昨日も自営業をされている患者さんと、何処で商売をするかと言う話になった。
会社員でも、少しでも自宅の近くで働く方が良い人(若い女性が多いわな)と、いやいや少し離れている方が良いだろと言う人に分かれる。
その患者さんとも、 “全ての人にとは言わないが、少しでも多くの人にとは思う” と言う意見はもの凄く一致した。
俺の様な整体院・治療院は、昔からダメな奴ほど地元や自宅に近くでやりたがる。
では何故地元でやりたがるのか?
例えば土地勘が、地の利があるから、知人が多いから、通勤が楽だからてな感じだろう。
だが、ウチの様な所に来る患者の大抵の症状は、折れても切れてもいない。 骨や肉では無い、他の部分の問題。 良くならない、治らない理由がどこかにある。 頭の先から足の先まで健康に良い、身体に良い事をしていれば違ってくるはずだが、誰しもそんな事は無い。 だからその違っている部分が他人より多いのだ。
その間違っている部分を見つけて、指摘するのが俺の仕事。 気に入られたいと言う気持ちを捨てた時、患者が増えた。 そりゃ嫌われたいとは思わないが、嫌われることを恐れたら何も言えない。
気に入られる事が目的では無く、治す事が最大の目的だ。
病院、医者、歯医者だって、あんだけ勉強して努力して先生になっても、「あそこはダメだ」 とか 「あそこは下手だ」 と患者は素人のクセに勝手な事を言う。 そう言うモンだ。 大先生でもそうなのだから、俺らみたいな仕事はその何倍も文句は言われる。 その覚悟ぐらい出来てなければ始める以前の問題だ。
指摘された患者は顔は笑っていても、あまりHappyな気持ちにはならないだろう。 だからそれが知人・友人、子供の同級生同士の親だったりしたら、更に気まずい。
患者は一生来るわけで無い。 治ったら来ないし、嫌われても来ない。 仮に治って来なくなったとしても、町ですれ違ったら 「○○さん、最近どう?」、 『ま、まあ調子良いよ』、 「あ、あっそう」、 『じゃ、じゃあまたね』 になる。 嫌われて来なかったら更に気まずい。
年齢や経験を積んだ先生にもなれば、そんな町の言葉も吹き飛ばすぐらいの器になってくる。 その時はガツンと自宅で、 『いつでも来んかい!』 ぐらいで診るだろう。
て事で答えはコレマタ簡単。 若いか、開業数年で、近所・地元と言うところはよく考慮する必要がある。
先生が、 “治したい” という気持ちを最優先に持っているかどうかを見抜いて欲しい。