こういう会社で働きたかった。

自宅の近所に、ある自動車修理工場がある。 十数年毎朝毎晩、その前を通勤で通っているのだが、あまりにも近くなので最近まで訪れた事が無かった。 先日そこへ車を車検で持って行った。

年々少しづつ規模が大きくなっているのかなぁ~程度にしか気にも留めていなかったのだが、昨年たまたまネットでそこの評判を目にし、遠方からも車好きが集まって来るほど大人気な修理屋さんだと言う事を知った。

昨年一度、軽自動車のエアコンの整備をお願いしたくて訪れたのだが、とにかくみな丁寧。 ただ単純に言葉使いというレベルでは無く、全員が車が大好きというのが伝わって来る。 皆が手を止め覗きこみ、色々楽しそうにあーだ、こーだと修理談議。 嬉しさがこみ上げてくる。

どうやら現在は30代らしい息子さんが社長さんで、70代と思しき父親が会長。 他にも30代を中心に社員が10名近くいた。 しかもその会長さん、現在もつなぎ着て、油まみれの現役整備士。 凄い!

先日訪れて改めて思った。 もっと若い頃、こういう会社、職場に勤めれば良かったなぁ...と。

本当に身につけねばならない、人生として経験せねばならない事。 それは絶対知識でも資格でも無い。 どんに博学、高学歴だとしても、陰口、捨てセリフ吐くような人間にだけにはなってはならぬのだ。

真剣に履歴書書こうかナ。(笑)

子供の我がまま、大人の我がまま。

今日は、と言うよりいつもの愚痴の日記を。

最近不調なんですわ。体調では無く、仕事。 タマタマなのか、そういう時代なのか、特に一般新患が。 今年に入ってずっとイマイチ。 今週もまた。

基本、紹介以外の新患はとっていないとHPに書いているのだが、そもそもHPを読んでない。 しかも優しくないですよ!とまで自ら書いているにもかかわらず。

特徴的なのはイマイチ順に、情報を精査すると言う部分に食い違いが多い。 「え゛ー!そぅなのぅ~~」とはなっても、「ああ゛~ナルホド」なんて会話には微塵もならず。 

どれがホントでウソか、どれを信じる信じないでは無い。 単純な事で、現状を変えるには現状の逆を考え、逆を受け入れ取り組めば良いだけの話し。 小中学サッカー少年たちの方がよほど出来る。

身につけねばならぬのは情報では無く、正しい知識。 見聞きしたところから先の話し。

好き嫌いを無くしましょうとか、人が嫌がる事を進んでやりましょうとか、子供でも学校で習うのに、大人が一番避けて通り、自分のやりたい事だけを押し通す。 まぁ、毎度毎度だが、改めて我が身を振り返る日々である。

妊婦さんを受け止めると言う事。

常に必ず一人二人、妊婦さんの患者さんがいる。 米国で開業している同業の米国人の知人が、いきなり初診初対面の妊婦さんはそう多くは無いと言っていたが、やはり日本でも飛び込み初対面は少なく、既存患者さんがヨロシクねが殆ど。

妊婦の患者を受け止めるにあたり、凝りだ張りだ筋肉だ、歪みだ骨盤だ、鍼だお灸だ此処に打てば逆子がだと、教わった事をやるのは当たり前で最低限。 不安でデリケートなその時期その前後を、どれだけ理解するかが重要であり、その出産後までをも考えてこそ、今の治療がある。

子供の運動発達の遅れ、この部分を小生は特に重きを置き、妊婦さんの患者と接している。

たとえばハイハイやつかみ立ち、その時期や状況についてシッカリ診れるか?!  消えるべき反射、出現すべき反射、例えば消えるべき反射、原始反射の消失する時期と意味が大変重要であり、ATNR(フェンシング肢位)や手掌把握反射、足底把握反射、パラシュート反射など、寝返りやつかまり立ちであり、原始反射の反射中枢で脊髄・橋であり、大脳皮質の発達・抑制を考える事が出来れば、身体の中で今どういう状況が起きているのか正しく診断できるのだ。

だが、出来ないからと言って異常と言う訳では無く、ただ単純に立つ事を嫌がる子供に見られるだけの可能性も有り異常ではない事もあるだ。 適切に正しいタイミングで専門医の受診を促すためにも知識は必要であり、それが出来るから妊婦さんを受け止められるのである。

情報は正しく使えねば知識では無い。 専門家を言われる為には言われる為の努力がある。 またそれを信じるお互いの努力が形成出来ない人間関係の場合、あとは結果自然治癒を祈るしかないだろう。 人を疑ってかかる事しか出来ぬ人間ほど、自分で自分の事が分かっていないものなのだが。

出産後、小さな赤ん坊を抱えてやって来るお母さんに、不安無くいつまでも笑顔でいてもらえる治療、小生がもし女性で妊婦なら、そんな先生に診てもらいたいと思うだけである。 ただ単純にそれだけであり、患者であれスタッフであれ、ソコ理解しあえる人間と付き合いたいと願う今日この頃。

アイデンティティーの喪失

先日、自宅近所の家が最新型の車に買い替えた。 CMでも見ていたその車、実物を見たらやはりカッコいい。 デザインが今どき。 しかしそんなデザインも、必ず5年10年経つと色あせて見えてくる。 デザインとはそういうものなのかも知れないが、だが中には色あせず永く多くの人に愛されるデザインもある。 その差は何か?

前職時代、会社に居たデザイナーの人間と酒を呑みながらデザインについて語り合った事がある。  ただ単純に可愛いカッコいいデザイン。 それも良し。 だがそのデザインに歴史やアイデンティティーを見出せてこそ、永く多くの人に愛されるデザインになるのではないかと、そのデザイナーが言っていた。

昨日もあるコラムで、『牛丼の吉野家が60年続けてきた、インターネットには真似出来ない事』と言うのを読んだ。  それは他の牛丼チェーン店と違い、券売機を導入しないと言う事である。 創業以来続く、「お客様にあい対して接客する」というポリシーを貫いているからだそうだ。

その商品、そのサービスを通して何を見るか? 昨今、自分の欲や主張を全面に押し出す傾向が大変強い。 改めて我が身を振り返る。

筋膜とか促通とか受容体とか。

この5年ぐらい急激に増えたランナー患者。 世にアスリートフットなるランニングシューズショップがやっとこさ現れた昔から考えると、良くも悪くもおもろい時代になったモノだ。

フツーに考えたらジョギングなん、て最も地味で面白みの欠片も無いスポーツの代表例。 にもかかわらず、何故ここまで猫も杓子もブームになったのか?

健康に対する意識が高まったという意見。 それは当然あるだろうが、では何故痛めるまで走る、痛めても尚まだ走りたいと言うのだろうか?!  他の多くのスポーツのように、うってぶつけて捻って痛めるスポーツとの大きな違い、この問題点の重大さに気付き、どれだけ真剣に向き合えるのかが最大の争点となる。

此処で少し面白い小生的なデータなのだが、運動止めたくない、自称スポーツ好き前向き人間ほど、流行りのトレーニング、最近だと筋膜やら神経促通やらに興味を示し、結果好きな事以外長続きしないパターンが多い。

趣味は趣味。 趣味の範囲を超えるとはどういう事かまで、治療の範囲で言うつもりなど更々無い。 が、其れを言える時間と立場の人間がいる。 スポーツトレーナーだ。

だが残念ながら、その多くのトレーナー自体が素人と同じ目線レベルで筋膜やら神経促通やらに執心。 ちょっと知識がある程度。 そもそも筋膜で痛みが云々なんて、30年以上昔から治療家の間では最新だと言われてだ。 

設備やテクニック、他には無い!ウチだけ!!なんてうたってる者ほど腕が無いと、昔の諸先輩方はよく言ったものだ。 振り返れば結果カラッポ空回り。 一番身に付けなければならない事、そんな事を患者であれスタッフであれ、これからも求めるものに出逢えれば伝えていきたいと思う。

認知症リスクに良い飲酒量、悪い飲酒量。

昔から、酒は百薬の長と言いますが、果たしてどの量が適量なのでしょうか?!

以前から中等度までの飲酒は認知症予防に効果的ではあるが、過度の飲酒はリスクをむしろ増加させる可能性があると言われている。 先月、海外からその適量についての研究報告があった。

それによると、1日当たりのアルコール摂取量が12.5g以下であればリスクが低下し、6gではリスクが最も低く、逆に38g以上ではリスクが高まる可能性を報告していた。

たとえばアルコール度数5%のビール310mLを23杯/週以上飲むと、認知症リスクが10%上昇するそう。 しかし適量ならばリスクは低くなるのだが、こんな事書くと喜んで毎晩晩酌する輩も増えるのだろう。 書きたくはないのだが、その適量とは最大12.5g/日までで、先述の5%310mL。 最も良いのは約6g/日。 缶ビールは一日半分以下って言う事ですわ。 350mLはオーバーですぜ、旦那!!(笑)

炭水化物摂取量が減るとリスク増大!

今日はサクッとコピぺで、糖尿病の話し。

医療、薬は日進月歩。 比較的新しくて、良い2型糖尿病治療薬があるのだが、正常血糖糖尿病ケトアシドーシスを生む可能性があると言われている。 しかし一部の症例の根底には低炭水化物食が潜んでいるかもしれないと、京都の大学が研究報告していた。

日本人の2型糖尿病成人患者24例を14日間、総エネルギーの55%を炭水化物(主に白米)から摂取する高炭水化物/高グリセミック指数群、55%を炭水化物(主に玄米)から摂取する高炭水化物/低グリセミック指数群、40%を炭水化物(主に白米)から摂取する低炭水化物/高グリセミック指数群の3群のいずれかに無作為に分けて調査。  全群で1日当たりのカロリー摂取量は1,800kcal。 そして最後の7日間、1日1回朝食前にSGLT2阻害薬を2.5mg服用。

服用開始後、全例でケトン体の産生が亢進。 1日目と8日目のケトン体濃度は、3群間で差がみられなかったのだが、しかし15日目までには、低炭水化物/高グリセミック指数群のケトン体濃度が他2群と比較して有意に増加したそうである。

こういう事に日常から接している医師の方ではない、聞きかじり読みかじりの素人アドバイスは、多くの危険が潜んでいる可能性があるのである。 ネット情報で右往左往、皆で我が身を振り返ろうではないか。

北米、英国で耐性菌流行の原因

2006年から英国で流行していた重度の下痢の症状は、抗生物質の過剰使用が誘因となっていたことが新たな研究でわかったそうだ。

調査の結果、フルオロキノロン系の抗生物質を減らす事で、流行が抑えられたとの結論に達した。 他地域でも、北米などのフルオロキノロンの処方が制限されていない地域では、英国と同じC. ディフィシル感染症が依然流行しているという。

以前にも一度だけ抗生物質の過剰使用について記事を書いた事があるが、医師が何故か情に使用してしまうかを問いただすのかが、理論や理屈で分かっていても、海外でもなかなか難しいそうだ。

最近多い、部活・クラブチームでの無意味なコアトレ、体幹トレーニングのせいで傷めてやって来る子供の患者が後を絶たない。 真の啓蒙とは難しいものである。

アルツハイマーが回復する可能性

つい先日、日本の国立精神・神経医療研究センターのプレスリリースで、ラット由来の神経細胞モデルを用いて検討した結果、アルツハイマー病が回復する可能性を発表していた。(http://www.ncnp.go.jp/press/release.html?no=331

昨年から、素人ながら少々訳あってこの分野の学習に着手しているのだが、日々進歩している事実に感動と感謝の念を日々抱く。

詳しい内容は上記リンクをクリックしてみてはしい。 スポーツ選手やアイドルに憧れるのも勿論良いが、陰ながら日々活動する方々の存在にもっと目を向け、尊敬と憧れを持ち、これからの世界を心底支える若者が増える事を望む。

運動と炎症

運動と炎症

米国からの報告。 20分の中程度の運動で、炎症関連免疫細胞が5%減少することが研究で分かったそうだ。

20分間のトレッドミルで走って、その前後で血液検査というもので。 運動することで免疫や細胞レベルに変化が生じるのだと、研究者は述べていた。 しょっちゅう患者に「どのくらい運動してイイの?!」と質問されるが、経験的に昔から20分!と言い続けてきたのだが、まんざらテキトーでは無かったようだ。

痛いから辛いから、固定、安静、また来てねっ! 的な治療に疑問を持て!! ジッとしていて治らぬのなら、残る答えは明白だ。 問題は身体にあるのではなく、性格にあるのだと自覚するのが最大の解決策なのである。 変わらぬのも性格なら、変えるのもまた性格なのだから。