているようでは、世間や企業が作った流行りに流されているだけの人生。 自分色などまるで無い。   そんな薄っぺらいものでは無い、真の自分の色をもっている人間ならば、いつでも即新規採用したい。  まぁ、もっともそれらが一番出来ていないのは30代40代の人間の方が多いのだが...

ガンバレ、若者達よ!!

2012年02月19日

スポーツトレーナーがやってはいけない事。

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患者が痛いとやって来る。 打撲や捻挫の急性症状、外傷ならば原因は明確だが、それらでは無いケースを正しく精査できているであろうか?

そもそもスポーツ大好き先生は、スポーツ、運動、動作の不具合を正せば痛みも取れると、全ての疾患を思い込み、当てはめる。 

たしかにその選手、患者が運動中、運動し過ぎて痛くなったのであればそれもまた可。 もしくは真逆で普段全く運動し無さ過ぎで痛み・不具合が出た場合も、適切な運動指導で疼痛改善もまた然り。

では、動き過ぎでも動かな過ぎでも無いケースの場合、骨・肉・動作以外の痛みの原因は何であると考えるのであろうか? 

安易に脳だと言う輩も居るが、果たしてそうか!? 過去そういう治療家、スポーツトレーナーほど、 『うん千人、うん万人の治療・指導経験アリマス!』 と広告で大宣伝で。

知識があって、検査すれば診断出来て。 原因わかれば筋肉動かして力つけて。  そもそもその原因そのものが曖昧なのだが。

治療を専門で取り組む人間でも、未だに永遠に原因追求、探求には一生苦労するのに、スポーツ専門の人間が安易に診断診察するとは、いささかスタンスに疑問を呈す。 

こうすれば治ります! と考えるのでは無く、何かしてあげれる事は無いのか? と真摯に選手、患者と向き合う気持ち。 一生忘れてはならんのだ。

2012年02月18日

TVで見かける短期集中ダイエットとは!?

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誰もが綺麗に痩せてスマートに、しかも出来れば楽に短期間で、と願う。

まぁ世の中そうそう上手い話しは無い。

とは分かっていても、なんどもなんどもその手の簡易エクササイズに惹かれてしまう。 かく言う小生達も数年前に、外人の軍隊系トレーニングにまんまとハマってしまった事もある。 その後腰フリ外国人系エクササイズをやりたいと言うスタッフ達の声を黙殺した経緯もある。

ダイエットに限った話では無いが、何にせよ効果を出す為に最も必要な要素は、“真面目で実直” である。  先日もある男性患者に、どうしてもある一定以上体重が減らないと言う相談で、ちょっとした食事のアドバイスをした。 恥ずかしながら、説明した小生自身は一度もその方法をまともにやった事が無い。 自分がやった事が無い事、出来ない事は他人に言わない主義なので、かなり後ろめたいのだが、その旨を正直に伝え、ゴメンナサイ説明も付け加えたのだが、コレがまたキッチリやって頂いて、2kgスッと落ちたそうだ。  コンナ小生の説得力の無い説明を信じて頂いて、感謝感激である。

実は小生含め当院スタッフ全員、今月2月いっぴより各自各々違った目標であるが運動を毎日必ずするようにした。 余裕で中年期ど真ん中の小生、ココは当然脇腹。 そろそろペンチでつまめる域を超え始めたのでコリャやばい。 だからと言って普通に始めたって面白くも何とも無い。 そこでいっちょココは海外からの資料をもとに、最新コアトレーニングを取り入れて自ら実践。

昨日で開始16回目だが、第三者確認でも腹斜ガッチリ効果確認OKダ!! しかも今までやった事が無いエクササイズパターンなので、筋肉痛はバリバリ。 う~ん、流石に楽して手に出来るものは無いか...

もう少し希望する患者にも数名実験参加して頂いてから、胸を張って公開したいと思う。 今しばらくお時間を。(笑)

2012年02月17日

腰部脊柱管狭窄と神経内科的診察

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我々のような仕事なら、年に数度必ず出会うのが腰部脊柱管狭窄症の患者。 腰部脊柱管狭窄症と言えば、代表的な所見は間欠性跛行。 歩行しているとだんだん足が痺れたり痛くなり、休むと(腰椎前屈姿勢)回復する。

では何故、腰部脊柱管狭窄症は歩くと痛く、休むと痛くなくなるのかを解剖学的に理解しているであろうか?

お勉強していれば、腰部脊柱管狭窄には神経根型、馬尾型があると分かっているが、ならば神経根は下肢となるが、では馬尾ならどうなるであろう?!

ここで思考を整形では無く、神経内科的に考えてみよう。 分かり易く椎間板ヘルニア等で神経障害が出た場合、末梢神経圧迫の場合は大腿後部の痺れが+であり、脊髄圧迫ならば膀胱直腸障害が+となる。 

当然馬尾神経ならば膀胱直腸障害だ。 混合タイプも当然あるが、そもそも腰部脊柱管狭窄症が歩行や立位で腰部を反った姿勢で神経・血管の圧迫傾向が強くなる為痛みが出、腰部前屈姿勢をとると腰椎前弯が減少し、脊柱管内腔が広がり圧迫が減少し、間欠跛行や下肢神経症状が軽減すると言う事を理解しているのであれば、何処を圧迫し、下肢・膀胱直腸障害等を確認し、上記の軽快所見が確認できているのか? もし、確認が出来ていないのであれば、別の角度・視線から神経血管圧迫を考えるべきではないだろうか?!

重要なのは治療では無く、診察、診断だ。 ひとつのデータで診断するのではなく、多角的に、神経内科的に考えてみなければならない。 だからヘルニアの手術をしたがまだ腰痛なんて患者が、世に多く存在するのだ。

いったい何が患者の治療に必要なのか。 今一度考えてみるべきだ。

2012年02月16日

アイススケート教室で体幹トレ

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今度の月曜日に、プチアイススケート教室やります。 信州育ちのスタッフと小生とで。 大口叩ける程の腕前では無いので、お楽しみ会程度になりますが。

信州スタッフは当然として、東京生まれ育ちの小生が、ナゼか都内の高校にもかかわらず体育の授業でアイススケートがあった訳ですわ。 コリャ誰に話しても珍しいと言われます。

前に滑って後ろに滑って、止まれてコーナークロスでぐらいしか教えられません。 取りあえず程度のフォームはご勘弁。 あとは元ホッケー選手の患者にでも任せるとします。

氷の上に立つだけでも、水泳と同じで普段感じる事が出来ないバランス感覚・体幹等も意識出来るでしょう。

直近ですがスケジュールの合う患者さん、やんわりご参加お待ちしております。

2012年02月15日

ホンモノじゃ無いが、インチキじゃ無い。

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最近けっこうイイ感じ。 スタッフも患者も、もちろん小生も。

特に新規でやって来る患者さんの志が高い! まぁ相変らず何も考えず目的も無く取りあえず来た的な患者はいるが、前者と後者での治療は初診から180度違う。 むしろ180度違って出来る程、目的意識の明確な患者には、それに合わせた治療がより一層出来てきたせい。 しかし、それらをなかなか上手く広告告知に使えないのがウチの欠点か。 逆に上手く使えたとしても、かえってイヤラシイし、患者の質も下がる。 

さて、相変らず小生が嫌いな広告告知手法である、自分の資格や肩書をダラダラ書く奴、スポーツ選手や芸能人の名前を書く奴、こんな患者さんがこんなに治りましたよレポートページを誇らしげに書く奴。

来た患者全員治して当然の仕事なんだから、そんなオバちゃん先生が情に訴えるような広告ダ!って、恩師・先輩に言われたモンだ。

本当に最近、自分自身の無い奴、中身の無い奴が偉そうに “人を治す” とよく聞く。 何処かで見聞きでキッチリやってる気満々。 

自分は一生自分。 自分自身が何であるか!? 他人の真似、他人の受け売り、他人に頼った勉強、商売。 人は一生勉強であるが、何を学ぶべきなのか、それすら理解していない人間が多い事に嘆く。

紙と鉛筆の勉強は学生でやめるべき。 その上での経験こそが、人生の糧となる。 それこそが個性と成り、魅力的な人間となる。

ウチの患者から有名選手が出た暁には大々的に書こう。 しかし、ちょっと知り合い、ちょっと揉んだだけな選手・有名人を宣伝に使いう時点で、個性のカケラも無い。 そんな人間に惹かれる人間も、そんな人間。 まったくもって小生の適応外対象外。

本物じゃなくて結構。 資格があれば本物ならば、資格いっぱい人生を歩めば良いし、行けば良い。 他人が作った枠組みで固めた自分が誇れるのならそれで良し。 そんな着ぐるみきた人生なんて真っ平ご免だ。 アマチュアならばアマチュアの道を極める。 自分自身の道を進む。 医者じゃないから偽物だとしても、インチキじゃ無いと胸を張って言おう。 本物でも治らなければ意味が無いのだと。

街の民間療法の諸君、胸を張って生きようで無いか! 強勢を張った人生を辞め、肩の力を抜き、自分自身・等身大で生きて行こう。

2012年02月14日

長年腰痛、膝肩関節痛で悩むアスリートの方へ朗報!

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長年痛みで悩まれているスポーツ選手、愛好家の方々、痛いながらも誤魔化しながら日々何とか動いている事だろう。

同じ様に悩んでいる一流選手の生活を、テレビや雑誌で見かける機会も多くなった昨今、特に “体幹” を鍛え直し、痛みのみならず競技成績も大幅向上する姿を見かけた事もあるだろう。

そもそも意識しづらく、今まで注目されていてもsystematicに指導される事は無かった。 この10年で専門で研究する先生も増え、だいぶ進化を遂げた。

それでも最終的に意識するのは人間。 今までかなりの部分の指導、動作が主観的で、経験的に行われてきた。

そこでちょっと、ウチからの提案。

実はもうかれこれ10年以上前から “バイオフィードバック装置” と呼ばれるものが当院にはある。 専門的に言えばEMG、一般人的に分かり易く言えば筋電計。 だが、筋電計等は研究的に使うモノであって、ウチのは被験者自身が確認しながら、意識しながら直接的に使うタイプ。 しかもただ筋電測ってお終いでは無く、その出力を最大と平均の2タイプで測定し、正確に漸進的にトレーニングをおし進める事ができる。

設備があっても、今までそれをどう使って良いものか、 “治療” という枠組みの中で上手く提案する事がし難かった。 屋号も変え、より運動色を強くしたお陰で、訪れる患者もこの3年で少しずつ変化してきた。 猫も杓子も体幹だ、コアトレーニングだと言う今日この頃であるから、本当の意味での体幹トレーニングを一般の人に伝える良い時期かと思う。 是非相談してみて欲しい。

2012年02月12日

自分で自分の事、人当たりが良いと言う人間。

小生の人生の中で、人当たりのイイ奴トップ2の話し。

一人は自分で自分の事、人当たりが良いと少し思っている奴。 もう一人はとっても良いと自分で思っている奴。 少し良いと思っている奴を仮にA、とっても良いと自分で思っている奴をBとしよう。

たしかに客観的には二人とも人当たりは良い。 でも何故かAの周りに集まってくる奴は、みな目が吊り上ったタイプ。 会社の社長も嫁さんも。 逆にBの周りの奴は良く言えばキャッチーな、悪く言えば無難なタイプ。 唯一共通している事は夢を語るタイプが多いと言う事。

Aの場合、周りの人間がアタマが良ければ、勢いで吊られてなかなか面白い人生を歩む。 ただし、馬鹿だった場合、Aは自分の当初の意向と全く違う方向へ流されてしまう。 だが基本、人が良いから相手の事は否定などしない。

問題はB。 コイツは特にタチが悪い。 自分の長所に平気で人当たりが良いと書くタイプ。 笑顔で仲良く出来ている、人の出会いは財産だ、一期一会を大切に、と本気で思って口に出す。  自分では自分は努力していて、勉強している、自分の力で人生を切り開いていると思っているが、何でも他人に頼った人生。 人伝に何かを紹介してもらおうと、融資で金借りて物事始めようと。 自分の身の丈で何も出来ないタイプ。 無いなら無いなりに、今現在の目の前のモノでやろうとは全く思えない。 だから結局、一生講習会マニア。 他人の情報の上に生きて行くタイプだ。


この10年で訪ねてきた前職同僚、以前の知り合いの内3名が、人の繋がりがとか勉強させてもらいに来ただと言ってやって来た。 身近にいるときはそんな言葉一度も吐かなかったクセに。 モチロンそんなに仲が良い訳では無い知人な感じ。


人を見抜く大人の目線をもった人間であれば容易に分かる。 その人間が信用に値するか、そうで無いか。 厳しいがそれが現実。 ただ日々、見栄も虚勢も張らず、等身大で生きて行くだけである。

2012年02月11日

誇りある選手、治療家、人生か!

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さて今日は建国記念の日。 記念の日にちょっと毒ネタ。

建国記念の日って、建国の日では無い事はご存知だろうか? あくまでも建国を記念する日。 

そもそもは四大節 (新年・紀元節・天長節・明治節) のひとつである紀元節(*)を奉祝した日であるのだが、それがどうも戦後、日本国憲法の精神にそぐわないとして廃止したのだが、昭和41年に「建国記念の日」として復活したそうだ。
(*日本書紀による神武天皇即位の日・紀元前660年1月1日を新暦(グレゴリオ暦)に換算した2月11日を祝日と定めた)

そんな祝日一つとっても当然意味があり、日本人の心、精神がある。 単なる祝日で連休で万歳などと浮かれてるのは、子供だけで充分だ。

そんな我々一人一人の生き方、人生の積み重ねが歴史であり、その国民の意識が当然その国の発展へと繋がる。 

さて日本はどうだ?  政治的な事は全く分からんし、書く気も無いが、胸を張って生きれる人生かどうか!?  貧乏な小生から見れば単なる僻みなのだが、ゆとりある坊っちゃん30代40代が社会の一線で活躍する姿に、どうも違和感と疑問を感じる。

たしかにお勉強はしている。 しかしスポーツ選手に憧れ、取り組み、10代の思考の延長線上のまま苦労無くずっと学校でお勉強。 ソリャ羨ましい。 

しかし親に散々かね払ってもらって、自分は頑張って勉強したといい、挙げ句の果てには親や他人の援助で治療院なんか作った暁にゃ破滅的。  そんな奴に自覚を目標をと言われたって、説得力もクソも無い。

ウチのスタッフ3名は自分のお金で学校に通っている。 その彼らの気持ちの強さは、誰にも負けない。 そうして学んだ経験は、今後の人生で大きなアドバンテージとなるであろう。

果たして自分自身の人生を振り返って見た時、 心底自分自身を誇れるのか!? 他人が作った資格を誇れるだけではないのか!?!?


他人に後ろ指をさされない、誇れる人生を歩もうではないか!!

2012年02月10日

便秘にくびれに腹横筋。

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最近、コアだインナーだと言う事ばかりが話題になりがちなので、基本にかえって。

たしかにインナーマッスルも大切だが、通常動作で効率よく意識的に動かせる筋肉が働いてこその次の話し。

例えば腰。 腰部は筋肉だけで支えられている訳では無い。 腹腔と言う空間があり、内臓と内臓脂肪がある。この内圧(腹圧)が上がる事によって腰部は固定される。 この腹圧の上昇には腹筋群の収縮が大きく関与している。 特に腹横筋は腹部を取り巻くように走行し、重要な役割を果たしている。

当然腹横筋は体幹を動かす事にも重要な役割を果たすが、前述の通り、腹腔内圧を高めたり内臓の位置を安定したり、排便を助けたりもする。  女性には大変魅力的なフレーズにもなるが、腰のくびれを作りお腹を引き締め、スマートに見せる筋肉でもある。

ブームに惑わされず、今一度自分にとって大切な部分を見つめ直して欲しい。

2012年02月09日

求人より遊びに来てね。

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遅いと言えば遅いが、医療系専門学校生もいよいよそろそろ職探し。 国試前後で就活だろうが、後じゃコチラ側が終了してる。 良い子、賢い子ほど今から早めにアポの連絡、見学希望、話しを聞きたいと言って個人でやって来る。 当然ウチなんかへは学校経由では無く、個人的に。 2年いるイケメン男子スタッフ君も、いきなり突撃状態でウチにやって来た。(笑)

今現在、非常勤スタッフ、いわゆるバイトちゃんは4名。 たまたま皆PTの卵。 4人ともインターンに入ったのでなかなかシフトへは入れないが。 先日も患者と冷え症で足背動脈について話しをしていたのだが、後から小生のところへやって来て色々質問をしてきた。 足背動脈を解剖学的に説明は色々できるが、それをより具体的に素人の患者に 『あ~なるほど』 と思わせる説明をそのようにするとは思わなかったと目を丸くしていた。

何枚靴下をはいても冷える理由、靴のベロの理由、そこから大動脈解離の話し。 もちろん急性の背部痛の話しも。 ついでに合わせて後脛骨動脈も。

知識をいくら持っていたって、現場、臨床で役に立たなければ無駄以外の何物でも無い。 毎日老人に電気当てて肩揉みして、大学生バイトでも出来る筋トレ指導で自己満足の仕事を一生したいのか。

揉んでくれと言う人だけ相手に揉む、運動したいと思う人だけに運動指導。 本当に治療や運動が必要な人は、する気が無い人だ。 する気、やる気がある人に何をやっても、概ね基本満足。 自分の人生、本当に困っている人に使いたいと思うのならば、カッコや憧れで仕事を選んではダメだ。 いい歳してやる仕事かどうか考えればすぐ分かる。

ケアや治療の楽しみ、患者以前にこれから現場に出る若者に是非学んでもらいたいものだ。

2012年02月08日

技とトレーニングじゃ治りませんって。

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当然ウチは治す所デス。 元気な人ダケ相手にするスポーツジムじゃ御座いません。

痛い時に病院に行くのか、スポーツクラブに行くのか。 患者側からみれば至って簡単な事だが、事治す側、勉強する側になるとカナリ大間違い。

元気な人間相手に仕事したけりゃトレーニングの世界に身を置けば良いし、痛い人治したければ治療の世界に身を置くべき。 最近出会うスポーツ系治療を好んで取り組む人間に多いのが、鍛えれば治る的に考えていると言う事。 バランスが、荷重が、動作がと言って、単純に訓練していれば治ると思っている。 コレはかなりヤバい。

じゃ、治療の技術を身に付ければ? と思うが、コレもマズイ。 整体であれ、カイロであれ、マッサージであれ、教わったマニュアル暗記で忠実なら治せると思い込む。 不必要とは言わんが、自分自身の中にある落とし穴に気が付かぬ、セミナー治療家集団で自己満足。 あ゛ー、怖い怖い。

治療とトレーニングの両方でもあり、また両方で無いモノでもある。 明敏なトレーナーは、この行間的な所を確実におさえている。 完璧に。

上記の明敏なトレーナーに共通している事は、テレビや雑誌で見るウンチャラトレーニングや、酸素カプセル的なエビデンスに乏しい流行り物などは、一切取り入れる以前に見向きもしない。  流行り廃れに飛びついている時点で、自分自身に一本スジが無い証拠。

今の自分が何を目指し、そして何が必要なのかを見極められていないようでは、他人である患者の事など正しく見極められる訳が無い。 他人に頼らず、徹底して自分の内面を磨き、鍛えようではないか。 本物のスポーツケアが世に広がる未来の為に。

2012年02月07日

口コミ、評判、検索サグリで見る目ナシ。

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新患が多い事は良い事だが、何人かに一人は「何しに来たんだ?!」って言う人間も混じる。

明らかに大多数の他の患者と違うパターン。 来院してくれば100%分かるが、ネットで評判検索している時点で、超ダメ人間。 つい最近、やらせ口コミサイト問題が出たばかり。 

そもそも根底から間違えている。 どれがやらせか、やらせじゃ無いかを見極めるでは無い。 自分自身の目で、頭で、経験で見極める能力も気も無い事が問題だ。 常に他人に、誰かに頼ろうと言うスタンス。 そりゃそうだろう、子供の頃から雨ふりゃパパママに車で送り迎えしてもらって育ちゃ。

治療であれスポーツであれ、ゴールには自分自身で向かうモノ。 自分の足で、頭で、気持ちで前進するのだ。 誰かに頼ってすがった、地主の二代目状態が素敵だと思うならそれも良し。 自分の人生を自分のモノとすべく、他人に依存せず戦っている者であれば、自ずと協力者も現れる。 

治療でもスポーツでも、それ以外個人的にも、小生はそんな人間に全力で協力したいと常に思う。

残念ながら何だか分からない人間に、幾らお金を貰ったとしても100%全力は出せない。 それなりの治療、力しか出し得ぬ。  あ゛~、もったいない。


昨晩も某有名スポーツ選手の特集がTVで放送されていた。 そのトレーニングは最新でも設備でも無い。 その専属トレーナーの指導も機器に頼ったものでは無い。 大切なのはソフト。  立地、料金、設備や口コミで選んでる時点で、永遠に真意に近づく事は決してないだろう...  本当に残念だ。

2012年02月05日

まずは新百合ヶ丘、青葉台のテニスプレーヤーの皆さま

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患者で一番多いスポーツは、ゴルフよりもジョギングよりも何よりもテニスが多い。 ブッチギリで。

タマタマであろうが、熱心にテニスに取り組む新百合ヶ丘、青葉台在住の患者チームに、データ取りも含めまずは内転筋から。 何故か柿生では無い。(笑)  まぁ予想通りまったく使えて無いって言ったらなんやら。 

たしかに使えていない、力が入っていないと言うのもあるが、逆に無駄に力が入っているケースも当然ある。 むしろ一般人の場合は、こちらの方の改善が重要であったりする。

極端な話し、CVAなどは力が入らないのでは無く、力が入り過ぎている。 そこへもって神経促通だと言って力を入れるトレーニング、リハビリはどんなものか。

当然重要なのはコントロール。 いかにコーディネーションを円滑に行えるようにするか。 円滑が重要。 パワーでギシバキ動かすから、ちょっとした動作で肉離れ。 そんなプロスポーツ選手をTVで見る事も良く有るだろう。

意識出来ない筋肉を意識出来るようにするのが、昨今のトレーナーの分かり易いテーマ。 経験で何となくではダメだ。 当然流行りモノトレーニングに惹かれるトレーナーは問題外。 地道に行きましょう。

2012年02月04日

バカにならなきゃ痩せない。

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またこんなタイトル書いて...

世の中、お勉強はとっても出来ても 『コイツ馬鹿だなぁ~』 って奴は五万といる。 いわゆる暗記に強くて、テストで点数取れる奴。  最近はそれに、ナンチャッて研究者な坊っちゃんという存在も居る。 そりゃ好きな事だけやってりゃ、誰だって楽しい。

自分がやりたいと思わない事、もしくはやりたくない事を、やりたい事より多く出来るか?!

世の中、社会に出ればやりたくない事のオンパレード。 それらを避けて通れば通るほど、社会性は欠落し、常識から逸脱していく。 そもそも常識なんてウンチャラカンチャラ言う人間の時点で、社会的協調性は無い。

そんな愚痴はこのぐらいにして、やりたいけどやれない、痩せたいけど痩せれない、やりたい事とやりたくない事のはざま。 この境目をどう認め、受け入れるか。 知識では無い、自分と自分以外の人、物、事柄をどう考えるかで結果は雲泥。 

お利口さんは自分をお利口さんとは言わないが、そうでない奴ほど自分はアタマが良いと思っている。 ダメな自分を受け入れてこそ、その先にダイエットの道が開ける。

諸君! 馬鹿になろうではないか!!  残念ながら小生はバカでも太ってはいるが... (爆

2012年02月03日

体幹トレーニング、ABOVEかBELOWか?!

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体幹トレーニングを作成・指導する時、必ず留意するのが、 『ABOVEかBELOWか?!』 である。

ABOVE、BELOWと聞いてすぐピンときた指導者は、最先端で本物。 もしも単語調べに辞書片手なら単なる流行り指導者。 目標(TARGET)を設定する事など誰でも出来る。 TARGET設定もせずに、ただこの筋を動かして鍛えれば効果出ますよでは、いずれ一気にそのバランスは破綻する。

ABOVEで設定するのは非常に容易。 鍛えれば強くなりますよ的な発想。 重要なのはBELOWの方。 入り過ぎた、緊張し過ぎた状態を適切に取り除く設定が出来るかどうか? 「ハイ、ココ意識して! コノ筋で挙げるように、動かすようにして!!」 と言う指導では真の体幹トレーニングとは言わない。 TARGET内で意識させるか、ABOVEで組むか、BELOWで組むか!?

刺激を送らずに刺激に反応させる。 それこそが単なる筋トレでは無い体幹トレーニングの真骨頂。 スーパーや、駅前商店街の片隅でやる体幹体操教室とはまるで違うのだ。 奥は深いのである。

2012年02月02日

携帯電話通信障害にみる協調性

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年末年始にかけ、スマートフォンを中心とした携帯電話が数度にわたり大規模通信障害に見舞われた。 通信各社、その通信障害の理由・原因は様々だが、特にことDoCoMoで発生した通信障害はバードウェアの問題だけでは無く、その根底にある今までとは違った “協調” と言う部分の考え方に原因がある。

このニュースについての詳細は nikkei TRENDYnetの “相次ぐNTTドコモの障害で見えてくる“協調”の必要性” をご覧頂きたい。

ここで重要となる “協調性” と言う部分。 当院でもこの3年間、治療に於いての最大のテーマであり、昨今のスポーツの世界でもコアトレーニング等でカーネルとなる部分。 ユーザーでは無く、オペレーティング側の問題。 根本からこの協調性と言う部分が間違えていては、後から何をしようと施そうと堂々巡り。 上記コラムにもあるが、たとえそれらが表面上似かよっていたとしても、その裏側にあるルールや作法が大きく異なる事が多いのだ。 流行り、ブーム、流れで急速に異なる二つが結びついた時、今まで互いが経験も考えもしなかった状況が発生する。  それらを予見しなければならない責任が、常にオペレーティング側にあると言う自覚無しに、指導や仕事を上っ面な知識や理論で推し進めると、必ずその歪は発生する。

より一層複雑に成長していく現代社会。 その世界に人は思考その物を根底から見直し、常に考え直さなければいけない世の中なのだろう。  ウチも振り返れば半年前と違った取り組みを出来ているようにしている。勿論アップデートとして。 常に社会は動いているのだから。

2012年02月01日

本格体幹トレーニング新提案

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今更書く事では無い開院当時からの設備なのだが、昨今の体幹トレ大ブームの要望に応えEMG Retrainerを活用したプログラムを、コツコツ個別に提案しはじめました。 TVとかで見たプロのトレーニングを突っ込まれるんですよ、多くの患者に。

実際は多くのトレーナーだって分かっていないもの。 ココを使えと!と指導したって、結局は筋肉に力が入っていたらOKで、入っていなかったら意識して! で。 研ぎ澄まされたプロ選手だって、容易に意識出来るものではないのに、一般人や経験未熟な学生・若者じゃ到底無理。  そこをどう効率的に効果的に指導・実践するか。

機器に頼るだけでは無く、単に意識だけではなく、視覚・聴覚も利用した完全体幹トレーニング。 スポーツジム、クラブは勿論、整骨接骨、整体院やマッサージ院以外の治療・トレーニングを探してやって来るのがウチの新患の殆ど。 長い付き合いの既存患者ですらビックリするぐらいだから、新患の多くが戸惑い顔で。 ソリャそうでしょ、今まで聞いた事も見た事も無い指導や話しをされちゃあね。 

と言う事で、機会があれば少しずつ全ての患者に提案していきます。 お楽しみに。

2012年01月31日

体幹トレーニングとバイオフィードバック

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昨今、スポーツをする人であれば誰でも必ず聞いた事がある体幹トレーニング、コアトレーニングという言葉。  今まであまり注目されてい無かった事、意識してトレーニングする事がなかなか難しかった部分。 その部分を鍛えようという事。 分かっていても、コレがなかなか難しい。 やってはみたものの、それが本当に体幹に効いているかどうか分かりずらい。 

この手のトレーニングは、基本決してパワートレーニングでは無い。 いわゆるひとつのバイオフィードバックであるのだが、更にますます意味が分からない方向へ。 理解も目的もゴッチャゴチャ。

ただ単にこの筋肉使って動かして! と言われても、果たして本当にそこが使えているのかレベルがホントのところ。 一流プロ選手ですら、初めは良く分からないと言うぐらい。 本来はどのレベルで神経支配が促された動作なのかを把握しながら、レベル、強度アップをしなければならない。 ここで登場するのがバイオフィードバック装置。 ただ単に筋電計状態で流れてますね、使えてますねでは素人。 自転車好きの30代ロードレーサー兄ちゃん達のハートレートモニターと一緒。 200までいった、ハイ万歳状態。

出力電位は勿論、左右差、動作姿勢変化も加味してコアトレーニングプログラムを作成する。 先週の日曜は二人、週始め火曜午前今時点一名。 リハは勿論、今後のパフォーマンス向上の為のツールとして装置も使う。 今までは指導者の経験値に頼っていた、バラツキの多い物を、より具体的に科学的に。

また機会があればこの辺はトップサイトにまとめて、ウチの個性としてアップしてみたいと思う。 

本当に使えていない筋肉を、より正確に把握してみたい方、是非。

2012年01月29日

お疲れ様で宜しくね。

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我が町柿生の一大イベントが終わりました。 “だるま市”。

今年は土曜日と言う事もあって、ここ数年の中では一番の人出。 それでも5、6年前に比べると、人も露店も減りました。 これも不景気の影響でしょうか。

我が麻生理学チームも今年は19名で大宴会! いゃ~今年も盛り上がりました。(笑)

普段治療では見れない聞けない患者さんの顔も身体も意見も、見れて聞けてコレがかなり治療に役立ったりで。 医療は “人を診る” と言う通り、分かりあえば分かりあえるほど診れる事が増えるもの。 どちらかが一方通行で分かりあう気が無い人間も現実は数多くいるが、少なくとも此方側からは常に分かりあうスタンスで接するように心がける。 しかしそれが逆に押し付けになってしまえば、それはそれで一方通行になってしまう。 この辺のさじ加減は、人生経験豊富な先生には敵わない。 

よく広告で、 『○○万人の豊富な治療経験で!』 などと言うものも最近みかけるが、よくよく計算してみると全くもってお話しにならない数字。 本人は多いと思っているから書いているのだろうが。 仮に多かったとしても、揉んで電気で温めてなんざ、拝んでいるのと大して変わらん数字だ。 

一人一人を大切に丁寧に、それをコツコツ積み上げてこそ経験となる。 その経験が、また次の治療へと繋がる。 目先の数字稼ぎ治療では、患者と分かりあう事など到底あり得んのだ。


今年もまた、一年間患者もスタッフも無事に元気に過ごせた事に感謝して、だるまを収めた。

2012年01月28日

本日麻生区柿生はだるま市!

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ゴメンナサイ、本日午後は半休シマス。 m(__)m

今日は一年に一度の柿生のだるま市。 関東で一番最後の「納めのだるま市」と呼ばれ、とても賑わいます。 300とも400とも言われる露店の数で、それはもうだるまそっちのけで大騒ぎデス!(笑)

毎年患者大勢引き連れて、柿生だるま市ツアーなんてやっちゃってますし。


麻生不動院は火難から人を守るとされ、「火伏せのお札(ふだ)」「文久銭(火伏せの利益がある)」と「だるま」を買う多くの人々が訪れます。 

お時間のある方、是非皆さん足を運んでみたらいかが?!

2012年01月27日

小児ぜんそくとスポーツ

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スタッフと鎮痛薬について勉強&ミーティング。 分かっているようで分かって無いアスピリンについて。 作用機序を一つ一つ復習をする。 まずここを理解していないと、臨床でよく出会うNSAIDは勿論アセトアミノフェンとの違いも理解出来ない。 

小生らの民間療法でも年に数回、この辺が役に立つ事があるのが子供の患者。 特にスポーツを熱心に取り組んでいる子。 長く痛い悪いで悩んでいる子の場合は要注意。 過敏喘息のケースでは、その頻度は小児ではまれであるが、それでも視野に入れ対応、父兄への説明にもあたる。

喘息意外にも当然ここに書ききれない細かい事が幾つもある。 少しずつではあるが、臨床に合わせてスタッフ全員、院全体でアップデートしていきたいと思う。

2012年01月26日

テニスにゴルフ、また次ガンバレ!!

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昨日テニス全豪オープン準々決勝の錦織圭選手、残念でしたけどお疲れ様でした。 試合後のインタビューはそれでも何故か清々しいものであった。 相手のマレー選手のコメントも非常に紳士的で好感が持てる。 会場に居た観客もニシコリコールがあがるほど、国籍など関係無く、若い選手を応援する映像に多くの日本人は感動感激した事であろう。

本来ゴルフもテニスも紳士なスポーツ。 負けても勝っても紳士でなければならない。 決して目を吊り上げてやるものではない。 試合中も試合後も、見るもやるも清々しくなければならない。

勝ち負けに拘らないでは無く、勝ち負けのその先を考えてスポーツをするのだ。 錦織選手を見ていると、誰もがその彼の将来を見る事が出来るであろう。 その彼の魅力に会場に居た観客も共感したのではないだろうか。

これから将来のあるすべての若い選手に、勝ち負けのその先にある大切なものを、スポーツや治療に取り組む我々全員は伝えていかねばならない。 その為には我々自身がそれを理解していなければならないのだ。 

2012年01月25日

急きょ生放送全豪テニス!ガンバレ錦織圭選手!!

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皆さん元気にスポーツ大活躍されていますでしょうか?

既に皆さんもご存じかと思いますが、現在全豪テニスオープンで日本人初のベスト8進出を果たした22歳の錦織圭選手。 世界ランキング4位のイギリス、アンディー・マレー選手との男子準々決勝を、ナント本日13:05からNHKが急きょ生放送を決定!!

今大会に向けて新たなプレースタイルで挑む彼の姿を、アメリカでの専属トレーナーとの最新トレーニングと一緒に、昨日一昨日とNHKで特集されました。 トレーナーはハンマー投げの室伏広治選手をも指導している名トレーナー。 決して筋力アップトレーニングだけでは、怪我も成績も良い結果が出ないと言う事がよく分かる内容であった。

もうかれこれ10年近く前の話しになるが、当時ウチにも3名のプロテニスプレーヤーが来院していた。 昔から小生は縁故でスポーツ選手を使うのは性に合わない。 現在の治療以前の繋がりを広告等で使っても、それは決して現在の小生の実力・力量では無い。 治療なら治療だけで戦う。 譲れない仕事の一線は決して他人に頼らず。 その上で出逢った彼ら。 東京オープンで優勝をするほどの彼ら。 今振り返ると、今ならこれが出来るのに、もっとこうしてあげれたのにと我が身を振り返る。 30才を過ぎた現在でも現役で頑張っている彼らの姿を、今でも影ながら応援している。

特にこの2年、当院でも取り入れている理論。 まだまだ最先端で活躍しているトレーナー仲間らには敵わんが、出来る限りの最先端を全ての患者に提供している。

全ての若い選手のこれからの活躍を大いに期待し、応援したい。 その活躍の為に、出来る事をコツコツやって行くのが我々の仕事なのだ。

2012年01月22日

研修で何を育むのか!? 医療編

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昨日15年来お付き合いのある、企業経営者でもある男性患者さんの話し。 

ある飲食店で食事をしたそうなのだが、そこに新人の様なスタッフがいたそうだ。 手際が悪いのも不慣れなのも仕方が無い。 そんな事には腹も苛立ちも全く無いそうなのだが、どうしても気になったのは教育にあたる人間。 明らかに人材育成のスキルがゼロだという事。 現場で教えるべきでは無い事までも、客の前で教えている。 しかも当然客が聞いて不愉快になる内容までも。 

小生であっても、新人のスタッフ達はもとより、常勤スタッフの研修・勉強会は朝7時、8時の出勤前早出で行っている。 現場研修とは完全に切り離して。 やっていない者ほどやっているというものだから、当事者はちゃんとウチは研修していると思っているだろうが。    結局、もう当分行く事は無いとまで言っていた。


医師もそうだが、我々のような治療・医療に携わる者たちの研修会でも、人として育まなければならぬポイントがずれているケースを多々みかける。 参加して残念だったと思う。 しかし、そういう研修会に限ってポイントがずれた者達が集まり、自分達はバッチリ完璧と自己満足。 ウチのバイトのPT君達ですらインターンや研修会ですぐ気が付くレベルであるのに。


技術や知識、情報を沢山入れれば客が喜ぶ、患者が治ると思ったら大間違い。 そんな勉強好き先生達ほど、この2、3年で大きく経営悪化している。 いったい何が悪いのかも気が付きもせず。 


人を育むという事。 どんな大企業であれ、人材育成には大きな労力を要する。 バブル時代にはどの企業も半年近く、新人研修に時間を費やした。 そのバブルがはじけた後、どの企業も人材育成への経費を大きく削減した。 丁度今の30代中盤。 そして現在。 多くの企業が学んだ。 人として、企業人として何が一番大切な事なのか。  研究職専門の人間に変わり者が多い事は、誰もが知っているだろうが、良いか悪いかは別として勉強だけで満足人生を歩んでしまうと、社会性協調性が通常より欠落してしまう。 先日ニュースで話題になった人などは典型的。  学校出ていきなり専門職で、知識付けて技術付けての医療従事者。 一般企業経験ゼロでは致し方無いのだろうが。  もっとも、これらも自覚全くゼロ人間が多いのだが。


人を診る我々の仕事で一番欠けてなならぬ事が大きく欠けている医療従事者が、昨今更に増えてきてしまった。 逆にそれに気が付く同業や患者が昨今多く訪れて来てくれている。 人として本気で頑張ろうではないか!

2012年01月21日

やっぱりガッツリ雪で最強!

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出歩かんし動かんし、疲労も怪我も少なく患者も少なく。 基本我々の商売は冬は暇。 そもそも年配者は寒きゃ出ないし、暑くても出ない。 雨雪降ればもっと出ない。 F3、M3以上が中心顧客層の治療院・クリニックは辛い。

ココが小生の院の強みなのだが、中心層がM2、F2というところ。 バリバリ働く、仕事が出来る、社会的価値観が世情と一致している世代。 若過ぎても年配過ぎても自己中心になりがちなのだが、丁度良い匙加減が出来ている世代。

雨、風、台風や雪でも普段と変わらずやって来てくれる。 これにはとっても感謝する。 逆に空いているんじゃないかと言って電話をくれるのも、完ぺきこの世代。

お陰さまで昨日の雪模様は22時過ぎまで目一杯。 むしろ普段より混んだ。  しかも珍しくC2 層、13~19歳のスポーツ大変熱心な子供で特に遠くからというのが多かった。 

悪天候の中、頑張って来てくれるのだから、こちらも頑張って治しますヨ。

今日も雨だが一コマも空き無くキャンセル無く、ギッチギチ。 週末はPT君達のバイトもいるのでガッツリいきマース!! 

2012年01月20日

新百合ヶ丘・柿生の気候で寒くて痛い

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今日は新百合ヶ丘、柿生、麻生区周辺でも、久々シッカリ朝から雪が降ってマス。 まぁ積りはしないでしょうが、中途半端なジャリジャリは滑ります。 となるとコレマタ転んだ捻ったで、ひと雪数人やって来ます。 文章にすると商売っ気ムンムンですナ。

打撲捻挫はまだ簡単。 問題は寒い冷えると言ってやって来る患者。 テキトーに対応ならチョチョイのチョイなのだが、真剣にガッツリ治そうとなるとこれが一番厄介。 本人次第といえば本人次第なのだが、キリキリ目を吊り上げて 「ナントカしてチョ―ダーイ!!」 ケースは一番タチが悪い。

そもそも寒さ温度、気候天候との医学的関連性は非常に低く、あやふや。 うんちくをくっつけようとすれば幾らでもくっつけられるが、雨が降ると、湿度がうんぬんカンヌンとよく言うが、んなら痛くでお風呂・湯船に何か浸かったら死んじゃいますよね? とか、気圧がどうとかナントカなら、台風来たら、山や高原に行ったらぶっ倒れちゃって大変ですね!? って心底心配したくなる。  まぁ、心配しないが。

そもそも温度感なんて人間かなり曖昧。 温かい、寒いなんて、完ぺき個人の主観。 雪国のウチの爺さんなんか、マイナス10℃でも今年の冬は暖かいと言ったり。 今年94歳で、いまだギア付きのバイクを乗り回す。 ソリャたしかに何℃でも大丈夫だわ。

結局は気持ち、経験、価値観。 こうするとこうなるという過去の経験や学習が、可逆的に感覚の認識に影響を与えている。 ヨーロッパのあるクリニックでは、なかなか治らない多くの痛みは間違った経験、学習によって生じているという。 間違った学習は正しい学習によって治す事が出来ると言っていた。  要は本人が間違えに気付き、間違えを認め、受け入れ、そこから前進する為に新たな学習に取り組む姿勢を心底持てるかどうかで決まるのだという。

小生も日々そうなのだが、小生という人間が同じ事を一語一句同じように話しても、年に数名は全く理解することなどせずに、また他院へと旅立つ。  正直若干腹も立つが、そこは小生の力量不足と言い聞かせ、頭の中で山口百恵のいい日旅立ちをプチカラオケ状態。 (たとえが古い!)

なんにせよ、人間は学習せねばならないという事。 それは本を読んだり、他人から見聞きする事では無く、自分自身と向き合い、反省と後悔をした上に積み重ねたモノである。 自分可愛い、肯定人生では何も学ぶ事など出来ぬのである。 

早速今日から雪で滑って転んだら、雪のせい、足元のせいにせず、転んだ自分のせいにしてみようではないか。 でなきゃきっとまた転ぶであろう...

2012年01月19日

ジョギングの神様

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空前のマラソンブーム。 猫も杓子もジョギング、ランニング愛好者が町中にワンサカ。 小生が蹴飛ばされ、オヤジに無理矢理毎朝走らされていた40年近くも昔の子供時代、街で走っている人にすれ違う事はまず無かった。

そもそもジョギングの発祥をご存知であろうか?

それは小生の子供時代、1970年代後半から1980年代前半にかけて全米を中心に世界規模でジョギングがブームになった。 今と違って情報など得る事が出来ぬ当時、地元祖師谷大蔵からチャリで皇居まで走りに行ったのも13歳。 今考えたら、何考えて行ったのか?! 我ながらよく行くわ。 

当時でも週末の桜田門は何十人もの大人がいた。 そこへ子供が一人では目立つのか、よく大人達に可愛がってもらった記憶がある。 そんなウキウキした気持ちで帰り道、ジョギングシューズ専門店の某海外チェーンへ行ってはみたが、明らかにカネをもっていないガキに店員は素っ気無く、ペダルを漕ぐ帰りの足は疲労以上にヘニャヘニャだった。   のちにその話しを前職会社入社直後、先輩に話したところ 『実は僕は別店舗でアルバイトをしていたんだ』 と言い、更に話しは当時店長をしていたという上司にまで伝わり、すまなかったねぇ~という話しにまで発展した。 いやはや、世の中は分からないものだ。

さて話しを1970年代まで戻そう。 そもそも世界的ジョギングブームのきっかけになったある一冊の本があった。  その本の著者、ジェイムズ・フィックスこそが、ジョギングの提唱者であり、ジョギングの神様、教祖様なのである。 彼は自分が毎日15kmのジョギングで30kg以上の減量に成功した事を本にまとめた。 それこそが後に世界的ベストセラーとなった 『The Complete Book of Running』 であり、それを知らなければインチキもぐりランナーと、小生は勝手に定義づけている。 (もちろん冗談である)

ただ唯一悲しいのが、そのフィックスが日課のジョギング中に心筋梗塞を起こして突然死した事。 彼の死をきっかけにジョギングブームは一気に衰退していってしまった。 その後、体育学運動学も研究が進み、環境状況、体調によっては心臓に大きく負担をかける事もあるという事が言われるようになった。

それら、正しい運動理論を理解したうえでのジョギング、ランニングは非常に良い事だ。 しかしそれが手軽だ、お金がかからぬからだと言って安易にジョギングをするのであれば、それは40年前と何ら変わらぬ、低い意識である。 小生は仕事であるから、足・腰・膝が痛いと言ってやって来れば仕事になるが、本当の治療はその低い意識を治す事であり、多くのジョギング愛好家がそれを受け入れる気が無いのもまた事実である。 しかもそれを低い意識の医師や治療家が、骨や肉だと安易な診断・治療を尤もらしく行っている事も危惧する。 まったくもって悲しい現状だ。 小学生時代の小生でも気が付いていた事なのにもかかわらず。


という事で、このネタの先に今年の当院の提唱推奨企画がある。 まぁ、それはまた後日。

2012年01月18日

スポーツ専門病院に求人に先生に。

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今年もこの時期、求人の時期。 屋号の都合か、やはりスポーツに興味、感心のある者が多い。


働く側、患者側ともに問いたい。 スポーツ専門とは何かを考えているかと。


3年ほど前に現屋号に変えたのだが、正直それまで “スポーツ” という言葉を避けてきた。 学校も会社も全て体育系だが、部活の延長線上で資格取って治療家などという、ダラダラ何となくスポーツの道を歩んでは来なかった。正直そんな奴が未だに身の回りにも多くいる。 

バブル真っ只中な小生の学生時代、若気の至りでスポーツトレーナーになりたいと安易に考えていた。 田舎の大会でしか優勝できないような3流選手レベルのスポーツ経験で、いったい何が出来ようか!? そう考え、もっと多くのスポーツの世界を見るべきだと思い、メーカーへの就職を選んだ。 そこで出逢った上司や先輩のお陰で、仕事、社会人、顧客サービスのスキルを最低限学ぶ事が出来た。

最終的には現職の施術業になったが、治療家の先輩からは 「やっぱり戻ってきたか」 と言われてしまった。 いやはや、先輩が一番見透かしていたか。

そして現屋号に変えるきっかけとなったのが、5年ほど前からスポーツを看板に掲げる治療院が増え、通常の整体やカイロ、マッサージ院では無く、スポーツ整形、スポーツ治療院へ行っている人ほど治らずやって来るのが目に付き始めたからだ。

そんなスポーツ専門治療院に共通しているのが、学生時代スポーツで、鍼灸指圧マッサージ師の資格取って柔道整復師の資格取って、はいスポーツお得意治療院出来上がりのパターン。 笑ってしまうほど同じパターン。 しかもスポーツ治療の勉強大好き先生。 最新・最高とうたう割には、結局のところ温めて、マッサージして、電気かけて機械使って、最後にテーピングパターン。 やる事はどこも同じ。 コレじゃ25年も前に、それじゃダメだからカイロを学びに行った小生のガキ時代と何ら変わらない。 まだカイロの方が手技も多く、マシだ。

患者は整形外科で治らないからやって来る。 勉強で治るのであればとっくに病院で治っている。 あそこの整形は下手クソだとケチをつけたところで、医師には知識で敵う筈は無い。 お医者さんですよ、ホントに。 知識・技術以前に、その患者さんが訴えるものと、治す側の知識とのの温度差を埋める事こそが、治療家として最も学ばなければならない事なのである。 この言葉の意味が分からないうちは、いつまで経ってもお勉強大好き先生の域を一生出る事は無いのである。 

一日20人、30人の患者で満足してはいないか!? 隙が無いくらい一人でも多くの患者を診る、治す努力をしているだろうか? チョロチョロ、好きなスポーツ選手、チーム相手にサービストレーナーなどして自己満足などしてはいないか?? 

一人一人の患者と何よりも真剣に向き合う。 治す事に真剣になる。 患者は真剣なのだから。 自己満足坊っちゃん治療は、口コミインチキサイトと一緒にサヨナラだ。

2012年01月17日

全力で友人親友、患者と付き合う。

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子供の頃の友達が何人いようとも、その繋がりと、大人になって出逢った友人との繋がりの違いは大きいものだ。

そもそも全く気が付かぬ者、考えた事も無い者にとっては到底理解など出来ぬばかりか、肯定的思考を口にするであろう。

たまたま近所、たまたま同じクラス、そしてたまたま気が合った繋がりは子供レベルの人の繋がり、お友達パターン。 未成熟な人間は成人してもこのレベル。 ツイッターの繋がりなんて典型例。 まるでお子ちゃま。

大人になって、人として人間として社会人として正しい価値観が身について、始めて自分の立ち位置が分かり、損得や利害関係では無く、良い事も悪い事も心底お互いがお互いで得るものがある付き合いが出来る人間関係が、大人としての友人である。

それは年齢や立場、肩書きなど関係無い。 そんな事にこだわりや魅力を感じている時点で人間失格、真の友など出来ぬ人間だ。

時に小中学生の患者でも、 『コイツは凄い、勉強になる!』 という子がいる。 むしろ子供の方が無駄な欲が無く、純粋に前を見ているからなのだろう。 目が濁っていない。 小生も自分を振り返ってだから言える事なのだが、一番目が曇って濁っているのが30代だろう。 50、60代と上がれば上がるほど、多くの人生経験の為か全ての人が尊敬にあたる。例えどんな立場であっても。


小生の30代の友人で尊敬できる人間が数名いる。 一人は某有名アイウェアメーカー、まぁ書いても良いだろうがスポーツ選手で世界的に有名なOakley Japan に勤める友人がいる。 しかも特殊な加工の技術をもっているエンジニア。 もうかれこれ10年の付き合いになるが、コイツがまた肩の力が程良く抜けたとても魅力的な人間。 小生の持ち合わせの無い部分をすべて持っている。 それでいてスキルもこだわりもあり、それらを決して押し出したりもしない。 ホントにこの10年勉強させてもらった。

あと二人、この二人はこの数年で知り合った。 一人は町田の駅前でお花屋さんを営んでいる。 多くの苦労と経験を乗り越え、30代とは思えぬ目線で物事を冷静に考えている。 それでいて友人知人、自分の愛する人には熱い。 その義理堅さに、とても感謝する事がとても多い。 

そしてもう一人がミュージシャンな彼。 生活の為に仕事もしているが、どちらも誰にも負けぬ大きなこだわりを持って取り組んでいる。 その姿が、時折小生のブログにも登場するプロロードレーサー(自転車)の男子とよく似ている。 普通は物欲も異性も見栄もあり、自然と軸がブレ、夢を見失って行くものだが、彼らは我々の様な欲で見失う生き方とは違うのだ。 確かに失うものもあるのかもしれない。 しかしその先には我々では決して到達できない夢の形が必ずある。  友としてその手助けが少しでも出来ればと常に思う。

トップ画にもあるが、本当に困った時に力になってくれるのが親友。 面白おかしく一緒に居るのが親友では無い。 親友を築くも失うも、お互いのその手助けのタイミングを見誤るかどうかで決まる。 自分の損得勘定を人間関係に入れた時点で、この先10年の人間関係は絶望的であろう。 もし小生が他人に胸を張って言える事があるとすれば、たとえそれが友人であれ患者であれ、この先10年分の損得勘定抜きにした付き合いを、必ず心に描いて接しているという事。 あとはそれが伝わるか伝わらぬか。 お互いの努力であろう。

2012年01月15日

歯科、美容外科の口コミサイトでもやらせ書き込み当たり前!!

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“歯科、美容外科の口コミサイトでもやらせ書き込み、業者特定急ぐ”(産経ニュースより)

先日も食べログであったが、もちろん他の口コミサイトでも同様の手口が明らかに。 とーぜんと言えば当然。 

小生は以前から声を大にして言ってるが、顔も見えない相手の事を何故すぐに信用してしまうのか!? と。 ツイッターで意気投合系なんて、ホント心底在り得ない。 そもそも口コミサイトで即行列するのは暇な主婦と、人間的に未熟な兄ちゃん姉ちゃんダケ。 ウチの患者達は行かんね、そんなトコ。  小生の身近で、常に暇暇ガラガラなラーメン屋がネット通販で小金稼いでいる話しを聞いて、何も知らずにそこの通販で買ったお客さんが可哀そうでならない。 そんな小銭稼いで、商売のこだわりも何も無い。 小生は全くもって羨ましくも興味も無い。

先述の酸素カプセルでも書いたが、整体やカイロ、マッサージに接骨院等、我々の様な民間療法はもとより、最近ではスポーツ整形外科というような、今どきカッコつけしい病院も、同様にクチコミサイト評判万歳系は、まず疑って間違い無い。 専門知識が無くとも、常識的な社会人のスキルがあれば、誰でも簡単に見極められる。 見極められぬ時点で、レベルが低いという事だ。

そもそも医師であっても、酸素カプセルの話しのように、所詮カタログチラシレベルの知識や情報をもっていないから、リラクゼーション程度の効果しか無いものを、怪我や骨折がすぐ治ると真実のように言ってしまう。  当然ごく一部の医師ではあるが、所詮医師であっても人間としてのレベルが低い奴の情報を信じてはならないのだ。 真っ当な人間なら十分素人でも見極められるのだから。

そもそも物であれ情報であれ、手軽に入るものが果たして今の自分に本当に必要なモノであるのかを考えるべきだ。 考えているつもりでも、考える事が出来ていない人間が、今どき本当に多過ぎる。 自分は全く考えていないのではないか、自分が考えている事が間違えているのではないかなどとは微塵も思えない。 今より前に進む為には、新たな思考行動が必要不可欠。 安易&勢いで上手く行く事など絶対何も無い。


今まで口コミサイトで店を訪問した事がある諸君、まず一度自分を恥じてみよう。 きっと今年は真実と出会う事が出来る筈だから。

2012年01月14日

低血糖と臨床医

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Wernicke(ウェルニッケ脳症)と聞き、何を思い浮かべるか? 普通は先ずアルコールだろう。

低血糖とウェルニッケとビタミンB1欠乏、これに5歳未満の子供を思い浮かべたらたいしたもん。  筋量、糖新生の問題で欠乏し易い。 腸の不具合なんかこれまたマズイ。

眼振や運動失調があれば分かり易いのだが、それ以前でどう予防するか、その可能性を所見や生活習慣からどう読みだすか? 当然治療であれば点滴よりワンショットなのだが、それ以前のレベルであれば、食事のアドバイスはサプリよりドリンク、少しでも吸収の早い方。 たとえば何でもかんでもサプリおススメでは無く、 『そのケースなら、運動後に野菜ジュース果物ジュース、トマトやパイナップルじゃないですか~』 という風になる。

この辺は経験値、臨床の数と問題意識の質に大きく左右される。 勉強だけの先生では無理であるし、だからと言って言葉だけの臨床家でもダメである。

根拠のある治療やアドバイスを出来るかどうか。 スタッフ達にはこの辺を楽しんで日々学んで欲しいものだ。

2012年01月13日

絶対ダメなスポーツ整形、治療院の見つけ方!

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このネタ、一年前にも書いた事がある。 一般の人にも分かり易いネタとして書いた。

某外国人サッカー選手やプロ野球選手等が愛用して有名になった、酸素カプセルと呼ばれる、人間が一人入れる筒状のカプセルの様なもの。 そこの酸素が通常より多く入っているから代謝が上がり、疲労回復や怪我の治癒が早まるといわれる代物。

しかし、その正しい理論を把握せず、パンフレットレベルの知識で設置・推奨している病院があるのには目を疑う。 

以前から分かっていた事なのだが、昨年初め、東京医科歯科大学で第一回の学会が開催された。 小生もスタッフを連れ参加してきたのだが、やはり結果は承知の沙汰。

そもそも正確には“酸素カプセル”などとは呼ばず、“高気圧酸素治療”と呼ぶ。 コンナ粗雑ブログを読んでくれている方々なのだから、詳しい理論はご自分でググってもらえれば良く分かる事なのだが、重要なのはそのカプセルで人体にかける圧力、“気圧”なのである。

一般的に良く目にするカプセルでかかる気圧は、僅か1.2~1.3気圧程度。 まぁ、リラクゼーション的効果ぐらいはあるだろうが、それで骨折がとか怪我がとか言うには、医師・治療家のレベルを心底疑う。 正確には2.5気圧前後かけてナンボ。 しかもついでい言えば、圧力は酸素では無く、空気で上げる。 酸素は可燃ガスなので、純酸素で上げたら爆発の危険性も上がってしまう。 正しくは空気で上げ、そしてそのチャンバー内で高濃度酸素をマスクで吸う。  ちょこっと酸素を足したり、カプセル内でニコニコ笑顔くっきり時点で、 アリャリャって事だ。


ホントに最近やって来る患者に、以前行っていた整形外科はスポーツ専門で有名だったという事が多い。 しかも治っていないと。 話しを聞いたり、こっそりググってみると、酸素カプセルも含め、「あ゛~やっぱり...」 ポイント盛り沢山。 単なる検査・手術大好き病院か、筋肉治療院。 騙されるんだろうね、藁をもすがる純粋な患者は。

趣味や遊びじゃないんだから、医療はすべて根拠がなければならない。 それは設備一つ一つだってそう。 流行りや客寄せで、カッコ良さゲな機器揃えて満足クリニックを、是非見破って欲しい。 素人であっても、昨今の情報社会であれば幾らでも出来るのだから。 資格だけで本物偽物を分けるとしたら、小生は医師でも無いから本物では無いが、少なくともインチキにだけはなっていないと断言しよう。 上っ面じゃない、本当の努力をしようではないか。

2012年01月12日

学生にとって筋トレは筋力アップでは無い!

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これだけ科学・医学が発達したというのに、未だ動作やパフォーマンスに問題があると筋力アップ、酷いと疼痛除去も筋力不足、筋力をあげろという。 何でも筋肉のせいの、体操のお兄さん治療家・トレーナーが多い。 先日も患者がスポーツを前面に出している、とあるハデハデ整形外科で不具合の相談をしたところ、あっさり筋トレと言われたらしい。 今年だけでも既に2件目。

別に筋トレを全面否定する訳では無い。 今どき患者、特に大人はこれだけ情報の多い世界なのだから、何の為にトレーニングをするのか、その意義を説明されねば納得などしないのである。 むしろ筋トレなどと言われたら、町営の安い体育館で自己流トレーニングで良いではないかと思ってしまう。 まぁそこで先日も書いたが、自分はちゃんとやってるのよ!な経済的余裕のある人間は高けりゃイイの的な流行りの最新ジムへ行ったりもする。 そんな商売、小生もやってみたい...

プロスポーツ選手を見れば分かるが、ゴルフでも野球でもサッカーでもランニングでも、優秀な選手はそうでない選手より、多くの筋肉が付いているのが必須条件なのであろうか? 自分より筋肉の無い人間は皆下手クソで痛くなるのか? 中・高生に筋トレはガンガンやらせるのが、本当に良い事だと思っているのかという事だ。

重要なのはパワーでもスピードでも無く、多くの動作・競技に於いてはそのコントロールが重要になって来る。 言わば体性感覚。  視床、大脳半球、小脳を、心身ともにトレーニングエラー5%範囲をどう考えるのか。 中心後回の領域、ブロードマンの脳地図を学んだ学生時代、一次運動野、体性感覚連合野・補足運動野をさんざん考えさせられ、動作カリキュラムを作らされた事を思い出す。 この辺は理学療法士・作業療法士さんがご専門なのだろう。

パワー、スピードでは無い、本当の意味の体性感覚トレーニングが、本年のウチの最大のテーマ。 今日朝8時から本格的にスタート。 動かないでは無い、動けないを改善させ、パフォーマンス向上も狙う。 此方としても楽しみな一年になりそうだ。

2012年01月11日

傷口は三年、すべては此処から始まる。

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問診時、どこがどう痛いのかを聞くのは当然であるが、それがいつ、いつからなのかを細かく聞く事を怠っているケースを良く耳にする。

今現在の痛みは一日の中でいつ発生するのか、それはいつからのモノなのか、そしてその患部に生まれて初めて痛みを感じたのは何歳の時なのかをさかのぼって聞き取る。 この生まれて初めてというところが意外にも、後に大きく治療を左右する事になる。 患者や同業諸君、そこまでしっかり聞いて聞かれているであろうか?

現在の痛みと発生時、生まれて初めての時、それらの痛みや不具合の程度、違いを治療する側と患者の双方で確認をする。 スタート地点を明確にせずに、正しいゴールの設定など出来る訳が無いのだ。

少々問診の話しが長くなったが、傷口は三年という話し。 スタートと現在を正確に把握する事は治療だけに限った話では無い。 仕事であれ勉強であれ、何でも同じ。 物事良くも悪くも3年で、一つ大きく答えが出る。 もしくは答えを出す為には3年はドッシリ腰を据えて取り組めという事。 特に子供なんかは見た目も内面も大きく変わるのが良く分かる。 中一と中三、高一と高三の先輩後輩の多きな違いを、誰もが子供時代の当時であっても経験したであろう。 

スポーツ、部活で一年生の時にしっかり基礎練習するから上級生になりレギュラーになる。 だが大人になると、この三年の差が子供より分かりにくく、しかも様々な欲や葛藤が邪魔をし、 “石の上にも三年” が出来ないのである。

小生らの様な個人経営は最初の3年で結果が出る。 医院であれ飲食であれ、潰れるところ、予算が大きく割れるところは3年でジ・エンド。 大手チェーンであれば3年未満でクローズするが、個人経営だとダラダラと営んでしまい、更に傷口を悪化させていしまう。  それを社会人時代の経験、諸先輩方からの助言で肝に銘じ、三年で一日平均15名は診るようにやった。 勿論、チョイ揉みや安保険診療では無く、すべて保険外診療。 そして15名超えたらスタッフを雇うと。

仕事がうまくいかない、競技成績が向上しない、痛みが長引く場合、過去三年間を集中的に振り返り、見直し、反省し、次のステップで3年というレンジを頭に入れ取り組む。 短期的視野しかない者ほど、先述3つのケースに必ず当てはまるのだ。 当然、何のスキルも身に付かず、ステップアップも其処には存在しないのである。


実のある三年にする為、正しく正確に今までを見直す事。 そして反省と後悔。 すべては此処から始まる。

2012年01月10日

昨年もっとも困った患者パターン

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景気も含め、この時期友人や中の良い患者と昨年を振り返る話しを良くする。

昨年特徴的だった患者のパターン、しかも困ったパターンがある。 実は一昨年からその兆候は出始めていたのだが、最新と思われる治療やトレーニングが超裏目に出ているケース。

都内を中心に数店舗、24時間営業しているような、ズラーッと最新機器取り揃えているジムでハードトレーニングで二進も三進も行かなくなってくるケース。 これは比較的若い年齢層に多かった。

本やネットで調べたという、自己流トレーニング、ランニングで痛めてくるケース。 自分の考えと合う情報や講習でしか情報を得ていない。 自分と真逆な情報で自己否定はとっても嫌に思っている患者。 比較的、大人と呼ばれる女性に多かった。

最後が最も問題で、時折さすがの小生も受け止める事を避けるケースが、最新のトレーニングやその指導者を信者のように信じているケース。 某有名日本人メジャーリーガーが以前より取り組んでいるトレーニングにはマイッタ。 それ以外にも芸能人で大ブーム的な奇をてらったトレーニングで悪化も数名いた。 これは中年期以上の女性と、何故か高齢の男。 そもそも無茶。

それらのジムや最新のトレーニングが良いか悪いかでは無く、本当にそれが今現在の自分に於いて必要なのか、問題になってはいないのを考える事すら出来ない患者達。 一度頭の中で完全否定してみると、容易に新たな答えが見出せるのだが、コレが出来ないから治らずやって来る。 まぁ、本人はやっているというケースも数例あったが。

基礎は大切と昔から言うが、それらの興味を惹かれるようなトレーニングや情報は、ある意味基礎とは違う角度から刺激を身体に入力するようなものが多い。 散々基礎トレで身体が反応しなくなったプロがやるようなトレーニング。 肉体的に効果があったとしても、その刺激を脳が管理する事が出来ず、オーバーフローを起こし、運動痛や内臓痛とは全く違った再現性の乏しい痛みを生んでしまっているのだ。 増強要因を導き出し、エラーが発生しない範囲に運動や生活負荷を改善すれば容易に治るのであるが、それらを本人が自分と向き合い、受け入れられるかどうかである。


耳触りのよい情報や講習会講師も、合ってる間違えているでは無く、欲しがる顧客に、単なるサービス業としての接客指導にまんまと乗せられ、ある意味信者になってしまっている。 まぁ、残念ながら小生にはそのカリスマ性も、治療のスキルもそこまでは無い。 少しずつではあるが今年は昨年学習した対応をしていきたいと思うのだが...  はてさて後は小生にそれだけの人間性が身につくかどうかである。

2012年01月08日

この2年で医師・治療の差は大きく開いた

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ご存知の通り、整形外科の基本は運動痛。 しかし、臨床では半数近くが運動痛以外。 特になかなか治らない、長く患っている、何処の病院へ行っても良くならないというのは、一般的な整形外科学の範囲外のケースも多く有る。

本来、骨や肉を痛めたのであれば、問診であれ検査であれ、痛みの再現性を確認する事が出来る。 しかしその痛みの再現性が無かったり、不安定であったりした場合、それらを気のせいや自律神経の一言で片付けて良いものでは無い。

この2年、不景気もあってか医療に携わるものにとっても大変辛い期間となった。 何事もそうであるが、その辛い時期をどう乗り越えるか、その辛さとどう向き合うかで、企業として人間としての真価が大きく分かれるのである。

苦しい経営で客寄せ、ディスカウントに走った者も居れば、スキルアップだと言い、上っ面な勉強をする者も居る。 どちらにせよ目線が客に無く、自分自身だけに向いている。  この2年で良い医師、良い治療かどうか分かれた理由は此処に在る。

人間の痛みというのは非常に複雑。 事故・負傷で四肢欠損しても、手足の先が痛いというケースもあるぐらい。 痛みや感覚は物理的な刺激だけで左右されるものでは無い。 

当院へやって来る患者の9割が整形外科等からの転院。 薬が処方されている場合は、詳しくその内容も確認する。 この2年で変わった事に気が付いたのだが、ある特定の整形外科医の先生数件が、従来と違う処方をしてくる事。 しかも非常に良好。 ウチはあとホンのちょっとのサポートをするだけで済む。 

筋肉や腱炎であればアスピリンやインドメタシン、ブロック注射等の処置処方で改善する筈なのだが、どうやら特定の患者はそれだけでは解決しない問題を抱えている。 従来はあまりお目にかからない薬の処方をされる先生方なのだ。

人間の痛みとはその大きさだけの問題では無く、体性感覚などの感覚入力の過程でも発生、増強するもの。 大脳新皮質へ中継する視床の問題でその体性感覚に大きな問題を発生させるのである。 その体性感覚は視床で処理され、対側の大脳半球に送られ、他にも自律神経系や賦活系にも大きく影響を及ぼすのだ。

整形的に骨や肉を考え、それでダメならペインクリニック的に。 通常はそこ止まり。 しかし先述の通り神経外科、神経内科、脳神経科的分野まで考え、スキルをあげてきた先生と、そうで無い先生の差が大きく広がったのだ。 小生の分野でもそれは例外では無い。

筋肉や骨格を診て治しての時代は終わった。 何も考えず教わっただけの神経学的治療など論外。 どれだけ患者と向き合い、その原因を絞り込むかが重要。 この2年で医師・治療の差は大きく開いたのだ。 勝負は此れからだ。

2012年01月07日

下肢三大神経克服でタイムアップ!

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下肢診断を行う場合、痛みを骨肉、痺れを神経のせいだと無意識・勝手に決めつけているケースを良く見かける。 根拠に乏しい状態で治療や改善トレーニングにあたってしまう。 痛みと全く関係無い部分が改善し、多少動ける、良くなったとしても、結局は根柢の痛み原因を取り除く事は出来ない。

特に腓腹神経、腓骨神経、外側大腿皮神経の3つをとことんまで精査出来れば、下肢痛でやって来るかなりの数の患者を治す事が出来る。 しかし、これが知っていても出来てはいない。

痛みの再現性をどう考えるかがとても重要になって来る。 今月もまだ始まって数日だが、下肢痛で悩むスポーツに打ち込む中学生の女の子が2名やってきた。 共に原因はほぼ同じ。 ちょっとした構造と生活・練習環境のストレスが悪いケースで咬み合ってしまったのだ。

除痛じたいは5、6回で何とかなるが、練習で全力を出せなければ意味が無い。 ここからが本当の治療。 痛みを取る治療の次は、痛みを出無くする治療を。 パフォーマンスアップは更にその次。 筋力向上、パフォーマンスアップと治療を同じに考えてはいかん。  簡単に治るものを治らなくさせてしまう。

春はもう少し先。 焦らずとも間に合うのだから。

2012年01月06日

麻生区に長年愛された柿生のスポーツクラブにアリガトウ。

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我が町、柿生に長年地元に愛されてきたスポーツクラブが昨年末をもって閉館してしまった。 

小生の前職時代の取引先でもあり、若い時は一時期担当もしていた事もある。 クラブスタッフの方々の人柄に惹かれ、当時よく足を運んでいた。 その縁もあり退社後、ある意味本来本業とも言える現職業を始めるにあたって、真っ先に力を貸してくれ、場所を提供してくださったのも、そのスポーツクラブの方々であった。 

麻生区だけに限らず、小田急線沿線の中でも長い歴史を誇る、先駆者的なそのスポーツクラブが閉館してしまった事は非常に悲しい。 これも時代の流れなのだろうが、小生にとっては良い事はコレっぽっちも無く、最後まで在席されていた会員さんと同じく残念である。

約二年半、クラブ内で治療院をやらせて頂いて事もあり、未だに多くの会員さんが治療にやって来てくれる。 クラブが無くなってしまった今月からは、数名の方が当院2階のコンディショニングラボで新たにトレーニングを始めたいと言ってくれた。 全く最新では無い小生の施設でも良いと言ってくれる方々に対して、指導は何処よりも最新で緻密なプログラムである事を保証したい。 まぁ、そんじょそこいらの運動指導員の何倍もネタもワザも豊富だからね。


改めてここで今までお世話になったスポーツクラブの方々と施設に感謝とお礼を言いたい。 お疲れ様でした。 


そしてお世話になった会員さんと、これから出会うであろう健康を求める近隣の方々へ、今後も我々が出来る事を全力で提供していきたい。

“すべての人のパーソナルトレーナーに!”

2012年01月05日

マラソン・ジョギング・ランニング、必ず絶対タイムアップ!

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何処も痛くも悪くも無い人であれば、練習や筋トレ、フォーム改善でタイムアップと考えるのが普通だろう。 だがもし膝や腰が痛いのであれば、それを治さずしてタイムアップは見込めない。

では、そもそも何で痛くなったのか? 筋肉が無いからという理由なら、痩せっぽちは全員痛くなる図式か? フォームフォームと言っても、フォームが悪い理由は何なのか??

痛くなるという事は、無駄な力が何処かにかかり、使えていないのだ。 良く考えてみれば痛くなる前からしっかりフォローしておけば、痛みはおろか、タイムの伸び悩みに苦しまずには済むのである。

トレーニングを教えるのかトレーナーだとしたら、治す人間とは別の存在。 言ったモン勝ちな職種だから、善し悪しを見極めるのは難しい。 だが、痛みや不具合を筋力だ柔軟性だと、すべて筋肉で解決しようとするとしたら、それは単なる筋トレ指導者である。 だからといって、何でも骨格の歪みのせいにするのも論外。 痛みをとるのが治療であり、注意、配慮をし、身体の世話をシッカリするのがケアである。 運動後の疲労回復をケアだと思っている人間レベルでは、痛みを必ず繰り返すのだ。

痛くない時は後先考えず運動し、痛くなったら痛みを取りに行き。 自分自身に大きく欠けているモノ、それを補う手助けをするのが真のトレーナーなのである。 巷に溢れる筋力・筋肉指導者、治療の出来ぬトレーナーは、単なる運動指導者。 決して貴方の悩みを恒久的に解決する事は出来ぬであろう。

サンフランに湘南、ホノルル、那覇マラソンと、ここまでは患者全員痛みも無く、無事完走で本人も満足。 まだまだこれから東京マラソンと、当院患者マラソン愛好者も予定盛り沢山。 痛みが出てからでは遅い。出る前だからこそ出来る事は沢山ある。 全ての患者へパーソナルトレーナーと成るべく、今年は更に力を入れて取り組むつもりだ。 

2012年01月04日

新年恐るべしパワーストレッチ…

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あけましておめでとうございます。 アッというまに連休も終わり、今日から完璧通常診療。


正月に限った事ではないが、連休恒例、長野に来たら早朝山岳ランニング。 斜度11~13%の山坂ばかりのコース。 全部が心臓ヤブリ。 平坦なんてアリャしない…

毎回初日ときたら、ソリャもう辛いのなんのって。 冬は6時、夏は5時の薄暗くひと気の無い時間じゃなきゃ、恥ずかしくて走れやしない。(爆

距離にして約10km、駅伝君たちの半分のスピードで半分の距離。 キロ3分で走っていた現役時代のカケラも無い。 試しに時折血迷ってキロ4分弱まで上げてみると、足より先に心臓が止まりそうになる。 _| ̄|○

しかし、今年の正月はちと違った。 コレがまた、初日から快調に走れた。 いつも初日苦しくて心臓出そうになる急な上り坂ポイントも難なくクリア。 全くもって心当たりもコソ連も無いのだか。

ひとつ有るとすればこの三ヶ月間、週3プラス自主練でやっていたパワーストレッチだ。 確かに参加した人は分かると思うが、通常のストレッチとは全く違う概念で行ったのだ。 しかも毎回部位もテーマも変えて。

体幹はもとより、細かい筋肉にも負荷がかかるように、しかも隅々まで血液の循環も考えたプログラムのお陰か、心臓のみならず四肢の細かい筋肉痛やハリも無い。

久々に毎回少々気が重くなるほど頭を使ってレッスンした成果が、まさか自分に出ていたとは予想外。

って事で、コレで調子乗ってやると怪我まっしぐら。 適度なサボりも必要ですわ。

今年もユル~く何かやってきます。リクエストも受け付けます。  皆様今年も一年よろしくお願いいたします。 m(_ _)m

2011年12月30日

今年も一年、麻生理学ヲアリガトウ。

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当院は本日最終診療日になります。 今年も一年ありがとうございます。

お陰さまで今年後半は新患さんも多く、そしてまた新たな患者層もありで、大変苦しいながらも前向きに取り組めた一年となりました。


そこで当院、小生なりの総括。


まず、圧倒的に小学生、中高生のスポーツを非常に熱心に取り組む患者さんが多かった事。 しかもその殆どが数か月も治らずやって来るケース。 本に書いてる通り、マニュアル通りの治療しか受けていないパターン。 大人と違う治療の工夫がゼロで残念。 コノ部分は昔、某外人トレーナーにも『そういう発想は無かった!』と言わしめた、子供も喜ぶ治療満載で。

次に、同じくスポーツを熱心にやってる患者なのだが、子供では無く、大人。 治せる治せないがキッパリ半分に分かれた。 これは症状では無く、性格。 昨日も書いたが毎月必ず一人来るのだが、基本熱心で集中型。 悪く言えば視野が狭い。 境目は前進する為の自己否定が出来るか否か。 出来ぬ者ほど、自分は出来ていると言う。 いやぁ~ホント、治せなかった。

もうひとつ今年の特徴は遠方からの患者が久々多かった。 地味~に場末で営む小生の院、人知れずコッソリで満足なのだが、ネットの普及か、はたまた小生のカリスマ性か!?(そりゃねーナ)、わざわざ遠いところから頭が下がる思いで感謝いたします。


最後に、これは一番大きかった小生的ナンバーワン出来事は、スタッフたちが大きくアップデートしてくれた事。 偉そうに振る舞ってはいるが、実は内心カナリビビりでヘタレな小生。 しかも過去に無く、様々な症状を受け止めざるを得ないケースも多く、そのいっぱいいっぱいな所をフォローしてくれた。 特に常勤している2名のスタッフに、この場を借りて感謝とお礼をしたい。 今年一年ご苦労様でした。 まっ、まだ今日一日激混みで残っているケドね。(笑)


多くの患者様にも多く教えられ、支えられた一年でした。 全ての患者様にも感謝とお礼申し上げます。
来年も更なる努力で邁進していく所存でございます。 来年も変わらぬご愛顧の程、何卒よろしく お願い 申し上げます。

2011年12月29日

鎮痛・鎮静、痛みのメカニズム。

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痛みというものは難しい。 時折暇な時スタッフ達に、時間をかけて痛みについての勉強をする。 痛みの勉強のスタートは紀元前からはじめる。

医学的に他人の痛みなど分かる筈はないのだが、シェークスピアのリア王の中で、焼いた火箸で目をえぐられるシーンがある。 そのシーンでは観客の誰もがその痛みに顔を歪める。 人間は経験や記憶によって痛みを共有する事も出来るのだ。

このように痛みとは様々な理由・ケースがあり、すべてが骨や肉にある訳では無く、しかも様々な理由が複雑にからんでいるケースも少なくない。

我々のような理学、徒手療法が全てを解決する事は無い。 時として製薬の方が大きく功を奏する事もある。 医師で無い以上、安易に製薬名を述べたり勧めたりする事は出来んが、神経内科やペインクリニックの受診を勧める事も年に幾つかある。 今年も幾つかあったのがリリカで知られているプレガバリンとノイロトロピン。 共に鎮痛薬ではあるが、作用機序が従来の鎮痛薬とは全く違う。 基本、神経の感受性を低下させるのだが、言いかえれば何らかの原因・理由で興奮状態になってしまった症状とも言える。

ウチの屋号のせいなのが、この手が原因と思われる患者の多くが、自分の身の丈を超えた運動のし過ぎ。 先日、トレーニングエラーの項でも話したが、常識を超えた負荷、ストレスが心身共にかかり過ぎ。 しかも本人はそれが全く100%間違えてる自覚は無し。 たとえどんなに説明をしたとしても。

骨肉は治せるが、流石に小生も性格までは治せん。 しかし可能性があるうちは見放すような治療は一切しない。 アセトアミノフェンの様な鎮痛薬であっても、ケースと使い方によっては認知症の改善事例も数多く報告されている。 

技術も知識も理論も、結局はそれをどう理解するかですべてが変わる。 来年はすべての人が良い方向へ向かう様、更なる研鑽をしていきたい。

2011年12月28日

何処へ行っても治らないほど治る。

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ウチだけに限らず、昔から我々のような民間療法院を訪れる患者の半数は、何処へ行っても治らないと言ってやって来る患者。 良くも悪くもあるが、ウチの場合は9割近くがそのケース。

有名な病院、色んな先生、名医だスゴ腕だと言うところへ何件も行ってやって来る。

治療の知識も技術も高いところへ散々行っても治らない。 


お陰さまでこんな不景気真っ只中でも、急性疾患でも無い者を無理矢理保険適応に突っ込んだり、癒しコースやバイトちゃんにサービスマッサージやらせて客寄せしたりもせず、こんな片田舎の場末の治療院でも、わき道逸れず治療一本で毎日予約が埋まっている理由は何であるか?!

ウチが何処よりも最新な高度先進医療を行う設備と知識・技術が備わっているかというと、そんな訳がある筈が無い。 書いていて自分が笑ってしまうほど愚問。


何処へ行っても治らないと言う患者に対して、一つ決めている事がある。  それは、 “アドバイスでは無く、提案だけをする” に徹している事だ。

アドバイスとは助言すること、勧告・忠告。 役に立ちそうな言葉をかけ、説きすすめ、心をこめて過ちや欠点などを直すように言う事 (三省堂「大辞林 第二版」より)なのだが、問題はそれらを患者が受け入れるかどうか。 どんなに正しい事を伝えたとしても、その情報が役に立たなければ意味をなさないのだ。

どんな治療しても治らない、良くならない場合、それは治らないのでは無く、治るのを何かが邪魔しているからなのだ。 誰にとっても目的は明確、それは良くなる事。 その為に今まで治らなかった事と違う角度から取り組む事が出来るかどうか。 技術・理論だけで治るのであればとっくに治っているのである。

我々がまず取り組まなければならない意識は、プライマリケアとしての自覚。 診断を診誤ってはその先には一歩たりとも進まぬのだ。 不治の病で無い限り、必ず治る糸口はある筈。 後はお互いが日々ひたすら、小さな事からコツコツと邁進するだけである。

2011年12月27日

今年最近昨今の整体院事情

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今年は例年に無く多くの整体院、カイロプラクティック治療院の知人同業者の廃業の話しが耳に入ってきた。

職業、企業の種や大小の差に関係無く、非常に辛い一年となった。 それは小生のところであっても決して例外では無い。 特にそもそも医療というものは、保険は特に儲けさす為では無く患者の為にあるものであり、ビジネスという概念がら外れて然りのモノなのだ。

そうはいっても潰れてしまっては、頼って訪れる患者を診る事すら出来なくなってしまう。

確かに昨今はネットの普及等で、誰もが多くの情報を手に入れる事が出来る時代になったが、それらを処理する人間側の能力や質は、決してそれに伴って向上してはいない。 むしろ残念な人間が増えてしまった。 可笑しな事にその情報の多さに埋もれてしまった可逆性か、より単純で分かり易いモノが受けているというのも時代の特徴であろう。 

知人でも無い近隣同業の宣伝にもなってしまうが、その近所で整体を営む若い兄ちゃんは、自分の選手としての経験を生かしたあるスポーツを前面に出し、そのスポーツに特化した整体院としている。 これは分かり易くて良い。 しかもそこから派生して他のスポーツの患者も必ず来る。 小生が患者なら逆に行くであろう。 むしろ今行って揉んでほぐしてもらいたいぐらいだ。

先述で “単純で分かり易いモノ” と書いたが、分かり易いは良いが単純は駄目だ。 質の低い消費者は双方が同じと勘違いしているが、より高度なモノを分かり易く提案してこそ、質の高いモノと言える。 それが分かるにはよほど頭が良いか、それ相応レベルの企業での経験があって身に付くもの。 小生もまだまだ諸々勉強中であるが、それでも最低限の事は前職、販社子会社孫会社であったが、在籍は短かったが最後の輸入商社で学ばせてもらった。 

やって来る患者の多くは、小生より遥かに社会の最前線でバリバリ働く企業人ばかり。 日々多くの事を患者は教えてくれ、学ばせてもらっている。 現金商売の会社ごっこで満足しているようでは、一生泥沼に沈む事だろう。 その沼にゆっくり沈んで行く事に気が付きもせず。 気が付いた時は既に手遅れであり、ならばむしろ気が付かぬ方が良いのかもしれない。

痛みで苦しみ、悩む患者を泥沼に沈んで行くのを見過ごす訳にはいかない。 それを全力で引きずりあげるのが我々の仕事なのだ。 不景気を理由に、目先の商売に決して走ってはいかんと、多くの同業者に言おう。 進むべき道を見誤るなと。

2011年12月25日

熱意がある先生を望む続かぬ患者

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昨晩は楽しいクリスマスの夜を過ごした事だっただろう。 クリスマスを過ぎれば今年も残り数日。 変な駆け込み需要が、我々の職業にも必ずある。 

毎年必ず年に2、3人くるちょっと特殊な患者。 年末に限らず、連休前に得てして多い患者の例。 初診時からキッパリ、『ウチ向きでは無い』と伝える事になるその患者。 症状や治療方以前に、その患者が求めるモノとウチが提供できるモノに大きな隔たりがあるからだ。

たとえウチがどんなに熱心に丁寧に治療や応対をしたとしても、他院では満たされなかった部分を補った違いの本質を見極める事が出来ないと判断したからなのだ。 実際、過去その患者が辿ってきた経緯を聞けば分かる事。 よほどその患者が目からウロコでも落として、物事を考えれでもしたら話しは別だが、その確率は100に、1000に一人ぐらいだろう。

だが我々はそれが仕事。 出来る限り受け止める努力を、来て頂けるうちは最善を尽くして取り組む。 しかし残念ながら何かしらの理由をつけて、必ず短期間で終了するのが現実。 何年も悪いと言いながら、出来る努力は僅か数回、数か月の治療。 そしてまた、『良い先生が見つかった』と言い、他院へと渡り歩く。

確かにどの先生も、自分なりに皆全力で熱意を持って治療にあたっている。 医学的、解剖学的に詳しいのは当然。 熱意があるのも当然。 その皆が持っていて当然である物の違いを理解出来ぬ患者ほど、治らず渡り歩く。 

昨今、ネット、ツイッター等でちょっと話しが合うだけで意気投合と言い、人とのつながりを大切にと言う、希薄な人間関係に気付かぬ輩があまりにも多過ぎる。 それじゃまるで近所で道ですれ違った人といきなり握手して、今日から友達と言うのと大差無い。 人を理解し、そして自分の本質と擦り合せる能力が大きく欠落しているのである。

双方が理解しあい、信頼はその上に築かれる。 景気も含め、真の日本の復興復活はこの部分にあるのだろうと小生は思う。 今年一年の経験を機に、日本人は改めて学ばなければならないのだろう...

2011年12月24日

一生マッサージ揉み屋、整体師のオヤジか!?

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昔から同業の仲間で集まると、話しはきまって将来の話し。 15年前でも夢と希望と不安のはざまで皆葛藤をしていた。

では現在はどうか?

不景気と数多くの不測の事態が重なった昨今、これからをどう考えるか。 しかもそれらを見越して現在をどう挑むか。 一生このまま今のままで、これから将来問題無く滞り無くいけば、誰でもどんな企業でも心配する事など何も無い。 仮に先細りせず行けたとしても、変わらぬ現状に果たしてやり甲斐や生き甲斐を見つけ満足できるか否か。


大切なのは本質を見失わない事。 それは電気屋が電気を売ってれば、飲食が旨いものを売ってれば問題無いでは無い。 旨けりゃ何でも良いのか、安けりゃイイのか、売れれば良いのかと言う事になって、いつの間にか本質本筋からどんどん離れて行ってしまうのである。

サービス業であれ製造業であれ、その先には必ず顧客、“人間”がある。 その“人”を一番に大切に出来ぬ者が、質の高いものを提供できる事など絶対無いのだ。

より人を大切に、より人に近づく為の努力と質の向上を目指して先に進まねばならぬのだ。

一生揉み屋のオヤジ、整体師のオヤジでも良いではないか! 他人が決めた作った資格やルールに頼ってでしか先へ進めぬ者、自分で自分の人生のレールを引く事も出来ぬ人間より百倍マシだ。

人生のゴールは金でも地位でも名声でも無い。 次の世代、次の時代へ未来へつなぐ為の存在の一部として、自分の役割を社会に果たせるかどうか。 多くの患者は健康に対して一番大切な何かを、大きく見失ってやって来る。 我々の仕事の存在意義は其処にある。  大切な人間としての繋がりを忘れてはいけないのである。

2011年12月23日

年末・祭日でもぎっくり腰で営業中。

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先週でぎっくり腰患者来院はひと段落。 寒いこの時期は、皆動かないし無茶しないから意外にもぎっくり腰は少ないもの。 しかし昨今は以前にもまして連休も多く、余暇をみっちり満喫で一年中ぎっくり腰はやって来る。 今週はそんな患者のフォローが中心。 

それともう一つ。 多くのスポーツがオフシーズンに入ったせいか、若いスポーツ選手が多くやって来る。 今からであれば、たとえ折れていようが切れていようが、来春来シーズンまでには間に合う。

昨日も足関節部靭帯断裂を疑われ、整形からの転院。 多くの選手、患者は、所詮電気とシップ程度で様子見に不満と不安でやって来る。 実際はやる事、やれる事は山ほどある。 それを一つ一つ、話し合いながらやって行くだけ。 小さな事をコツコツと。

祭日もクリスマスも関係無く、年内通常通り診療中。 お正月に不本意なお年玉を貰わぬよう、お気を付けあれ。

2011年12月22日

腰痛・ぎっくり腰の原因・治癒の確率とヒッグス粒子

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世界中の物理学者が40年もの間、求め続けた、全ての物の質量をつくり出す素粒子と考えられていたヒッグス粒子の存在が、12月13日に欧州合同原子核研究機関(CERN)の「ATLAS」実験グループによって99・98%の確率で見つけたと発表した。

全くもって専門外なこのニュース、物理が得意と言っても所詮高校生レベル物理の小生のオツムじゃ、到底理解など出来んので、これ以上は深く触れるのはよしておこう。

素粒子についてはよう分からんが、何が言いたかったかと言うと、99・98%というその確率。 素人が99・98%と聞けば、ほぼ100%で決定だと思うのだが、物理学の世界では、99・98%じゃ「アリそうだよ!?」レベルだそうだ。 存在の確認を断定するには、99・9999%の確率に達して始めて断定なのだそうだ。

しかしスポーツはもとより、医学・医療の世界では60%、70%の確率でも効果的だ!間違いナイ!!となってしまう。 

確かに臨床の場では、ケースによっては手をこまねくより、少しでも現状改善をはかる為に取り入れる事はある。 しかしそれは研究・一線を画さねばならぬものなのだ。 昔から小生が腹立たしく思うのが、その低い確率をさも今世紀最大の発見と言わんばかりに講習会を開き、本を自主出版する輩が、医療・治療に携わる人間に多くいる事なのだ。

人間の痛みや辛さは、解剖学的要因が全てでは無い。 その理由・原因は患者の生活や性格に多く依存する。 理論だけでは無く、様々な角度から多角的に診てこそ、始めて診察と言える。 理論ですべてを証明するのも無理であれば、すべてを心的要因のせいにしても駄目だ。

確かにどんなに優秀な医師や治療家であっても全ての人を治す事は出来ない。 しかし目標はあくまでも100%。 70%、80%で世界をとった気になってはいかん。 

膝を突き合わせて患者と向き合う事。 其れこそが患者にとって最も必要な治療の第一歩。 目標、志は高く、患者との目線は低く。 100%に近づける努力はそこから始まるのだから。

2011年12月21日

メンズ限定イブ企画 『М:i-2R』!!

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今年も早くもクリスマスシーズンがやってマイリマシタ。

しかし! 浮かれる世間をよそ目に淋しい...  イヤもとい、他人や世間に流され左右されない、強い自分をお持ちのアナタ!! 24日クリスマスイブに集合してメシ食いに行っちゃいマショウ!(勿論、壮大なオチ有り。)

タイトルにはメンズ限定とありますが、もちろん女子の参加も大歓迎!! 

アンジェリーナ・ジョリー、もしくはミラ・ジョヴォヴィッチばりの逆女子力最強の貴女の参加もお待ちしております。  (ちなみにウチの女子スタッフは「とんでもない!!」と参加拒否してオリマス。 )


作戦コード名は、『М:i-2R』(ミッションインポッシブル 2R)
( 感のイイ方は既にお分かりか?! 笑)


集合時間は18時~19時前後。 参加定員は車の都合上7名。 残り3名。既に4名の勇者が参加表明しております。(爆

我こそは!! と言う猛者、勇気ある参加申し込みお待ちしております。(笑)


(不景気極まりないこの時期に、コンナ不真面目企画やってる場合じゃナイ気もするが...  まぁ、ウチらしいと言う事でご勘弁を。)

2011年12月20日

柿生駅前、新百合ヶ丘~六本木クリスマスイルミネーション

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今週末にクリスマスを控え、先週はどの街も人で溢れていたようだ。 一年で一番と言っていいほど、皆が買い物や外食をする時期と言っても過言では無いだろう。 昨日も珍しく都心へ足を運んだが、人の多さにもビックリしたが、小生がイメージしていたよりは多くのクリスマスイルミネーションが街を彩っていた。

今年は云わずと知れた大きな災難が日本を苦しめたが、お互いを思いやり助け合う、世界に誇れる日本人の国民性を改めて実感した人も多かっただろう。 落ち込むだけでは無く、前へ向かって行く姿勢。 それもまた日本人たるところであろう。

患者と話しをしていると、節電節電と騒がれているせいで、この時期のイルミネーションまで全て無くなってしまうのではと懸念していた人も多くいたが、我が町柿生の駅前にも電飾に飾られた大きなクリスマスツリーが今年も飾られた。 数年前から始められた新百合ヶ丘駅前のイルミネーションも、若干シンプルにはなったようだが、今年も道行く人たちの目を楽しませている。

節電、縮小、我慢も確かに大事だが、人の心までも縮こまる事はしたくは無いものだ。 家族の為、大切な人の為に頑張るように、何かを励みにして頑張ったって良いだろう。 日々の生活に感謝する為に、明るい街や社会を発展させる為に昔から祭りがあるように。 こんな時期だからこそ自分だけではなく皆の幸せの為に、一人一人が頑張らねばと。   今年、クリスマスイルミネーションの明かりが、そんな事を語ってくように思えた。

2011年12月18日

柿生・鶴川・下麻生、野球少年少女大募集!

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今回は宣伝デス!

野球はリトルリーグでしかやって無い小生、しかも技術もさ